CPU | Z80A(4MHz) |
メインメモリ | 64kByte(最大576kByte) |
画面表示 | 640×400ドット 8色 |
サウンド機能 | PSG 3音(オプションでFM音源) |
補助記憶装置 | 5インチフロッピーディスク(2D) |
シャープの洗脳からまだ開放されていなかったため、 またしてもMZシリーズの機械を購入したかったのですが、 すでにMZにロクな機種がありませんでしたので、 同じシャープ(事業部が違いますが…)のX1turboを購入しました。 当時としては高級な機械でしたので、購入して2年程は快適に使えました。 購入から半年後にSuper MZ(MZ-2500)が発売された時は少し悔しかったです。
オプションのメモリボードには64kByte分のRAMが載っているのですが、 このメモリボードに自分でRAMを半田付けすることで、 256kByteのメモリボードになります。 本体のハード自体は、512kByteまでの増設RAMをデコードできます。
この機械もBASICインタープリターのROMを持たない「クリーン設計」 なのですが、BIOS ROMというのを持っています。 BIOS ROMというのは、モニタROMを大幅に拡張したもので、 さまざまなシステムサブルーチンがつまっています。 また、「パソコンテレビ」と銘打って、 200ラインモードではTV画面とPC画面の重ねあわせができます。 ちなみにこの機械のディスプレイは、今でもテレビとして愛用しています。
余談ですが、この機械は志望高校に合格したお祝いとして、 「高校に入ってからもちゃんと勉強する」ということで買ってもらったのですが、 この機械のおかげで成績は下がり続け、しまいには落ちこぼれになってしまい、 怒った親に「大学に受かるまで使うな!!」と物置に押し込まれてしまいました。 それまでも、テストで赤点をとったりして、 接続ケーブル没収などの憂き目をみていましたが…。
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