『週刊かすてら・愚か者の退屈な生涯』2017年第42号
17年 9月17日 日曜
雨。台風18号接近中。
プラム、鶏唐揚、蕎麦。外出せず。昼寝。どうしてこんなに眠いのだろう。読書『エリア教科事典 世界歴史』。E・L・カニグズバーグ著『800番への旅』読み始める。コロッケ、カレーライス。ビデオ。『目がテン』ラーメン・うどん・パスタ…みんな大好き「麺類」!▽家庭の麺をお店の味に近づける“裏ワザ”を科学で解明!▽美味しい麺に欠かせない“コシ”とは?ゆでうどんが劇的にコシアップ!▽吹きこぼれ・麺がくっつく…麺を茹でる時の“悩み”を科学的に解明!▽安い麺が“あるひと手間”でお店の味に!インスタント麺をアレでゆでれば生麺風に、パスタが名店の味に!焼きそばが屋台の味に!『所さんお届けモノです!』ご飯のお供BOX。
17年 9月18日 月曜
晴。台風一過。
プラム、トンテキ、蕎麦。買い物。図書館。読書『エリア教科事典 世界歴史』。『800番への旅』読了。再婚した母親が新婚旅行に出掛けたので、十二歳のマックスは、夏休みを父親と共に過ごす事に成る。父親はトレーラー暮らしで、駱駝にお客を乗せたり、イベントなどに出演させて生活していた。最初は打ち解けなかった少年と父親が徐々に心を通わせる話なんだろうなあと思って読み始めると、大体その通りに展開する。そういう意味では意外性はない。少年の成長物語という点でも予想通りだが、父親本人と、父親との旅の中で出会う人々がなかなか魅力的に描かれていて楽しい。詐欺をして無銭旅行を楽しむ母娘が登場する。この娘も主人公もなんだか子供らしくない処が在り、大人を見下している。「自分はちょっとした物だ」と思っている処が子供らしいとも言えるが。著者は何時も大人に成る事を肯定的に描くが、主人公が何時も十二歳という処に魅力的な矛盾がある。H・G・ウェルズ著『タイムマシン』読み始める。ソーセージ、肉じゃが。ビデオ。『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』アンコール 福島智×柳澤桂子。障害者を取り巻く問題を当事者として研究する東大教授の福島智。難病と闘い、思索と執筆を続ける生命科学者の柳澤桂子。自らの体験を交え「生きるとは何か」を語り合う。柳澤「人間の脳には祈るための神経回路があると思うのです」。
17年 9月19日 火曜
曇。
プラム、トンテキ、蕎麦。買い物。家の前でガス管の埋設工事。読書『エリア教科事典 世界歴史』。『タイムマシン』読了。古典である。読むのは多分二回目。タイムマシンで未来へ行くという、一種の異界訪問譚だが、行く先が未来であり、その方法が魔法ではなく科学技術だというのが、新発想だった。未来で人間や世界がどのように変化しているのかというが読み処。ただ異世界を彷徨い案内するだけでなく冒険活劇の構成に成っている。十九世紀の作品だが、今読んでも古くない。エンターテインメントとして充分通用する。主人公に懐く未来人の女の子なんか、おたくが萌えそうである。文明批評家としてのウェルズは一貫してそうだったらしいが、未来に対しては悲観的。P・コラム著『北欧神話』読み始める。餃子。『イッピン選』魅惑の青と白 華やぐ器〜長崎 三川内焼。『美の壺・選』木を慈しみ、音を愛でる ギター。クラシック・ギターからエレキ・ギターまで、使いやすさや豊かな音を求めた独特のフォルム。『サイエンスZERO』アスリート大進化!データ×テクノロジー最前線。『奇跡のレッスン』一瞬の“挑戦”を楽しめ! 卓球(後編)。『日本−イギリス 北斎を探せ!』。『100分de名著』アーレント 全体主義の起原 第3回▽世界観が大衆を動員する。第一次世界大戦を期にかつて国民国家を支えた階級社会は崩壊し、どこにも所属しない根無し草のような「大衆」が台頭し始める。そこに登場するのが「世界観政党」。インフレ、失業といった状況の中で不安をつのらせる大衆に対して、自ら安住できる「世界観」を提示することで、一つの運動の中へ組織化していく。
17年 9月20日 水曜
曇。
プラム、茹で卵、蕎麦。買い物。読書『エリア教科事典 世界歴史』『北欧神話』。鮪の刺身。ビデオ。『カラオケ★バトル』。
