乳の詫び状

Last update 2008/02/10

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2008/01/31)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re:「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/29/2586966
「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ
の続き。

 えんどうさんがコメントしてくれてました。
 会場で販売するようですね。サインももらえるかも。
 よーし、チケット買うぞー。

 えんどうさんのブログ
http://karetta.jp/blog/gauche-night
をみたら、
http://www1.ocn.ne.jp/~scheme/scheme-start.html
まったく初めての人のためのScheme
というのがありますね。
 往年の竹内郁雄先生の名調子ですね。
 竹内さんのことは、
 前回のGauche Nightの報告
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/29/1613199
Gauche Night
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo85.html
乳の詫び状(2004/11/27)
標題: Lispミーハー猿、しょの2
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo81.html
乳の詫び状(2004/07/19)
標題: Lispミーハー猿
などをみてください。

 法政大学の講義の初日。鼻が詰まったり鼻水が止まらず、しゃべりに苦労。
ひょっとして、もう花粉症なのかも。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/01/30)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 第8回 九州組込みソフトウェアコンソーシアム(QUEST)セミナー講演会
---
 QUEST(九州組込みソフトウェアコンソーシアム)のセミナーの案内です。
 2008年2月15日(金)に、福岡システムLSI総合開発センターで、セミナーが開
かれます。テーマは、生産性向上ツール関連、品質向上ツール関連です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/22/2572808
組込み現場の「C」プログラミング 標準コーディングガイドライン
で話題にしたコーディング規約の話もありますね。
 詳しくは、
http://www.quest9.org/Forum/index.php?%BB%B2%B2%C3%CA%E7%BD%B8%A5%BB%A5
%DF%A5%CA%A1%BC%BE%F0%CA%F3%2F%C2%E8%A3%B8%B2%F3%20%B6%E5%BD%A3%C1%C8%
B9%FE%A4%DF%A5%BD%A5%D5%A5%C8%A5%A6%A5%A7%A5%A2%A5%B3%A5%F3%A5%BD%A1%BC
%A5%B7%A5%A2%A5%E0%A1%CAQUEST%29%A5%BB%A5%DF%A5%CA%A1%BC%B9%D6%B1%E9%B2
%F1%A5%D7%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%E0
第8回 九州組込みソフトウェアコンソーシアム(QUEST)セミナー講演会プロ
グラム
をどうぞ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2585895
「第2回 組込み業界へのパスポート獲得講座」
も、
http://www.quest9.org/Forum/index.php?%BB%B2%B2%C3%CA%E7%BD%B8%A5%BB%A5
%DF%A5%CA%A1%BC%BE%F0%CA%F3%2F%C1%C8%B9%FE%A4%DF%B6%C8%B3%A6%A4%D8%A4
%CE%A5%D1%A5%B9%A5%DD%A1%BC%A5%C8%B3%CD%C6%C0%B9%D6%BA%C2
に出てますね。

 QUEST(九州組込みソフトウェアコンソーシアム)については、
http://www.quest9.org/Forum/index.php?FrontPage
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/01/29)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/29/2586954
ますます進化・深化するRuby本
で、Rubyのことを書いた以上、ご先祖様のLispのことを書かないとご先祖様に
申し訳ないということで(^^;)、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2584520
帰ってきました。北九州紀行。「雲のうえ」。やっぱ、すごいぜ、北九州
で名前を出したテンプル騎士団ならぬへそまがり算法騎士団のえんどうさんか
ら来ていたメールを思い出したので、さっそく。
--- ここから ---
* 「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ(3/8)

オープンソースのScheme言語処理系Gaucheの愛好者団体である
へそまがり算法騎士団(担当:えんどうやすゆき)は、
書籍「プログラミングGauche」(オライリー・ジャパン刊)の出版を記念して、
2008年3/8(土) 18:00から、お台場TOKYO CULTURE CULTURE(Zepp Tokyo 2F)で、
第2回gauche.nightと題したイベントを開催します。

以下、略
--- ここまで ---

 詳しくは、
http://practical-scheme.net/wiliki/wiliki.cgi?gauche.night
をみてください。
http://karetta.jp/blog/gauche-night
をみると、λ組なんて怪しい集団の名前や、地獄Lispなんて怪しいものまで。
 ほほぉ。λ組は、
http://lambda.bugyo.tk/
に生息していますね。^^;
 あれ? 魔法言語 リリカル☆Lispは、話題にしたことがあったぞ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/06/1894690
魔法言語 リリカル☆Lisp
で書いてるじゃん。地獄Lispのことも。
 たった3ヵ月弱前のことなのに、すっかり忘れてるね。^^;

 gauche.night。3月8日か。京都に行ってなければ行けると思う。

 「プログラミングGauche」は、アマゾンにはまだ出てないね。
 発行はオライリージャパンだけど、出版社は、オーム社なのね。オーム社の
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-87311-348-7
に出ていた。
 オライリージャパンに行くと、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000155.html
プログラミングGauche 鋭意製作中
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000156.html
gauche.nightが帰ってきた!
なんてのがありますね。
 会場で買えるんだろうか。会場で買ったら、サインしてもらえるの?
 ミーハーとしては、そこだけが気がかり。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ますます進化・深化するRuby本
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148
Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf
で、Erlang本のこと書くより、Ruby本のことを書いてしまいましたが(笑)、
Ruby本はどんどん進化・深化してますね。
 もうすぐ出るぞ(といっても4月の予定)という知らせが来たのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590599322/showshotcorne-22/
Josh Schairbaum著「Scaling Rails: Building Giant Websites」

 Rubyでジャイアント馬場を作ろうという話ですね。\(^O^)/
 あ、巨人で思い出したが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/26/2579752
奇跡! カレイが15年前の手紙を1000メートルの深海から
を読んだ匿名希望さんから「優しい巨人たち」というタイトルで。
--- ここから ---
こんばんは。
J.P.ホーガンの話題が出ていたのでメールを送らせてもらいます。
あの3部作も勿論読みましたが、あの当時読んだ作品はその他
「未来の二つの顔」と「断絶への航海」がありました。

前者では東芝が開発したメンテナンス用ナノマシンが出てきて
故障箇所を即座に修理する様とか、レーザーを使った核融合発電
そして、意識を持つようになったコンピュータが取り上げられていて
わくわくしながら読んだ記憶がよみがえってきました。

後者では居住可能な惑星に移住した人々が自分の持つ才能や
技術を対価として交換して穏やかに生活している様子が描かれていて
感銘を受けたことを思い出しました。
ジョン・レノンのイマジンの世界を連想してしまいます。
--- ここまで ---

 ほんと、人類も下らない欲や戦争や宗教対立で、膨大な命と時間と知恵とエ
ネルギーを浪費しなければ、1万年前にいまの時代にみたいになってて、いま
ごろは時空や重力を自由に操って、我々の銀河中心くらいまで観光旅行に行け
るようになってておかしくなかったと思うよね。\(^O^)/
 それじゃ、いまから1万年後にそうなっているかといえば、100年後に人類
絶滅だったりするから、困るんだよね。\(^O^)/

 話を戻して、上記の本は、出版社が
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress) 
や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本 
で紹介した「Practical Common Lisp」を出しているApressなので、
目次がないかと思っていったら、わからん。\(^O^)/
 紙版の半額くらいになっている電子版もダウンロード販売していたり、読者
が本の誤植を通知する仕組みはあるのにね。
 内容は、Railsで巨大サイトを作るときに、どうやってパフォーマンスや信
頼性を上げるかという話のようですね。
 その他、Apressが出しているRuby本は、
http://www.apress.com/book/catalog?category=155
をどうぞ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590597818/showshotcorne-22/
Eldon Alameda著「Practical Rails Projects」
は、中身検索があるので目次をみたら、Railsで、ブログやらなんやらいろん
なタイプのサイトを実際に作ってみせる本ですね。
 似た名前なのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/159059911X/showshotcorne-22/
Topher Cyll著「Practical Ruby Projects: Ideas for the Electric 
Programmer」

