マリインスキー劇場  




 かつての帝室マリインスキー劇場。ソ連時代にはキーロフ劇場とよばれていたので、海外などでは、ソ連崩壊後しばらくは、そのほうが通りがよかった。劇場の内装でさえボリショイの「金」に対してキーロフの「銀」、同様に「赤」に対して「青」と非常にライバル意識があるとされたが、その後の一時期、両者のバレエが相互乗り入れ公演をしたとかで話題になっていたこともある。ロシアの古典バレエやオペラの多くはここで初演されている。 (1段目:1986年12月,2段目左:1997年12月,同中及び右:2013年8月,3,4段目:2016年12月撮影)

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高等音楽院  



 モスクワ音楽院の創設に先立つこと4年前に設立された伝統ある音楽学校。マリインスキー劇場から通りを隔てて向かい側にある。 (2013年8月撮影)

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シチェドリン図書館  


 モスクワに対抗意識ということで言えば、このシチェドリン図書館もキーロフ劇場に劣らない。係員の説明によると「ここにはロシアのすべての本が集められていて、モスクワのレーニン図書館(当時)にないものもある。」とか。蔵書の中にグーテンベルグの聖書もあると聞いたような記憶もあるのだが、もう10年も前のことで定かではない。 (1997年12月撮影)

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キーロフ・スタジアム


 ロシアにおけるサッカーは日本の野球に相当する? 試合のある日には競技場行きの臨時バスも出るし、競技場にはピロシキ売りやらいろいろなグッズを売る店も立つ。試合が始まればみんなもちろん地元のチームを応援しており、ボールが相手方のゴールを脅かすあたりまでくると一斉に「ダバイ、ダバイ!」の大合唱だ。こんなところでビジター側を応援するのなんて名古屋や甲子園でジャイアンツを応援するのより難しい。 (1988年8月撮影)

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「ユビレイニイ」スポーツ宮殿


 ペトログラード地区にある大小のアリーナやスケートリンクを持つ複合施設。スポーツ競技の他に、コンサートや展示会にも使われるという。「ユビレイ」というのは「周年」の意味で、この施設は1967年に十月革命50周年を記念して建設されたとか。  (2020年2月撮影)

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街角




 街角の風景。左は、真冬にエジプトからの柑橘類を売っていた露店。今では珍しくもないが、ソ連時代にはもう見つけたらすぐに買うのが鉄則だった。右は、やはりかつてはよく見かけた体重計り屋さん。計った体重を小さな紙片に書いてくれて何カペイカという料金だった。他人の見ているところで体重計に乗るのが前提のこの商売は日本なら開店2日目で倒産だろう。中央は、ゴスチヌィ・ドヴォールの前に出張っていた露店。ペレストロイカの頃からこういうちょっと小奇麗な露店を見るようになった。 (左:1985年12月,中及び右:1987年8月撮影)

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街角



 工事中の写真2枚。上はネフスキー通りで新年を迎える準備をしているところ。右はモイカ運河の北側で市電の敷設工事をしているところ。市電のレールをこうやって敷くとは知らなかった。(1997年12月撮影)


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