測定用装置の構成
先ほどチラ見した装置。エンジン回転数、吸気圧、燃圧、パルセーションダンパーの動きを同時に見ることができる。
この装置を引いた状態で撮影すると、下の写真のようになっている。なお撮影の都合で、タコメーターと燃圧計は付いていない状態。
矢印が自作のパルセーションダンパー。ここにパルセーションダンパーを持ってこないと撮影ができないのだ。ホースは片側が燃料タンク側、もう一方がデリバリパイプ側に接続されている。
一体どうなっているかをわかりやすく説明する。下の写真は、パルセーションダンパー無し仕様のデリバリパイプ。
こちらは自作パルセーションダンパー。詳細は次頁で紹介する。
上記2つをこのように接続する。すると、パルセーションダンパーを後付けしたようなかたちになり、AZ−1純正のパルセーションダンパー一体型デリバリパイプと性能的には等価になる。
パルセーションダンパー部分の頭を削って、中の動きが見えるようにしている。なおこのように削ってもガソリンが漏れ出すことはない。
次頁では、自作パルセーションダンパーの詳細を見ていく。