日常茶飯

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#115 
目次

大晦日

 年の瀬になってから急に寒くなったが、漸く例年どおりの冬になったに過ぎない。 スーパーに行くと正月の買い物客で賑わっていた。 買い物のリストを書き付けた紙を片手に持ちながら、忙しげにリストの品を見つけてはカゴに入れて、 次の場所へと行く人たちを何人も見かけた。

 蕎麦屋はいつものように店先にテーブルを置いて、持ち帰りの年越し蕎麦を売っている。 生の蕎麦とストレートつゆで、持ち帰るのに、このつゆがけっこう重くて邪魔になるのだが仕方ない。

 最後は、総菜屋が並ぶ売り場で天麩羅を買い求めれば終わりなのだけれど、 その天麩羅屋の前に長い行列が出来ている。 他の店では誰も並んではいないのに。 驚いたなぁ。 尻に並んでいると、ちっとも前が進まない。 そのうち、何の列か知らンと見物人がやって来る始末で。 まあ、皆さん年越しに天麩羅蕎麦でも食べるのだろう。 買い物が済めば、ことしはこれでお終い。
'08年12月31日

見つけた

 ことし中にやるべきことに目処(めど)が付いた。 まだ、何か残っているような気もするが、まあ、いいや。 年末になっても余り寒くないのは不思議である。 急に冷え込んだ日もあったけれど、冬型の気圧配置は長続きしないのだと、 NHKニュースで気象予報士の半井(なからい)さんが云っていた。

 ことしの<収穫>のひとつは、古今亭志ん朝のDVD全集がでたこと。 きょねんの暮れごろに噂を仄聞したが、本当かしらンと云う感じはあった。 「上巻」がでたのは3月26日、「下巻」は10月1日で志ん朝さんの命日である。 あわせて16枚、44高座の映像を堪能した。 『明烏』や『真田小僧』などがないのは残念だとしても。

 お話変わって店を探していた。 休日に気楽にひとりで入れるパスタの店。 誰かと入る店はあるのだが、ひとりで入って本でも読みながら午飯(ひるめし)を、と云うのがちかごろ無くなった。 以前はあった。 が、それが閉店したり、或いは店の雰囲気が変わり騒がしくなったり。 ひとりで本を読みたいのだから、静かな店でないと困る。

 そのうえ手頃な値段でないと駄目なのだが、見つけた。 以前から知っている店なのだが、 本来は多人数で利用するような店で、外から見るとそんな客で一杯である。 まあ、そんな客の一匹として食事したことは度々あるのだが、 このお店は奥が広いのである。 手前には多人数の客がそれぞれのテーブルで、食事を愉しんでいるのは判るから、入りづらい。 で、試しに入ってみると案外と奥に通されて、ひとり分のメニューがあるのだ。 奥があったのだなあ。 見わたすと、ひとりだけの客がいる。

 見つけたと云う気分で、ボンゴレを注文して本を読んでいて、そのうちボンゴレが現れて、と。 食べた後には、エスプレッソ・コーヒーが出て来る。 紅茶もでるよ。
'08年12月19日

相棒

 テレビ「相棒」の第九話「レベル4・後編」をみたけれど、 サブタイトルは<薫最後の事件>。 このシーズン7が始まるとき、<亀山薫>の寺脇康文が特命係をはなれるとは知っていた。 それで、きょうの番組で最後になったと云うことらしい。 番組が終わって元旦スペシャルの予告である。 なあんだ、来週はないのだ、と思ったが。 考えてみればもう年末なのだ。でも、水曜日はまだ2週間ある。 尤も、2週目は大晦日だけど、つまりテレビ朝日は来週は安くて莫迦げた番組になるのだろう。

 テレビ朝日は「相棒」ぐらいしかみていないのだけど、今後このドラマはどうなるのか知らないが。 劇場版は売れたらしいが知らないし、 本屋には朝日新聞の出版の文庫が置いてあるのは知っているけれど、興味もないので知らないのである。
'08年12月17日

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