そこで、産地に関する資料を探しに完成して間もない宮城県図書館に行ってみる事にした。
前に「宮城県の甲虫」という本をどこかで見た記憶がある。
そこにも置いてあるのではないかと思ったのである。
念のために行ったこの図書館で私は宝物の地図を発見した。
宮城県のクワガタムシがそれである。
児玉雅一氏・保谷忠良氏・吉武啓氏による宮城県のクワガタムシの分布を纏めたものである。
これにはバッチリ、ルリクワガタの産地が記載されていた。1992年に採集の記録がある。
先日、行った場所がずばりその場所であったのである。
同書によるとコルリクワガタについては宮城県内には採集例が無い。 月間むしNo.139によれば蔵王に
採集例があるのみである。
しかし、もっと驚いたのはオオクワガタ・ヒラタクワガタ・ネブトクワガタの採集の記録があった事だ。
これらについては後日、機会があれば取り上げたい。
最後にもう1度驚いたのは筆者の1人であられる児玉雅一氏が私と同じ町内に住んでいた事である。
こうなったら、なんとか児玉雅一氏と会ってみたい。早速、手紙を書いてみる事とした。
来週4月25日(土)はカミさんの両親が遊びに来る。こうなったら、ハイキングと称して全員で人海戦術だー。