『週刊かすてら・愚か者の退屈な生涯』2018年第13号

18年 3月11日 日曜

 晴。
 バナナ。外出せず。昼寝。『ゲームの王国 上』読了。『同 下』読み始める。韮レバー炒め。ビデオ。『目がテン』低山で気軽に健康登山。『所さんお届けモノです!』知られざる焼肉BOX 全国2万人の業者が集まる、焼肉ビジネスフェアからやってきたもの▼和紙に包まれた豚肉▼煙が出ない便利なロースター▼野生動物の肉“ジビエ”▼駝鳥の肉▼焼肉の垂れに食べる黒酢。『スポーツ大将』。

18年 3月12日 月曜

 晴。
 バナナ、白身魚の磯辺揚げ、蕎麦。買い物。昼寝。読書『ゲームの王国 下』。餃子。ビデオ見ず。何もかも巧くいかない。

18年 3月13日 火曜

 晴。
 バナナ、紫蘇入り餃子、蕎麦。外出せず。昼寝。昏々と眠る。『ゲームの王国 下』読了。大変に面白かった。マジックリアリズム的だと思った。問題は俺がマジックリアリズムとは何なのか良く判っていない事だが。カルペンティエールの『失われた足跡』やマルケスの『族長の秋』を連想した。『吉里吉里人』にもちょっと似ている気がするし、もしかしたら『熊の木本線』にも……何に似ているかという話ではない。ぶっけぶったらか。神話的な不可思議な出来事と現実的な出来事が、分離するでもなく融合するでもなく、居心地悪く(褒めている)混ざり合っている所がマジックリアリズムを思わせるのであろう。後半メタフィクション的な展開に成るのも良い。「SFが読みたい!」に収録された鼎談で「SFか、そうでないか」「SF性が高いか低いか」という事を延々話しているが、んなこた如何でもいいじゃねえか。かんじょれ猪の木。餃子。ビデオ。『ヒャッキン』。今回はそれほど感心する物なし。『ダイアモンド博士の“ヒトの秘密”』第10回 集団虐殺はなくせるのか。犯罪、内戦、戦争などの暴力に依る死者を「人口比」で見ると減少している。二つの大戦を経てメディアと教育も普及を進めたのにまだこの程度かとがっかりするか、少しずつとはいえ改善しているのだと希望を持つか微妙な処。ただ、人間のこの攻撃性というのは本来的な物で、どうやらなくす事はできないらしい。『シリーズ 欲望の経済史〜日本戦後編〜』4▽ジャパン・アズ・ナンバーワンの夢80s。バブル。誰かがいずればばを引く、でも俺じゃない。

18年 3月14日 水曜

 晴。
 バナナ。外出せず。昼寝。昏々と眠る。読書『世界の文学 マルケス』。マグロの刺身。ビデオ。『こころの時代〜宗教・人生』いのちを思い 言葉を紡ぐ。高村薫は、阪神淡路大震災と東日本大震災で余りにも多くの死を前にして言葉を失い、自分が生きている事に後ろめたさを覚えた。また、死と生を分けた物は何か、自分と死んだ人は何が違ったのかを考えた。それが仏教の縁起や空の思想を知る事で少し楽に生きられるように成った。高村自身は祈る事をしないが、被災者達が仏教の思想や信仰とは殆ど無縁にただ手を合わせて祈る事で、某かの救いを得ているのを見て、そこに原初的な信仰の意義を見出す。さらに最新作『土の記』では、生きとし生ける物全ての生命、死を含んだ生への全肯定的親しみの感情を描いている。高村の言う事は頭では良く判るんだけど、何だか感覚的には腑に落ちない物が残る。なぜかは判らない。『美の巨人たち』奈良 国宝「東大寺」1時間SP。

18年 3月15日 木曜

 晴後曇。やや風強し。
 バナナ、紫蘇入り餃子、冷やし饂飩。買い物。図書館。珍しく昼寝せず。読書、ジーン・ウルフ著『書架探偵』読み始める。メンチカツ。『津波ピアノ〜坂本龍一と東北の7年』。東日本大震災で流され壊れたピアノに出会った坂本龍一。その音が心に残った坂本はピアノを震災の記憶を伝える装置に再生した。ピアノを取り巻く人々と坂本の足取り。震災当時高校生だった女性の「被災地が観光地化するのが嫌だったが、このピアノを見て遺す事には意義が在ると思った」という言葉が印象に残った。『イッピン選』よーく見れば 楽しさ無限!〜東京 江戸の小紋柄。極小の連続模様が特徴の江戸の「小紋柄」を使用した傘やストール。布の表と裏に別の柄を染める技術がちょっと面白い。『THE 世界遺産』鉱山の町ローロスとその周辺 ノルウェー内陸部 国を支えた銅/冬だけの道/300年そのままの町。

18年 3月16日 金曜

 雨。
 紫蘇入り餃子、傍。外出せず。昼寝。読書『書架探偵』。鳥肉の生姜焼き。ビデオ。『タモリ倶楽部』「アナログオーディオ出張販売シリーズ1激レア!ターンテーブル大試聴会!」大手販売店がアナログレコード専門店をオープンするなどアナログレコードブーム!そんなアナログレコードをより良い音で聴こうと激レアターンテーブルを試聴販売!モーター音のしないゼンマイ式や針の無いレーザー式のターンテーブルを試聴!その音はどう違うのか?超高級レコードクリーナーでアナログレコードの音はどう変わるか?。『世界!職人ワゴン』日本の職人が匠の技でルーマニアの壊れた物を修理!。東ヨーロッパ・ルーマニア、2007年にEU加入後、世界経済危機の影響を受け景気が悪化。貧富の差も拡大している。一行は、首都ブカレストの街中で市民から持ち込まれた木製のキッチンワゴンや玩具などを直した後、北上。恐怖小説「ドラキュラ」の舞台のモデルとなった国宝級の文化的遺産ブラン城へ!その他、木造の教会としてはヨーロッパ一の高さを誇るサプンツア修道院や、予算が無くボロボロの住みにくい老人ホームなどを訪れ、市民のために様々な修理に挑む。

18年 3月17日 土曜

 晴。ちょっと寒い。
 紫蘇入り餃子、煮込み饂飩。買い物。昼寝。読書『書架探偵』。豚カツ。ビデオ。たった1分で鼻づまりが改善する体操▼意外と知らない自転車ルール▼子どもを叱る時に感情的にならないためには?虐待から親子を救う方法。『NHKスペシャル』東日本大震災▽めざした復興は今…震災7年被災地からの問いかけ。『美の壺・選』竹と暮らす。宮崎県日之影町で、日々の暮らしの中で使われる竹製道具の数々。機能性と美しさを兼ね備えた道具▽“自然がデザインした”不思議な形や模様の竹。竹の個性を生かした美術品▽伝統工芸、駿河竹千筋細工の技術を総動員して作った竹の豪華シャンデリア。
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