 どうやら、RubyはRailsバブルでウェブプログラミングばっかりになってる
けど、そんなのRubyに勝手に限界を設けているようもんで、だめだ。Rubyで普
通書かないようなものまで何でも書こうという話みたい。ゲーム、アニメーシ
ョン、音楽のソフトとか。
 笑ったのが、なんと、Rubyで書くLisp!!\(^O^)/
 かねてから、RubyはAlgolシンタックスのLispだなどと言い続けているけど、
なんか、先祖がえりしているみたいで、面白いね。

 これは、RubyではなくJavaのカテゴリー
http://www.apress.com/book/catalog?category=32
に入っていたけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590598814/showshotcorne-22/
Ola Bini著「Practical JRuby on Rails Web 2.0 Projects: Bringing Ruby 
on Rails to the Java Platform」

 Javaの技術(Java言語そのものや関連技術であるJDBC, JMX, Tomcat, EJBな
ど)とRuby on Railsのいいとこどりをして、オンタインショップやCMSや管理
ツールやら最先端のWeb 2.0サイトを作ってみせるという話のようです。
 Javaのカテゴリーには、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/10/2554830
はじめてのJavaFX その2
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590599454/showshotcorne-22/
James L. Weaver著「JavaFX Script: Dynamic Java Scripting for Rich 
Internet/Client-Side Applications」
もありました。当たり前か。

 Rubyのテストものもありますね。出版は5月の予定。えらく早くから宣伝し
て予約開始するのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590599152/showshotcorne-22/
Joe O'brien, Daniel Manges著「Agile Testing With Ruby and Rails」
 ちゃんと出るんだろうか。予約の入りが悪いと出版中止したりしてね。\(^O^)/

 Ruby本の予約といえば、本家amazonでは4月出版予定(日本アマゾンではな
ぜか2月出版予定)の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0672328976/showshotcorne-22/
Jason D. Clinton著「Ruby Phrasebook」
 初めての海外旅行にもっていく、Rubyの日常会話集みたいなものなのかな?\(^O^)/

 これを出している出版社SAMSのRuby本で、注目したのは、出たばかりの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321490452/showshotcorne-22/
Russ Olsen著「Design Patterns in Ruby」

 Rubyとデザインパターンですよ。この本は売れそうですね。
 デザインパターンは、10数年前、当時の電総研、Ring Server Projectの創
始者平野さんから、デザインパターンというものがあるから勉強したほうがい
いと教わって、勉強してよかった。役に立つ。もう全部忘れたけど。\(^O^)/
 本家amazonの素人評だと大絶賛ですね。これまでデザインパターンは、C++
やJavaといった静的な言語で書いてあったけど、Rubyみたいな動的言語で書く
とこんなに素直に書けるんだ、蒙を啓かれたみたいな感想があった。
 Iteratorパターンや木などをたどって処理するときに便利なVisitorパター
ンなど繰り返し系は、C++やJavaで書くとなんでこんな面倒なんだと思うもん
ね。Lispなら、クロージャ(関数閉包)渡して、Map一発でしょ、なんて思うも
んね。
 Rubyの一番の功績は、Algol的シンタックスで、クロージャを扱いやすい言
語にして繰り返し処理が非常に簡潔で柔軟に書けるようにしたこと。それとク
ラスを実行時に動的に改変するメタプログラミングを簡単にしたことかな。
 後者はJavaはもちろんのこと、Lispでも簡潔には書きにくいもんね。ま、
Lisp(Common Lispと一部のScheme)は、マクロでいくらでも簡潔に書けるよう
にLispそのものを改変できるけど、\(^O^)/ 標準イディオムになってるわ
けじゃないからね。

 ところで、本家amazonの
http://www.amazon.com/dp/0321490452/
のレビューで見かけて、へぇと思ったのが、Ruby Ninjaという言葉。
 これ、Rubyのハッカーの意味なんですか? それともほかの意味? ご存知
の方は教えてください。ググったら、
http://jp.rubyist.net/magazine/?0022-RubyConf2007Report
に、AppleのRuby Ninjaのことが出てたけど。
 AppleとNinjaで思い出したけど、初期のMac用にターミナルソフトNinja 
Termを作った有座君、元気にしているのかな。まだ、Adobeにいるんだろうか。
 大学の後輩の有座君とラテンフュージョンの大御所で大学時代にハマった松
岡直也がまさかむすびつくとは、学生時代は思ってないもんね。ってな話はい
つか股の機械に。
 ところでその2だけど、前記、
http://jp.rubyist.net/magazine/?0022-RubyConf2007Report
で出てくるRubiniusって、すごそうですね。

 最後に、冒頭と同じ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148
Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf
に戻って、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435600X/showshotcorne-22/
Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」
を買ったせいで、本家Amazonが通知してきたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3540288457/showshotcorne-22/
Rachid Guerraoui, Luis Rodrigues著「Introduction to Reliable 
Distributed Programming」

 分散アルゴリズムや分散システムの実装は、うまい抽象が肝ということです
ね。
 めでたく円環が閉じて、これにて終了。

 また、4時とかに目が覚めちゃった。2度寝、しようっと。
 あるお母さんが言いました。
「子供は体力があるから寝るのよ。老人は体力がないから寝られなくて早起き
になるの。動物だって冬眠するのは体力が要るのよ。体力がないのに冬眠しち
ゃうとそのまま死んじゃうんだから」
 おお、なるほど、そういうことだったのか。ミョーに納得しましたね。

乳の詫び状(2008/01/28)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: プログラミングができなくてもロボットは作れる!
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2584521
ロボット、画像認識、音声認識関連本
の続き。

 ロボットクリエイター高橋智隆氏のインタビュー。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080124/291926/
プログラミングができなくてもロボットは作れる!
をどうぞ。
 日本はソフトは弱いと。でも
--- ここから ---
 ソフトウエアといっても,例えば,ロボットの見た目や動きのデザインとか,
コミュニケーションの方法といったものは,むしろコンテンツというか,ゲー
ムやアニメーションの感覚に近いものです。そういうものは日本人は得意なの
で,それと合わせて考えれば,例えば,OSに近い部分をMicrosoftなどに押さ
えられたとしても,頭と尻をつかんでいればいいのかなという気もします。
--- ここまで ---
 なるほど。

ASAHIネットのtti/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/21/2570888
山下洋輔、ニューイヤー・コンサート関連、挟間美帆さん
の続き。

 ヤノピ様こと山下洋輔さんからじきじきにコメント頂戴したものにコメント
したもの。
 なお、今年のニューイヤーコンサートのDVDは、映像を記録してないから無理
そうですが、CDは間違いなく出るようです。ヤノピ様によれば、エイベックス
がライブ録音したとのこと。楽しみです。

===
標題: Re: 挟間美帆さんは山野の優秀ソリスト
---
>今年は是非行ってやって下さい。中村(show)さま。

 (田中角栄の口調で)よっしゃ、よっしゃ。\(^O^)/
 8月16日17日は、予約済みと。
 ぐふふ。このおれ様に、半年先のスケジュールを押さえさせるとは。挟間美
帆、なかなかやりおるわい。\(^O^)/
 ↑バカ?

