----神奈川県篇(2)ー1----

----KANAGAWA----


鎌倉の土鈴
鎌倉市内には、各所に土鈴を売る店があります。また、鎌倉は古い神社や寺院の多い所ですが、その授与品の中に多くの土鈴があります。
前回には、円覚寺の土鈴を掲載しましたが、今回も鎌倉の土鈴の一端を掲載しました。

相模土鈴
相模土鈴は、「可麻久良(かまくら)民芸店」の相沢伊寛(ただひろ)さんが制作している土鈴の総称です。相沢さんの、初代は栃木で佐野土鈴を作っている相沢市太郎さんで、2代にわたり土鈴ひとすじの制作を続けています。




鎌倉の土鈴
掲載の土鈴--(左より)鎌倉大仏土鈴・(奥)佐助稲荷の馬土鈴・(前)江の電土鈴・鶴岡八幡の鳩土鈴・長谷観音の身代わり鈴
長谷観音の身代わり鈴は、直径2〜3センチの手びねりで、一つ一つ形が違う野趣に富んだ土鈴で、堅い磁器製です。
江の電土鈴は、鎌倉名物の江の電の107、108型車両を土鈴にしたものです。

龍口寺(りゅうこうじ)の破魔龍
珍しい形の信仰授与品で、「龍」の護符です。
 この龍は、日蓮上人が竜の口の刑場で殺されようとしたとき、上人が法華経を唱え始めると、龍が現われて不思議な光を放ち、日蓮上人を救ったという、伝説にもとずいたものです。



(1997.8.3掲載)


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