2021年1月の陰気な男でいいですか?
21/01/31
満を持して。5月に開催予定の Maker Faire Kyoto 2021 への出展申込を行った。3か月先の状況は全く分からないが、オンラインに加えて展示会場でのオンサイト開催が両方行われることを祈ろう。そしてオンサイトでの出展が許可されて関西圏にお住いの方々と楽しい時間を過ごせることを祈ろう。そのためにも準備をしっかりと進めようぜ。
という訳で今日も短い時間だがハンダの煙を吸う。昨日電源周りを配線した基板の片方の DRV8835 モータドライバの結線を行い動作を確認。問題無くステッピングモータが回ることを確認した。今日はここで終了。明日からも少しずつ結線していこう。
今月はステッピングモータと戯れる時間を増やすことができた。9日には日本パルスモータの直動型ステッピングモータリニアステップを引っ張り出し、以前形にした直動機構にガイドを付けた改良版を形にして動かした。11日には SPG20 ギヤードステッピングモータを使用したベルト駆動直動機構を形にして、直動機構としてモノになりそうな動きになることを確認した。24日には SPG20 ギヤードステッピングモータを使用したベルト駆動直動機構をもう1つ形にして、スライド抵抗が付いた状態の負荷にも負けないことを確認した。ギヤードDCモータを使用した直動機構との戯れも引き続き行った。11日にはM3x100mm送りねじ直結モータと中華スライド抵抗を使用した直動機構を形にして、55mmの移動距離を確保できることを確認した。13日には久方ぶりにラックギヤを使用した直動機構を形にして、MDF 板によるスライド部の摩擦があっても直動してくれることを確認した。22日に形にした両側からガイドする方式の直動機構は、期待した動きにならないことが確認できたことが収穫だったよな。今まで常用していなかったマイコンボードとの戯れにも着手出来た。17日には新たに作成した STM32F103 マイコンボードと DRV8833 モータドライバを使用したモータコントローラ基板を動かし、直動機構を任意の位置に動かせることを確認した。そして今まで何故か行っていなかった送りねじ直結モータ使用直動機構で PWM によるモータ速度を可変させ、信号波形とモータ動作音がリアルタイムに変化する楽しさを堪能できた。更に細々とではあるが、STM32F103 マイコンボードと DRV8835 モータドライバを搭載したモータコントローラ基板の制作に着手した。イロイロと前に進んだことは多かった。しかし後半はキビシイ展開が続き心身共にイマイチだったな。来月もキビシイ展開が続きそうだが今月進めたことを形としてまとめ上げられるように頑張ろうぜ。
21/01/30
貴重な時間を楽しく。先週末にコネクタを仮止めしたモータコントローラ基板制作を再開。まずはアナログ入力用コネクタの結線を行い、スライド抵抗を接続してA/Dコンバータの動作を確認。今回もA/D変換値が0-1023の範囲で動いてくれた。やはり昔ながらのAVCCタイプの内蔵A/Dコンバータが自分好みだよな。そして残りのパーツを基板に取り付けた。しかし今日は電源周りの配線を終えた所で時間切れとなった。明日もハンダの煙を吸って楽しくなろうぜ。
21/01/29
ヘヴィな季節の到来。今日は海の向こうより到着したギヤードDCモータを眺めて終了。今しばらくの間は封印だな。温存状態になる前に通電できるよう手を動かしていこうぜ。
21/01/28
世の中のイロイロなパーツを知りたい。あること・ないこと日記の【3Dプリンター】直動機構の「V-Slot」について調べてまとめたを見て偏心スペーサーの存在を今更ながら知る。なるほどこれを使うと軸間距離を微妙に調整できるのか。早速 Aliexpress にアクセスし Eccentric nut で検索。3D プリンタ用ということで内径 5mm のものが主流のようだ。自分の好みのサイズ的には 3mm のものが欲しいんだけどな。世の中で普及しているパーツを有効活用してより良いものを形にしたいな。
21/01/27
これはコーフンする。M5Stack の tweet を見て衝撃を受ける。このステッピングモータを使用した直動機構が Unit として販売される可能性があるということなのだろうか。これは今後の展開が非常に楽しみだ。オレも昨年中華ステッピングモータ直動機構を直交させたが、今年の自分は昨年よりもステッピングモータを回す時間が長くなりそうだな。今のステッピングモータ使用ベルト駆動直動機構もビシッとモノにしようぜ。ああ直動機構が動く姿を見るのはサイコーに楽しいな。
21/01/26
