私を除く3人分のマイル消失の危機に気がつき、1泊2日の沖縄旅行を強引に計画しました。
もちろん超割です。

恩納村を目指し、元気に出発する筈だったのですが・・・

前日の夕方から、熱っぽく、近所の医院へ行くとなんと8度をはるかに超える熱が。
「どうしても避けられない出張があるので、何とかして欲しい」とお願いし、点滴を打って貰いました。

帰宅後の家族会議で、「マイレージ優先!!」の命が下り、強行することに。
朝、7度前半まで熱が下がったのを確認し、そろっと出発。

空港でレンタカーを借り、恩納村へ向けてGO!!
渋滞と暑さで、ますます体調が悪くなるのを感じながら、ホテルへ向かいました。

到着するや否や、3人は目の前の海へ出て行きました。
ホテル前のビーチは相当にきれいで、とても楽しかった様子で、なかなか帰ってきません。
当然私は、ベッドの中。
ようやく帰ってきた奴らは「飯を食わせろ」と言ってます。

レストランには沖縄らしいメニューがなく、定食屋さんを目指して車を走らせ、ゴーヤチャンプルやソーキソバ&ミーバイ汁等を注文しましたが、私には食べる元気すらありません。

ホテルに帰り着いた頃から、下痢に襲われ、翌日夕方の那覇空港まで、ひたすらトイレを探し求めてました。

北谷町のショッピングセンターで、おみやげ屋さんを巡り、首里城を見学し、沖縄を満喫した家族と共に、私は沖縄の公衆トイレ事情に非常に詳しい人となったのでした。

帰宅後、子供が持ち帰った貝殻を一晩水に浸け、「もう一日」と水を換えようとすると、『かさこそ』動く貝殻を発見。
なんとヤドカリが、丸一日車に乗って、飛行機に乗って、バスに乗って、タクシーに乗って、一晩水道水に浸かって、それでも元気に動いています。
『かり君』と名付けられた、ヤドカリはしばらく我が家で飼われた後、海水魚を飼っているインストラクター仲間のU君の水槽に預かって貰うことになりました。

こうして、普通でも「しんどいからいや」と絶対に言う、1泊2日の沖縄旅行は無事?終了したのでした。
よーく考えてみたら、「ワシ、沖縄の海、見てへん!!」

OKINAWA

2002

2002.6.1~6.2