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| カーステレオ用増設リモコンの製作 - Extra Remote Controller for Car Stereo - | |||
R1100RTの純正カーステレオ用リモコンは操作しやすく便利ですが、音量とSEEKのボタンしかないのが不満という方も多いと思います。私が使っていて不便に感じる点は、
なお、改造した機種は95年式R1100RTに搭載した純正カーステレオ(クラリオン製)です。年式により、あるいは製造メーカーの違いにより構造が違う可能性もありますのでご注意ください。 |
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| ■ カーステレオの改造 - Alter a Car Stereo Equipment - | |||
リモコンの機能を追加するには、カーステレオ本体から信号線を取り出す必要があります。左側のカウルを外し、カーステレオに添付されている専用工具を使って筐体を引き抜きます。カーステレオを外すだけならカウルを着けたまま出来ますが、この後の作業のために外しておきます。 カーステレオ本体の横にあるネジを外して操作パネルを外します。本体の上蓋も外しておきます。 操作パネルを外した写真です。白いボタンが並んでいるのがスイッチユニットです。上蓋が写っていますが、撮影のために本体を支えているだけで、意味はありません。
つまり、T09とT12の端子を短絡するとプリセットメモリ2が、T09とT15を短絡するとBAND切替の機能が働きます。
この3つの端子に電線をハンダ付けし、3本の電線を三つ編みにして、赤線で示したように本体のケースの周囲に沿って配線します。電線は適当に色分けしておいた方が良いでしょう。ケースの出口に当たる部分の電線は、ビニールチューブかビニールテープなどでしっかり保護しておきます。(写真の下方に見える電線は実験用に付けたもので、本記事とは関係ありません) 端子から引き出した3本の電線と、スイッチのLEDを点灯させるための電源線1本をコネクタに収容します。この電源線は、カーステレオからアンテナアンプ用の電源線(ラベル表示はANT AMP)が出ていたので、これを分岐して使いました。写真はピン端子4極コネクタですが左のメス側を使います。圧着工具で電線に端子を付けてからコネクタのハウジングに差し込むと抜けなくなる構造になっています。 |
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