温存状態は今日も続く。今日は力弱く SPG27-1101 ギヤードステッピングモータを回すのみ。SPG27 シリーズは自分的にはサイズが大きいのが難点だが、この1101のギヤ比1/5コイル抵抗30ohmは思ったよりも力強かった。ああ今週を何とか乗り切りたいなあ。
21/01/25
昨日の温存を今日も引きずる。明日は生まれ変わった自分になれるとイイな。
21/01/24
昼は直動機構。11日に動かしたギヤードステッピングモータ使用ベルト直動機構はスライド抵抗が付いていない。バラして取り付けるなら、もう1つ直動機構を形にするのも余り変わらないのではないか。という訳でアリものパーツとスライド抵抗を取り出してベルト駆動直動機構をもう1つ形にする。ステッピングモータ用の4Pコネクタを取り付けた Seeeduino XIAO 搭載モータコントローラに接続して動作を確認。スライド抵抗が付いて負荷が増した状態でもスムーズに直動してくれた。しかし今使っている SPG20-332 ギヤードステッピングモータは現在秋月では販売していない。以前は千石電商でもギヤ比やコイル抵抗が異なる SPG20 を販売していたが今は通販ページに掲載していない。このサイズがオレ好みの限界なので SPG27 への移行は避けたいよな。まずは温存している SPG20-332 で楽しもう。モータに限らずメカパーツは一期一会なことが多い。自宅で温めずに旬のパーツを活用する勇気を持ちたいな。
夜はマイコン。温存ボックスから中華 STM32F103 ボードをもう1つ取り出し Arduino 化のために HID Bootloader を書き込む。そして中華 STM32F103 ボード以外のパーツを準備してハンダ付けを開始。前回と同じく中華 DRV8833 モータドライバを使おうとしたがCタイプ基板に収まらないため秋月 DRV8835 モータドライバに変更した。今日も調子がイマイチなので電源を結線しコネクタを仮止めした所で終了。明日からも毎日少しずつ進められることを祈ろう。明日に備えてイロイロと温存しようぜ。
21/01/23
朝から旅情をそそられる。peco23 さんの tweet を見る。八徳路付近のお店や今華電子2階のパーツ棚写真を見て気持ちだけ台湾にトリップ。オレも今華電子の階段を上がって2階のパーツ棚を愛でたいな。台湾は1年以上ご無沙汰なので国際電子廣場地下の良興電子の今を知りたい。日本ではなかなかお目にかかれないマイコンボードが並んでいた楽しいショーケースが2018年頃にSTEM系キットに置き換わりパーツ棚が縮小した時には「良興ショック」を受けたよな。良興は変化を感じられる貴重なお店だったよな。そして過去の写真を漁っていたら今すぐ台北に足を運び、八徳路近くのお店でクリーム今川焼を食べたり光華数位新天地1階で丼物を食べたりしたくなってきた。あの空間のニオイを味わいたいよな。しかし今の自分は只 YouTube Live で台湾のニュース番組を見るのみ。それでも先週ニュースの中で世貿一館で開催されている家電の展示会の様子が映った時にはグッときたよな。3月に開催される「出張!おもしろ同人誌バザール in 東急ハンズ新宿店」では同人誌「台湾のニュース番組をYouTubeで楽しむ本」を頒布して頂く予定だ。昨日のライブ放送でも表紙を映して頂いたが、台湾に行きたくて仕方のない方々の手に届くとイイな。
21/01/22
またまた驚きのニュース。日本橋に行った時には必ず足を運んでいるデジットが移転するとの情報を知る。入るだけでワクワクするL字型の店内を堪能できなくなると思うと感慨深くなる。特に入り口付近をジャンクパーツで固めている所がイイんだよな。今月29日からの閉店セールには行けそうも無いが、5月の Maker Faire Kyoto 2021 がオンサイトでも無事開催されたアカツキには、新しいデジットの移転先に必ず足を運ぼう。ボヤボヤしていると出展申込の〆切となる。勇気を持って申込みしようぜ。
温存パーツにタッピングを。今日は調子がイマイチなので頭を使わずに切断済の MDF 板を組み立てて直動機構の形にする。これまでの自分の直動機構は内側にガイドレールを付けるものが多かったが、今回は側面にガイドのスリットを開けて外側からスライド部を挟む構造にしてみた。仮組みした状態で STM32F103 モータコントローラ基板とモータを接続して動かしてみる。しかし今回もスライド部のねじれは生じてしまった。パーツ数が増えるだけでイマイチだったな。イロイロと試して経験値を獲得する所に意味があるはずだ。週末も淡々と手を動かそうぜ。
