6月26日(リヨン・フランス)
曇り、気温24℃


日本×ジャマイカ(予選リーグ・H組)
リヨン・ジェルラン競技場
日  本
ジャマイカ
前半 0 前半 1
後半 1 後半 1
75分:中山雅史
ウィトモア:40分
ウィトモア:54分

日本は2時14分スタジアム入り、ジャマイカは2時23分。
ピッチの状態は午前中に雨が降ったため水を含んでいる。

先発
GK 20 川口能活 GK 13 ローレンス
DF
4 井原正巳
DF
5 グディソン
5 小村徳男 15 ガードナー
17 秋田 豊 19 シンクレア
MF
2 名良橋晃
MF
2 マルコム
3 相馬直樹 3 ドーズ
6 山口素弘 6 シンプソン
8 中田英寿 11 ウィトモア
10 名波 浩
FW
8 ゲイル
FW
9 中山雅史 17 ロー
18 城 彰二 22 ホール

交代
57分:呂比須ワグナー(城)
57分:平野 孝(小村)
79分:小野伸二(名波)
 ボイド(ホール):71分
バートン(ゲイル):79分
アール(シンプソン):90分

今西和男・日本サッカー協会強化副委員長
 岡田監督も日本代表もよくやった。岡田監督には今後とも指揮を執って欲しいと思います。3敗したが岡田監督の評価は変わりません。ただし、交代がもう少し早ければと思った。
※強化副委員長と大仁強化委員長が、今後、岡田監督の去就を話し合う。

鄭夢準・大韓サッカー協会会長
 日本は大会を通してたいへん良いパフォーマンスをしたと思う。(5回出ている)私たちも車監督といくつかのミスを犯してしまった。両国とも2002年に向けてこれから準備をしていかなければならない。(日本の)交代がもっと早ければと思うが、初ゴールにはおめでとうを言います。

シモエス・ジャマイカ代表監督
 この1勝はジャマイカサッカー界にとってはかり知れない重みがある。選手をたいへん誇りに思っているし、日本を研究し対策を練ってきた成果が出てうれしい。1点目は日本の両サイドバックがともに攻撃に上がってきていたので、裏を付くように指示した。私の契約は8月いっぱいだが、最もHグループで弱いと考えていた我々が挙げた1勝でジャマイカの将来に貢献できたことがうれしい。


 後半30分に得点した中山雅史(ジュビロ磐田)は、試合中にスパイクされたため足を負傷し、試合後、リヨン市内の病院に直行した。


岡田武史・日本代表監督
 結果に対しては全責任は私にあります。選手は100%力を出しきったし、あれだけのチャンスをものにできなかったことは残念だった。パスのつなぎはよくできていた。ジャマイカは自分たちの戦い方をよくわかっていたし、ゲームのテンポを上げようと集中するのが速かった。

井原正巳・主将(DF)
 本当に悔しいけれども、その分だけ勉強になった。(試合後は号泣)

城 彰二(FW)
 チャンスがあって決められなかったのは力不足の一言です。帰ってやり直したい。あそこで交代されても正解だった。

川口能活(GK)
 ジャマイカは死にものぐるいだった。どのチームも最後の1点を取ろうと死にものぐるいでやっている。今日の日本代表にはそういう気持ちがなかったし、僕には信じられない。

「去就」

 岡田監督は試合後、自らの去就についてふれ、「ここまで築きあげてきたものを(次の監督に)引き継ぐだけです。(辞めるという意味ですかという質問に)慰留されていても、辞めます。勝てる試合を落とし、引き分けにできた試合をできなかった全責任は自分にあります」と話し、明日27日に行われる記者会見で退任の意向を表明することになった。
 なお、強化委員会では岡田監督以下現在のスタッフに12月のアジア大会を目指した21歳以下の指揮を執ってもらいたいとオファーを出しており岡田監督が固辞した場合、21歳以下代表・日本代表監督両方の監督が一時期不在となる。新代表の初戦は8月のブラジル代表との親善試合になる見込みで、少なくとも7月中旬のワールドカップ終了までには新監督が着任しなくてはならない。

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