8.より多くの人に見てもらうためには

 この項目は次項以降に説明する「アクセス数を増やすノウハウ」という項目と関連があります。ただその項目は、「AZ−1のページ」へのアクセス状況(実際の数値データ)の解析に基づいての話となっていますので、ここではその前振りもかねて数値に基づかない部分の話を行います。

いかに人を広く取り込むか
 「AZ−1のページ」は、車に関するページです。極論するとAZ−1に興味がある人以外は見てくれません。このままではより多くの人に見てもらうことはできません。
 そこでこのページでは、AZ−1以外の車に関する情報も随時「特別企画」として取り上げていくことで、より幅広い層に見てもらうという工夫をしています(AZ−1のホームページの表紙にある、黄色い光る文字で書かれているコーナーがそうです)。なお、この「特別企画」では車以外のことは取り上げていません。それ以外のことを取り入れると全体のまとまりが無くなってしまうからです。
 しかし、これではAZ−1に興味のある人以外に見てもらえるかもしれませんが、車に興味のある人だけしか見てもらえません。それ以外の人を取り込むにはどうすればよいのでしょうか。その1つの方法として、現在私がやっていることがあります。どういうことかと言うと、全く関係ないページと半ば強制的にリンクしてしまうという方法です。今まで「AZ−1のページ」を見ながらホームページの作り方を勉強してきました。あなたはこれで少なからずAZ−1のことを知ってしまったことになります。あなたはホームページの作り方を勉強すると同時に、私に「はめられた」のです。


ホームページの題名に工夫しよう
 サーチエンジン等に登録される時は、題名とURLそれから簡単な内容の紹介だけにとどまります。この制約の中で、多くの人に注目してもらうにはそれなりの工夫が必要です。
 ここでは題名について説明しましょう。これが平凡だと興味がわかず、クリックしてもらえません。ちなみに「AZ−1のページ」の正式名称は、「世界最小のスーパーカー(笑)AZ−1のページ」です。少しはインパクトのある題名でしょう。実はここでも前述の「理解する」の考え方が使われています。この考え方を用いると、インパクトがありながら全く内容を知らない相手にもその概要を伝えることができます。
 相手は「AZ−1」が何なのかよくわかりません。しかし、相手が過去の知識として有しているであろう「スーパーカー」という言葉の存在が「AZ−1」を車であると認識させるのです。また「世界最小」という言葉から、これはとんでもない車だろうと相手は思い、興味を持つわけです。
 このホームページの題名の付け方はあくまでも一例で、こうしろと言っているのではありません。またYahoo!等をみると、この正式名称で登録されていません。これは題名が長すぎるためであろうと思われます。何回か訂正願いのメールを出して、その都度訂正はしてくれるのですが、2・3週間もするとどういう訳か違った名称に再度変更されてしまうのです。困ったものです。

 と、'97.1.25の更新までこう書いていたのですが、なんとYahoo!はこちらが頼みもしないのに訂正してくれていました。たぶんサーチエンジン登録時にこの文章を読んだのでしょう、「直してやれよー」という話になったのかもしれません。話は飛んでしまいますが、このことからYahoo!はサーチエンジン登録時に、全文チェックしている可能性が高まったともいえます。