 あ、お前、その時期、母親の初盆じゃないの?
 あー、まあ、そのときはそのとき。父母の霊と共に参ろうぞ。\(^O^)/

 府中の森芸術劇場には思い出があって、府中市って、どういう詐欺師の仕業
か、ウィーン市の第19区であるヘルナルス区というところと友好都市なんで
す。
 ウィーン市って、面白いことに、区ごとに友好都市をバラ売りしているんで
す。\(^O^)/
 たとえば、
http://homepage2.nifty.com/servus/html/bunkasi/Freundschaft.html
をどうぞ。
 すごく頭のいいビジネスモデルですね。\(^O^)/
 どうせなら、もっと細かくバラして、第1024区のこの小さじ1杯が中村
正三郎と友好都市とかやってくれればいいのに。\(^O^)/

 そんなわけで、府中の森芸術劇場は、
http://www.fuchu-cpf.or.jp/theater/sisetsu/index.html
にあるように、ホールが3つあって、一番立派なホールにはウィーンホールと
いう名前がついています。これまた、どういう詐欺師の仕業か、立派なパイプ
オルガンまであるんです。
 ヤノピ様、オルガンはお弾きにならないのでしょうか。ええ、パイプの2,
3本、へし折ってもかまいません。おれの税金で修理しますから。\(^O^)/

 山野のコンテストがある「どりーむホール」は、これも立派なホールなんで
すが、市内の小中学校高校が、文化祭の演奏やらクラス対抗の合唱コンクール
なんて行事でも使うんです。
 子供が中学生のときかな。クラス対抗の合唱コンクールを芸術劇場でやると
いうので、
「えっー、なんだよ、それ。おれらが小中学校のとき、せいぜい、体育館だぞ。
ガキのくせに生意気だな、この野郎。おれなんかそんなステージに立ったこと
ないぞ。よぉし、おれ様が成敗してくれるわ」(←なぜに成敗?)
などと勇躍乗り込んだはいいが、久々に訪れた芸術劇場が予想以上に立派にみ
えてきて、もう、中に入ったら、おろおろしちゃって。
 しかもでかいからどこがどうなっているかわからず、中をうろうろしてたら、
ホールの人が親切に声をかけてくださったんだけど、こっちはびくびくしてる
から、もうそれだけで、土下座して
「今日のところはこの程度で勘弁してやるから、警察には通報しないでくださ
い」
などと許しを請うなどして、大変でしたよ。
 大変なのは、お前の脳みそのほうだよ。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「第2回 組込み業界へのパスポート獲得講座」
---
 九州システム情報技術研究所(ISIT)から、「第2回 組込み業界へのパ
スポート獲得講座」の案内です。
 これは、地域が一体となった人材育成・地元福岡での活躍を目指したもので
す。
 詳しくは、いま、
http://www.isit.or.jp/
に出ています。「福岡市組込み ソフト開発応援団」が主催する講座のご案内
という部分。
http://www.isit.or.jp/es/es_brochure.pdf
募集要項
http://www.isit.or.jp/es/es_flier.pdf
チラシ
http://www.isit.or.jp/es/es_schedule.pdf
スケジュール
http://www.isit.or.jp/es/es_request.xls
参加申し込み

 やっぱり、ロボットやってますね。北九州市と福岡市は、ロボット特区です
からね。
 そういえば、北九州市が先に思いついて申請したら、それを聞きつけた福岡
市が負けじと申請したとかいう話もあったなあ。
 だって、安川電機もテムザックも北九州市だもんね。テムザックなんて元々
は門司だよ。門司は、とてもロボットの企業なんてなさそうな場所なんだけど
ね。^^;

http://www.jpo.go.jp/torikumi/chushou/pdf/bunkatu_jirei/kyuusyuu_13.pdf

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ロボット、画像認識、音声認識関連本
---
 アマゾンで
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478983008X/showshotcorne-22/
ロボットの目をつくる―二足歩行ロボットにカメラをつけて画像処理
を買ってらっしゃる人がいて、関連本をあれこれみてたら、いま、すごいこと
になってますね。

 Open Dynamics Engine(ODE)というオープンソースの物理エンジンもあるん
ですね。その解説とロボットプログラミングの本が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627846916/showshotcorne-22/
出村公成著「簡単!実践!ロボットシミュレーション - Open Dynamics Engine
によるロボットプログラミング」
 まえがきと詳細目次は、
http://www.morikita.co.jp/mkj/84691.html
にあります。
 サポートページは、
http://demura.net/index.php
にあります。
 この本は、大学の講義でも使えるようになっているそうで、内容もとてもよ
さげ。そして1冊売れるごとに1ドルをODEプロジェクトに寄付するそうです。

 オープンソースといえば、IntelがOpenCVというオープンソースの画像認識
エンジンをリリースしているとは全然知りませんでした。その解説本が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483992354X/showshotcorne-22/
奈良先端科学技術大学院大学 OpenCVプログラミングブック制作チーム著
「OpenCV プログラミングブック」
 目次やサポートページは、
http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-2354-9/978-4-8399-2354-9.shtml
にあります。
 画像認識では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/462784591X/showshotcorne-22/
酒井幸市著「画像処理とパターン認識入門 - 基礎からVC#/VC++ .NETによるプ
ロジェクト作成まで」
が目について、中身検索で、目次をみると、パターン認識の基礎から、なかな
かちゃんとしてるようですね。
 音声認識では、これもフリーソフトで作るという触れ込みの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627847114/showshotcorne-22/
荒木雅弘著「フリーソフトでつくる音声認識システム-パターン認識・機械学
習の初歩から対話システムまで」
が目につきました。これも中身検索で目次をみると、かなりちゃんとしている
ようですね。

 ロボット本の極めつけと思ったのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839923965/showshotcorne-22/
吉野耕司著「60日でできる! 二足歩行ロボット自作入門」
ですね。目次などは、
http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-2396-9/978-4-8399-2396-9.shtml
にあります。
 パソコンだと、自作という言葉が軽くて薄っぺらで、回路図を描くことはお
ろか、半田付けさえせずに、マザーボート選んでソケットやコネクタに部品を
はめるだけの世界を自作というけど、目次をみると、フレーム加工をしてみよ
うなどとなっているので、これは、かなり手作りでやるようですね。
 毎コミ(毎日コミュニケーションズ)もいろいろやってくれますね。

 そういえば、ロボットの雑誌「ロボコンマガジン」はどうなってるんだろう
と思ったら、ちゃんとやってますね。最新刊は、昨年末に出た
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274204936/showshotcorne-22/
ですね。
 この雑誌が創刊されたときは、すごいと思ったんです。探したら、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo18.html
の「乳の詫び状(1998/12/27)」で、ロボコンマガジン創刊のことを書いていま
す。
 びっくり。なんと、ほとんど10年前なんだ。\(^O^)/
 ロボコンマガジン、今年の年末で10年になるんですね。よく続きましたね。
立派ですよね。日本ならではじゃないか。やっぱ、日本の底力すごいね。
 出版社のオーム社も立派。よくがんばってくれましたね。創刊がせいぜい5
年前くらい感覚だったけど、もう10年なのか。時は飛ぶように過ぎていきます
ね。
 「少年老い易く、学成り難し」は、最近、つくづくそう思う。ま、何も成し
遂げてない半端者だからね(泣)。
 今年は、「1年の計は簡単である」という、たしか坂田明?の名言にしたが
って、ある目標を立ててはいるんだけど、音楽もそうだし、ロボット関係もそ
うだし、こうも面白そうなものがいっぱいあると、困るよ。仕事する時間がな
くなる。\(^O^)/
 あ、そうか、トヨタに就職してジャズミージシャンと本気でセッションでき
る音楽ロボットを作ればいいのか。\(^O^)/
 真面目な話、週刊ダイヤモンドだったかな。5年以内か10年以内か忘れたけ
ど、トヨタが、本気でロボットを実用化して売り出す話があった。そのために
200人のチームを作ったそうな。これは他社のロボットをやっているチームの
10倍の人員を投入していることになるので、トヨタの本気ぶりにみんな驚いて
いるそうです。
 そういえば記事では、人工知能(AI)とか画像認識、音声認識とかそこら辺が
弱いとまずいだろうという話があって、人工知能やらに強いマイクロソフト
(MS)やグーグルという書き方がしてあったけど、ほんと?
 たしかに、MSはロボットを操作するRobotics Studioというソフトを配って
るし、MSがロボットOSを作って、それでパソコンでやったような独占をもう一
度というのは可能性はないわけではないけど、おれらの感覚だと、日本の水準
と比べて、特にMSやグーグルが人工知能に強いという気はしないけどね。
 MS Robotics Studioは解説本も出てるね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839923833/showshotcorne-22/
布留川英一著, マイクロソフト株式会社監修「Microsoft Robotics Studio プ
ログラミング」

 前記、乳の詫び状でも、
--- ここから ---
 ロボットって総合芸術総合技術総合科学ですよね。力学から電気電子情報工
学に工作技術にそのうち遺伝子操作やバイオ技術もいるだろうし(おいおい)、
トータルフットボールですよね(意味不明)。
--- ここまで ---
と書いているけど、映画が総合芸術といわれるなら、ロボットは総合技術です
よね。
 ちゃんと、遺伝子操作やバイオ技術も必要になると10年前に書いているとこ
ろが、おれ様は偉いね。\(^O^)/

