アヤソフィアは現在博物館となっていて、入場料を払って中に入る。 建物の中はひとつの広大な空間となっていて、外から見えた高いドームが そのまま天井。高さは 70m くらいはあるかな。人間が小さく見えます。 空気はひんやりとして、薄暗く、音は反響し、荘厳な雰囲気。 イスラム教時代に塗りつぶされた、壁のキリスト教モザイクが20世紀に発見され、 現在は内装にイスラム教とキリスト教が混在する不思議な形で展示されている。 写真の中央上部にはキリスト母子像のモザイク画が見えるが、 その下には(イスラム教が崇める)メッカの方向を示す ミフラープ(門のような形のもの)がある。 また、壁の高いところに掲げられている大きな円板には、 カリグラフィーでイスラムの神や使徒の名前が書かれているとのこと。 窓のステンドグラスが美しい。 世界中から集められた貢ぎ物の数々も飾られている。 壁も柱も窓も天井も、さまざまに意匠が凝らされた装飾で埋め尽くされている。 |