6月15日(月)
それで話が終わっては余りも情けない。懲りずに再チャレンジだ。「綿密な計画程もろいものだ。」と痛感した私は成り行きで行く事と会社の有給休暇を2日延長する事とした。昨日と同じ時間に羽田に向かった。今日は昨日とメンバーが違う。クワ馬鹿被害者の会会長がお供だ。実は昨日の帰りにクワ馬鹿被害者の会会長の父上が車庫入れの際に飲料水用のポンプをはねてしまい修理を待つ事になってしまったからだ。本当に昨日はついていなかった。羽田につくと、今日は順調に飛ぶようだ。座席は昨日のほぼ同じ場所で羽根の付け根部分の窓側だ。座席に座るとプーンとガソリン臭いような油臭いような匂いがする。この手の飛行機はそういうものなのかなーと思った。今日の天候は雲は部分的にあるものの視界は良好だった。三宅島上空には雲が若干多くかかっており、雲を避けるように旋回しながら高度を下げていく。雲に入るとがくんとスピードが落ち高度もいきなり下がる。韓国線の帰りよりい感じだ。高度は着陸寸前なのだろうか、崖の真横を手が届くような距離を維持して左に旋回していく。しばらくすると、ガクンと小さなショックを床下に感じた。無事着陸したようだ。タラップを降りると大粒の雨が降り出した。受付カウンターに急ぎ、御蔵島へのヘリコプターについて聞く。「今日はもう予約一杯です。」との返事。船で渡るしかない。三宅島では日によって船の出る港が変わる。今日は空港そばの三池港でなく、島の反対側の阿古港だという事で、タクシーで移動する。午前中の黒潮丸は欠航だった。午後の船(えびね丸)の出港は怪しいようだ。出港1時間前にならないと出港するしないの決定が発表されない。「リフレッシュふるさと館」で休むことにした。ここは1000円で2時間の休憩と隣接する「ふるさとの湯」に入る事ができる。「リフレッシュふるさと館」で休んでいたらオバちゃんからえびね丸の欠航が決定したという話を聞いた。もう今日中に御蔵島に渡る手段はない。安直に阿古港に一番近い旅館に泊まる事にした。ホテル海楽というホテルにチェックインした。明日のヘリコプターの予約の電話をすると空きは1人だけだという。キャンセル待ち1名予約・1名予約をした。飛ぶか飛ばないか分らないし、飛びそうな時は予約一杯という、まったくあてにならないのは誤算だった。こうなったら、朝5時のストレッチア丸と8時半のえびね丸に期待をかけるしかない。これもあまりあてにはならないが。ヤケクソでカウンタ−のおねえさんにレンタルバイクを手配してもらい三宅島探検をすることにした。あっという間に島を一周し、クワガタポイントを探したが、本土とはまったく勝手が違う。戦果0は悔しいのでホテルの中の壁にいたカミキリ?ジョウカイボン?を採集して寝た。
三宅島へ着いた途端にどしゃ降りの雨。 
南国に来たーって感じです。
空港がある三池からタクシーで船の出る予定の阿古に移動すると、 
空は奇麗に晴れました。 
それにも関わらず午後の船は欠航になりました。 
こうなったら三宅島を楽しまなきゃ損ですね。 
まずは温泉に入って今後の計画を練ります。 
ここは阿子の「ふるさとの湯」です。 
誰もいないので貸し切り状態。 
こんなに静かで天気もいいのに。くやしー。 
レンタルバイク1日3500円でした。当然免許が必要です。 
ガソリンはリッターあたり155円とちょっと高め。 
でも島一周は1リットルで足りちゃいます。
三宅島から見た御蔵島です。 
こんな長閑な景色なのに何で船が出てくれないのだろう。 
再度、くやしー。
これが三宅島の林道です。 
どこもこんな感じの森です。 
行き当たりばったりなんで、当然イズミヤマは何処にいるのか 
見当がつきません。 
本土での経験とかは役に立ちませんなー。 
ヤシャブシって木に来るらしいけど、どんな木なんだろ?





Page 2/9