参観者


 個人で入館する人ももちろん大勢いるが、ことに海外からの参観者は団体入場することも多い。それぞれに各国語の通訳兼ガイドがつくから、混んでいる時間帯には一つの部屋で何ヶ国語もがとびかうことになる。

 レンブラント「ダナエ」を見る参観者。ギリシャ神話によるこのテーマの作品としては、ティチアーノの同名のものもやはりエルミタージュにある。

 海外からだけでなくもちろんロシアの団体客もある。地方からやてきた人たちの場合と、小中学生が課外授業でやって来る場合が多いようだ。  (2005年3月撮影)






子供たち


 学校がお休みの季節には、館内に子供たちの姿も多く見かける。左上は、ダ・ビンチの聖母像前で説明を聞く子ら。ちょっと飽きてしまってよそ見をしている子もいるけど。上は、美術館の出入り口に近い空きスペースに集まって話を聞いている場面。入館直後に予備的な知識を身につけているのか、それとも退館直前にまとめをしているところか。左はピカソの作品の模写をする少年。いずれにしても、こうやって手軽に本物の作品に触れることができるのは素晴らしいことではないか。  (2005年3月撮影)