20005月、長男誕生の3週間後、沖縄へ水・木・金の出張を命ぜられました。

この幸運を逃す筈はなく、土・日ダイビング、月曜日有給休暇というスケジュールを一瞬にして立てたのは当然のことです。
恐る恐るお伺いを立てると「おみやげ大量に購入!!」を条件に、認可されました。

沖縄午後出発の23日、どこへ行けばよいか、見当が付きません。
そこで、お世話になっているダイビングショップの社長に、「本島で、どっかええとこありませんか」と質問すると、「そりゃあんさん、せっかく行くんやったら、慶良間諸島にしなはれ、座間味島がよろしおま」と、「夕方飛行機で座間味入りし、月曜日高速船で沖縄経由で帰ればええやん」といいつつ、時刻表をぺらぺらと。
OK行けまっせ、ほな、予約しときまっさ」とメールをチョイと打って、私の座間味行きが決まりました。

生後間もない長男を含む家族3人を大阪に残し、我が心は晴れ晴れと、沖縄の海を目指していました。(後ろ髪は、短くカットしておきました)

空港の端へ端へと連れて行かれ、目の前に現れたのは、なんと操縦席含めて10人乗り、インディジョーンズに出てくる様な小型機でした。乗客は私と女性の2人のみ。
操縦士が振り返って、おしぼりを手渡してくれて出発。

15分程度のフライトで、慶良間空港へ到着。
そこからは水上タクシーなるもので、各島を回ってくれるそうです。
で、現れたのは『漁船?』と思われる船。私の格好はスーツにビジネスバッグ。
この奇妙な取り合わせが、面白かったのか、同乗の女性が写真を撮ってくださいました。

阿嘉島で、その女性とお別れし、座間味島に到着、迎えに来てくれたスタッフも、私の格好に一瞬「え?」という顔をしたのを見逃してはいません。

晴天(本来なら梅雨入りしている)、しかもゴールデンウィーク明けのため、ゲストは私と、もう一人(後で解ったのですが、70歳近いおじさんでした)
この時期に、毎年潜りに来るそうで、お元気で、ダイビングも達者な方でした。

2日目にはゲストが一人増えましたが、天気も良くすばらしいガイドのおかげで、沖縄の海を満喫しました。

月曜日、スタッフに見送られ高速艇で本島へ。
「このまま蒸発」をぐっとこらえ、大量のおみやげを購入し、大阪行きの飛行機に搭乗したのでした。

「座間味に行きなはれ」と、勧めてくれた『io』の社長。(本物は、こんなこてこての関西弁を喋りません)

飛行機&水上タクシーでご一緒させていただき、写真を送ってくださったMさん。
ご一緒に潜らせて頂いた大阪のTさん
女性ながら力強い、すばらしいガイドをしてくださった、『ダイブイン浜』のMさん。(ハナヒゲウツボの捕食シーンは圧巻でした)
そしてスタッフの皆さん、ありがとうございました。

その後、沖縄へは恐怖の12日を除いて、行く機会がありません。
是非近いうちに、再訪したいと思っております。

沖縄万歳!! 座間味万歳!!

ZAMAMI IS.

2000

2000.5.13~.5.15