6月16日(火)
夕べホテルのマネージャー(オーナー?)から話を聞いた。御蔵島行きの船が出せるのは北東向きの風の時だけだと言うのである。あしたは南風で最悪だという。朝4時にモーニングコールとストレッチア丸の運行についての確認をお願いした。案の定ストレッチア丸の御蔵島への寄港は出来ないとの事だった。えびね丸が駄目だった場合はもう1泊三宅島でするか、1人でヘリコプターに乗るかの選択となってしまう。1人で渡った場合は帰りがいつになるかわからない。決断が迫られる。絶望的な気持ちで朝食をとっていると、ホテルのカウンターのおねえさんが走ってきて「今日えびね丸出ますよ。」と言った。早速、御蔵島のしげお工房に「やっと、行けます。帰りの予定はたたないですけどお願いします。」と電話を入れる。二日間船が出なかったのでかなりの人数の人がチケット売り場に並んでいた。NTTの工事の人なんかもいる。彼らは仕事とはいえ帰れなくなったらご苦労様ですねーとか思った。やっと上陸。桟橋に警官が立っていた。三宅島の空港でもそうだったが、離島では職務の1つなのだろう。クレーンで我々の荷物が入ったコンテナを降ろすのに時間がかかった。2週間前に来た安達さんからは桟橋から集落に登る坂は「八木山(仙台ではタクシーが冬登れないので有名)の2倍キツイよー。」と聞いていた。確かに凄い坂。唖然としていたら後ろから声をかけられた。「しげお工房です。お迎えに来ました。」ラッキー!登らずにすみました。しげお工房に着くと玄関のウインドウーにミクラミヤマクワガタの標本を発見。はやる気持ちに拍車をかけます。
 
ここで乗船券を購入します。 
船が出る30分前位にならないと開いてません。 
もちろん、船が欠航の時は閉まったまんま。
これがえびね丸です。 
荷物はコンテナに入れて、それをクレーンで船に詰みます。 
ちょっと大袈裟な気がするのは私だけだろうか?
えびね丸船内の案内看板です。 
座席に座るようになっています。 
いきなり太平洋ど真ん中なので、防波堤を出たら揺れまくりです。 
船経験が無い人は必ず酔い止めを飲む必要があります。 
私は船酔い経験ゼロなんで、楽しみました。 
スプラッシュマウンテンだー。イケイケ!。
御蔵島は360度こんな感じで崖に囲まれた島です。 
入り江がまったく無いので、難航不落の要塞状態なんです。
やっと御蔵島に着きました。 
この人は御蔵島のお巡りさんです。 
「桟橋は危ないから早く丘に上がって! 
荷物は運ぶから。」と仕切っておりました。 
最初は船会社の関係者だと思ってました。 
ご苦労さまです。


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