6月13日(トゥールーズ・フランス)
「舞台の感触は?」 日本代表は午前10時過ぎに競技場に到着し、約1時間の練習を行った。 「カズがいないのは…」 練習後、岡田監督が外国プレスを交えた会見に応じ、「いつもと同じにやるだけ。W杯は自分にとってただの国際試合に過ぎない。その国際試合ですごく強いチームと公式戦で戦える。それだけ」と淡々とした様子だった。さらに、外国メディアにはもっとも知名度が高いせいか、「カズはどうしてここにいないのか」という質問にも、「わたしが選ばなかったから」と応えるなど普段と変わらない様子だった。 「選手の試合前コメント」(13日午前) 井原 心の準備はできている、じたばたしてももう始まりません。岡田監督が使ってくれるのを待ちたい。 秋田 バティストゥータが出ても出なくても、あまり気にしていない。クレスポでも同じこと。この3か月、アルゼンチンを止めようと、研究をして来た。バティは身長だって3センチくらいサバを読んでるって言う話しだし。あしたの結果だけが問われるのではなく、これまでの準備すべてを含めた勝負になると思う。 中西 自分の力を信じて思い切りやるだけ。でもアルゼンチン戦のことを考えると、夜眠れるかどうかわかりませんね。(ちなみに清水のアルディレス監督は、初めてのW杯で3日くらい眠れず、監督に告白したら、大丈夫、心配するな、出場全選手が寝てないから、とあっさりいわれた、という話しを昔していた) 山口 芝がやりやすいので良かった。問題ない。これで日本のよさを十分に生かせる。 城 調子はまあまあ。調子?それはあしたのぼくの動きを見てくれればわかるはず。(先日書いたが歯のかみ合わせの具合で、やはり気になっていたそうで、帰国したら、マウスピースを特注することになったそうだ。最近はFIFAもマウスピースの着用は見とめる方向になっている) 中田は海外のプレスの会見にのみ応じた 先のことを考えてもし方ない。それにまずは自分が出場しないことには、話しにならない。まずは1戦1戦集中することだけを考えたい。クロアチアもアルゼンチンも上手いチームで十分知っている。 (バルセロナが君に興味を持っているという質問に) (あなたは非常に個性的だといわれているが) 「朗報、か焼け石に水か」 こちらでは、市長が「キップのない日本人の観客のみなさんに、大画面を見られ場所をつくり、そこに席を設置したい」と発表。5000から7000席の準備を進めている。この日の練習にも100人以上のサポーターが詰め掛け、バスの出入りだけのために声援を送った。こちらの警察は本当に逮捕をして拘留もする。どうか無駄ないざこざや事故に巻き込まれませんように。 「問題なし」 12日、足首の捻挫、太もも打撲など様々な情報が駆け巡ったバティストゥータ(アルゼンチン)は、公式練習に参加し、全く同じメニューをこなした。「足首は以前にやったもので、わたしにとって何も問題ないもの」と、地元のテレビにコメントした。 |
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