今週もオレにササった。金曜日恒例の M5Stack New Arrivals で GRBL Module 13.2 Stepmotor Driver が販売開始となったことを知る。内蔵の ATmega328 で GRBL を動かし DRV8825 ドライバでステッピングモータを3個回せるモジュールだ。この GRBL Module は基本的な構成は従来販売されていた Stepmotor Module with MEGA328P と同じだが、リミット SW 用コネクタが追加されたこと、本体厚みが増した分 DC 電源コネクタが一般的な形状になったこと、定価も若干下がった所が主な変化点かな。先週ササった ATOM Motion といい最近は世の中でモータ制御の機運が高まっているのだろうか。オレも邪念に負けず無心でモータを回そう。
21/01/21
新しいマイコンボード情報にコーフン。いつものように PC Watch を開いたら緑色の基板の記事が目に留まり Raspberry Pi Pico が発表されたことを知る。搭載マイコンの RP2040 は Cortex-M0+ ではあるが DualCore 133MHz/264KB内蔵RAM、更に2MB Flash 搭載 40pin ボードが 4USD というのはスゴイな。HackSpace magazine Issue 39 印刷版には Raspberry Pi Pico が同梱されているようだが流石に Sold Out となっていた。新規定期購読も Issue 40 からなので、既存の定期購読者や UK 在住者へのプレゼントという感じだな。RP2040 搭載ボードが SparkFun や Adafruit などのパートナ企業から同日発表されているのもスゴイよな。Arduino Nano RP2040 Connect は Arduino IDE が使えるのは良さげだが WiFi/Bluetooth モジュールを搭載しているので国内展開が仮にあったとしてもかなり先になりそうだな。HackSpace magazine Issue 39 PDF版を見ると Pimoroni は専用 Pico モジュールをいくつか開発しているようだが、その中でもゲームコンソール専用の PicoSystem の詳細情報の公開が待ち遠しいな。色々と情報を見ているうちに Elektor Store で Pre-order ボタンが押せることに気が付いた。脊髄が住所を勝手に入力したが、送料 24.95EUR という文字を見てようやく我に返ることができた。今すぐ住所を入力出来る環境は衝動的な欲望を満たせるという観点でキケンなものだな。それはそれとして、多くの人が入念に準備してきたことが世界を大きく動かしている。オレも自分なりの準備を日々続けていこうぜ。
ネット上では Raspberry Pi Pico と RP2040 の情報が沢山流れている。その中で章仁さんの retweet を見て驚愕衝撃。RP2040 のI/O ポートで DVI 信号を生成している。これはスゴイ。早速 github 上の PicoDVI ページを訪れる。外付け部品は抵抗のみで HDMI コネクタと RP2040 の I/O を直結させている。かつて直結野郎だった自分の血が騒ぐ。USB 信号をマイコンの I/O ポートで生成出来たので次に HDMI はどうだろうかと夢想し仕様書を通勤時間に眺めていたのは14年前になるのか。当時はこんな高速なマイコンが安価に手に入るようになるとは思わなかったよな。妄想は具現化してこそ意味があるよな。精進しよう。
21/01/20
今日も真面目に。昨日 STM32 コントローラ基板でモータが動くようになった理由を探るために、モータドライバ DRV8833 のデータシートを読む。IN1/2に与える信号がPWMの場合には fast/slow decay という言葉が出てくる。データシートの図やマクニカさんの記事を見て理解が深まった。やはり真面目にデータシートを読むことが大切だな。イカサマとかフィーリングといった言葉で逃げるズルい自分から脱却しようぜ。
21/01/19