 いやあ、いい世の中になったなあ。
 おれら子供のころ、というか学生のころ、というか10年前だって個人では手
が出ない夢の技術がこんな手軽に学べる、楽しめるんだもんね。
 やっぱ、長生きしないとね。

 10年経ってこうなっているということは、10年後、ひょっとして5年後に、
ロボコンマガジンで遺伝子操作の解説やってて、個人でも手が出せる遺伝子操
作キットも売られていて、「60日間で作る自作遺伝子」という本も出てるかも
ね。\(^O^)/
 いやいや、いま話題沸騰のiPS細胞ですよ。
 10年後は、「オープンソースのiPS細胞を使って自分の目や鼻や心臓を自作
する」という本が出ている。\(^O^)/
 自宅で週末工作で、自分の胃を切って自作の胃と取り替えたりしてね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 帰ってきました。北九州紀行。「雲のうえ」。やっぱ、すごいぜ、北九州
---
 無事、門司で母の百箇日法要が終わって帰ってきた。
 今回、福岡で予定がないから、久々にスターフライヤーを使って新北九州空
港に飛んだけど、スターフライヤー、相変わらず感じがいい。なんか快適よ。
 機内のビデオ上映の中に、ナショナル・ジオグラフィックのキリスト教の謎
があって、テンプル騎士団。英語で発音すると、ナイツ・テンプラーね。ま、
天ぷらを発明した夜の集団(大嘘)。\(^O^)/
 ちょうど、やっとこさ、「ダ・ヴィンチ・コード」のDVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000WMDZEE/showshotcorne-22/
ダ・ヴィンチ・コード
を観たばかりだったので、とってもタイムリー。情報省はちゃんとおれを監視
しているね。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/07/2549352
漫画ミュージアム、関門タコ、伊勢丹撤退、スターフライヤー 
で、宣伝したので、情報省からスターフライヤーに指示があったということで
しょうね。\(^O^)/
 なお、ダ・ヴィンチ・コードの謎は、おれはすでに
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/19/371085
ダ・ヴィンチ・コード、「最後の晩餐」の謎をおれが解いた!
で解いています。ぜひ、参考にしてください。
 ならんならん。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/28/345010
新北九州空港、シャコしゅうまい、ガメラ、竜の卵、朝のガスパール
をみると、ダ・ヴィンチ・コードと新北九州空港の組み合わせは以前も書いて
いるのね。赤い糸で結ばれてるね、この二人。\(^O^)/

 そういえば、来週、2月になったら門司港レトロ地区では、ふぐ祭りやるん
だって。1週間ずらしてほしかった。\(^O^)/
 全然、情報省、役になってない。\(^O^)/

http://www.retro-mojiko.jp/news085.html
門司港レトロ「ふぐと灯とひなまつり」開催

 でも、また、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/17/2516158
で書いた「楽の湯」に行ったからいいや。
 1/26に行ったら、26日は風呂の日で、岩盤浴もついて1000円で、超ラッキー。
 やっぱ、情報省、ちゃんとお膳立てしてくれてる。\(^O^)/

 JALに乗ると、機内誌では浅田次郎のエッセイが一番の楽しみなんだけど、
スターフライヤーは機内誌なんかないしねと思っていたら、今回、「雲のうえ」
というミニコミ誌っぽいものを配ってくれた。発行元をみると、北九州市企画
政策室にぎわいづくり企画課がやってるのね。
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=17845
をどうぞ。
 あ、第6号が出てるじゃん。おれがもらったのは第5号。
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=19344
 この特集「はたらく食堂」というのが非常によかった。感動すら覚えた。
 やっぱ北九州すごいよ。
 働き者の街を支える大衆食堂が市内にたくさんある。いずれも昭和の熱の名
残りを残す。特に名物があるわけではなく、グルメでもなく、無論、高級店で
もない。
 だがしかし、黙々と働く男たちを黙々と支える女たちが早朝から晩までやっ
てる、そんな食堂たち。なにげないけれど、街を根っこから支えている食堂た
ち。
 森でいえば、大きな木ではなく下生えのような存在。下生えがなければ森は
死ぬ。それがまだこんなにちゃんとある。森は死んでないよ。

 戸畑や八幡、若松のほうは全然うといんだが、読んで写真をみているだけで
食いに行きたくなった。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/26/2579748
ロタウイルス
の、ロタウイルスの下痢なんかもう飛んじゃったもんね。\(^O^)/
 脱線するが、羽田を離陸するときに、スターフライヤーのジェット噴射に紛
れ込ませて、ロタウイルスによる「米のとぎ汁のような白い水様便」もジェッ
ト噴射してみましたが、これはバイオテロになるんでしょうか。\(^O^)/

 門司港の入船安全食堂は知らんなあ。でも、朝食はよさげで300円だもんね。
常連さんの奥さん、これで300円ならもう朝食は作らんでここで食べるといっ
てご夫婦で通っているそうな。今度、行ってみよう。
 折尾の橋本食堂ってすごいね。いまどき、ちゃんぽんが200円だよ。ありえ
ない。
 父母は門司で会社経営を始めていたが、最初は子供に手をかけられないくら
い大変だったんだろうね。おれは祖父母と共に筑豊の直方に3歳まで住んでい
たし、その後も祖父母が門司の大里で一緒に住めるようになるまでは、門司と
直方を母に連れられてよく行き来した。
 折尾は筑豊線に乗り換えたりで印象がある駅で、折尾とくれば、やはり、東
筑軒のかしわ飯であって、おれはこれが大好きで、よく買ってもらって、蒸気
機関車の煙とともに食べましたよ。
 お、すげえ。東筑軒のホームページ
http://www.tochikuken.co.jp/

 初めてみたけど、すげえ。列車が走ってる。\(^O^)/
 いやーん、ピヨピヨニュースだって。かわいー。
 おい、しかし、列車に書いてある「会社概要」「商品紹介」とか、メニュー
項目がこんなに動いていていいのか。
 いいんです。\(^O^)/
 列車のスピードがけっこう早くて、おれ、これ、クリックできるのか。
 あ、できた。\(^O^)/

 若戸大橋の戸畑側ふもとにある「海岸食堂」(この特集に出てくる食堂は、
駅前食堂だの波打食堂だのシンプルなネーミングが多い)は、映画「プルコギ」
のロケに使われたんですね。
 「プルコギ」、笹塚の江川さんとこ、あるかなあ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000TU8ZNA/showshotcorne-22/
プルコギ THE焼肉MOVIE

 そうそう、この特集で文章を書いている遠藤哲夫さんは、北九州の食堂いた
るところでちゃんぽんがあると書いているが、家庭だってちゃんぽんは常食で
したよね。特に土曜や日曜の昼は。
 昔、どこかで書いた記憶があるが、だから、東京に出てきたとき、困ったよ。
 妻が「ちゃんぽん玉がどこのスーパーにも売ってない」といって帰ってきた
とき、そんな馬鹿なと思ったもん。うどん玉、そば玉があって、ちゃんぽん玉
がない。じゃんけんでいえば、グー、チョキがあってパーがないみたいなもん
で、ありえない。
 ちゃんぽんなしの生活になったら、確実に死ぬ。\(^O^)/
 25年前だからインターネットなんかないし、電話帳を調べて、渋谷にリンガ
ーハットがあるのがわかって、食いに行ったりしたよね。
 学生時代は、チェーン店だと、福岡は香椎の名島付近にあった、名前は失念
したが、そのチェーン店のちゃんぽんのほうが麺がうまくてお気に入りで、リ
ンガーハットは、麺がいまいち好きじゃなかったの。でも、背に腹は代えられ
ない。渋谷までときどき食いに行きましたよ。命をつなぐために。\(^O^)/
 その後、東府中の村内家具のそばにちょっとした食堂街があって(いまは食
堂街自体なくなってヤナセが外車を売ってる)、そこの中華料理屋にちゃんぽ
んがあることがわかって、命が助かった。\(^O^)/
 しかし、その中華料理屋も何年かしたら、突然、閉店。店の名前がまたぴっ
たりだったんだよ。シルクロードにかつて存在し、忽然と姿を消した幻の王国
と同じ「楼蘭」という名前の店だったんです。あそこの海鮮ちゃんぽんうまか
ったのに。

