幌尻岳は日高山脈のやや北よりにある山脈の最高峰。最も容易な登路は糠平川を登るもので幌尻山荘まで徒渉が連続する。そのため百名山でも最も登りにくい山で、この山で百名山達成となる人も多い。その他、新冠川から登るコース、チロロ林道から北戸蔦別岳を経由するコース、更にはピパイロ岳からの縦走路がある。戸蔦別岳との間にある七ツ沼カールは日高でも最も美しいカールとも言われる。戸蔦別岳付近は超塩基性のカンラン岩からできていてユキバヒゴタイなど特殊な花を見ることができる。
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