『週刊かすてら・愚か者の退屈な生涯』2017年第41号
17年 9月10日 日曜
晴。
一食抜く。買い物。図書館。昼寝。読書。『エリア教科事典 世界歴史』。E・L・カニグズバーグ著『エリコの丘から』読み始める。トンテキ。毎日トンテキだが、父親が入院中なので文句を言う奴はいない。おろしポン酢で食す。ビデオ。『グラチャンバレー』日本対中国。3−1で中国。こてんぱんにやられるかと思ったら結構良い勝負だった。『目がテン』目がテン放送30年を目前に、新プロジェクトがスタート!その舞台となるのは「北極」▽北極の集落にスーパーを発見!一体何が売っている?▽イヌイットのアザラシハンティングに密着!▽激変する北極の環境…そこで!北極を長期間、定点観測する一大プロジェクトを始動!。『所さんお届けモノです!』天才キッズの発明品。セロハンテープが指に付かないテープカッター/手がぬるぬるに成らない山芋おろし/自動的に靴がひっくり返る干し機。『日曜美術館』アートの旅 ヨコハマトリエンナーレ2017。『100分de名著』アーレント 全体主義の起原 第1回▽異分子排除のメカニズム。
17年 9月11日 月曜
曇一時晴れ。
リンゴ、鶏唐揚、蕎麦。買い物。読書『エリア教科事典 世界歴史』『エリコの丘から』。トンテキ。ビデオ。『趣味どきっ!』柔軟講座 第6回 ぐるぐる回しで肩こり解消。肩こりの原因は、肩や肩甲骨の動きに関わる筋肉や、首から肩につく筋肉が硬くなっていること。血流を良くし、関節の稼動範囲を広げていく。『モーガン・フリーマン 時空を超えて』影の宇宙は存在するのか?。宇宙の質量の大半を占めているにもかかわらず、その正体についてはほとんどど解明されていない「ダークマター」。『美の巨人たち』英一蝶「涅槃図」。『アニメ ザ・リフレクション』(8)ビーフ・オア・フィッシュ。『イッピン選』町工場発 匠の技でおいしく!〜神奈川 金属製品。横浜中華街の料理人たちの大半が愛用しているという鉄の中華鍋/「ヘラ絞り」という高度な加工技術を駆使したステンレス製のタンブラー。『小さな旅』せせらぎ 幾久しく〜埼玉県 熊谷市。埼玉県熊谷市の市街地の中央を一直線に流れる星川。川を愛し庭のように手入れする男性、祖父が焼け野原から興した川沿いの花屋を継ぐことを決めた若者、戦災を乗り越え守られた伝統・熊谷染の技を伝える職人。
17年 9月12日 火曜
雨後曇。
リンゴ、茹で卵、ナポリタン。読書『エリア教科事典 世界歴史』。ハンバーグ。ビデオ。『日曜美術館』ワイエスの描きたかったアメリカ。今年生誕百年を迎え、注目を集めるアメリカの国民的画家、アンドリュー・ワイエス。力強く生きる移民の姿を描き続けた。彼の代表作「クリスティーナの世界」を見ると、神秘的な物は何も描かれていないのに、何故か幻想的な感じを持つ。以前から何でだろうな、と思っていたのだが、今回ゲストの五嶋龍が「進んでも目的地が近付いて来ない悪夢を連想する」と言ったので、ああその感じだなと思った。『ダーウィンが来た!』巨大ヒグマ密集地帯!新米ママの挑戦。アラスカのカトマイ国立公園で初めて子育てする母グマに5か月間密着。『NHKスペシャル』スクープドキュメント 沖縄と核。『美の壺・選』なつかしの影絵。懐かしの手影絵から、江戸っ子が熱狂した影絵芝居、テクノロジーを駆使した影絵アート、93歳の今も現役の影絵作家、藤城清治の創作現場。『奇跡のレッスン』一瞬で“考え”先を読め! 卓球(前編)。『100分de名著』アーレント 全体主義の起原 第2回 人種思想。「帝国主義」が猛威をふるった19世紀。西欧人たちが自分たちとは全く異なる現地人と出会うことで、彼らを未開な野蛮人とみなし差別する「人種主義」が生まれる。一方、植民地争奪戦に乗り遅れたドイツやロシアでは、中欧・東欧の民族的少数者たちの支配を正当化する「民族的ナショナリズム」が生み出される。全体主義につながる「人種主義」「民族的ナショナリズム」がどのように生まれたか。
17年 9月13日 水曜
曇。
リンゴ、鶏唐揚、蕎麦。買い物。読書『エリア教科事典 世界歴史』。『エリコの丘から』読了。出出しは退屈な感じだった。同じ作者の『クローディアの秘密』や『ティーパーティの謎』に比べると主人公の子供達に魅力を感じなかったし、筋立ても構築性の低いファンタジーのように思えた。ところが、読み進むに連れて、子供達を導く女優の幽霊が大変に魅力がある事が判って来て嬉しく成る。筋立ても、中盤から高い構築性を見せ始める。流石カニグズバーグだな。主題的には、スターに成る事だけが表現者の幸福のように描かれているのが少々不服だが、表現する事自体の喜びなどを描こうとすれば主題が分裂してしまうのかも知れない。何しろ女優の幽霊の捻くれ具合が大変に宜しい。それも、世を拗ねて屈折しているのではなく、自分こそが正統的と信じている処が良い。