■ペンネーム「かじゅ」さんからの投稿です。
初めまして。
とても楽しく拝見しました。
私のところにも何度か勧誘のお電話がありますが、つい先日のは大変頭に来たので投稿したいと思います。
TVで笑っていいともが始まった頃、電話が鳴りました。
出てみると男の人が「かじゅさんいらっしゃいますか?」と。
「私ですけど…」
この段階で、知人からではない何かあまり歓迎できない電話だなと察しはついたのですが、ハンゲームをやりながら電話をとった私はすっかり切るタイミングを逃してしまいました(笑)
1年くらいかけてお肌のトレーニングケアをすると化粧品いらずの肌になるとか。
エステだかどこだかでソレをするとなると60万はかかるけど、24万でできるとか。
10年後、20年後、ずっと基礎化粧品すらいらない肌になるとか。
肌にトラブルがないわけでもなく、悩みもないわけじゃないけど、興味のわかないお話(笑)
物凄く一生懸命なお兄さんに「申し訳ないけど興味がわかないしやる気も起きない」と伝えること数十分。
やっと電話を切ってくれた。
通話時間は64分…(T┰T )
でも「長々とすいませんでした」と言ってもらえ、最後まで礼儀正しかったお兄さんには好感が持てましたよ(笑)
そんなこととっくに忘れて買い物行って帰ってきて、さてそろそろご飯支度を…とキッチンに立った6時前、電話が鳴りました。
出てみるとまたも「かじゅさんいらっしゃいますか?」と。
しかも何かさっき聞いたような社名を…。
でも声が違う。
もっと落ち着いた感のある声。
「昼間の電話に何か問題はなかったか?」
と聞いてきた。
話は長かったししつこかったけど、感じのいい人だったしなぁ。。。と思い、もしかしたらあのお兄さん怒られちゃうのかしら?と思ったりして
「何も問題はなかったですけど」
と答えたら、
「内容などは理解していただけたということでしょうか?」と。
そして
「それならなぜ断るのか?」みたいなことを言ってきた。
「肌が綺麗になって今までのようなお手入れも必要なくなる。そうなったら嬉しくないか?」と。
口調はとても丁寧だし棘もないけど、なんか腹が立ってきた。
「実際そうなったら嬉しいかもしれないけど、興味のない話だからお断りしているんですけど」
と言ったら、、、
「興味はなくても、やってみたら満足できますよ」
みたいなことを言ってきた。
この一言に(´ー`)(ー`)(` )( )( #`)(#`皿)(#`皿´)/ ムカァー!!
「興味なくても…ってお金払うのは私ですよね? 興味のないものにお金払う人なんていますか? いい加減にしてください!!」
と電話を切っちゃいました。
そしたらまたかかってきたんです。
出たら「そんなガチャンって切るなんてホニャララ〜」と言ってる。
「しつこい!! もうかけてこないでください!!!」
と叫んでまたガチャン(笑)
それでもかかってきた〜〜〜〜〜Σ(゚Д゚)
そこで旦那と交代。
のほほんとした声で「もしもし」と旦那。
「どちら様ですか?」
「オオヒラさん?」
「どちらのオオヒラさんですか?」
「いや、知らないって言ってるけど、どこのオオヒラさん?」←やや強気
電話、切られたそうです(笑)
そして2日後の午後4時過ぎ。
電話が鳴ったので出てみたら
「先日お電話させていただいた・・・」と話し始めた。
またですよ。
今回はちょうどパソコンに向かってるときで、目の前にメモ帳もボールペンもあったので、ちゃんと社名を書き記しました。
○○○○ビューティーと名乗ってましたよ。
でも先日はジャパン何とかってもっと長い名前だったなぁと思いつつ、
「何ですか?」
と聞いたら、2日前の夕方にかかってきたのと同じ感じで、
「先日の説明で何か問題ありましたか?」と。
「何度も言ってますが、そのお肌のトレーニングケアというものに興味がありませんのでお断りしているんです。もうかけてこないでください」と一方的にまくしたて切りました(笑)
そしたらやっぱりもう一回かかってきましたよ。
また切ったことを非難されました(笑)
「何回も何回もしつこいんですけど」と言うと「まだ2回目です」と。
お前は2回目かもしれないけどトータルで6回目じゃ!( ゚Д゚)ヴォケ!!
