Coffee Break
                        V
OL.1
coffee MAIL
MIF派・MIA派?
そう‥どこかで見たセピアの風景 アメリカンコーヒー 紅茶の香り 美女とハーブ
報われた大尉の“恋” future 珈琲の味を創造する HerbTea&BlackTea

              

                               
         future……
future

磯の香りのうすらいた
都会の潮風が
前髪を微かに揺らして

ウィーンで学ぶアイツにまけたくなくて
寂しさにまけたくなくて
“あす”を読みたくなって……

夕陽に照らされたページを繰りながら
遠くを見つめる
瞳に
都会の残像が映った

やがて夏のざわめきも消えるころ
夕陽にながくのびる
ふたつのかげに
きっと あいに来るよ


                                              h.





coffee




日夜ストレスの渦の中に漂う現代人!人類の永い歴史の中で手にした素晴らしい楽しみもある
日頃何かと口にするあの香りや味!チョットした知識を加味すれば「癒し」が深まるかも知れない
     そんな思いで
「すみれOffice」さんのご協力を得て記してみました



bP HerbTeaBlackTea

     


 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆         
 Herb Tea  ハーブ ティー
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 世界中で広く愛されつづける香り高き万能薬!


    ★レモングラス★
      「レモン以上のレモン」と呼ばれるくらいの強い香りと酸味をもち、 口だけでなく胃の中まで清涼感が広がります。
      食欲不振や疲労感に効果があり、食前や食後に飲むと消化を 助けてくれます。 
      また、鉄分を多く含むので貧血対策にもGood!


    ★ペパーミント★
      メントールが主体の清涼感あふれる香り、スキッとした爽やかさと ピリッとした辛さ、ほどよい甘さが人気の秘訣。
      鎮静作用があり安眠できるため「ベッドティー」「グッドナイト・ティー」 などとも呼ばれる。 
      また消化を促進する作用もあり、胃の不快感を 解消する。 
      口の中がさっぱりする効果もあり、食後に飲用するのが おすすめ。


   ★カモミール★
      「大地のりんご」という語源をもつその名のとおり、甘いりんごのような 香りがする。 
      鮮やかな黄緑色のお茶は、高い鎮静作用、 リラックス効果をもつ。 
      また風邪薬としてもポピュラー。 ホルモンのバランスを整えたり消化を促進する作用もある。
      夕食後や寝る前に飲むと効果的。

   ★ローズレッド★

     「花の女王」と呼ばれるローズは、いわずと知れた 世界中でもっとも愛されている植物の一つ。
     美しい色、形と甘い魅惑的な香りを持っている。
     ストレスで神経が過敏になっているときや 精神が不安定なときに飲みたいリラックスのお茶。
     また、ホルモンのバランスをよくする作用もある。


  ★ラベンダー★
    香水やポプリとして絶大な人気を誇る、紫色の愛らしい花。 お茶の色も美しい。 
    そのやさしい芳香は、精神的ストレスを やわらげ、心をリラックスさせてくれる。
    また、消化不良、気管支炎、風邪などにも効果がある。
    ただし、香りは甘いけれども、味は苦め。 蜂蜜やシロップで甘味を加えるなど、飲みやすく工夫してください。


  ★マローブルー★
    熱湯を注ぐと美しい青紫色のお茶となり、赤紫、薄い赤茶色と変化する。
    色の移り変わる様子が朝焼けに染まる空のようなので、 「夜明けのハーブティー」などと呼ばれる。 
    さらに、レモン汁を加えると ピンク色に。 「サプライズティー」というニックネームも。
    便秘や気管支炎、花粉アレルギーなどに効果的。 若葉はビタミンを 豊富に含み、咳止めの効能がある。


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Black Tea 世界3大銘茶!!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

   数ある紅茶のなかで独自の製法でつくられ、独特のフレーバーを もつ高品質なお茶に与えられた称号。
   ダージリン、ウバ、キーマンの3種。
   あなたも、自分の好む3大銘茶を見つけてはどうでしょう。


    ★ダージリン★
       アッサム、ニルギリと並ぶインド茶のなかで、ひときわ名高いのがこれ。
      北東インドのヒマラヤ山脈、2000mの高地で育ったお茶は独特の香りで、 紅茶のシャンパンとも讃えられています。
      昼と夜の寒暖差が大きく、 霧が多く発生する風土が生んだ逸品。
      よくいわれるマスカットフレーバー だけでなく、ピーチやカシス、アーモンドなどの香りも感じられます。
      まろやかな甘味をもった穏やかな味で、ストレートで飲まれることが多い。

   ★キーマン★

      中国・上海の西に位置する安徽省でつくられる針のように細くよった、 リーフタイプのお茶。
      蘭やバラの花を思わせる、独特のスモーキーな 香りが特徴で、中国茶に似た味わい。
      茶葉そのものも中国茶のような 黒色ですが、水色(紅茶をいれたときの色)は明るく輝くような紅色。
      ストレートで、個性的な風味を堪能したいお茶。