マイコンとの真面目な戯れ。STM32 Arduino 環境に慣れるために標準搭載の HardwareTimer Library を使ってみる。HardwareTimer.h を見てメソッドを確認し割り込みハンドラでLEDを1秒周期で点滅させる。LED の点滅に同期して ON/OFF させたポート出力を DSO nano で確認。1秒周期で ON/OFF することを確認した。続いて昨日思ったように動かなかった analogWrite() による PWM 出力を確認してみる。RC サーボ用コネクタのポートに Duty 比 25% の PWM を出力し DSO nano で波形を確認。思ったような信号が出力されていた。PWM 出力に対応したポートなら analogWrite() で PWM 信号が出るのだと自信を持った所でモータ出力の PWM 制御を試す。今回はコントローラ基板の VR で duty 比をマニュアル変更できるようにしてみた。VR を回すと DSO nano の波形が変わる。マイコンが動く様子を波形で見るのは楽しいよな。そして VR を回して直動機構を動かすモータの出力を PWM で変化させてみる。波形だけでは無くモータの速度が音と合せて変化する様子を見るのはサイコーに楽しいよな。地道な前進を続けて少しずつ STM32 と仲良くなっていこうぜ。
21/01/18
今日も短い時間だが STM32F103 と戯れる。同じ Arduino 環境でもマイコンが変わると Core のコードが変わる。フィーリングでは思った通りに動かないな。やはり真面目に検証してみるか。明日も短い時間でも
21/01/17
今日は twitter から刺激を受ける日。とよしさんの tweet のスクロール画面動画に映った M5Elite の TIE Fighter のワイヤフレーム画像にグッとくる。STL ファイルからの変換処理と生成されたデータは自分もペンプロッタ遊びで活用したいな。続いて淳さんの tweet の UnitV カメラ画像によるライントレース動画にグッとくる。M5Paper を可変可能なフィールドとして活用するのは非常に興味深いな。そして山根博士の tweet の旺角付近の動画にグッとくる。香港小米之家はビルの上にあった旧店舗からネイザンロードに面した新店舗に移転していたんだな。香港に最後に訪れたのは3年近く前になるのか。あの時は Hsinchu Mini Maker Faire 2018 の帰りに立ち寄ったんだよな。海外のイベントや電子パーツ店を気軽に訪れていた頃から随分時間が経ってしまった。詮無いことを考えても仕方が無い。今の環境を楽しもうぜ。
マイコンとの戯れは楽しい。今日もハンダの煙を吸い昨日モータドライバ基板を取り付けた STM32F103 ボードにプッシュ SW と可変抵抗と RC サーボ用コネクタを取り付ける。昨日に続き初心に返って耐熱単芯ワイヤで結線した。早速動作確認。まずは RC サーボを取り付けてプッシュ SW と可変抵抗の動作を確認。プッシュ SW で LED の点灯/点滅モードが変わり、可変抵抗の位置に応じて RC サーボの角度が変わることを確認した。続いて11日に動かした中華スライド抵抗とM4x100mm送りねじ直結モータ使用直動機構を接続して DRV8833 モータドライバの動作を確認。可変抵抗の位置に応じて直動機構の位置が変わることを確認した。これで STM32F103 搭載モータコントローラ基板を手にすることが出来た。良い機会なのでこれまでのコードを捨ててペンプロッタ制御ソフトを作り直していこう。直近の〆切が無い今の状況を楽しもうぜ。
21/01/16
温存パーツに通電を。5年前に入手してから永きに渡り温存していた Blue Pill こと中華 STM32F103C8T6 ボードを動かす。USB Type-C 搭載の中華 STM32F401 ボードも温存中だが、まずは温存枚数の多い F103 ボードから使ってみることにする。Arduino IDE から使えるように環境整備。ブートローダはイロイロと試した結果自分の環境では STM32_HID_bootloader が一番使いやすかった。次は A/D 入力を試してみる。という訳でアナログ入力用3Pコネクタを2つ取り付けた実験基板を作成。analogRead()で0-1023の範囲で読み取れることを確認した。そしてDRV8833搭載中華モータドライバ基板とモータ接続用2Pコネクタを取り付ける。今回は初心に返って耐熱単芯ワイヤを使って結線した。しかし今日はここで時間切れ。動作確認は明日行おう。マイコン遊びは訳も無く楽しいな。
21/01/15
オレにササった。金曜日恒例の M5Stack New Arrivals で ATOM Motion が販売開始となったことを知る。ATOM Lite で DC モータ2個と RC サーボ4個をコントロール可能、Grove コネクタも Port B/C 2個搭載、更に 16340 バッテリ搭載でスタンドアローン動作が可能だ。これはイイ。DC モータを2個動かせるデバイスを見るとつい自分の XY 直動機構を動かせるのではと思ってしまう。しかし問題は A/D 変換だ。ATOM Lite で I2C を使うとアナログ入力可能な Port が G33 だけになる。これでは可変抵抗を2つ接続できない。I2C 接続 A/D コンバータは良い思い出が無いので出来れば内蔵 A/D を使いたい。という訳で ATOM Motion に内蔵されている STM32F030F4P6 のデータシートを見る。RC サーボ用の PA0-PA3 は ADC_IN0-ADC_IN3 として使えるようだ。ということは内蔵 STM32F030 のファームウェアを改造すれば XY 直動機構をコントロールできるということだな。丁度オレは昨夜中華 ST-Link 互換ライタを動かした。これは久方ぶりに STM32 と戯れろということなのかもしれないな。ああマイコンで妄想を膨らませるのはサイコーに楽しいな。
