〜あとがき&後日談〜
『あなたに届くまで』をお読みくださいましてありがとうございました。
まぁ、なんと言うか、ちょっとあだるてぃに挑戦してみました。
これはカタカナのあだるてぃになるかしら?(笑)
本編では当分こんな感じの話は書くこともないと思って、開設記念ということでちょっと書いてみました。
さらに、この夜の翌日にあたる後日談も作ってしまいました。
フィン編、ラケシス編、それぞれありますので、お楽しみくださいませ。
ちなみに、フィン編にはキュアンが、ラケシス編にはエスリンが出てきます。
この2人が出てくるということで、どんな内容か察しのいい人はわかるかも(笑)
では後日談はこちらです。
『あなたに届くまで』後日談 〜フィン編〜 〜ラケシス編〜
さて、私としては、両想いになる寸前のドキドキするようなのが好きなのですが、そういうのばかりではいけないのでは、と思っていろいろなシーンを書けるように挑戦しているところです。
今回の話ですが、テーマとしては、2人の不安とこれからの2人です。
フィンはラケシスとのことについて、やっぱりかなり抵抗あったと思います。
好きだという想いだけではどうしようもない、そういうものがあるのだと思っています。
でも、一度吹っ切れたらあとはラケシスだけを愛していくのだと私は思っています。
ラケはラケでそんなふうに考えているフィンのことなんて知らないので、不安でイライラです。
好きな人には一途(一直線?)なラケですから、好きな人にはいつでも自分が特別だと思っていて欲しいのです。
お互いに不安の消えた2人。これからはちゃんと恋人としてのおつきあいが始まるのです。
????「恋人としてのおつきあいが始まるのはいいとして、何が挑戦よ。これからってところ終わっちゃってるじゃない」
しーの(以下し)「えっ?」
???「仕方ないですよ、ラケシス様」
し「えっ、ラケシス?」
ラケシス(以下ラ)「フィン、仕方ないってことないでしょう? 私達のことなのよ?」
フ「人には向き不向きというものがあるのですから、この方にそういう話を期待されても仕方がないです よ」
ラ「そんな好き嫌いして作家といえるのかしら?」
し「別にあだるてぃな作家になるつもりはないし……って、どうしてあなた達が出てくるの?!」
フ「2周年ということでちょっと御挨拶にでもと思いまして……」
ラ「文句言いに来たに決まってるじゃない(キッパリ)」
フ「ラケシス様、そんな率直に申されなくても」
ラ「こういう話はさっさとしてしまわなきゃ。で、早速言わせてもらうけど、2年も経ってるのに、フィン
と再会できないのってどういうこと?!(じろりとしーのをにらむ)」
し「え、えっとそれは……(ラケシスのにらむ瞳から逃れようとフィンを見る)」
フ「2年経っても1章終わっていないのですから、私達が恋人になるのはまだずいぶんと待たねばなりませ んねぇ(すこし冷ややかな目線をしーのに送る)」
し「あ、ほら、同人誌でらぶらぶな恋人同士の2人、書いてあげたじゃない。今年作った方は、去年よりも らぶらぶ度UPしたでしょ?」
ラ「オンラインのお客様はどうするのよ? それにもうイベントには参加しないんでしょう? どうやって皆 様に読んでいただくのよ」
し「それは、通販してるし……」
ラ「買って読んでくれる人がいるならそれでもいいけどね」
し「……」
ラ「通販のことはどうでもいいのよ。それよりも本編で早くフィンと再会させてって言っているの。もう少 しスピードUPできないの? 他に登場を待ってるキャラだっているのに、ゲームばっかりしてないで 書いたらどう? それに、私達の話がこんな数じゃフィンラケサイトなんて言えないわよ。それにねぇ ……(くどくど)」
し「う〜(開き直って)そんなに文句言うなら、2人を恋人になんかしないわよ!」
フ「そ、それは困ります!」
ラ「大丈夫よ、フィン。そんなに慌てなくても(にやりとしーのを見る)」
し「な、なに?」
ラ「この人はね、男女別キャラで見ても私達がそれぞれに一番好きなのよ。だから、フィンには女性陣で一 番お気に入りの私、私には男性陣で一番お気に入りのフィンって具合になってて、もう固定カップルに なってるんだから」
し「うっ(図星なので何も言えない)」
フ「それならどんなに時間がかかろうと安心ですね」
し「い、いや、まだ本編はカップルになってないんだからどうとでもなる! フィン、ティルテュなんてど う? ほら、ティニーからお父様って呼ばれたくない?」
フ「……」
ラ「フィン! 何黙ってるの?!」
???「お父様は私のお父様です!」
フ「ナンナ?」
ナンナ(以下ナ)「私以外の人が、お父様をお父様なんて呼んで欲しくありません!(フィンの腕にしっか りと抱きつき、しーのをにらむ)」
???「僕もやだよ」
フ・ナ「リーフ様」
リーフ(以下リ)「ナンナと結婚してもフィンのこと父上って呼べないじゃないか(ナンナと反対側の腕に 抱きつく)」
し「で、でもね、リーフ、ティニ−と結婚したらフィンを父上って呼べるし。たまにはナンナ以外の女のコ とつき合ってみない?」
リ「やだ。僕はナンナじゃなきゃやだ(即答)」
ナ「リーフ様ったら(ポッ)」
リ「ナンナもフィンも僕のものだ」
ラ「こらこら。フィンは私のものよ(背中からフィンに抱きつく)」
し「……大モテね」
フ「恐れ入ります」
し「わかった、わかりました。3年目はがんばります。1章だってもうすぐ終わるし、2章に入って早くラ ケシスとフィンを再会させます」
ラ「それでいいのよ。まったく、1年目からがんばってれば、私だってこんなこと言いにわざわざ来ないわ よ」
し「すみません……(さわらぬ神に祟りなし)」
フ「では、約束も取り付けたことだし、そろそろ戻りましょうか」
ラ「そうね」
ナ「お母様、お父様と仲良くなさってくださいね」
ラ「あなたもリーフと仲良くね。あなた達の結婚式には間に合わないと思うけど、必ず戻ってくるから待っ ててね」
ナ「はい、それまでお元気で」
リ「ナンナのことは僕にまかせてよ。僕が必ずナンナを守って幸せにするから」
ラ「頼もしいわね。ナンナのことよろしくね」
リ「ま、まかせてよ!(ラケシスの華やかな笑みにちょっとうっとり)」
ナ「さ、リーフ様、私達はリーナンネットワークの1周年記念の方に行かないと(少しでれっとしたリーフ の腕を引っ張る)」
リ「あ、あそことは同じ2/20が開設記念日だったんだよね。あっちには僕とナンナののSSとCGを投稿し たんだよね。じゃ、様子見て来なきゃ」
ナ「それじゃ、お父様、お母様、失礼します」
フ「気をつけていっておいで」
リ「行ってきま〜す」
ラ「がんばってね〜」
(フィンとラケシス、手を振ってリーフとナンナを見送る)
※リーナンネットワークはこちらからどうぞ♪
ラ「さて(腕を組んでちらりと強めの視線をしーのに送る)」
し「まだ何か……?」
ラ「来年の開設3周年までにどれだけ進んでいるか楽しみにしだわね」
し「(また来る気?)……善処します」
ということで、キャラ本人達から責められたので、3年目はもっとたくさんのSSをUPできるように
がんばります。
最後までおつきあいくださいましてありがとうございました。
注:『あなたに届くまで』とあとがき&後日談2本は別館開設2周年記念として作成しました
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