金子信雄の楽しい夕食 メニュー


メニュー1  しらすとしらたきの炒め煮
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材料
menu1
にんじんと油揚げを入れました

しらす、しらたき
調味料

タカのつめ、しょうゆ、さとう、みりん、サラダ油、酒


作り方
 (1)しらたきは食べやすい長さに切り、沸騰した湯に酒を少々加えたところに入れてアク抜きする。
 (2)鍋(フライパン)にサラダ油を大さじ1入れ、水を切ったしらたきと、種を取って輪切りにしたタカのつめを炒める。
 (3)さとう大さじ1、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ2を合わせて(2)に加え、強火で汁気がなくなるまで煮る。
 (4)火を弱くして、しらすをちらし軽くまぜあわせて出来上がり。


参考

これはビデオもメモも残ってませんから、タイトルも分量もいいかげんです。
(ちゃんとしたレシピを知っている方がありましたら教えてほしいくらいです)
でも、こんないいかげんな分量で、おいしくいただいてます。
これに、たとえばインゲンやにんじん、油揚げなど入れたりしてもいいんですよ。
私の場合、余ったときは卵焼きの具にしたりしてます。
どうぞお試しください。

メニュー2  ひじきと油揚げの煮物(1994年6月15日放送)
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材料
menu2
基本的な料理ですよね

ひじき、油揚げ、ちりめんじゃこ
調味料

酒、しょうゆ、さとう、いりゴマ、だし汁、サラダ油


作り方
 (1)ひじき(乾燥40g)をもどし、油揚げ(2枚)は湯通しし油ぬきをして細切りにする。
ちりめんじゃこ(30g)は、熱湯をさっとかけ水を切る。
 (2)鍋をあたためサラダ油大さじ2を入れ、ひじきを強火で炒め、油揚げ、ちりめんじゃこを加え強火で炒める。
 (3)(2)にだし汁2カップ、さとう大さじ3、しょうゆ大さじ5、酒大さじ2を入れ、おとしぶたをして弱火で10分ほど煮る。(ときどき返す)
 (4)皿に盛って白ゴマをふる。


参考

当時のメモを見ると「かんぺき!うまくできたぞ〜!」と書いてありました。
材料も揃えられ易いし、作り方も簡単ですし。

メニュー3  豚肉の明太子焼き(1994年4月15日放送)
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材料

豚うすぎり肉(300g)、明太子(2はら)、長ねぎ(1/2本)、卵黄(1個)
調味料

酒、しょうゆ、しょうが、小麦粉、サラダ油


作り方
 (1)豚肉に、しょうが汁(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1)、酒(大さじ2)をかけてつけておく。(ときどき返す)
 (2)皮を取った明太子と卵黄(1個)、酒(大さじ1)を混ぜる。
 (3)(1)の豚肉を広げて、長ねぎのせん切り、
(2)の明太子、長ねぎの順にのせて豚肉ではさみ、
小麦粉をまぶす。
作り方
 (4)フライパンにやや多めのサラダ油を入れ、(3)の肉を焼く。
ひっくり返して中弱火にし、ふたをしてちょっと蒸らす。
 (5)肉を切って皿に盛り、つけ合わせに、かいわれ、トマト、レモンのうす切りを添える。


参考

「よい肉にしないと肉が破れている」とメモしてありました。どんな肉を使ったんでしょうね。
ちなみに使った肉はモモ肉だと思います。
長ねぎの代わりにかいわれでも良いようです。私はそうしました。
「ちょっと油がしつこかった」とも書いてあったので、よく油を切った方がいいですね。

メニュー4  のり佃煮のスパゲッティー(1995年2月16日放送)
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材料
menu4
焼き鮭ではなく鮭缶を使いました