 遠藤哲夫さんは、お名前を存じ上げなかったが、「大衆食堂の詩人」といわ
れているそうで、文章はうまいね。ああ、食いてえと、その気にさせるもん。
 影響されて、おれは、とりあえず、小倉の旦過市場の丸和前の屋台で、おは
ぎを、普通のと黄な粉のとテイクアウトして買って帰ったよ。おれ、黄な粉に
は目がないんです。
 遠藤さん、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480039783/showshotcorne-22/
遠藤哲夫著「汁かけめし快食學 (ちくま文庫)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4946515372/showshotcorne-22/
遠藤哲夫著「ぶっかけめしの悦楽」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4380952525/showshotcorne-22/
遠藤哲夫, 大衆食の会著「大衆食堂の研究―東京ジャンクライフ」
など出してらっしゃいますね。
 門司港の平民食堂は名前は昔から知ってるけど、高校時代も含めて一度も入
らず、何年か前に閉店しちゃいましたね。まだ、店の看板などはそのまま。だ
から、この特集の文章を書いた遠藤哲夫さんは、この名前に感動して、平民食
堂の前で写真に写ってます。

 文章は、遠藤さんだが、写真と絵もいい。写真=齋藤圭吾、絵=牧野伊三夫
です。
 そして、特集内小特集として、大衆食堂的おやつ(いまどきのスイーツとい
う言い方は似つかわしくない。昭和の豊かな香りが雲散霧消する)に絞った
「小腹食堂」がある。写真と絵は前述の通りだが、文章は大谷道子さん。これ
も食いたくなる。\(^O^)/
 姉は、ここに出てくる三萩野の虎屋のパンを知ってた。おれは知らん。ここ、
朝のうちに行かないとすぐ売り切れ。営業時間が朝5時半から8時まで。たっ
た2時間半。それでも売り切れ閉店。
 なんとなれば、ドーナツやカレーパンが1個たったの30円。\(^O^)/
 学生や勤め人は、これをほおばって100円牛乳で流し込んで働きに行くわけ
ですよ。
 10年前台湾に行ったときに、街に、おれの子供のころ、日本の高度成長期の
ようなパワーを感じて、日本からは、なくなって久しいなあと思ったが、この
特集を読むと、北九州には、まだまだエネルギーが残ってるじゃんと思ったね。
それが、外見が昭和のムードを残すだけじゃくて、熱も残していると書いた意
味。

 ま、そんなこんなで、「雲のうえ」、非常によかったので、バックナンバー
も全部買おうと思ったら、創刊号がもう品切れなのか。くそー、コレクターに
なれないじゃないか。最新号はもらいそこねているし、年間定期購読なんてな
いのか。^^;

 小倉駅には大きな垂れ幕で、小倉工業高校の卒業生が二人、豊田自動織機と
日産自動車に就職した人の名前が出ていて、この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2560282
スーパー職人大集合!〜技能五輪に挑んだ若者たち〜
で話題にした技能オリンピックで金メダル獲得おめでとうというのがありまし
た。
 ケータイのカメラで写真を取ったけど、お二人の名前まで読めない。すみま
せん。^^;
http://kokura-th.fku.ed.jp/
福岡県立小倉工業高等学校
にいっても、トピックに、「技能五輪世界大会で金メダルを獲得した本校OBの
受賞報告会がありました。」とあるだけで、詳しいことはわかりませんね。

 そうそう。1/26の土曜日は、1ヵ月前から小倉のホテルはどこも満室。なに
かイベントがあるのか。どこぞの宗教団体のイベント?などと思って小倉駅に
降り立ったら、競輪祭をやってる。ひょっとしてそのせい?

 ときどき思い出したように話題にする門司のマスコットキャラクター「じー
も」。なんと、おれの実家のあったそばで、じーも君の絵を見た。\(^O^)/
 大里の戸ノ上通りから海側の国道199号線に抜けるとき、鹿児島本線と交差
するので、下をくぐるため、ここがガード(トンネル)になってる。
http://maps.google.com/maps?hl=ja&client=opera&rls=ja&hs=jIC&q=%E9%96%80%E5%8F%B8%E5%8C%BA%E5%A4%A7%E9%87%8C%E6%88%B8%E3%83%8E%E4%B8%8A&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wl
の地図だと、大里戸ノ上となっている交差点から、左やや上に向かう道。
 歩行者は、車道の左右に1つずつトンネルがあるけど、おれがじーも君の絵
をみたのは、大里戸ノ上の交差点から海側をみて右側のトンネル。子供のころ
は毎日通ってた道。
 このトンネルの壁に近所の大里東小学校や大里柳小学校の小学生が絵を描い
ていた。殺風景なトンネルの壁を飾って、街を明るくするため。
 その絵の中に、じーも君がいたんです。
 うれしかったなあ。さすが、我が母校、大里東小学校の生徒だ。\(^O^)/

 門司の小森江に「東の丘」というイタリアンのレストランがあるというので、
行ってみた。
 すごい、ここ。何がすごいって、高台から関門海峡を一望できるその絶景。
料理もうまいが、なんといっても、この眺望が一番のご馳走。
 正面に巌流島、左手は彦島の向こうに新日鐵の工場群、そして右手は下関の
唐戸市場の手前くらいまでの大パノラマ。
 JRの最寄り駅は小森江だけど、急峻な高台にあるので、車か小森江駅か門司
駅からタクシーで行ったほうがいいでしょうね。ちょっとわかりにくい場所だ
けど。
 それと、予約は必須と思う。

http://r.tabelog.com/fukuoka/rstdtl/40000794/
のは、雨だから全然いい景色じゃないね。^^; 昨日は、くっきりした快晴で絶
景だったよ。

http://www.walkerplus.com/kyushu/gourmet/DETAIL/V-KYUSH-1RTAW017/
をみると、フレンチがベースの創作料理となっているけど、食材や調理はイタ
リアンだと思ったけどね。
 矢筈山の麓なのよ。矢筈山、子供のときは、ちょくちょく登りましたね。キ
ャンプ場なんかもあって、小中学校の遠足でも何度か行ったけど、防空壕の跡
があるんですよ。それで、死んだ兵隊さんの幽霊が出るよとかいって、怖かっ
たですね。
 幽霊といえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/07/2549352
漫画ミュージアム、関門タコ、伊勢丹撤退、スターフライヤー 
で書いた、小倉伊勢丹の撤退のこと。姉に話したら、「やっぱ、幽霊が出るけ
やろうか。天下の伊勢丹も幽霊には勝てんちゅうことやね」\(^O^)/
 あそこ、元はお寺さんで墓地があったんですよね。その権利関係が複雑で再
開発が大変で、やっとこさ商業ビルができて、デパートの「そごう」が入った
んです。
 その「そごう」が潰れたとき、
「やっぱり、あそこは幽霊が出るけ、潰れたんやないやろうか」
という噂がだいぶあったそうで、姉なんか、
「あたしの友達が、何人も見とるんやけ、間違いないっちゃ」
などというけど、たぶん、その友達に聞いたら、その友達も
「あたしの友達が、何人も見とるんやけ、間違いないっちゃ」
というパターンでしょう。\(^O^)/

 たった東京から門司まで飛んで戻ってきただけで、けっこう疲れた。体力、
気力なくなってるね。それで、余計「はらたく食堂」がまぶしかったのかもね。
 (ソフトバンクのコマーシャルに出てくる犬のお父さんの口調で)
 そんなことで、フィンランドのノキアから呼ばれたら、どうするんだ。
 呼ばれないって。\(^O^)/
 おれ、あの犬のお父さんになりたーい。\(^O^)/