21/01/14
今日はパーツを棚卸し、久方ぶりに中華 ST-Link 互換ライタを動かす。でもイマイチ波に乗り切れなかったな。明日はビシッと行けるとイイな。
21/01/13
マイコンでコーフンする日。Microchip Makes の tweet で Pocket Op Amp Lab を知る。そしてこのプロジェクトで使われているマイコン AVR128DB28 を知り前後不覚になる。これは素晴らしい。AVR128DB28 は 28pin DIP の最新 AVR というだけで十分泣けるのに 128KB/32KB の ROM/RAM 搭載、24MHz 内蔵 OSC、1.8-5.5V 駆動というのが素晴らしい。AVR128DB28 は内蔵周辺もイイ。ラダー抵抗入力付 OPAMP に 12bit A/D、CCL 搭載も今風、そして 28pin DIP でも UART を 3ch 使えるのがスゴイ。USB とか搭載されていないのは残念だが余りある内容だよな。OPAMP の代わりに内蔵タイマの数が増えて Touch Controller を搭載した AVR128DA28 も 28pin DIP パッケージがあるようだ。オレ的にはこちらでも良さげだな。15年以上前に作ったイカサマ USB バスモニタ IKusbmon では ATmega88 を無理やり 3.3V/24MHz で駆動した。この時に AVR DA/DB シリーズがあればスペック内で動かせたし 16KB RAM があれば AVR 側でのトリガ/フィルタ処理で難儀する必要は無かったかもしれないな。ヤヘイさんが昨年11月に tweet されているが、AVR 派のハシクレとしては 15年前に欲しかったマイコンだな。しかし悔い改めるのは自分の方かもしれない。今のオレはマイコンと真摯に向き合っているのだろうか。マイコンのレジスタに書き込んだ値がビシッとキマった時のキモチ良さを再び堪能しようぜ。
そして今日は直動機構と戯れる日。5年前にアクリル板で作成したラックギヤ方式直動機構と同じ形のものを MDF 板で作ってみる。アリものパーツをかき集めて直動機構の形にする。いつものようにテスト用モータコントローラとモータをみのむしクリップで接続しマニュアルで動作を確認。いい加減な作りの割にはそれらしく直動してくれた。この1年間でベルトは割と常用出来るようになった。ラックギヤも常用できる自分になりたいな。
21/01/12
ギリギリ間に合った。技術書典オンラインマーケットで頒布している「中国の大型書店に行けないので通販で中文書籍を購入してみた2」の紙冊子版がようやく届いた。これまでの即売会と違って頒布後に現物が到着するのでヒヤヒヤだったがページ間違いも無く無事完成していて安堵した。この「中国の大型書店に行けないので通販で中文書籍を購入してみた2」は11月のおもしろ同人誌バザールで頒布した4ページの無料チラシを16ページに拡張したものだが、自分にとって初めての中綴じ製本同人誌となった。思ったより同人誌らしくなっていてヨカッタ。という訳でその他技術書典10で頒布した紙冊子と合せて宅急便コンパクトで発送。今回はスマホによる送り状登録でコンビニ発送を初めて行ってみた。店頭でバーコードを見せるだけで直ぐに送り状が出来上がるのは想像以上に楽だった。レシートを透明袋に入れて貼り付けて送り状とするとは思わなかったな。やはり世の中のサービスは自分で使ってみることが大事だ。プログレッシブな自分で有りたいな。
21/01/11
貴重な時間を大切に。昨日形にした M4x100mm 送りねじ直結型モータ使用直動機構のスライド抵抗にコネクタをハンダ付け。今回はスライド抵抗を後から取り外せるようにしたりネジ頭を避けたりしたため、すずメッキ線が泳いでしまった。そして今日は何故か調子が良くなったテスト用モータコントローラと3Pケーブルで接続しフィードバック動作を確認。ALPS製スライド抵抗を使用した時と同じく、テーブルの移動距離は55mmだった。この中華スライド抵抗は使えそうだな。今回はプロトタイプだがコイツを元に妄想を形に出来るように頑張ろうぜ。
