TACバンブーロッド製作教室 8
第4章 ラフ プレーニング (荒削り)
  T 下準備     いよいよカンナでの削り作業に入ります・・・プレーニング フォーム(削り台)に矯正の終わった竹片をセットしカンナがけをして    所定の寸法にする工程ですが、竹片の断面は四角形・・・フォームの溝につけられた角度とはまったく合いません。そこで、竹片の角の    一つに60度(4角ロッドでしたら45度)をあらかじめつけておかなければなりません。     そのためのフォームが次のようなものです。60度・30度に面取りした20ミリ×30ミリ程度の角材(長さ50cm〜)を2本組み合わせて使    います。上下に幅(深さ)の異なる面取りを施し、トップセクション用とバットセクション用とに使い分けます。     このフォームは竹片の断面が方形の場合を考えてあり、その上、実際の断面形状はおおむね不規則な台形ですから正確な角度に削ること    はできません。とりあえずプレーニングフォームの溝にセットするための下地処理と思って作業します。

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