インテグラML走行会乱入, または車高調整式サスペンションに 40万円近く投資しながらタイムが出なかったことに対する妻への言い訳とは? (笑)

1月の 成田 ではせっかく入れた車高調がもう一つしっくりと来ず, 一方車高を下げて臨んだ 筑波 では逆に素晴しい動きをしていたので, いずれは車高を下げた状態で成田でテストしたかったのですが, インテグラ ML のオ口さんのご厚意で 3/27 のインテグラ ML の走行会にまぜてもらえることになりました. どうも「珍しいホンダ車に乗っている人, もしくはホンダ車乗りでアヤシイ人」 という条件でピックアップして頂けたようなのですが, 果たしてこれを喜んで良いのか悲しむべきなのか...

ともかく車高は下げたのだから転倒することはあまり考えないことにして, 一走目から本気で行きます. 目標は 49秒台で, 持ちタイムは 50秒 77. 空気圧は走行終了後に 2.4kg/cm^2 になるように冷間 2.2〜2.3kg/cm^2 あたりにしておいて, 一走目終了直後に微調整.

[コース図]いつものコース図

走ってみると, だいぶロールも抑えられていて, 「転倒するかも」という恐怖感はあまり感じません. 下の写真は第一コーナー入り口 (サス交換前) と出口 (サス交換後) で撮ったもので, 場所がちょっと違うのでわかりにくいかも知れませんが, ロールが減少しているのがわかると思います (ホントか? ^_^;; > おれ)

[サス交換前]サス交換前 [サス交換後]サス交換後

ところが, 左大回り (コース図 E 付近) まで来ると, 内側前輪が浮いてしまって加速できなくなりました. ここではけっこうな横Gがかかっていて, ロールしようとするのだけれどサスが固くてロールしないからその分内側が浮き上がろうとして, サスのストロークが十分あれば浮かないで済むのだけれど元々あまりストロークしない設定をしかも車高を下げた分伸びしろを削ってしまっているので結局伸びる量が不足して, LSD があれば差動制限の分は外側のタイヤで加速できるけどコレには付いていないから, 最終的にほとんど加速できない状況になっているように思います.

仕方が無いので, ここはあまりアクセルを踏まないようにして, トラクション重視で走ることにします. ちょっとストレス溜まる方向 (苦笑). その分はその後のヘアピン (コース図 G H ) でクルマをブンブン振り回して発散 (笑).

そんな, こんなでいろいろ試して, 結局タイムは 50秒 66 (1/100 秒台記憶あいまい) でした. 前回よりほんのわずかに記録更新していますし, 安定して 50秒台は出せるようにはなったのですが, ほぼ思った通りのライン, ほぼ思った通りの走り方をしてこんなモンなので, 49秒台はよほど Break Through が無い限り, 私には無理そうです.

更にもう少しサスを固めて内側が浮かないようにする手もありますが, それをバネでやると往復 36キロの痛勤^H^H通勤に支障が出ますし, スタビライザーはたぶん特注になってまたとんでもない値段になりそう. それに良く考えてみると私のスタイルは

普通のクルマで, 楽しく遊ぶ

ということのハズだったのに既にずいぶん普通じゃなくなってるし, アレや, コレや, いろいろ考えた結果,

もう, タイムのことは忘れて操縦を楽しもう

ということにしました. 今の設定で通勤もどうやらこなせますし (車高はちょっと上げた方がいいかも), 操縦性は純正に比べるとものすごく良くなっているので, まぁ, これはこれでいいかと.


おまけ 1: そもそもトゥデイが 50秒台で走ること自体, 常識からはちょっと考えにくいことのようで, インテグラ ML の皆さんに「コイツ一体ナニモノ?」とか, 思われていたようです.

おまけ 2: 今回, このサイトで良く出てくる竹下さんもシティ (GA2 キャブ車) で参加されていたので, ちょっと運転させてもらいました. それまでの竹下さんのタイムが 52秒台で, 「なんかおかしいよこれ」とか言っておられたのですが, 私が乗ったら たまたま 50秒台後半のタイムが出てしまい (笑), その後ちょっと目の色が変わっているようでした.
最終的に竹下さんは 49秒台に突入されたので, オーナーの面目は保たれました (と言うか, 元々竹下さんの方が運転が上手いのですが).

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