60km/h以上なら三角窓からけっこう風が入ってきますし、100km/hならエア吹き出し 口からFANを回さなくても、外と直接繋がっているかと思うくらい風が入ってきます。 でも、エアコンの無い車で内外装とも黒だと夏はつらいです。 フロントウィンドウが立っているので高速では風切り音がうるさいです。 もっとも、100km/h時に4600rpm(4速)というローギアードな設定なのでエンジン ノイズもそれに負けない位、騒々しいです。5速ギアと耳栓が欲しくなります。 (室内への空気取入口とエンジンルームの隔壁を断熱/吸音材で覆うとほんの少し 改善されます。) 給油警告ランプは満タン30.5Lに対して残量7Lで点灯します。少々煩わしいですが、 無いよりはましです。リッター15km/L位は走るので400km位は無給油で走れました。 ドアミラーは視野が狭いので少々役不足です。 リアウィンドウへの跳ね上げは多いので、リアワイパーは重宝します。 Aピラーの付け根にあるラジオアンテナは一旦押し込んでしまうと−ドライバーの ようなキーでロックを解除しないと伸ばせないという代物でした。 フィラーキャップは、エンジンキーとは別のキーを直接差してひねって外すタイプ。 動きが渋いときはキーがねじ切れるのではないかと心配になったものです。 スタンドでCRCを吹いてくれたこともありました。 ということで、イグニッション、フィラーキャップ、アンテナ用と3個のキーが付いて いました。 スペアタイア(135SR13)とジャッキの置き場はエンジンルームの中。 だからという訳ではないけれど、前63:後37のフロントヘビーです。 FIAMMのエアホーンが付いていたのですが、モーターが空気を送って音が鳴るまでに タイムラグがあるので、すばやく短く鳴らすのには不向きのようでした。 ウォッシャータンクは水まくらのようなバッグ式です。 Biturbo系Maseratiのフロントのスモール/ウィンカーレンズは127からの流用品らしいです。 下の写真は左がmaserati、右が127。![]()
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その昔、私が所有していた頃に経験したトラブルです。 私が入手した127Sportは7年落ち走行37000km位の中古車でした。 1)燃料ポンプ(機械式)ストローク不足 パートスロットルでは何でもないのですが、高速道での追い越しとかで加速 状態が続くと、キャブレターへの燃料供給不足でガス欠状態になりました。 追い越し直後に失速するのはつらいです。 2)ヒーターコアとウォーターポンプからの水漏れ ラジエーター周りに漏れ跡は見当たらないのに、時間と走行距離に比例して 3週間/500km位でリザーバーが空になるので、点検してもらい判明しました。 3)バックライトスイッチの故障 球切れか接触不良だと思っていたら、ギアボックス上のスイッチの故障でした。 これがまたブレーキマスターシリンダーを外さないと交換出来そうで出来ないと いう微妙な位置に付いていました。 4)セル動作不調 セルモーター軸受けが偏摩耗してギアがうまく噛み合わず、時々セルが回らない という症状でした。部品代(軸受けのスリーブ)自体は200円位でした。 5)オルタネーターレギュレーターの故障 といっても、バッテリーチャージランプが点きっぱなしになるだけで、 充電は問題無く行なわれていました。(LUCASのレギュレーターでした。) 6)フロントシートスプリング折損 運転席側シートのクッションを支えている針金状のばねが折れたもの。 助手席シートと入れ替えて乗っていました。 7)リアウィンドウ・ウォッシャーポンプ不良 ポンプは回るもののウォッシャー液が出ないというもので、出なくて困るもの でもないので、そのままにしていました。
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