埼玉県篇(1)ー2

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■江戸小物玩具■:関東大震災の後、浅草周辺から、多くの職人さんが移住してきました。それが現在へと継がれてきました。

■越谷の段雛と小物玩具■:このような小型の雛人形や小物玩具が作られるようになったのは、八代将軍吉宗の頃からです。元禄時代から次第に華やかになった雛人形や雛道具に、奢侈禁止令がだされ、たびたびその大きさなどが規制されました。その反動として「江戸小物玩具」が作り出されました。
越谷段雛もその一つで「柳雛」とも呼ばれ、はじめは江戸で作られていたものです。

■春日部張り子■:戦後、昭和42年頃から、五十嵐健二さんが制作をはじめた張り子です。型は新作が中心ですが、廃絶品の復元にも力をいれておられるようです。



(1997.5.12掲載)


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