 夜9時くらいに寝たら午前3時ごろ目が覚めてしまって\(^O^)/、こうや
って駄文を書いております。さっき、ロボットや画像・音声認識のネタ、書い
たから、もう寝る。
 あ、ほんとなら、寝るんじゃなくて、ここでそのまま「はたらく食堂」に直
行して、朝飯をがつがつ食って、働きに行かないとね。
 でも、コーヒー飲んだから眠たいです。
 おれにとって、コーヒーは睡眠薬です。\(^O^)/

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 東芝、トップリーグ4連覇、大ピンチ
---
 大詰めの、ラグビー、トップリーグ。
 おれが、府中を離れて九州にいる間に、東芝。トップリーグ始まって以来、
初めてトヨタに負け、これも初の連敗を喫して、プレーオフ進出が危なくなっ
てきてますね。
 ここんとこ、リードしても勝ちきれず、逆転負けをくらっているのがねえ。
後半20分過ぎからディフェンスの集中が切れるのか、体力がもたなくなって
いるのか。去年までは、相手のほうが先にへばって、東芝が逆転できる立場だ
ったんですが。
 最終節のヤマハに勝てば進出とは思うけれど。

http://www.top-league.jp/news/news4018.html
12節 マッチ&会見リポート(トヨタ 19-17 東芝)

 東芝の立川選手のお父さんが亡くなっていたんですね。
http://www.sanspo.com/rugby/top/rg200801/rg2008012700.html
トヨタ、東芝戦初勝利でTL5連勝!プレーオフ進出に王手

 サントリーは、すでに進出を決めてるからいいけど、東芝が進出できないと
両チームが本拠地としている府中市民としては残念だな。やはり、東芝対サン
トリーの頂上決戦で優勝が決まってほしいから。

 九州だと、九州のチームの情報が新聞に出てました。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/sports/spomain/sp_08012701.htm
九電がリコーに競り勝ち…トップリーグ

 九州電力は、トップリーグに残留できる可能性が広がったようです。
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/local/rugby/20080127/20080127_001.shtml
九電 自動降格免れた!! ラグビートップリーグ

 逆に九電に負けた名門リコーは、トップリーグ落ちがほぼ決定のようですね。
創部以来の屈辱とのこと。無念でしょう。
 コカコーラウェストジャパンも残留に前進。NECに負けたけれど、4トライ
で勝ち点1を挙げたのが大きいようです。
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/local/rugby/20080127/20080127_002.shtml
コカW残留お預け ラグビートップリーグ

 それから、いまは、ヤマハ発動機ですが、いまコカコーラウェストジャパン
の監督をしている向井監督の時代、東芝府中で活躍して日本一3連覇の原動力
だった村田亙選手が、引退発表ですね。
http://www.top-league.jp/news/news4082.html
村田亙選手、引退セレモニーのお知らせ
http://www.sanspo.com/rugby/top/rg200801/rg2008012501.html
ヤマハ発動機・村田が今季限りで引退…40歳、W杯3度出場

 最終戦が古巣東芝との試合。その後に引退セレモニーが。
 村田選手は、府中で、何度かお見かけしたことがあって、かっこいいです。
松田選手もかっこよかったし。
 村田選手、お疲れ様でした。じっくり体を休めてください。
 松田選手は、ファンの勝手な願いだけど、まだまだがんばってください。\(^O^)/

 がんばれ、東芝ブレイブルーパス。\(^O^)/
 といっても、今週の週末も府中を離れて小金井にいるんですけど、大丈夫か
な。
 大丈夫、大丈夫。ヤマハもプレーオフ進出のチャンスがあるから必死。でも、
東芝はアウェイだから、かえって必死でやるしかないもん。

 三洋電機、サントリーはプレーオフ確定。トヨタも確定的。となると残る1
つの椅子を、東芝、NEC、神戸製鋼、ヤマハ発動機で争うわけで、どのチーム
もなんがなんでも勝たないといけない状態。
 目が離せません。

乳の詫び状(2008/01/26)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 奇跡! カレイが15年前の手紙を1000メートルの深海から
---
 カレイが15年前の手紙を1000メートルの深海からもってきたといって大騒ぎ
ですね。

http://www.asahi.com/national/update/0126/TKY200801250358.html
なぜ外房の海で見つかった? 魚が届けた15年前の手紙
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080125-OYT8T00716.htm
「まるで映画のよう」「カレイが届けた手紙」差出人の元へ
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080125STXKF039125012008.html
「カレイに感謝します」・15年前の手紙、差出人に戻る

 手紙が、いま問題になってる年金特別便だったら、すごいね。\(^O^)/
 社会保険庁は、一体、何をやってるんだ。すげー、年金マジック。\(^O^)/
 それか、未来からの手紙ね。\(^O^)/
 死の間際にいる50年後の自分からの手紙とかね。\(^O^)/
 ちょっと、J.P.ホーガンの「星を継ぐもの」3部作の冒頭みたいだね。傑作
だもんね、この3部作。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448866301X/showshotcorne-22/
ジェイムズ・P・ホーガン著, 池央耿訳「星を継ぐもの」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488663028/showshotcorne-22/
ジェイムズ・P・ホーガン著, 池央耿訳「ガニメデの優しい巨人」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488663036/showshotcorne-22/
ジェイムズ・P・ホーガン著, 池央耿訳「巨人たちの星」

 ホーガンのこと何回か書いたと思って、ブログを検索したら、面白いね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/07/22/35528
Entoverseって何だ
で出てくる、有名店のソムリエがうんぬんは、もう2005年のことなのか。ああ、
いろいろ思い出した。
 やっぱ、ブログは書いておくべきだね。^^;
 おれはいまこの宇宙のこの地球では、SF作家のジェイムズ・ペニス・コーガ
ンなのか。\(^O^)/

 2005年ころは、まだトラックバックを開けていたんだね。いま、あけると一
晩で300個トラックバックスパムが付いちゃうもんね。
 スパムフィルタが入ったらトラックバックを開けようなどと思ったら、草野
さんによるとすでにトラックバック用のスパムフィルタが入っている。\(^O^)/
 それで、98%くらいは、はじいているといったかな。つーことは、2%が300個
なので、一晩で15000個くらいトラックバックを来るってことですね。
 トラックバックは、プロトコルも決まって自動化できるものなので、これく
らいは来るんでしょうね。

 トラックバックもカレイが持ってこないと受け付けないようにすればいいの
か。やっと本題に戻ったな。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ロタウイルス
---
 数日前、風邪がお腹にきた。
 医者に行くと、ロタウイルスにやられた模様。
 乳幼児の下痢に関して、というパンフレットをくれた。
 幼児プレイをしろと?\(^O^)/

 なんとか落ち着いたので、これから、母の百か日法要で九州に移動。
 ふく(ふぐ)をしこため食おうと思ったが無理か。^^;

乳の詫び状(2008/01/22)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九州リサーチセンターワークショップ
---
 「情報ネットワーキング技術の新潮流」と題して、九州リサーチセンターワ
ークショップというのが小倉で開かれます。
 詳しくは、
http://kyushu.nict.go.jp/1_topic/t_080201.html
をどうぞ。
 そういえば、NTTのNGNっていまどうなってるの? 期待はすごいみたいだけ
ど。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 組込み現場の「C」プログラミング 標準コーディングガイドライン
---
 九州大学の荒木先生から、ブツが送られてきたので、筒井康隆、山下洋輔関
係の資料か、中国か韓国で開催されたソフトウェア工学関係の予稿集かと思っ
たけど、全然違った。それは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774132543/showshotcorne-22/
福岡知的クラスタ(第1期)組込みソフト開発プロジェクト著, 福田晃編「組込
み現場の「C」プログラミング 標準コーディングガイドライン」
だった。
 なお、アマゾンのデータでは、福岡知的クラスタ(第1期)組込みソフト開発
プロジェクト著, 福田晃編となっているが、現物の表紙は、福岡知的クラスタ
(第1期)組込みソフト開発プロジェクト編となっている。
 組込み系だから、福岡知的クラスタ(第1期)組込みソフト開発プロジェクト
は、同じく九大の福田先生がやっているプロジェクトなんでしょう。大勢の執
筆者の中には、荒木先生の名前もありますけどね。