スパゲッティ(適量)、焼きのり(4枚)、生鮭(適量)
調味料

酢、だし汁、酒、みりん、しょうゆ、オリーブ油(サラダ油)、わさび


作り方
 (1)のりはちぎって、水(1カップ)、酢(小さじ2)を混ぜたものにつける。
 (2)鍋にだし汁(80cc)を熱し、酒(大さじ2)、みりん(大さじ3)、しょうゆ(大さじ3)を加えて、半量になるくらいまで煮つめる。
 (3)(2)に(1)ののり(水切りする)を入れ、中火で5分ほど煮つめる。
 (4)スパゲッティはゆでて、オリーブ油(またはサラダ油)をからめておく。
これを皿に盛り付け、鮭(焼いてほぐしたもの)をちらし、のり佃煮をかけ、わさび(少々)をのせてできあがり。


参考

いり卵などを加えても、鮭のかわりに明太子でもよいかも、というコメントが書いてありました。
私はときどき、このレシピを見てのりの佃煮を作ったりしていました。
ちなみに、これは金子先生が亡くなった後、「金子信雄 思い出のメニュー」というタイトルで放送されたときのメニューです。
このとき担当されたのは『美よしの』の和田明さんという方でした。

メニュー5  ちくわのごま味噌炒め(1994年4月11日放送)
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材料

ちくわ(4本)、長ねぎ(1本半)
調味料

みそ、さとう、しょうゆ、酒、みりん、サラダ油


作り方
 (1)ちくわは5mmぐらいにななめに切る。長ねぎもななめに切る。
 (2)みそ(大さじ1.5)、さとう(大さじ1)、しょうゆ(大さじ2)、酒(大さじ3)、みりん(小さじ1)を合わせる。
 (3)フライパンにサラダ油(大さじ2)を入れ、強火でちくわを炒める。
中火にしてねぎを入れ炒める。(ねぎはあまり炒めすぎないように)
 (4)火を弱火にし、(2)を入れる。汁気がなくなるまで炒め煮する。
 (2)皿に盛り、白ゴマ(半ずり)をふり木の芽をのせる。


参考

レシピをノートにつけた最初のメニューです。
たぶん自分でも作ったと思いますが、覚えていません。
ただ、(2)の調味料を合わせるときにアシスタントの成田万寿美さんが、小さい泡立て器みたいみたいなのでシャカシャカやっているのを見て、それを買ったような気がします。

メニュー6  金子ぞうすい(1995年1月5日放送)
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材料

大根、なめこ、油揚げ、春菊、ベーコン(入れなくてもよい)
調味料

だし汁、塩、しょうゆ、酒


作り方
 (1)大根(5cm分)はマッチ棒くらいに切る。
油揚げ(1枚)は熱湯をかけて油ぬきをして、細切りにする。
 (2)土鍋に、だし汁(5カップ)を入れ、大根がやわらかくなるまで煮る。
 (3)ごはん(茶碗2杯:水洗いしてぬめりを取る)、油揚げ、ベーコン(2枚分)、なめこ(1袋分)、塩(小さじ1/2:味をみて調整)、しょうゆ(小さじ1.5)、酒(小さじ1)、もち(焼いたもの)を入れて煮、火を止めて春菊(1/2束分)を入れ、ふたをして蒸らす。
(ごはんを入れたらあまりかき回さない)


参考

これは実際に作ったわけではありません。だから「どれくらい煮るの?」とか「もちはどれくらい入れるの?」ということは覚えていません。
このころになると、メモには「万寿美さんがお酒を飲んだ」とか「万寿美さんが(油揚げを)を少し切った」など、成田万寿美さんの言動に注意して見ていたようです。
ちなみに、<メモ>として
  全がゆ・・・米:水=1:5
  七分がゆ・・・米:水=1:7
  五分がゆ・・・米:水=1:10
  三分がゆ・・・米:水=1:15
  おもゆ・・・おかゆのうわずみ
ということが書いてありました。ご参考に。

メニュー7  大根と厚揚げの煮物(1995年2月22日放送)
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材料
menu7
大根の葉(くき)をゆですぎた

