2003年6月6日

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サッカー

日本代表合宿
(大阪)

 2日に神戸で合宿を開始した日本代表は、6日、神戸から大阪へ移動し、午後に練習を行った。5日に一度宿舎に合流した小野伸二(フェイエノールト)は、ジーコ監督との面談、またドクターの診断を受けた結果、左ふくらはぎの打撲、左足首関節の捻挫、メンタルのストレスの3点からコンフェデレーションズ杯も欠場をすることになり、帰京した。
 この日、コンフェデレーションズ杯のメンバーが発表され、オリンピックチームから選ばれていた大久保、松井、石川と、小野の4人がチームを離れることになった。
 練習では、左に中田浩二、稲本、右に小笠原と並ぶ、3ボランチ気味のシステムで紅白戦が行われたが(GK楢崎、DF名良橋、秋田、森岡、服部、トップ下中田、FW中山、鈴木)サブチームに2点を奪われ、また試合中には右サイドの名良橋が奥との接触で右ひざの打撲、練習を離脱するなどアクシデントもあった。名良橋は、ホテルで様子を見てから7日に検査などの処置を検討する。

ジーコ監督「コンフェデはこのメンバーで最善を尽くす。五輪メンバーを「切った」ということは私自身、全く考えていない。もし予選が今年ならば彼らをここに呼ぶことはなかったし、彼らには自分の年代でそれぞれベストを尽くしてもらいたいと思う。小野は、残念だが仕方ない。是非とも欲しい選手だが、ドクターが判断をしている以上はそれを尊重しなくてはならないし、ここはリフレッシュをして、以前のように(元気な)小野に早く戻って欲しいと思う。名良橋は、24時間後にもう一度様子を見てからだが、軽い怪我であって欲しい。しかしもっと心配なのは(練習をずっと休んでいる)曽ヶ端の怪我だ(肩と足)。痛みが取れても今度は回復の状況がどうなるのか、コンフェデには3人のGKを連れて行くので、とても心配している」



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