2月18日(金)


いよいよお別れルアンパバーン


この日も朝早く目覚める。最後の朝の散歩をする。
出発の手順もあるので、近いところを一回りだ。
飛行機は、11:10 ホテルを出るのは、10時位の予定だ。
空港までは、ゲストハウスが、バスを手配してくれていた。


王宮の隣のお寺だったと・・・
ワット・マイ?の境内の塔



本堂の屋根




王宮の横の通り。道の脇のあかりがいい。

*クリック


昨日、上ったプーシー寺院の入り口への階段
*ここをクリック



そういえば、日中動かなさ過ぎたせいもあり、
一度もお寺の中には、入ってみていないなーと思いながら
ゲスハウスへの道を帰る。




ゲストハウスの奥さんにご挨拶をして、
いよいよ荷物を玄関に置き、バスを待つ


趣のある扉の前で、記念撮影




朝、活気があるゲストハウス前。そして風景を目に焼き付けている
のか、感慨にふける主人
*クリック


さようなら、ゲストハウス。さようならルアンパバーン。
ミニバスの窓の外の景色を眺めながら、別れを惜しみつつ、空港に到着する。


でも、それからが、長かった。

待てど暮らせど、飛行機が来ない。小さな待合室がやがて、びっしりになる。
3便分位の乗客がそれぞれの飛行機を待っているらしい。
取り立てて、遅延の理由の案内はない。
職員の人もそうあわてている気配もない。
乗客の人もルアンパバーンに来る人は、こういう状況に
慣れているということなのか、ほとんどの人が動じている様子もない。
で、私たちもひたすら、静かに待った。

時々、主人の咳が響いて、他の人が気にするのではないかと
思って、気になる。

一時間・・・一時間半・・・
さすがに何人かの人が職員に聞いていたけれど、
取り立てて、特別な理由が聞けたわけでもなさそうだ。
小さな子供をつれたご夫妻の子供達が、待ち疲れて
ちょっとぐずり始める。

することもないので、時々その家族の様子を見ている。、
でも、両親の躾がとてもよいようで、ひどくしかりつけることもなく、
きちんと子供たちを我慢させている。
若いのに何て、きちんとした親御さんだろうと内心感心する。


二時間もゆうに過ぎた頃、ようやくチェンマイ行きの飛行機が到着する。
さすがに、皆やれやれという感じで立ち上がってドアの前に並ぶ。
ドアが開いたら、もうそこは、飛行場だ。


晴天の空の下、私たちを迎えてくれた、こじんまりとした飛行機。







席に着くと、ちょうど前の席が、さっきの家族だった。
3歳の男の子と、4歳の女の子というところ・・・か。
どうやらドイツ人の一家らしい。
短い時間だったけれど、子供を騒がせることもなく、子供達も
小さいながら両親の言うことをきちんと聞いて、愛らしくて、お行儀がいい。
これは、普段からちゃんと躾をしていなければ、できないこと。
さすが、と思う。

そんなことを考えたり、
子供達が前にいるのに、相変わらず、主人の咳も気になり、
謝ろうかしら・・・などと迷っている間に、

もう着く? 速い!



チェンマイ再び



かって知ったるチェンマイと思っていたのに、
いざ飛行機を下りてみると、全く勝手が違ってびっくりする。
わかると思ったのは、税関のところまでだった。

去年は、来慣れた人と来たので、
私は、何から何まで、ぼんやり、指示に従っていただけだった。
そのことが、こんなにも違う感覚になるものとは。
去年は、乗客がそんなに多くなかったせいもあるのだろうか?
あるいは、例の私の場所感の無さのため?

いざ、自力で到着してみると、
イメージの3倍ほども空港は、大きかった。
ホテルからの資料には、迎えの車付き、とあったので、
探してみるが、見つからない。空港の人ごみの中をしばしウロウロする。
結局、2時間以上飛行機自体到着が遅れたのだから、
迎えの車もないだろうということになり、タクシーに乗ることにする。


空港から町までのタクシー料金は、タクシー乗り場に表示されている。
これは、安心。目の前にいたタクシーに乗ることにする。





ところが、乗って、驚いたことに、
そのタクシー運転手氏、日本語がひどくうまい。
途中のそこここで、巧みな日本語を駆使して、驚かせたり、笑わせたり、
なかなかのものだ。私たち家族の会話も結構聞き取っている!
そして、おしゃべりの中から、
私たちが、エレファント・パークへ行く予定と知ると、
「ヤスクスルヨ。」「ナンジニムカエニイク?」
車のフロントガラスに張ってある障害保険のラベルを指差して、
このラベルをつけている自分の車は、特別安全なんだとも強調する。
普通、往復B1100のところB800にするとのこと。

エレファント・パークは、明日にしようと思っていた。
又、車を探して、なんて、面倒だし・・・
と、つい運転手氏の勧誘に乗りかけている私の脇腹を娘がつついて、
「ダメ、ダメ」と目配せする。
あわてて、乗せられモードにブレーキをかける私。
タクシーを降りてから、娘に叱られる。
「お母さんったら、もぉー。気をつけなきゃ。懲りないねぇー。
別にあの人にしなくてもいいでしょ。」
「あの人日本語がわかるから、口じゃ言えないし。」


日本語を操って近づいて来る人には、気をつけヨ。
ガイドブックにあったっけ。
娘の忠告は、当っていた。私は、方向音痴なだけではなく、
ネギを背負ったカモタイプ?気をつけなくては^^;
後で、こうして書いていると、我ながらバカだなぁーと思うのだ
けれど、その場では、コロリとその気になりかけていたのだから怖い。


ホテルについて、荷物を解いて、一段落すると、もう時間は、
4時を回っていた。12時には、到着しているハズだったので、半日、どこかに、
と思っていた予定がすっかり狂ってしまう。
時間待ちの疲れもあるし、やっぱり暑いし、ま、いいか、ということになる。
ナイト・バザールでも見て過ごそう。


ナイト・バザールから見たホテル。
推薦していただいた通り、ナイト・バサールは、ホテルの目の前だ。



バザールでの食事は、とても楽だ。
テーブル・スペースの周りをタイ料理、カレー、麺類等々、
いろんな種類の食事のお店が囲んでいる。
食券を先に買って、好きなお店を選んでセルフサービス形式で、食事をする。
ちなみに食券を買うとトイレ代金も無料になる。
飲み物もある。残った券は、当日のうちにカウンターに持っていくと、
精算してくれるということになっている。





食事を済ませて、去年お世話になったMさんの義姉さんのお店に
ご挨拶に行く。ちょうど一年ぶりだ。
義姉さんは、相変わらず、おっとり。懐かしい。
子供好きの娘に
やんちゃなイケメンのボク(今年5歳?)を紹介したかったのだけれど、
更にやんちゃ度が増した彼は、もうバザールには連れてきていない
とのこと。残念。彼へのお土産を託す。
義妹さんにも会えなかったので、帰るまでにもう一度
顔を出してみることを伝えて、ご挨拶を済ませる。


ナイトバール本館



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