   ★ウバ ★

      水色の美しさ、渋みを持つ個性的な味は、ストレートでも、またミルクティーや スパイスティー、洋酒をプラスしたりと、
      どんな飲み方も楽しめる自由なお茶。 何と合わせても本来の風味を失うことがありません。
      8月から9月に摘まれる ものは、花の香りと独特の刺激ある香りの混じったウバフレーバーが楽しめます。

                                            




coffee
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☆ 珈琲の味を創造する!! ☆
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珈琲の味は焙煎までの所作で8割が決まるってご存じでしたか?
じゃあ、残りの2割は?というと、淹れ方で決まります。
焙煎って単に、深く煎るか浅く煎るかだけでしょ?
いえいえ、そう単純でもないのです。 浅煎りは酸味が生きます。 深く煎るほど酸味はやわらぎ、コクと苦味が増します。
いい酸味を持つ豆は浅煎りにします。 いいコクや苦味のある豆は深煎りにします。
豆の特徴を考え、焙煎度合いを決定します。
珈琲の味は、単に焙煎度合いだけで決まるものでもなく その過程も重要です。
たとえば、欠点豆の除去。 味を損なう欠点豆は完全に取り除くことが必要!
しかし、この作業、なかなか手間がかかる作業なのです。 一粒一粒、丹念に調べ、欠点豆を取り除いていきます。
温度・湿度も焙煎に影響します。 常に同じ焙煎方法で、いいはずがありません。
日々微妙に変化する温度・湿度を考慮し、 また豆の含水量も考慮して、適切な焙煎をします。
こうして出来あがった珈琲が、あの素晴らしい珈琲達なのです。
           

☆ 珈琲を淹れる!! ☆

皆さんは珈琲を何で淹れていますか?
それぞれのお気に入りの方法があるかと思います。
お薦めはペーパードリップ! 珈琲は、高温で淹れてしまうと、苦味・渋み・雑味が出てしまいます。
ドリップなら、温度調節が可能なので、失敗も少ないですよ。
ドリップポットに移すだけでも、ある程度温度は下がりますが 氷やお水を加えて、温度調節してくださいね。
焙煎したての珈琲は、特に苦味・渋みが出やすいので 温度をぐっと下げて淹れてくださいね。
甘味のある美味しい珈琲が飲めますよ。
さらに味を追求したいなら、ネル(布)ドリップ!
同じ珈琲?って疑いたくなっちゃうくらい コクがでて、まろやかな味が楽しめます。
            
☆★ 珈琲は生鮮食品!? ☆★

珈琲は焙煎してしまうと生鮮食品になってしまいます。
味が安定するのが、焙煎後2、3日目で、それ以降は徐々に 味や風味は落ちていきます。
真空パックになっていても同じです。
美味しい珈琲を買うコツは、焙煎後日数の経っていないものを選ぶこと。 焙煎日が明確でないものは要注意!
珈琲本来の味や風味は既に失われているかも・・・。

珈琲を購入したら、密閉容器に入れ、1ヶ月くらいで飲みきってください。
また1ヶ月くらいで飲みきれる量ずつ購入するのをおすすめします。
焙煎したての珈琲は、苦味や渋みが出やすいので 珈琲を淹れる際のお湯の温度は、氷や水を加えるなどして
低めの温度で淹れてくださいね。 甘味のあるまろやかな珈琲になりますよ。
              

★☆ 紅茶美容法!! ★☆

天然のアルカリ飲料である紅茶は、体液の酸性化を防いで、 健康な体質にするヘルシーな飲み物。
代表的な成分であるタンニンには、脂肪の排泄量を増加させる作用や ビタミンEの20倍もの老化防止効果があるため、
ダイエット効果や いつまでも若々しく瑞々しいお肌を期待できます。
また、普通エネルギー源はグリコーゲン、皮下脂肪の順に消費されますが 紅茶を飲んで、
カフェインをとってから運動すると、皮下脂肪から先に 消費されます。この効果は珈琲についても同じことが言えます。
1杯あたりわずか4キロカロリーなので、ダイエット中の人のドリンク として最適!
       

☆★ すべてのお茶のルーツは中国茶!! ★☆

中国茶といったら、中華料理店で出されるジャスミン茶や 缶入り烏龍茶を思いおこす人は多いはず。
お茶は紅茶と緑茶で十分、なんて思ってる人はちょっと待って。
そもそも、紅茶や緑茶を含めたお茶のルーツは、すべて同じツバキ科の 茶樹で、原産地は中国。
インドの紅茶や日本の緑茶は、中国茶の製法や味が変化しながら 伝わっていったもの。
中国では緑茶が一番メジャーな飲み物だったし、
祁門紅茶などの 中国紅茶はかつて宝石以上に貴重で珍しい飲み物として、 ヨーロッパの王侯貴族に愛飲されていました。 それがやがて世界中の人々に飲まれるようになったのです。

                                     

