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'00 羽山籠もりと木幡の幡祭 |
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平成12年12月3日(第1日曜日)に 福島県東和町の木幡地区で行われる祭りです。木幡第一小学校で午前8時半頃から式典が始まります。婦人会の踊りや餅つき、太鼓演奏、幡をもって競争など行われます。10時半頃、出陣の太鼓を合図に木幡山まで進行し、途中で食事のため休憩し、代表者によるカラオケ大会行ったりしながら、羽山神社・隠津島神社本殿に到着します。
食事後(午後1時頃)集団は二手に分かれて行進します。幡コースと権立コースの二つにわかれ、権立コースでは途中羽山神社では羽山籠もりの神事をおこないますが、終着は隠津島神社本殿で同じ場所になります。
この祭りの「幡祭」は約900年前の前九年の役(1051〜1062)の時、源頼義・義家親子が安部貞任軍との戦に敗れ木幡の地にきて、木幡山で戦勝祈願をしたところ、雪が降り木幡の山の樹木が源氏の白幡に見えたため、追走してきた安部貞任軍は戦わずして敗走した故事によるものです。この地で軍勢を立て直した源頼義・義家は陸奥の国を平定する事に成功しました。
「羽山籠り」は羽山神社で大きな岩の割れ目をくぐり抜けることにより、生まれ変わりの神事として貴重だと思われます。

●幡の競争 ●行進

●権立 ●道行き

●休憩中の地区対抗カラオケ大会 ●羽山籠もり

●羽山籠もり ●終着の神社で

●万歳三唱で解散 ●帰り道
(この写真の原画は8月にオリンパスギャラリーで展示します)
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