カレーライス、ソーセージ。ビデオ。『趣味どきっ!』柔軟講座 第7回 姿勢ピシッと!いつまでも美しく。『ブラタモリ』#82 高野山。『探検バクモン』発掘!雑誌図書館。雑誌専門図書館・大宅壮一文庫。戦前の貴重な雑誌や歴史的スクープを生んだ検索システム。映画『スターリングラード』。実在のソ連の狙撃手を扱ったフィクション。スターリングラード攻防戦を描く。独ソそれぞれの狙撃手の対決が主筋。吃驚するような着想はないが、画面も脚本も適度な緊張感があって良い。奇を衒わなくても丁寧に作れば面白い映画はできる。『NHKスペシャル』MEGA CRISIS 巨大危機U 第2集 異常気象。
17年 9月14日 木曜
晴。
リンゴ、鶏唐揚、蕎麦。買い物。読書『エリア教科事典 世界歴史』。E・L・カニグズバーグ著『魔女ジェニファとわたし』読み始める。トンテキ。ビデオ。映画『ウルヴァリン: SAMURAI』。「X−メン」のエピソードの一つ。舞台は日本。米国人ならエキゾチックなのだろうが、日本人が見てもあんまり面白くない。ありがちな外国人の日本への誤解も少なく、舞台への興味としては、行った事在るな、という程度。筋立ては、幾つかの勢力が絡み合っていて複雑。単純なら良いという物ではないが、エンターテインメントなら判り易くなければいけない。赤い髪の女の子のアクションは面白かった。映画『インディペンデンス・デイ』。侵略テーマ。安易な脚本。シリアスな作品なら馬鹿馬鹿しく成っただろうが、全体にユーモラスな雰囲気なので救われている。登場人物が皆愛らしくて良い。『スーパープレゼンテーション』100日間拒絶されて学んだこと。
17年 9月15日 金曜
曇。
鶏唐揚、蕎麦。買い物。『魔女ジェニファとわたし』読了。魔女が人間に戻る話。転校したばかりで友達の居ないエリザベスはある日自分は魔女だという少女ジェニファに出会い、魔女見習いと成る。身も蓋もない言い方をすれば、魔女というのはジェニファが孤独に耐えるために構築された幻想なのだが、少女らしい感覚で創り出されたその細部が面白い。この作者らしく少女達の(非)日常感覚が活き活きと描かれている。シンシアという意地悪でねこっかぶりな女の子が登場する。大人の前ではいい子にしているので、大人達には評判が良いという、典型的な敵役なのだが、やはり面白い。E・L・カニグズバーグ著『ベーグル・チームの作戦』読み始める。トンテキ。ビデオ。『ETV特集』アフガニスタン 山の学校の記録 マスードと写真家長倉洋海の夢。自由と独立のため戦ったマスードと、写真家・長倉洋海の出会いから生まれた小さな学校。マスード亡き後、長倉は学校を支援し子どもたちの成長を撮りつづけた。『タモリ倶楽部』都営大江戸線 国立競技場駅から送る。2000年の大江戸線開通に際し、リニューアルされた都営地下鉄の路線図。実はこの路線図、大手デザイン事務所ではなく個人のフリーデザイナーがコンペで獲得したもの。この路線図に込められた画期的なポイントとは?。映画『インサイド・ヘッド』。ディズニー・ピクサーのCGアニメ。11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5つの感情、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミがそれぞれ人格性を持って協力したり対立したりして、ライリーの統合された情緒として現われる様子を描いている。似た設定の作品は多く、筒井康隆も「欠陥バスの突撃」を描いている。ユング以降の事なのか如何かは知らない。ライリーの幼女時代の描写が素晴らしい。『モンスターズ・インク』の女の子も良かった。ピクサーは得意なのかも知れない。
17年 9月16日 土曜
曇後雨。
プラム、茹で卵。父親退院。入院期間十二日。昼寝。『エリア教科事典 世界歴史』。『ベーグル・チームの作戦』読了。少年少女が活き活きとしている事例の如し。主人公の両親と兄の性格も面白い。例えば「スター・ウォーズ」のオビ=ワンやヨーダのように指導者が完璧ではなく、欠点も多い人間として描かれているのも良い所である。主人公が、自分の家と比べて完璧だと思って憧れを持っていたある家庭の欠点が見えて来て、自分の両親の素晴らしさが判る処は、ちょっと説教臭くもあるがやはりカタルシスがある。ハンバーグ。ビデオ。『世界まる見え!ミステリークイズ傑作選SP』。『笑ってコラえて!オメデタイ人達大集合SP』。『地球ドラマチック』ジャガー アマゾン最強の王者。アマゾンの奥地で、研究活動チームがジャガーに大接近。保護されたジャガーの子どもを野生に帰す、一大プロジェクトが始まった。
『週刊かすてら』前号
『週刊かすてら』次号
『週刊かすてら』既刊一覧
『カブレ者』目次