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■ 増設リモコンの製作 - How to make an Extra Remote Controller -
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純正のリモコンに併設するリモコンスイッチを作ります。
増設リモコンの材料
- プラスチックボックス:20mm×40mm
- 蛇の目基板:20mm×40mm
- 基板用スイッチ:1回路1接点、LED付き、2個
- 抵抗器:1.5kΩ、2個
- ケーブル:4芯シールド、2m
- T型金具:建具用
- その他:両面接着テープ、プラスチック用接着剤、タイラップ、インスタントレタリング、透明スプレー塗料など
材料の詳細は後日別表で掲載します。
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スイッチボックスの製作
まず、プラスチックボックスを必要な大きさに切ります。鋸はピラニアソーが使いやすいでしょう。
防水を考えて蓋の方を下にして黄色の線でカットします。写真では蓋がついたままですが、蓋を外した状態でカットし、蓋は部品などを組み込んでから現物合わせで切った方が確実です。スイッチを付ける穴を開けるため赤線の内側を切り抜きます。穴の大きさはスイッチのボタンがぎりぎり出る大きさにします。スイッチ本体の方がほんの少し大きいので、この差を利用してスイッチをボックスに固定できます。また、ボックスの右側にケーブルの出口用の穴を開けておきます。
 LED内蔵のスイッチです。基板取付け用ですから、足のピッチは写真右の蛇の目基板にピッタリ合います。
スイッチボックスの大きさに合わせて蛇の目基板を切り、スイッチを2個並べて付けます。スイッチは基板の表(銅箔の付いていない方)から差込み、裏側で足をハンダ付けして固定します。LED点灯に必用な抵抗器も基板の裏にハンダ付けしておきます。
- 基板の裏側から見た実体配線図です。
- R1,R2は抵抗器 1.5kΩ(1/8W)
- ケーブルが4芯だったので、アース配線はケーブルのシールド線を使います。
基板上の配線が終わったら、ケーブルの芯線をハンダ付けしてボックスの中に基板を固定します。ここでのポイントは防水対策です。左の図の赤い部分が接着個所ですが、特にスイッチの本体とボックスが接する部分は丁寧な接着が必要です。接着剤が多すぎるとキートップに付着して動かなくなります。反対に少なすぎて隙間ができると水が浸入しやすくなります。ケーブルの出口もコーキング材などで防水対策をしておきます。 基板が固定できたらスイッチの動きを確認した後、ボックスの蓋を適当に切ってボックスを密閉します。
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