ウディ・アレン プロフィール/フィルモグラフィ


プロフィール
1935年12月1日にニューヨークのブルックリンでユダヤ人の家庭に生まれる。本名アレン・スチュアート・コニグスバーグ。高校生の頃から「ウディ・アレン」のペンネームでギャグライターのアルバイトに従事。ニューヨーク大学に入学するが、アルバイトが忙しくて一年で退学する。コメディアンとしての舞台やテレビ出演を経て、65年に『何かいいことないか子猫チャン』の脚本と出演で映画デビュー。69年には自らの主演により『泥棒野郎』で監督デビューし、『バナナ』『スリーパー』等のコメディを次々に発表する。ニューヨーカーの恋愛をコミカルに描いた77年の『アニー・ホール』でアカデミー作品賞と監督賞、脚本賞を受賞。現代アメリカの代表的な映画作家としての評価を得る。その後も年一作の安定したペースで良質の映画を作り続け、『ハンナとその姉妹』で再びアカデミー脚本賞を受賞。多数の俳優がアレンの作品への出演を希望している。二回の離婚歴があるほか、女優のダイアン・キートン、続いてミア・ファロウと、私生活並びに創作活動でのパートナー関係を築いた。しかし92年にファロウの養女スンイーとアレンの関係をめぐってファロウとの関係は破綻。さらにファロウがアレンとの子供の養育権をめぐって訴訟を起こし、全米が注目するスキャンダルを巻き起こす。97年にスンイーと結婚。99年にベシェットを、2000年にマンジー・ティオを養女として引き取る。映画以外でも、ジャズのクラリネット演奏家としての顔も持ち、毎週月曜にカフェ・カーライルでニューオリンズバンドの演奏を行っているほか、欧州で演奏ツアーを行ったりしている。

フィルモグラフィ(監督作品、映画のみ)
『泥棒野郎』(69)
『バナナ』(71)
『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』(71) 幻のエピソード
『スリーパー』(73)
『愛と死』(75) シナリオ抜粋
『アニー・ホール』(77)
『インテリア』(78)
『マンハッタン』(79)
『スターダスト・メモリー』(80) シナリオ抜粋
『サマーナイト』(82)
『カメレオンマン』(82)
『ブロードウェイのダニー・ローズ』(83)
『カイロの紫のバラ』(85)
『ハンナとその姉妹』(86)
『ラジオ・デイズ』(86)
『セプテンバー』(87)
『私の中のもう一人の私』(88)
『エディプス・コンプレックス』(89)
『ウディ・アレンの重罪と軽罪』(89)
『アリス』(90)
『ウディ・アレンの影と霧』(91)
『夫たち妻たち』(92)
『マンハッタン殺人ミステリー』(93)
『ブロードウェイと銃弾』(94)
『誘惑のアフロディーテ』(95)
『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(96)
『地球は女で回っている』(97)
『セレブリティ』(98)
『ギター弾きの恋』(99)
『おいしい生活』(00)
『スコルピオンの恋まじない』(01)
『さよなら、さよならハリウッド』(02)
『僕のニューヨークライフ』(03)
『メリンダとメリンダ』(05)
『マッチポイント』(05)
『スクープ』(06)
『カッサンドラの夢』(07)


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2001年7月20日作成