 中をざっとみたけど、これ、相当にいいです。
 コーディングスタイルは、みんな好みがあるし、プログラミング言語毎にス
タイルもあり、百家争鳴になりやすい。GNUもコーディングスタイルを決めて
いたりするが、納得できる人、できない人がいて、アレンジしてみたりね。
 この本の場合は、凝ったコーディングはなし。要は「うますぎるコーディン
グ」ではなく、非常に素直に、わかりやすく読みやすく保守性の高いプログラ
ムを作るために有用なコーディングガイドラインを66個にまとめてある。
 実際にコードを示して、これはだめ、これはいいを、○×で示し、どこがど
うだめでどういいのか、原則と理由を解説してある。これなら、納得を得やす
いでしょう。

 コラムも有用で、おれ、チャールズ・シモニーのハンガリアン記法を誤解し
ていましたね。実装のデータ型を接頭辞に付けるもんだと思っていて、これは
広く、そう思われているけれど、それは誤解で、本来、情報の種類を示すもの
を接頭辞に付けるものだそうです。蒙を啓かれました。
 まだコーディングガイドラインを作ってない会社などでは、大いに参考にな
ると思います。アンテナハウスも会社としての公式なガイドラインはないんだ
よね。石野さんが作ったけど、会社が半強制的に従わせているものでもないか
ら。さらにいえば、プログラミング言語毎のコーディングガイドラインはない。
あるのは、C/C++/Java系の言語に適用するようなガイドライン。Perlあたりだ
と、「うますぎるコーディング」が氾濫しがちだけど、その辺はイディオムと
して広く普及していれば問題ないけど、そうじゃないとやっぱり後の保守が大
変になっちゃうからね。その辺の線引きが悩ましいよね。
 とにかく、特定個人だけに通用するコーディングスタイルは、会社やチーム
としては意味がないどころか、有害。ほんとにいいイディオムなら、みんなで
共有しないとね。

 お、アマゾンの素人評をみても、大絶賛ですね。
 これで、福田先生、中洲のママさんたちにもモテモテだぁ\(^O^)/
 今度、行ったら、福田先生のサインもらおうっと。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/01/21)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

山下洋輔、ニューイヤー・コンサート関連、挟間美帆さん
 2008/01/12、東京オペラシティであった山下洋輔ニューイヤー・コンサート。
 ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)の書き込みを読むにつけ、行けな
 かった、行かなかったことが悔しい。^^;
 腰の治療なんぞに行ってた。^^;

 大成功でみんな堪能したようだが、中でも激賞していたのは、オーケストレー
ションを担当した挟間美帆さん。若くてびっくり。若くて才能ある人は、その
ままどんどん伸びていってほしいですね。
 ブログは、
http://sea.ap.teacup.com/polynport/

 今回は、山下洋輔ピアノ協奏曲第3楽章エクスプローラー(Explorer)の世界
初演でしたが、第1楽章エンカウンター(Encounter)は、すでにトリノでのライ
ブがCD化されています。第2楽章ラプソディ・イン・Fは、まだCDになってな
いですね。

 以下は、tti/salonに書いたものから。

===
標題: やっぱ、ニューイヤー・コンサートのライブDVDは出る?
---
 オーケストレーションを担当したpoLynさんのブログ
http://sea.ap.teacup.com/polynport/106.html
を読んだら、気になることが。

>こんな日記を書きながら、関係者から届いた12日のコンサートのDVDを鑑賞。
アンコールで大笑いしてしまいましたよ!

という一文が。
 おそらく許可を受けた関係者が内輪用に撮影したものを自分でDVDに焼いて
配ったのかと思いますが、ひょっとしてひょっとこ。コンサートのDVDが出る
予兆でしょうか。^^;
 出てほしい。出ろ出ろ出ろ。
 ということで、呼び水になればと、エンカウンターのトリノライブ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000WZO5XG/showshotcorne-22/
山下洋輔/ピアノ協奏曲(エンカウンター)+山下洋輔のボレロ
注文してます。
 そういえば、もう1年前なのですが、セイル・テイラー御大とのデュオはCD
もDVDもまだなんでしょうか。

 曲目は違いますが、佐渡裕さん指揮+東京フィルで、4月に横浜でやるんで
すね。
http://www.kanagawa-ongakudo.com/event/event-37250.html
クラシックなジャズナイトin音楽堂
山下洋輔(ピアノ)&佐渡裕指揮・東京フィルハーモニー交響楽団 スペシャ
ルコンサート

 金曜日ってのがちょっとネックだけど、行ければと思ってます。などとやっ
ていると、チケットなくなってるんですよ、きっと。決断できん奴。^^;
 あ、そうか。チケット取るだけ取って、行けなくなったら、穂高様に倍の値
段で売りつければいいのか。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: 挟間美帆さんは山野の優秀ソリスト
---
 調べたら、2007年の山野楽器のビッグバンドコンテストで、優秀ソリストを
獲得しているじゃないですか。すごーーーーーーーーい。バンドも最優秀賞
だし。

注:2008/08/16
 挟間美帆さんを2007年の最優秀ソリストと書いていましたが、優秀ソリスト
でした。最優秀ソリストは、大田垣正信さんでした。お詫びして訂正します。
http://www.yamano-music.co.jp/docs/ybbjc/siryoukan/past/38.html
を参照。

 オーケストレーション、アレンジもできて、大変才能のある人なんですね。
 道理でヤノピ様が任せるはずだ。

http://www.geocities.jp/newtide_jazz_o/photo/yamano07/yamano07.htm
38th YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST
http://www.geocities.jp/newtide_jazz_o/photo/yamano07-2/yamano07-2.htm
本番当日

 で、またびっくりなのが、今年の第39回山野楽器ビッグバンドコンテスト
は、我が府中の芸術の森でやりますね。
http://www.yamano-music.co.jp/docs/ybbjc/info/youkou.html

 ひょっとして、近年、ずっと芸術の森でやってるんでしょうか。ちくしょー、
知ってれば聴きに行ったのに。\(^O^)/
 そういえば、上記「本番当日」の写真をみると、芸術の森っぽい気もしてき
た。
 あ、またまたびっくり。
http://www.yamano-music.co.jp/docs/ybbjc/cd/report/2007/0526jazz_in_fuchu.html
によると、府中の専門店街フォーリスのところで、ニュータイドが演奏してい
るじゃないですか。挟間さんも来てかもね。でも、行ってない。^^;
 そうか、フォーリス内に山野楽器の店があるからか。
 ちくしょー。ぼーっと毎日生活しているから、こういうすごいのがごろごろ
日常に転がっているのに気づかないのね。アホや。
 府中は、我が情報省の地元だというのに、このテイタラク。たるんどるのぉ。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: 芸術の森じゃなくて府中の森
---
 正しくは、芸術の森じゃなくて府中の森でした。
 ホールがあるのは、府中の森芸術劇場です。
 でも、我々の日常会話では、芸術の森です。
 もう1つ郷土資料館やプラネタリウムがある郷土の森というのが多摩川沿い
にあって、それとの対比で、郷土の森、芸術の森と、つい、言ってしまいます。
すみません。

中村(show)

乳の詫び状(2008/01/20)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: マジシャン、上口龍生(かみぐち りゅうせい)
---
 笹塚のビデオ屋さんの江川さん
http://www.sasahata.com/d010/index.html
<笹塚十号坂商店街>ピープル 
http://d.hatena.ne.jp/pegawa/
ピープル江川映画日記 
のところに今年初めて行ったら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2560489
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ
の話になって、実は、江川さんの奥様のいとこがマジシャンだというので、び
っくり。
 奥様、30年ぶりくらいで会ったら、プロのマジシャンになってて、クリビ
ツギョウテンだったそうな。\(^O^)/
 で、名前を聞いて調べたら、すごーい。ちゃんとWikipediaにも名前が出て
いる有名人。\(^O^)/

http://ja.wikipedia.org/wiki/上口龍生
http://magic.st/ryusei/
マジシャン上口龍生プロフィール

 で、子供向けの本も出しているというので調べたら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591077519/showshotcorne-22/
上口龍生, ノリミズ ミカ著「マジックの必殺ワザ (キミにもできる!必殺ワザ)」 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893802186/showshotcorne-22/
上口竜生, こやま けいこ著「ふしぎだいすき!―マジックえほん」

