■ペンネーム「ちなつ」さんからの投稿です。
話は、1ヶ月以上前のことから・・
夕方の忙しい時間(といっても働いているのでそんな時間しかいませんが・・・)に一本の京都ダイヤルの電話。
「○○出版です」から「英語のサンプルビデオを送付します。一度モニターになってください。ビデオ送付後1週間くらいで感想を伺います」という、「いらない!!」と言っているのにおしつけがましい電話。
その後、有無いわさず、郵便ポストに1本のビデオが刺さっていた。
その後は音沙汰なしなのでこれ幸いと思っていると、昨日、これまた午後7時という不届きな時間にかかってきた。
「要らない」という一点張りにも
「今が伸びる時期だから」
「絶対後悔する」
「おかあさんの意見を子供に押しつけても」
とだんだん押し売り調に!!そのうえ
「△△さんは70万、××さんは50万ですが、うちは29万ですよ!!」
最後には、「ご意見が変わるかも知れないので3週間後に電話をかけさせてもらいます。」
話すこと、1時間。すっかりさめた夕食がのこっていた・・・。
しかし、2歳になったばかりの日本語のおぼつかない子に本当に必要なのだろうか? また、29万って、そんなに安いものなのだろうか〜。(貧乏だから働いているのに・・・)
■あー、あー、あー。うちにもかかってきました。○○出版の他にもあと2つぐらいあったかなあ。残念ながら会話を記録していなかったので、お蔵入りにしてしまっていたのですが。
この場を借りて、ちょっとさわりだけ書いてみますね。
1つ目の業者、素直に「必要ない」って言ったら、「お子様の可能性を無駄にするおつもりですか!」とか「お子様の将来を真面目に考えてあげてくださいよ!」とか、かなりムカつく切り返しがありましたっけ(怒)。
んで、別の業者には訪問販売を受けたディズニーを勝手に引き合いに出して「ディズニーすることに決めたんでー」とかなんとか言ってみたら、
「ディズニーさんは確かに良い教材ですが、難しいですよ。お母さんも勉強しなければいけませんよ?」なんて教育者にあるまじき発言がでてきたりして。
(自分の嫌なことを子供にやらせる親はアカンやろ。私がその子供ならグレるぞ)
仕方ないので、3つ目の業者には「実家の母が最近までイギリスに住んでいて、今は英語教師をしているので(大嘘)」と断りました。
「それだったら、尚のことこの教材で・・・」とかなんとか言い出しはじめたので、
「無料でナマの生きた英語に触れられる環境があるのに、なんでビデオなんかのお世話にならなきゃいけないの?」と根性悪く言ってみたら、ガチャ切りされました。それ以来、この手の電話はかかってきてません。ははは。
■いくら子供は吸収が良いといっても、英語を勉強させている間は他の刺激は得られないわけですよね。
単なる遊びの中でも、子供は何かを感じて受けとっているでしょう。それらをオミットさせてまで英語漬けにする利点を<私は>見つけられません。
「英語漬け」なんて大げさな、と思われるかもしれませんが、何十万も教材にかければ、勿体無くってついつい教育ママ化してしまいそうですもん、私。
29万って数字は、それだけの重みがありますよね。市販のビデオやCDや本や所謂知育玩具が山ほど買える金額です。
子供の様子を見ながら、その時の必要に合わせて色々探して買い足していく、というやり方もありますし。
なんにせよ、子供に英語を習得させようと思うなら、いかに「英語は楽しい」と子供に思わせるか、が一番重要なポイントでは、と思います。伸びる時期云々なんかよりもね。
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