扇子(せんす) 長年使っている扇子が壊れ掛かっている。 気がつけば、扇面の布が解(ほつ)れていて僅か1センチの布で首が繋がっているようなもの。 随分使い込んだから、そろそろお陀仏かなと云う気もするが、何だか残念ですな。 京都のお職人さんがこさえたもので百貨店で求めたンだが、気に入っていたのにネ。 ま、暫くは使えるのだが。 で、扇子を求めてまえの百貨店に出掛けたら、これが驚いて仕舞った。 何故か、この百貨店では扇子は紳士服のフロアーにあって、婦人物といっしょに売っている。 つまり、婦人服のフロアーでは扇子を売っていない。 まあ、百貨店とは妙なところで、フロアーごとに店員さんが制服を着ているのだけれど、 ほとんどは百貨店の人ではない。 たいがいはメーカーから派遣された人で、百貨店の制服を着ていて、 買い物すると、その百貨店の包装紙で包んで渡してくれる。 これが百貨店。 だから、本物の店員さんを探すのは難しいが、実はにせものの店員さん(メーカーの人)の方が頼りになる、 と云うのが百貨店。 いや、これに驚いたンではないですヨ。 扇子の売り場には色々とある。 婦人用の扇子と云うのは短いものがあって、 中には仕込み扇子と云うのか、引っ張ると扇子の長さになる。 こんなものまである。 そんなことはどうでもいい。 よくみれば中国産である。 日本の扇子が中国産である。 つまり扇面は日本で用意して、骨の竹は中国に渡して制作するようになったのだそうだ。 国内で竹の生産が衰えて、5年前からそう云うことになったと云うそうだ。 |
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夏至 きょうは二十四節気の一、夏至(げし)。 梅雨の真っ盛りで、湿度が高くむしむしする日が続いている。 そうなると除湿器の出番である。 このところ一日中運転してて、夕方にタンクに貯まった水を捨て、朝起きたときに捨ててと、 空気の湿りが目に見える形で水になるのは何だか知らないが気分がいい。 湿度は60%を超えなければいいのだけど、 50%あたりまで除湿すると過ごしやすい。 よく、湿度が下がると体がおかしくなって駄目だよと云う人がいるが、 はなしを聞いているとエアコンのドライ運転のことだったりする。 そうじゃない。 除湿器で適度に湿度を下げていれば、多少気温が高くてもエアコンは必要ないのである。 除湿器とは、湿った空気を吸い込んで乾燥剤の中を通して乾燥した空気を吹き出す。 その水分は熱交換機内で水滴となってタンクに貯まる。これが仕組み。 少し室温は高くなるけど、エアコンとは違う。 エアコンのドライ運転は、冷房運転と基本的には同じで、緩めに運転しているに過ぎない。 まあ最近は、気温を下げないでドライ運転するエアコンもあるが、あれは高い。 機内のお掃除もするそうだが。 除湿器の本来の出番は洗濯物の室内乾燥である。 うちでは、雨の日の洗濯物は脱衣室につっかえ棒をつっぱっらかして洗濯物を吊って、 除湿器をタイマーで運転している。 雨の日は重宝してるようだけど、最近どうも除湿器の調子が悪い。 普段、部屋を除湿するのは問題はないが、 (服を乾燥するときの)高速運転すると、やがて止まって仕舞うのである。 <点検>と云うランプが点滅するン。 停止ボタンを押しても反応しないのでコンセントを抜いた。 多分何処か壊れたのだろう。 で、取扱説明書をみると、フリーダイアルではないンだ。 全国共通番号と云うもので、しかも修理料金は、技術料、部品代、出張料で構成されます。 と、驚いた。 |
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