17年 9月21日 木曜
晴。
リンゴ、ソーセージ、蕎麦。買い物。読書『エリア教科事典 世界歴史』。『北欧神話』読了。最大の特徴は「神々の黄昏」と呼ばれる、神々の滅びの挿話であろう。多くの神話に見られる洪水神話終末神話の変形とも思えるが、神々がそれを予見していて、そのために全体に沈鬱な雰囲気が漂っているのは他にない処である。神々が手にしている様々な道具類、どんな的にも命中する槍とか、無敵の金槌とかは神々自身が作った物ではなく、巨人や小人に由来するので、そういう必ずしも善成らざる者の存在を認めているのかと思うと、そうでもないらしい。戦神トールが女神に化けて敵の巨人に近付く挿話など、古事記のヤマトタケルに良く似ているが、スサノオノミコトやヤマトタケルが計略を使った事を誇りこそすれ恥じないのに対して、北欧神話の神々はそれを恥じている。正しい目的のためでも不正直である事を潔しとしないらしい。神話中最も特徴ある悪戯者のローキの神が、前半では愛すべき悪戯者のように描かれるのに、終盤の神々の黄昏が近付くと完全な悪役に成ってしまうのも、それを反映しているのかも知れない。少なくともギリシア神話では、プロメテウスやデュオニソスのようなローキに相当するトリックスター的人格が、完全な悪として描かれる事はない。ケルトの人々は倫理的に潔癖だったのかも知らぬ。砂漠の宗教であるユダヤ教キリスト教イスラム教が別種の厳格さを持つ事に比すると、寒冷地の自然の厳しさに由来するのかも知れない。温暖なギリシアや日本の神話はその辺が緩い。ステファン・グラビンスキ著『狂気の巡礼』読み始める。ハム。ビデオ。『趣味どきっ!』柔軟講座 第8回 中野ジェームズ修一のデイリーストレッチ。『ブラタモリ』#83 高野山と空海。『又吉直樹の“それでも○○だった”』キャベツ。なじみ深い野菜だが、そもそもどこに種があるの?どうして丸い形なの?。『ETV特集 アンコール』加藤一二三という男、ありけり。今年、現役引退が決まった棋士・加藤一二三九段。“ひふみん”の愛称で親しまれ、レジェンドとも呼ばれる名棋士の最後の対局に至るまでの半年間の戦いの日々。『NHKスペシャル』黒潮〜世界最大 渦巻く不思議の海。
17年 9月22日 金曜
曇後雨。
リンゴ、ソーセージ、素麺。買い物。昼寝。読書『狂気の巡礼』。餃子。『所さんのそこんトコロSP』▼ホーム幅1mしかない超危険な秘境駅▼合羽橋でソレ買って何するんですか?巨大な「おたま」を買う主婦、超便利な寿司マシン▼かつて「北陸の鉱山王」と呼ばれた豪商の巨大屋敷に眠る開かずの金庫。『タモリ倶楽部』「猛暑も残暑もこれで乗り切れ!!クール現場作業服コレクションin蒲田」2020年の東京オリンピック特需に沸く建設業界。その現場には最新技術を駆使した涼しい作業服が大活躍!保冷剤入りやファン付き最新クール作業服続々!。『人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!』超レア名字。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』。主人公の性格設定が大変に良い。ディズニーらしくない不健全さがある。人気の理由であろう。それに比べると他に魅力ある登場人物は居ないし、筋立ても映像もぱっとしない。アクションデザインもあんまり面白くない。ただ、欧米人は海賊という言葉に独特の浪漫を感じるのだろうなとは思う。
17年 9月23日 土曜
曇。
リンゴ、ソーセージ、蕎麦。買い物。読書『エリア教科事典 世界歴史』『狂気の巡礼』。麻婆豆腐。ビデオ。『世界一受けたい授業』日本最大級の研究施設理化学研究所など。『所さん!大変ですよ』まさか!小屋でお悩み解決?。『モーガン・フリーマン 時空を超えて・選』ロボットはどこまで進化するのか?。『地球ドラマチック』アンコールワット 密林に眠る巨大都市。『アニメ ザ・リフレクション』(10)エレノア。もたもたした演出で、アクション物に必要な疾走感がない。
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