マット裏情報

桑山虫太郎





今月号のcoelacanth氏と爆発氏の英語コーナーに、自動翻訳ソフトネタがある。
で、思い付いたのが「OSAKA.EXE」という大阪語(大阪弁)自動翻訳ソフトである。 あたりまえだが英日翻訳ソフトよりはずっと正しい翻訳をする。先月号のこのコーナーでもこのソフトを使っている。

OSAKA.EXE

この「OSAKA.EXE」で、今月号掲載の爆発=coelacanthの英訳ネタの原文を翻訳すると以下のようになる。

原文

昆虫を趣味に持つ者にとって標本収集は楽しみの一つであります。博物館で見る標本はきちんと整理され宝石のようであります。しかし、個人で標本 を持った場合、整理や防虫剤の入れ替えなど大変な労力が必要です。また、ピンを刺した昆虫は痛そうに見えるので、いい方法は無いかと思ってま した。パ−ソナルコンピュ−タのお陰で、防虫剤やピンを使わずに済む標本箱が出来上がりました。こうやって誰かに見せびらかすのも可能になりま した。どうだ−!

翻訳後

昆虫を趣味に持つ者にとって標本収集は楽しみの一つであるんや。博物館で見る標本はきちんと整理され宝石のようであるんや。せやけどダンさ ん、個人で標本を持った場合、整理や防虫剤の入れ替えやらなんやらエライ労力が必要や。また、ピンを刺した昆虫は痛そうに見えるので、ええ方 法は無いかと思ってましたちうわけや。パ−ソナルコンピュ−タのお陰で、防虫剤やピンを使わんと済む標本箱が出来上がったんや。こうやってどな たはんかに見せびらかすのも可能になりましたちうわけや。どや−!

なかなか優秀な翻訳である。

前置きはこのくらいにして、それでは今月のマット裏情報をお送りする。
今回は標準語版と大阪語版を用意した。
OSAKA.EXE自動翻訳では長文の場合いくらかおかしいところも出てくるので、大まかに変換したものに修正を施した。

かなりあやしい標準語版   相当あやしい大阪語版