6月20日(ナント・フランス)


日 本×クロアチア(予選リーグH組)
日 本 クロアチア
川 口
秋 田
井 原
相 馬(森島)
名良橋
中 西
山 口
名 波(ロペス)
中 田
中 山(岡野)
 城
ラディッチ
ソルド
スティニッチ
ビリッチ
ヤルニ
シニッチ
ユルチッチ
アサノビッチ
プロシネツキ(マリッチ)
スタニッチ
スケル

ベンゲル監督(テレビの解説者として現地にて)

「日本は引き分けにするべきだった。60分を過ぎてから動きが良くなかった。点を決めなくてはならなかった。しかし日本チームは確実に進歩している。あとにつなげるためにもジャマイカには勝たねばならない。

「決勝トーナメント進出が絶望的になり、緊急強化委員会開かれる」

日本サッカー協会強化委員会 今西和男副委員長(サンフレッチェ広島総監督)のコメント
以下は一問一答

筆者:今日の試合を振り返って
今西:勝ちにいかなくてはならなかったから、岡野の投入は仕方がない。選手も疲れていたし、選手交代に問題はない。

筆者:これで決勝トーナメント進出は絶望的になってしまいましたが
今西:そのことについて、今日(20日)強化委員長と話し合いたい。2002年まで4年間を一人の監督でやるのは長い。最初2年間は若い選手を育て上げる人。外国人監督なら、ヨーロッパ人か、ブラジル人日本にも若い指導者が育っている。

筆者:岡田監督の評価については
今西:12月のアジア大会(タイ)まで指揮をとってほしい。と実はオファーを出してあった。アジア大会は21歳以下(五輪チーム)で戦う事を決めている。はっきりした返事はこの大会に集中したいからという理由で岡田監督からはもらっていない。

筆者:日本の戦いぶりについては
今西:この半年、岡田監督は本当によくやった。自分はデンマークやオーストリアの試合を見たが、対等以上にできるし、南米でもブラジル、アルゼンチン以外なら戦える。確実にワンランク上のサッカーをできるようにしてくれた。

岡田監督のコメント

「ワールドカップで目標としていた1次リーグ突破は達成できなかった。世界の壁、ゴールは遠かった。私にとっては次のジャマイカ戦がある。日本のワールドカップはこれで終わりではありません。2002年、2006年と続いていきます。交代については失点をしてから変えるつもりはなかった。クロアチアは3トップのままだったので、4バックにしきれなかった。日本が世界と対等に戦うには時間がかかる。」

ブラセビッチ監督

「かなり苦しい試合で日本は難しい相手だった。いいサッカーをしていて褒められるべきである。日本のクウォリティーが高かったお陰で、サスペンスの多いゲームだった。クロアチアが決勝トーナメントに5番目の出場国となり、世界のエリートに肩を並べることができて大変うれしい。」

選手のコメント

井原 「点が取れない。自分たちの形を作れなかった。守備についてはクロアチアの攻撃は飛び出すスピードが速いということは分かっていたが、平静さを欠いていた。」

山口 「僅差が圧倒的な差。アイデアがないとダメ。サイド攻撃は精度が低いし、中央突破は世界では通じない。」

中山 「前半のシュートは自分のイメージ通りだった。しかし入らないことには。クロスの正確さとスピードの違いが世界との差。ジャマイカ戦では勝ち点をあげたい。」

川口 「自分の役割は果たしているつもりなんですが・・・。」

岡野 「もう少し頑張りたかった。結構チャンスはあった。1勝しないと日本には帰れない。」。

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