第39話 マックな人、ウィンの主婦

近、家の近くの図書館のコンピュータが変わりました。今までは日立の大型計算機の端末みたいな10年モノだった受付窓口の端末が新しくなり、なんとWindows95が動いていました。機種は日立のフローラでしたが詳細は判別不可です。さりげなくタスクバーを覗いたら、「ウィルスバスター97」と「Cominiti-net」というシステムが稼働していました。受付の人もレスポンスが早くなったと証言しています。

ママは第9話で図書館とインターネットの事を書きましたが、1年も立たないうちに改善されてよかったです。しかし、新しい端末は受付用だけで、一般市民の使う検索端末は前のままの変なキーボード(第9話参照)のままでした。

前から気になってましたがこの検索システムには問題があります。探している本が登録してあっても、書架にあるのか、貸し出し中なのか、書店に注文中なのかは窓口の端末に聞かなくては区別が付きません。そして必要な本が図書館の蔵書と確認できても、備え付けの用紙に本の名前、出版社、自分の住所等を記入し、受付窓口に提出するのです。なんで検索端末からそのままリクエスト出来ないのだろう。せめて書名などは用紙に印刷してくれてもいいと思う。

町田市は数千万円(だったかな?)要した総合体育館の予約システムが結局使い物にならなかったという苦い汚点があります。ママは納税者として図書館を愛する市民として、行政システムの事は厳しくチェックしたいと思います。

3月の初めに市会議員と市長の選挙があり、政治的に無色の我が家にもいろいろ雑音が入ってきます。今度の選挙候補中に個人でホームページを持っている人はどれぐらいいるのかしら?ママは是非、それらを見て清き一票を決めたいです。そして、もしもまだホームページのない候補者は、至急ママに作成を依頼して下さい。格安で当選確実なのを超特急で請け負いいたします。

マックな人3 書館でリクエストしてあったマックな人3を借りてきました。リクエストした本が図書館に入ると葉書で通知されます。この間大体2、3日かかります。ママのように週に2回以上図書館に行く人は大体、貸し出しの時にカードを読み込むと──リクエストの本が来ていますよ──と言われ、奥の書架から出して貰える事が多いですね。用無しの葉書は空しく翌日に届きます。

電子メールでも連絡してもらえると葉書代も節約できますが、そういったサービスはありません。図書館や市役所みたいなお役所が市民サービスとして電子メールを使ってはいけないのかな?

今回は、この「マックな人3」のことが書きたかったのです。第9話にかいた「マックな人2」の続編です。仕事とはいえマック本体、周辺機器、ソフトウェア、等を買い捲り、挙げ句に海外視察旅行でロブスターを食べまくりと楽しい生活をする著者に羨望の眼差しの同居人でした。

パネル写真 マックな人3に載っていた「思い出はパネルに」に刺激され、子供たちの写真をパネル大に印刷してみることにしました。と、いっても我が家のサテライトにはプリンタが無いので、マックでトライすることにして、昨年の暑中見舞い用に使った子供たちの写真をA4用紙6枚分に拡大して印刷を試みました。

しかし、なんということでしょう。3枚印刷したところでインクが無くなってきてカスレてきました。A4にベタ印刷なのでインクの消耗が激しいようです。年賀状の印刷でインクが少なくなっていたせいかもしれないけど。

という訳で、右の写真は上半分だけ完成したパネルです。これでA4×3枚のサイズです。冷蔵庫に貼って子供たちと記念撮影しました。完全に印刷できなかったので台紙に貼ることはせずに余白をカッターで切り取り、セロハンテープで貼り合わせました。近づいてみると粗が目立ちますが、遠目で見ると結構綺麗に見られます。カラープリンタをお持ちの方は是非、お試しを。

マックな人には他にもママと似たようなことを考えたり、したりする話が載っていて共感するところが多く面白かったです。

  1. 小型携帯ICレコーダは面白そう(ママもWindowsのサウンドレコーダで時々遊ぶので)だが、普通の生活でこれが必要なシチュエーションは思い付かない。
  2. ノートパソコンを布団に持ち込んで「寝っ人サーフィン」というのはママも時々やる。
  3. デジタルカメラが欲しいと思いながら中々買えないので、思い切ってデジタルビデオカメラを買ってしまおうかなと思ったが、値段が10倍も違うのである。
  4. ママも肩書きに「主婦」と書いたオリジナル名刺を作っては知人に配っています。
  5. マックには文化というか、歴史が染み込んだ味がみたいなモノがある。ウィンにあるのは機能だ。マックには伝道師とよばれる人がいるが、ウィンでは聞かない。

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M.Nakamura Feb 21,'98