直動機構との戯れは続く。2日の夜に形にしたギヤードステッピングモータ使用直動機構は動きがシブかった。しかしこれは片側の軸を兼ねた可変抵抗の負荷が大きかったからでは無いか?ベアリングの入ったアドラープーリなら負荷が減るのではないか?という訳でギヤードステッピングモータとアドラープーリによるベルト駆動を実験。まずはスライド部を取り付けずにベルトだけ動かしてみる。最初は脱調気味だったがパルス周期を長くしたらスムーズに動くようになった。しかし指でベルトを押さえるとすぐに脱調してしまう。これではスライド部の取付けには耐えられそうもない。という訳でパルス周期を更に伸ばし負荷がかかってもスムーズに動くようにした。このサイレントな動きは悪く無いな。続いてベルトにスライド部を取り付ける。ベルト長とスライド部へのベルト取付け位置の関係もあり、ドライブプーリも20Tから16Tの狭幅タイプに交換。動かしてみると若干アヤシイ所もあるがそれなりの速度で動いてくれた。安価な SPG20 ギヤードステッピングモータの 5V 駆動でもベルト駆動なら使えそうだな。今回はプロトタイプだがコイツを元に妄想を膨らませられるように頑張ろうぜ。
貴重な3日間が終わりを迎えた。明日もキビシイ寒さになりそうだが前を向いていこう。
21/01/10
今日も過去回想。今度の水曜日まで開催されているメディア芸術祭京都展で池田亮司氏の data.scan が展示されていることを今更ながら知る。年明けから京都展の tweet をいくつか見ていたが気が付かなかったな。池田亮司氏のことは2019年8月に台北台北市立美術館の個展で初めて知った。ここで見た大画面の Code-Verse にグッときたよな。大画面での浮遊感疾走感が非常にヨカッタ。2019年10月のエキシビジョン「時計以上の何か」で見た data.anatomy[for Audemars Piguet] もグッときた。小さな横長画面だったが図面感分解感が非常にヨカッタ。2019年11月に TARO NASU で開催された個展ではじっくりと作品を楽しめた。映像だけでは無く音の効果について気付かされたのが非常にヨカッタ。思えば2019年は色々な刺激を受けていた。今年も沢山の刺激を受けられる世の中になるとイイのにな。
手持ちパーツに通電を。今日は パーツ袋の中で温存していた M4x100mm 送りねじ直結型モータと中華スライド抵抗を使って直動機構を作ってみる。この組合せは昨年7月に1軸直動機構で試してみたが、もう一度その実力を確かめたい。という訳で早速MDF板を組み立てて直動機構の形にする。昨年末の大垣に持って行ってからテスト用モータコントローラの調子が悪くなったので、今日は Seeeduino XIAO 搭載モータコントローラで動作を確認。動かしてみると動作が非常に遅い。摩擦が大きいためかと思いテーブルを外したり横板の間隔を広げたりしたが変化せず。よく見たら手持ちの M4x100mm 送りねじ直結型モータは2つのギヤ比のものがあることが分かった。これまで動かしていた方が回転数が高いものだったようだ。という訳で1軸直動機構をバラしてモータを交換。動かしてみると動作速度がそれなりになった。M4x100mm 送りねじ直結型モータは追加発注が必要だな。結果はイマイチだったが直動機構が動くと楽しいな。明日も楽しく行こう。
21/01/09
思いがけない過去回想。細長LCDハックで話題のマジョカアイリスに関するod_1969さんのtweetを見ておもちゃ屋さんの倉庫西友町田店を知る。ここはかつてソフマップGIGA STORE町田店があった所ではないか。ソフマップGIGA STORE町田店の中古コーナにはかなりお世話になった。特にオープン直後に憧れの NANAO T560iJ を手に入れたのが印象深い。そして20年前にEZ-USBで遊んでいた時にここで中古のUSB-携帯電話アダプタを何個も入手したよな。市販品を安価に入手して単体で入手の難しいデバイスを手に入れて遊ぶ楽しさは昔も今も変わらない。今のオレはハックの楽しさを忘れているんじゃないか?でも使ったことの無いメカパーツをaliexpressで安価に入手して活用する楽しさは今存分に味わっているよな。今の自分がやりたいことを素直に楽しもうぜ。
