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スイスのアルバム

ブスアルプ編

 ファウルホルンでの昼休み休憩の後、のんびりとブスアルプに向かった我が一行は、先ほどの鞍部まで降りて、反対側に下って行ったのです。
 下りは結構膝にくると言いますが、本当でした。しばらくは楽勝ムードでしたか、すぐに膝が笑い出して、それが大笑いになり止まらなく(膝がですよ!)なってしまいました。登りの時よりもずっと休憩を多くして、(まっ、写真がずいぶん撮れたのですが、こんな時の写真ってあまり面白いというか、いいものはないものですねぇ)下って行きました。
 右の写真、遠くにホテルが見えています。行く時はずいぶん出し惜しみをしていたくせに、帰りはずぅっと見えていました。
 見慣れた、シュレックホルン、ヴェッターホルンが姿をあらわすと、急坂もずいぶんなだらかになってきます。このあたりから、バッハゼーに抜ける、山腹道があるそうですが、それもまた気分のいいものでしょうねぇ。
 右の写真、アイガーの稜線に重なるようにメンヒの山頂がのぞいています。ユングフラウはこの角度からもなかなか美しい姿をしています。(一番はイーセンフルーからの眺めかなぁ)
 やがて、広い道に出会い、カウベルをいっぱいに吊した家を仰ぎ見ると、ブスアルプのバス停はすぐです。2時過ぎにファウルホルンを出て、ここまでなんと2時間!!。平均タイムがどのくらいか知りませんが、ずいぶん歩いた気になって地図を広げると、「たったこれだけー!?」という悲鳴のような子供の声が。そうそう地図では高低差はあまり実感できませんからね。
 ブスアルプでは、バス停にバスが待っていました。4時過ぎだったと思いますが、そのバスに乗るために、更に最後走ってしまいました。最終がもうすこし後にあったようにも思ったのですが、ここで逃して、ひょっとして更に歩いてグリンデルワルドに帰れと言われたら、間違いなくわが家は「行き倒れ」で「遭難」すると思われたものですからね。
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