絵画


 館内での写真撮影が認められていないわけではない。入場の際に撮影のための割増料金を支払い、かつストロボを焚かないのなら撮影は許される。しかし、展示品を撮影するためだけにカメラを持ち込むのはやめたほうがよい。プロが撮影した優れた画集が館内で買えることもあるが、もともと美術館として設計された建物ではないので、採光がよくない。上の2枚のピカソの絵は、私が撮影した際に室内の照明光や外からの光が反射することを免れた数少ないもの。

 エルミタージュの膨大な数の所蔵品の中で最もご自慢なのがレオナルド・ダ・ビンチの筆になる2枚の聖母像。左はその1枚「花を持つ聖母」。もう1枚の「リッタの聖母」に比べて聖母マリアが若く描かれている。



 左の写真は「聖母マリアの少女時代」を描いたというフランシスコ・スルバラーンの作品。こちらは、母になるずっと以前のマリアだから当然若い。  (2005年3月撮影)





彫塑


 このような彫塑の類となると、宮殿の部屋に元からあった装飾品なのか、美術館の展示品なのかがはっきりしない。作者などを記したプレートがあれば展示品だと思うことにしているが、そもそもそんなことを区別する意味はないのかもしれない。  (右下のみ2005年8月、他は2005年3月撮影)


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陶磁器


 マジョルカ焼きの作品。  (2005年3月撮影)


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ステンドグラス


 宗教的なモチーフのステンドグラス。  (2005年3月撮影)


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織物




 コブラン織りの絨毯。  (左:2005年3月,右:2020年2月撮影)





古代の品




 エルミタージュを案内するガイドはよく「ここには外国から略奪した物は一つも無い」とよく誇らしげに言う。
これらはどうやって入手したのか。買ってきたのか。  (2020年2月撮影)