温存パーツに通電を。3日の夜に日本パルスモータの直動型ステッピングモータを使った直動機構を動かした。しかしこの直動機構はガイドも何も無いのでスライド部がユルユルだった。という訳でこの直動型ステッピングモータを使った直動機構のプチ改良版を組み立ててみた。本体横とスライド部へのガイドレール取付けとケーブル用の側面スリット追加が主な変更点だ。早速 Seeeduino XIAO 搭載モータコントローラで動作を確認。スライド部のガタつきは少し残るが剛性は高まった。摩擦が増えても問題無く動くだけのトルクがこの直動型ステッピングモータにはあるんだな。これで直動型ステッピングモータを使用した直動機構が2つ形になった。直動機構が2つあるとつい直交させたくなるが、これを試すのはしばらく先になりそうだな。ああ直動機構は組み立てても動く姿を眺めても楽しいよな。明日も楽しく行こう。
21/01/08
イベントが終わったら次のイベントが待っている。5月に開催予定の Maker Faire Kyoto 2021 の出展者募集が昨日より開始された。昨年は物理会場での開催が中止となりオンライン開催で盛り上がった。5月の状況は全く分からないが、今年は物理会場で開催となり関西圏にお住いの方々と直接お会い出来るよう勇気をもって申し込もう。問題は今回の新機軸を上手く動かせるかだよな。準備を進めて2/4の〆切前にビシッと申し込みを行おうぜ。イベント出展を通じて新しい自分に変わっていくサイクルを続けられるとイイな。
今回は早かった。大晦日に aliexpress で発注したベルトテンショナーが今日届いた。家電品では無いメカパーツが1週間強で届くのは今まで余り無かったことだよな。という訳で3日にでっち上げたギヤードステッピングモータによるベルト駆動直動機構に投入してみる。3日はスライド部でベルト長を調整したが、今回は調整せずにベルトを取り付ける。かなりユルユルだ。そしてベルトテンショナーを取り付ける。なるほどこれは便利だな。早速直動機構として組み直して動かしてみたが、トルクが足りずに動かなくなった。やはりDCギヤードモータを使ったベルト駆動直動機構で試してみる必要がありそうだな。次にベルト駆動直動機構を形にする時に再投入してみよう。色々なパーツを試して経験値を増やしていこう。
21/01/07
イベントが終わったら次のイベントが待っている。昨年末より続いていた技術書典10が昨夜終了した。今回の出展では電子版を無償頒布したこともあり、トータルの頒布数は200部を超えた。開催直後の土日のコンスタントな伸びと12/30の急激な伸び、そして最終日の急激な伸びが特徴的だったな。そして1/2の技術書典10スペシャルオンラインイベント(YouTube)で紹介して頂いた効果は当日だけでは無く翌日もあったように思える。非常に有難いことだよな。技術書典の次は3月後半に東急ハンズ新宿店で開催される「おもしろ同人誌バザール」プロデュースイベントだな。見本誌を一昨日クリックポストで郵送した。後は自分の同人誌が全てチェックを通り東急ハンズ新宿店に無事並ぶことを祈ろう。2/21開催予定のCOMITIA135はどうなるかなあ。分からないなあ。
21/01/06
地味に衝撃を受ける。秋月の新商品一覧に東芝1MbitSRAM TC551001CP-85Lが登録されたことを知る。モノは馴染みのあるものだが衝撃なのは70円という価格だよな。亜土電子で日立の分厚いデータシートをコピーして貰いながらHM62256とか買っていた頃の事を考えると夢の世界だよな。手持ちのRAM袋を見るとTC551001CP-85Lは2個入っていた。これに通電する日はオレに訪れるのだろうか。今持っているパーツにも愛情を注ごうぜ。
もうすぐ技術書典10の開催期間が終了する。今回は新刊「中国の大型書店に行けないので通販で中文書籍を購入してみた2」電子版を無償頒布したが、現時点での頒布数は200部を超えている。こんなニッチなタイトルなのに多くの方に手に取って頂いたのは非常にありがたいよな。そして昨年9月の技術書典9でも頒布した7種類の既刊も、今回新たに多くの方に手に取って頂いた。技術書典というイベントの威力をマザマザと感じた年末年始だった。次も新刊を生み出せるように地道な活動を続けようぜ。
21/01/05
使ったことの無いサービスを試そう。今日は初めて日本郵便のクリックポストを使ってみる。1kgまでOK、全国一律198円という料金の安さ、自宅でラベル印字が可能な所がナイス。Yahoo!JAPAN IDだけで無くAmazon Payが使えるのも自分にとっては大きいな。何時の日か安価な発送手段を活用できる自分になりたいな。明日こそ地味に。
21/01/04
いつもの日常が始まる。しかし今日はモータを回すことなく終了。早速フヌケになる今の自分はダメだな。しかしそんな中でも技術書典10オンラインマーケットで何人かの方が自分の同人誌を手に取って頂いた。非常に有難い。残り2日を切った開催期間を楽しみながら駆け抜けよう。明日も前向きに誠実に。
