『週刊かすてら・愚か者の退屈な生涯』2019年第 7号

19年 1月13日 日曜

 曇。
 バナナ、チーズ揚げ、掛け饂飩。外出せず。昼寝。読書『未来』。揚げ春巻、肉まん。ビデオ。『目がテン』かがくの里・5年の歴史&未公開映像を一挙放送▽日本中に被害をもたらす野生のイノシシ。里の裏山を安全にするため無駄な木を伐採▽間伐材の新たな可能性…バット、ギター、さらには人類月移住研究でも大活躍!▽里山再生でお世話になっている地元の「西野さん」が万能すぎる!。『所さんお届けモノです!』全国の穴場観光地★第17弾★国民的ドラマの舞台の町。杜の都・仙台の「隣町」山形県尾花沢市。大正ロマンあふれる幻想的な温泉郷/温泉水を使った蒸し物料理。

19年 1月14日 月曜

 晴。
 バナナ、チーズ揚げ、巾着餅。買い物。『未来』読了。「未来」を主題にした東京大学公開講座の講演集。政治経済から、文化、地球宇宙の未来まで、様々な方向から未来を語る。二〇〇一年の講演を収めた物だが、インターネットのイの字もでてこない。企画・人選に先見の明がなかったのであろう。政治経済に対してさまざまな分析予測が成されていたが、特に少子化と財政再建に関しては、現在まで全くこれっぽっちも髪の毛の先ほども進展がない。十八年も前の講演だから新しい知見はないのだが、やはり松井孝典の「地球と人間圏の未来」が興味深い。また、葬送に於ける「身体の死と社会的死」を文化人類学的に論じた、池澤優「死の先にある未来 宗教的終末論における滅びと望み」も面白かった。桐光学園中学校・高等学校編『大学授業がやってきた! 知の大冒険 桐光学園特別授業』読み始める。カレーライス、コロッケ。ビデオ。『THE 世界遺産』ベストショット! 2018年 旅のすべて。『趣味どきっ!』不思議な猫世界 第4回 幸せを運ぶ猫。「まねき猫」と「看板猫」。『100分de名著』スピノザ“エチカ”第4回 真理。『デザイン トークス+』お風呂。

19年 1月15日 火曜

 曇一時雨。
 バナナ、蝦クリームコロッケ、掛け饂飩。外出せず。昼寝。読書『知の大冒険』。豚肉の生姜焼き。ビデオ見ず。

19年 1月16日 水曜

 晴。
 蝦クリームコロッケ、掛け饂飩。図書館。読書『知の大冒険』。メンチカツ。ビデオ。『ツタンカーメンの秘宝』第1集 黄金のファラオ。『カラオケ★バトル』。

19年 1月17日 木曜

 晴。
 一食抜く。外出せず。『知の大冒険』読了。二〇〇七年度に行われた、桐光学園中学校・高等学校の「土曜講座」の内容を纏めた物。大学の講師が中学高校生向けに講義した。池田清彦「オスとメスの生物学」の、染色体がnの細胞は不死で、2nの細胞は必ず死ぬ、という話が面白かった。また、菅原正「化学で挑む人工細胞モデル」の、人工的に細胞を作ろうとする試みも大変に興味深い。自然科学は実証性を問題にするところに緊張感がある。そこへいくと、北澤憲昭「近代日本の画家たち」や宇佐美毅「人間はなぜフィクションを必要とするのか」は、頭だけで拵えたような感じがある。桐光学園中学校・高等学校編『高校生と考える希望のための教科書』読み始める。豚肉のケチャップ炒め。ビデオ。『日本賞2018』。五部門の最優秀作品の内三作品までが障害者を扱っている。残りの二つは、スマホとシリア難民を扱っていて、つまりいずれも社会的問題を主題としている。それぞれの作品は大変興味深く見たが、教育番組・コンテンツの評価はもっと多様であるべきではなかろうか。『美の壺・選』新年を彩る お正月飾り。しめ飾り、松飾り、鏡餅。『やまと尼寺 精進日記』睦月 もちつ持たれつお正月。

19年 1月18日 金曜

 晴。やや風強し。
 蝦クリームコロッケ、掛け饂飩。風の冷たさに怖じて外出せず。昼寝。昏々と眠る。読書『高校生と考える希望のための教科書』。カレーライス、コロッケ。ビデオ。『タモリ倶楽部』「ビビる日本人にお知らせ!カレーうどんは意外にハネない!?」カレーうどんはハネるとおそるおそる食べていませんか?ハネるのを気にしてちまちま食べていると、せっかくのカレーうどんが美味しくなくなる!人気カレーうどん店の店主達の“豪快にすすって食べてもそんなにハネないから大丈夫”を実験実証する!。『香川照之の昆虫すごいぜ!』お正月スペシャル カマキリ先生☆冬の森で初暴れ。朽木の中に眠るクワガタ探し。現在進行中の「カマキリ」プロジェクトについて。『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』本当のお正月がわかっちゃうSP。「お年玉」に「寝正月」「年賀状」や「たこあげ」など、毎年耳にする正月のおなまえ、実は江戸時代に日本全国に広まり、定着した。『ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春SP』太宰府天満宮。

19年 1月19日 土曜

 晴。
 一食抜く。外出せず。昼寝。『高校生と考える希望のための教科書』読了。桐光学園大学訪問授業講義録。高橋悠治「思想や主義でどこまでもまっすぐ進もうとして壁にぶつかったら、その手前に別な可能性が開けている、進むためには、まず戻って、古代までさかのぼれば、まったくちがう可能性があるかもしれない」(p.34)。中沢けい、台湾出身の両親を持ち日本で生まれ育った作家、温又柔(おんゆうじゅう)が自分のアイデンティティの問題を扱った作品が芥川賞候補に成ったとき、宮本輝が「日本人にとって対岸の火事」と評した。それに対して温は「『関係ない』と言われたのと等しいと激怒しました」(p.194)。玄田有史「もう一つは、ベストを選ぶことが難しいときは、ワーストを考えることです。考えられる最悪の状況を想定してそれを避けるようにする。ワーストでなければ、あとはやってみて考えればいいと思います」(p.228)。谷川俊太郎「伝えたいことはないですよ。あったら散文で書きますから」(p.298)。メッセージという言葉が嫌い「メッセージを、なんて言われたら、僕はこう言うことにしているの、『電気はこまめに消しましょう』」(p.303)。「僕はすべて書かされていると考えています。言葉は自分を超越したところから出てきている。(略)言葉は私有できないものだから、自分のものだと思わないほうがいいです」(p.306)。表紙には『鉄腕アトム』の一コマが印刷されていて、アトムがこう言っている。「御茶ノ水博士 ぼくは……どうしたらいいんですか!!」。スティーヴ・エリクソン著『真夜中に海がやってきた』読み始める。ハンバーグ。ビデオ。『にほんごであそぼスペシャルコンサートin出雲〜にっぽんづくし』。『にほんごであそぼ お正月スペシャル2019』。曲/もちづくし、たいづくし、ベベンの魚づくし、にっぽんづくし ほか。『又吉直樹のヘウレーカ! スペシャル』“生命”にきまりはありますか?。
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