ホーム > 家族のギャラリー > PIC電子工作 > デッドマンスイッチ(切り忘れセーフスイッチ)

2020.5.7

デッドマンスイッチ(切り忘れセーフスイッチ)

半田ごてなどの発熱する工具を使用していて切り忘れや、工作中に突然死したりして発火する事故を防ぐための自動オフスイッチです。

定期的に「生きてるよ!」、「忘れてないよ!」というハートビート(鼓動)を送らないと、一定時間後に自動的にオフになります。


前作

以前ハンダごて切り忘れセーフスイッチ (2008.10)として作ったものの改版です。もう12年も前ですね(望遠)。まだ現役で使っていますがこれは常用の半田ごて専用になっていて、他にも発熱工具が増えてきたので追加で汎用的に作ってみました。

改善点

回路図

回路

マイコンはPIC16F1827です。(拡大図

特徴1: 普通7セグLEDは桁毎のダイナミック点灯にしますが、これはセグメント毎のダイナミック点灯です。ドットも含めて8個×2桁、計16個のLEDを順次発光させます。デューティ1/16です。これにより消費電力を抑えられると共に、電流制限抵抗を2個に減らせます。

特徴2: 電源回路がコンデンサを使ったトランスレス電源になっています。大きな電力は取り出せませんが、今回の回路程度なら大丈夫。ただ、負荷がなくなる回路だと電流がすべてツェナーダイオードにかかってくるので注意。

プログラム

ソースプログラムHEXです。バグがあるかも知れません。無保証です。著作権は留保しますが、改変などご自由にどうぞ。

概要

(注意)AC100Vを直接扱う工作なので、参考にして作られる方は自己責任で、十分ご注意下さい。工作中の感電の他、利用中の発熱やショートなどによる発火などの可能性があります。ヒューズは必ず適正な電流のものを入れて下さい。

動画

製作過程や動作の様子を参照ください。


blog記事

以上


from Metal Woods(c) 2020