大根、厚揚げ
調味料

サラダ油、だし汁、さとう、酒、しょうゆ、塩、みりん


作り方
 (1)大根(1/2本分)は、1.5cmほどの厚さに輪切りにし、皮をむき面取りをする。
 (2)熱したフライパンに、サラダ油(大さじ1)をしき、大根を焼く。(表面に焼き色をつける)
 (3)大根をざるにとり、熱湯をかけて油ぬきする。
 (4)鍋にだし汁(3カップ)をはり、さとう(大さじ2)、酒(大さじ2)を入れ、大根を中火で10分ほど煮る。(落としぶたをする)
 (5)しょうゆ(大さじ2)、塩(少々)、みりん(大さじ2)を加える。
 (6)厚揚げ(3枚)は油ぬきし、1cmくらいの厚さに切って鍋に加え、落としぶたをして中火で10分ほど煮る。(大根に串が通ればOK)
 (7)器に盛り付け、大根の葉(塩ゆでし、みじん切りにしたもの)を散らしてできあがり。


参考

これも「金子信雄 思い出のメニュー」で紹介されたメニューです。
これは『邯鄲(カンタン)』の林幸司さんという方が担当されました。

メニュー8  鶏ささ身の利久焼き(1995年1月13日放送)
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材料

鶏ささ身、黒ゴマ、白ゴマ
調味料

しょうゆ、みりん、酒、小麦粉、たまご、サラダ油


作り方
 (1)鶏ささ身(8本)は、すじを取り、つけ汁につけ込む(10分)。
つけ汁:しょうゆ(大さじ3)、みりん(大さじ2.5)、酒(大さじ1)
 (2)ささ身の汁気をふき、小麦粉をまぶし、ときたまごをつけ、白ゴマ、黒ゴマ(1/3カップずつ)を混ぜてまぶす。
 (3)フライパンにサラダ油(大さじ4)を熱し、ささ身を焼く。(中火でこんがりと7〜8分)
 (4)切って器に盛り付け、レモンなどを添えてできあがり。


参考

これも簡単で作り易い一品です。ゴマが香ばしくてよろしいです。
なんで「利久焼き」なのか...は忘れました。

メニュー9  里芋のうま煮(1995年1月25日放送)
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材料

里いも
調味料

酢、だし汁、さとう、塩、酒、しょうゆ、みりん、ゆず


作り方
 (1)里いも(500g)は皮をむき水につけておく。
これを、酢(小さじ1)を入れた水で固めに下ゆでする。
 (2)ゆでた里いもをよく水洗いし、ぬめりを取る。
 (3)だし汁(3カップ)をはった鍋にいもを入れ、さとう(大さじ3)、塩(少々)を入れ煮立たせ、酒(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1.5)を加え、落としぶた(紙のふたを使っていた)をして中火で15分ほど煮る。
 (4)みりん(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1.5)を加え、はしで転がしながら弱火で煮つめる。
 (5)器に盛り、おろしたゆずをのせてできあがり。


参考

ゆずの香りがたまらないですね。といっても、自分で作った時はゆずなんてなかったような。
もしかしたら友人からもらったのを使ったかもしれませんが。

メニュー10  さばのミソネーズ焼き(1994年12月1日放送)
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材料
menu10
かなりお気に入りです

サバ、長ねぎ、土しょうが
調味料

塩、コショウ、サラダ油、マヨネーズ、みそ、マスタード


作り方
 (1)サバは3枚におろし、脱水シートに包んで20分くらいおく。
(軽く塩をふってざるに魚肉を下にして水気を切る方法でもよい)
これを4つに切る。
 (2)サバに塩(少々)、コショウ(少々)をふる。(身の方だけ)
 (3)熱したフライパンに、サラダ油(大さじ1.5)をしき、サバを身の方から焼く。
 (4)マヨネーズ(大さじ4)、みそ(小さじ2)、マスタード(小さじ1)、長ねぎ(1/3本)のみじん切り、土しょうがのみじん切り(小さじ1)をよく混ぜる。
 (5)オーブントースターの受け皿の上にアルミホイルをしき、サラダ油をぬる。
その上にサバを身を上にしておき、(4)のソースをぬる(のせる)。
 (6)熱したオーブントースターで2〜3分焼いてできあがり。


参考

オーブントースターがないのでグリルで作りました。
サバもマヨネーズも好きなので、お気に入りの一品になりました。
それから、金子先生はよく「魚身鶏皮(うおみとりかわ)」という言葉を使っておられました。魚は身の方から、鶏は皮の方から焼いたりする、という意味でしょう。

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