21/01/03
オンラインイベントの威力は大きい。昨日の技術書典10スペシャルオンラインイベント(YouTube)で紹介して頂いたお蔭で、今日もゐろはさんを始めとして何人かの方に自分の同人誌を手に取って頂けた。非常に有難い。「展示会でホンモノを見るのは趣味の活動にも刺激になるよね」は展示会の紹介に加えてメカ物のミニチュアを作る楽しさの共有がテーマなんだよな。今年もしばらくは展示会で刺激を受けるのは難しそうだが、先月のヤマザキマザック工作機械博物館での刺激をバネに手を動かそう。
という訳で今日も Seeeduino XIAO 搭載モータコントローラ基板で手持ちのステッピングモータを回す。まずは日本パルスモータの直動型ステッピングモータを使った直動機構から動かす。移動速度は遅いがモータサイズも大きくて力強い。今年はこのモータをもっと有効に活用しよう。続いて昨年直交させた中華ステッピングモータ直動機構を1軸だけ動かす。負荷をかけると脱調気味になるが、この移動速度は相変わらず魅力的だよな。そして6年前に作った2軸回転テーブルを引っ張り出し多摩川精機のHB型ステッピングモータTS3692N65を回す。やはりHB型は小型でも強力だよな。サイズとトルクの関係でDCギヤードモータに傾倒していたが、今年は少し節を曲げてみるのも悪くなさそうだな。明日からの現実とビシッと向き合おうぜ。
21/01/02
今年最初のオンラインイベントを楽しむ。今日は技術書典10スペシャルオンラインイベント(YouTube)を楽しむ。毎回楽しみにしているアワード応募書籍の紹介が非常に楽しい。今日のイベントでは自分の「展示会でホンモノを見るのは趣味の活動にも刺激になるよね」を紹介して頂いた。更にわかめさんには技術書典9に続き手に取って頂いた。非常に有難い。そして電子版を無償頒布中の新刊「中国の大型書店に行けないので通販で中文書籍を購入してみた2」も紹介して頂いた。非常に有難い。コメントでJD京東に反応して頂いたのも嬉しかったな。自分以外の作者の同人誌紹介も非常に楽しめた。こしあんさんの新刊「インフィニティNumPy」では451ページという圧倒的なボリューム感に自分を含めてコメント欄が沸いたのが面白かった。What's Up People さんの「脱!電子工作初心者のための本」は縦書きの電子工作本という所にグッときた。自分が新刊をチェックした時には気が付かなかったので、オンラインイベントならではの気付きだよな。次回のスペシャルオンラインイベントは1/4(月)の21時からだ。日常に戻った自分への癒しとして楽しもうぜ。
今日もゴールを目指さずに。手持ちのパーツ袋に眠る切断済 MDF 板を組合せて SPG-20 ギヤードステッピングモータを使用したベルト駆動直動機構を形にする。いつもの N20 ギヤード DC モータと違ってステッピングモータはサイズが大きいよな。アリモノパーツを使用してベルト長が合わなかったため、スライド部で長さを調整した。そして昨日コネクタをハンダ付けした Seeeduino XIAO 搭載モータコントローラ基板で直動機構を動かしてみる。案の定移動速度が遅い。これ以上パルス周期を短くすると脱調してしまう。やはりPM型ギヤードステッピングモータの5V駆動はベルト駆動でもキビシイな。それでも実際に動かしてみることに意義があるはずだ。明日の貴重な時間も有効に活用しようぜ。
21/01/01
渡航出来ない今だから。台湾の元日の様子を知りたくて YouTube Live で東森新聞台のニュース番組配信(YouTube)を視聴。昨年と比較して人出が減少と伝えているが、それでも多くの人が深夜の台北を闊歩している様子が垣間見える。そして画面に映る台北台中高雄の変わらぬ夜景を見て台湾に行きたい病が再発してしまう。しかし現在BOOTHにて頒布中の「台湾のニュース番組をYouTubeで楽しむ本」を作るために視聴していた6-8月の時よりも、今日は街中の人や記者のマスク姿が目立つように感じた。台湾に自由に渡航できる世界が到来するのはマダマダ先になりそうだな。現地に行けなくとも台湾の元日を身近に感じられる今の環境に感謝しようぜ。
貴重な時間を大切に。今日はハンダの煙を吸う。調子が悪かった Seeeduino XIAO モータコントローラ基板に4Pコネクタをハンダ付け。そしてパーツBOXの奥底から取り出したSPG-20ギヤードステッピングモータを接続して動作を確認。新年なのでまずはゴールを気にせず手を動かそう。残り少ない心穏やかな時間を有効に活用しようぜ。
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