「お肌が綺麗になることに興味ないんですか?」と。
「綺麗になることは興味はあるけど、あなたたちが薦めてくるトレーニングには興味がないんです」
「興味がないのに話を聞いたのですか?」と。(最初の電話のことだと思われます)
「話を聞いても興味がわかないから断ってるんじゃないですか! 誰が興味もなくやりたくもないことに24万も出すんですか! いい加減にしてください! ホント、しつこい!!」
と、(実際もっとたくさんまくしたてたような気もするけど)言いたいことだけ言って電話を切らずに放置(笑)
そして子供とすぐそこの自販機までジュースを買いに行ってきました(笑)
帰ってきたらもちろん切れていましたよ。
その後はかかってきません。
最初のお兄さんの話を1時間も聞いたせいか、しつこかったです。
でも、どの電話でもはっきりと「お断りします」と言っているのに何度もかけてこられ、本当にびっくり。
かけなおしてこられたのは初めてだったのでちょっとあせりました。
あとから○○○○ビューティーを検索してみたら、参考になるものはありませんでしたが、ジャパン××××、△△△△サービスなどの社名でケミカルピーリングのモニターの勧誘と似ているなぁと思いました。
2回目の電話でジャパンなんとかって名乗ってたような記憶があるので同じかも。
それで思い出したのですが、ちょっと前に社名など一切覚えていないのですが、ドクターズコスメのモニターの勧誘の電話を3〜4回かかってきていたんですよね。
もしかしたらそれも全部同じところからなのかもしれません。
■畳み掛けるような、見事な勧誘です。かじゅさんがたまたま強気を通せる方だったようなので、無事に終わってはいますが、これじゃあ少し気の弱い人だったら、絶対契約させられていたのではないでしょうか。
まず、一回目の電話。
こちらは、普通の勧誘電話ですね。勧誘員が多少しつこかったり、粘ったりするわけですが、必要無い、いらない、と断ることもそんなに難しくは無い筈です。
#尤も、長時間の勧誘を断りきれなくて契約する人も、結構いらっしゃるかも。
で、二回目の電話。これが実にイヤラシイ。
一度電話の応対をしているだけに、さっきは電話を聞いて、今度は聞かない、というわけにはいかないような気がしてしまいます。(一貫性を好む、ってヤツです)
そこで、「昼間の電話に何か問題はなかったか?」ですよ。
ここで「問題大アリです!」って断言できる人って、そうそういません。ましてや、一応先の電話は平和裏のうちに終わっているわけですから。当然「問題ありませんでした」と答えるじゃないですか。
そうすると、勧誘員によって、素晴らしい俺様理論が展開されることになるのです。
「問題が無いのなら、何故買わないのか」
完全に話がすりかわっているのですが、電話口でまくし立てられると、結構簡単に誤魔化されてしまいます。相手は勧誘のプロですからね。まるで断ったこちらに非があるかのような気持ちにさせられてしまうでしょう。
そんなこんなで、勧誘員に勝手に植えつけられた罪悪感を解消するためには・・・そう、契約するしか無いんです。
三人目の人も、ステキなテクニックを駆使なさっておられます(苦笑)。
「お肌が綺麗になることに興味ないんですか?」
って聞かれて、断り文句と割り切って「興味ないッス!」と断言できる人ならいいのですが、ついうっかり「興味ないわけじゃないです」なんて素直に答えてしまうと、次に待っているのは、勧誘員の俺様理論パート2、です。
「興味があるのに買わないのはおかしい」
やっぱり話の筋が通ってないのですが、電話口でこう言われてしまうと、「そうかしら」なんて丸め込まれてしまうかもしれません。
また、かじゅさんのように「興味ありません」と切りかえしても、
「興味が無いのに話を聞くのはおかしい」
→「話を聞いたのだから興味がある筈だ」
→「興味があるのに買わないのはおかしい」
素晴らしき三段論法で、結局「買わないアンタがおかしい、悪い」という論調に持っていこうとするわけなんですね。
こうやって文字にして見ると「なんでやねーん」と思えることでも、電話口で耳から聞くだけでは、トークに呑まれてしまってわからなくなってしまいます。
げに恐ろしき、匠の技哉・・・。