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報われた大尉のかりそめの恋           
    花束に赤い実のついた珈琲の枝
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世界一の珈琲生産国、ブラジル。
この国にフランス領ギアナから珈琲が導入されたのは1727年のこと。
当時、ポルトガル領であったこの地に珈琲を導入するのは大変困難な仕事でした。
というのもギアナでは珈琲の持ち出しを禁止し、 違反者は死刑にするほどの厳しさでした。
なんとしても珈琲を手に入れたい 当時のブラジル政府は、
フランシスコ・パルヘタ大尉を親善大使として、 ギアナに送ります。
ひそかに珈琲の種子を持ち出すのが大尉の任務でした。
彼は滞在中、ギアナ総督夫人と恋に落ちます。

彼が本気であったのか どうか定かではありませんが、使節団が帰国するとき、盛大な送別会が催され、
総督夫人は大尉に花束を贈ります。彼の任務が何であるか 気付いていた夫人は、
花束のなかに赤い実をつけた珈琲の枝を 隠していました。
二人のかりそめの恋がブラジルを珈琲大陸にする 端緒となったのです。

              
 珈琲の効能!!

★運動機能を高める★
カフェインは脳の働きをよくするだけでなく、筋肉に直接作用して、 働きを活発にします。
スポーツ選手が競技の20〜30分前に 珈琲を飲むと、筋肉の働きが高まり、運動機能が増大します。
同時に、筋肉疲労を抑制する働きをもち、マラソン選手のなかには、
競技中に飲むドリンクに珈琲を利用している人もいるといいます。
★代謝を高める★
1杯の珈琲は、体を温めます。
それは体内の代謝が高まって、 約2分間のジョギングをした程度のエネルギーが消耗されるからです。
★血行をよくする★
心臓や血管の働きを高めます。また、朝が弱い低血圧の人には効果的。
血圧が上昇し、目覚めもよくなって気分爽快になります。
        

☆ グレイ伯爵が愛した魅惑の香り!!☆

フレーバーティーのなかでも、別格の知名度と存在感をもつ 「アールグレイ」。
スモーキーでエキゾチックな香りのもとは、 ベルガモットというレモンに似た果物で、
その皮に含まれる 天然の精油成分を茶葉にふきかけて香りをつける。 もともとは中国の着香茶で、
ヴィクトリア時代の1830年代、 中国に派遣されたイギリスの外交使節団が、時の首相チャールズ・グレイ(二代公爵)への
手土産としてこの紅茶と秘伝のレシピを持ち帰ったのが、アールグレイ誕生のきっかけ。
グレイ伯爵はこの紅茶がたいへん気に入り、さっそくお抱えの茶商に つくらせて、
そのブレンドに自分の名をつけることも許したという。

     
☆ 驚くほどのバリエーション☆ 
☆ 中国茶の奥深さを知る  ☆


中国茶にはものすごいバリエーションがあって、 どれも味や香りが違います。
その数800種類とも3000種類とも。 例えば、私たちに一番身近な烏龍茶だけでも100種類以上あるとか。
凍頂烏龍茶、香檳烏龍茶など聞き慣れない名前。 試しに飲んでみると「これが烏龍茶?」と思ってしまうほど、
日本で売っている烏龍茶とは水色、香り、味とすべてが違っています。
そこで知っておきたいのが、中国茶の分類方法。
もっとも分かりやすいのが 不発酵茶、半発酵茶、完全発酵茶という分け方。
これは、それぞれの製造方法の違いによる分類。中国茶の特徴は摘み取った 茶葉を発酵させて、
独特の香りや味を生むところにあります。
不発酵茶は茶葉を高温処理(釜炒り)して発酵を止めたもの。緑茶と呼ばれ、 ビタミンCやカフェインが豊富。
代表的な銘柄は龍井茶。 半発酵茶の代表が烏龍茶。発酵中に香気成分が引き出され、 香り高いお茶になります。
鉄観音、水仙などもこのカテゴリー。
完全発酵茶というのは紅茶のこと。もともと紅茶は中国独自の製法から 生まれたもの。
ほかに、後発酵茶(プーアル茶など)、弱発酵茶(白茶)があります。

          
☆ 発酵度による六大分類!! ☆

現在中国茶は、発酵の度合いと水色により、 緑・白・黄・青・黒・紅の六種類に分類されるのが一般的。
まず、緑茶は摘んだ葉を発酵させず、すぐに熱処理する不発酵茶。
日本の緑茶は蒸してつくるが、中国茶の場合は釜炒りが主流で 水色は黄緑色。
白茶は産毛に覆われた新芽の先端だけを使う貴重なお茶で、 わずかに火入れをするだけの弱発酵茶。
水色は淡い黄金色。 黄茶は弱後発酵茶で、高温多湿の場所に放置して発酵をうながす悶黄という工程が加わるのが特徴。 烏龍茶に代表される青茶は、半発酵茶。茶葉を揺すったり混ぜたりして発酵をゆるやかに促し、途中で発酵を止めてつくられる 水色は褐色がかった緑色だが、中国ではこの色を青と表現しているようです。
そして黒茶は製茶した後に、まだ水分の残っている茶葉を高温多湿の場所 に放置し、菌を発酵させる後発酵茶である。
水色は濃い褐紅色。
最後に紅茶は完全に発酵させるため、完全発酵茶と呼ばれる。 水色は紅褐色。

                                  
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