アストラハン
カスピ海に近いボルガ下流の町アストラハンのクレムリン。かつて、アストラハン汗国の首都であったが、カザン同様イワン雷帝によってロシアに併合された。
それにしてもロシアで町の景色を写真に撮ろうとするといつも電線が邪魔するのだ。 (1997年8月撮影)
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プスコフ
ヴェリカヤ川とプスコヴァ川の合流点にあるプスコフ・クレムリン。クレムリンが城塞であることは壁にちゃんと銃眼が並べられていることでもわかる。もっとも、その銃眼から見えたのは川面で子ども達がスケート遊びに興じているという平和な風景であったが。 (1999年12月撮影)
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ヴォログダ
きれいにライトアップされたヴォログダ・クレムリンの城壁。こんな素敵な照明を一年中いつもやっているわけではないらしいのは、一緒に歩いていた地元の人が青っぽく見える三角屋根を見て「まるでクリスタルのようだ」と感心していたことからも想像できた。 (2000年1月撮影)
スーズダリ
ウラヂーミル州の古都、スーズダリのクレムリン。ここが政治・宗教の要衝であった頃からは既に長い年月を経ているからから、クレムリンであったあたり全体を城壁が取り囲んでいるという形にはなっていない。 (2014年12月撮影)
コストロマ
ボルガ上流にあるコストロマのクレムリンは、城壁らしいものがなくなっていて、この土手のようなものかつて城壁がこのあたりにあったことをがかろうじてしのばせていた。この土手、今では河港と町の中心を結ぶ並木道になっている。 (左:2007年8月,中:1997年8月,右:2014年8月撮影)
ベラジョールスク
ベーロエ湖の岸にある古い町のクレムリン。やはり、城壁は見当たらなくて、土手で囲まれている。だから、クレムリンの内側に入るには、橋を渡るか、土手を登るしかない。 (2009年8月撮影)
ウグリチ
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ボルガのさらに上流にある古都ウグリチになると、その土手のような跡さえなかなか見当たらなかったが、ここがクレムリンと言われたあたりにはこうした塔や教会が集まっている。 (1997年8月撮影)