 アマゾンのデータ、1つは龍生だけどもう1つは竜生だね。^^;

 ともかく、ミーハー正ちゃんとしては、今度、サインほしいー。\(^O^)/
 サインといえば、ステファニーちゃんのサイン入りCD。今度の新年会で野
々下君が持ってきてくれるかと思ったら、出張で来られない。いつになったら
手に入るのか。おれも、行けそうにないけど。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 細木数子、テレビ全降板は霊感商法でヤバイから?
---
 あんな占いを信じるなんてバカなんじゃないかとずっと思っている細木数子
が、テレビから全面撤退だそうですね。
 理由はあれこれ憶測があるようですが、細木がやってる霊感商法に警察のメ
スが入るのではという話が出て、テレビ局がトカゲの尻尾きりに走ったという
話もありますね。

http://news.ameba.jp/domestic/2008/01/10253.html
細木数子『ズバリ言うわよ!』降板理由ズバリ言うわよ

 なにはともあれ、あんなのがテレビから消えてくれれば、だまされるバカが
減って日本国民にとっていいことと思います。
 あとは、テレ朝の「オーラの泉」の江原啓之が消えてくれれば。美輪明宏も
ああいうのをいうのはやめたほうがいいよ。

中村(show)

===
標題: Re: 細木数子、テレビ全降板は霊感商法でヤバイから?
---
>  あんな占いを信じるなんてバカなんじゃないかとずっと思っている細木数子
> が、テレビから全面撤退だそうですね。
>  理由はあれこれ憶測があるようですが、細木がやってる霊感商法に警察のメ
> スが入るのではという話が出て、テレビ局がトカゲの尻尾きりに走ったという
> 話もありますね。

 この件が直接関係しているとは思うけど、読売テレビの「たかじんのそこまで
言って委員会」で話題となりました。細木と江原を話の取っ掛かりに、霊感商法
にも文句を言っていて、これもまぁ、細木がテレビを降板することが明るみになっ
てから問題視するという、ほとんど腰が引けている取り上げ方。それでも取り上
げるだけ、まぁ真っ当なんでしょう。

 だいたい、「**をしないと天罰が下る」とか「あなたのその悩みは先祖が犯
した**の罪のせいだ」などという戯言を、公共の電波であるテレビ番組で流す
というのは、犯罪だと言っても良いほど。脅迫ですよ、脅迫。

 人の不安につけこむ宗教的なものは、私はほとんどすべてがインチキだと思っ
ているわけです。それに金が付随すると、癌病棟がある病院の病棟に入り込み、
信者を募っていたという福永法源の法の華三法行と同じになる。心理的に弱って
いる人間を追い込んで金をむしりとるというのは、暴力を使って人間を追い込ん
で金をむしりとる暴力団とベーシックな点での手法は一緒で、要は金儲けなんで
すよ。

 散々、信者にそうした方法で新規に信者を獲得させていた某宗教法人は、今で
は政府与党の一角の重要な集票マシンとなっているわけだけど。この件について
は、私が実際に実家で母親やら私本人が、嫌な思いをしたから間違いないんだけ
どね。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 細木数子、テレビ全降板は霊感商法でヤバイから?
---
>  この件が直接関係しているとは思うけど、読売テレビの「たかじんのそこま
> で言って委員会」で話題となりました。

 ちなみに、同番組では勝谷誠彦が「愚民迎合テレビ番組」と言っていた。宮崎哲
弥も口を極めて細木とか江原を罵っていたけど、それまで幾らでも罵る機会はあっ
たのになぁ。三宅久之だって同様だぞ。

 相手が弱ってきたら叩くというのはどうなのか。まぁ、勝谷は相当前からこうし
た「占い師」やら「似非宗教」やらに噛み付いていたけど、でも、番組中は「ピー」
音で伏せているところが多いからなぁ。大阪府知事に立候補中の橋下弁護士と勝谷
だけは、以前から「ピー」音が連続するような実名発言が多かったようだけど。

-- 
たま@無精庵


===
標題: Re: 細木数子、テレビ全降板は霊感商法でヤバイから?
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/24/86501
悪用される科学とあるある大辞典などの嘘
のコメントにも書いたけど、福永法源を日本テレビが一時重用していたんです
よ。
 マリックと対決させたり。その番組では、客が考えたことか選んだ何を当て
るのに、マリックが失敗して福永法源が成功した記憶がある。そのときは、ヤ
ラセ的演出だと思いつつ、おれもほんとなら福永法源、すごいなあと思ったけ
どね。\(^O^)/
 あ、そういえば、あの番組、いまの東国原宮崎県知事であるそのまんま東が
出ていたような。それで、福永法源をヨイショしたような気がするなあ。それ
とも、そのまんま東が考えたか選んだ何かを当てたんだっけなあ。もしそうな
ら、仕込みだろうけど。

 噂の眞相(ウワシン)は休刊前にも、細木数子のことで、昔、ヤクザと組んで
島倉千代子事務所乗っ取りかなどと問題になったということを、若いテレビ局
員は知らずに起用しているんじゃないかと書いていた記憶がある。
 ま、知っていても視聴率が取れれば起用するのが、テレビ屋、特にバラエテ
ィ−屋ですけどね。
 久々にウワシンのサイト
http://www.uwashin.com/
に行って、最新情報をみたら、
●朝日ニュースターの番組「TV ウワサの真相」が書籍化!
とあって、アマゾンにも
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140882026/showshotcorne-22/
岡留安則著「TVウワサの眞相」
としてありますね。
 岡留さん、知らせてくれれば、宣言したのに。^^;
 TVウワサの眞相を止めたのは、ウワシン再開の布石?などという説も一部に
なったのに(わしじゃ、わし)、再開ないのかな。

 それにしても、おれも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/24/86501
悪用される科学とあるある大辞典などの嘘
をみると、いい加減な奴やねえ。
 料理でそんなに簡単に活性化するのかと書いているくせに、ボケないように
料理しているもんね。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/06/1234256
脳が冴える15の習慣
では、料理はいいよ、なんて書いてるもんね。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 珍鳥、コトドリ。モノマネ完璧\(^O^)/
---
 すごーーーーーーーーーーーーーーーーい。
 いま、NHKの「ダーウィンが来た」でやってるオーストラリアの珍鳥コトド
リ。
 めちゃくちゃモノマネがうまいのね。別の鳥の泣き声やシャッター音のモノ
マネやってる。\(^O^)/
http://www.nhk.or.jp/darwin/
 いまは、次回放送
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/index.html
に出ています。予告編は、
http://www.nhk.or.jp/telemap/asxs/da0120.asx
です。
 もう少ししたら、バックナンバー
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/backnumber_list.html
に行くと思います。
 動物園でカメラのシャッター音をずっと聞いたので、シャッター音のモノマ
ネできるようになったのか。しかも、シャッターを切ったあとのフィルムの巻
上げ音まで真似している。すっげー。\(^O^)/
 英語のモノマネも。すっげー。\(^O^)/
 とにかく、テレビのモノマネ選手権に出ればいいのに。コロッケよりウケる
んじゃないか。\(^O^)/
 あー、コトドリは、飛ぶのが苦手で、走るんだ。

追伸:
--- ここから ---
 ナイスタイミング。先週読み終わった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
の感想を書こうと思っていたから。それと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203956/showshotcorne-22/
伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)」
の感想。
 明日以降ね。今日はもう銭湯に行って寝ます。\(^O^)/
--- ここまで ---
と書いたけど、今日はもう疲れたので、風呂入って寝ます。すみません。
 今晩から明日、東京も雪だって。体力温存。

補足:
 「ナイスタイミング」の話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2568444
これって常識?
を読んでください。

乳の詫び状(2008/01/19)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: これって常識?
---
大雪にもめげず、今日も週刊ダイヤモンドが届く。店頭発売前
なので、内容の詳細には触れないが、ある事実を初めて知る。
昨年9月26日、日本のODAで建設中だったベトナム南部の橋が
崩落したのだという。日本企業(大成建設、鹿島、新日本製鐵
の三社)が事業主体となって建設していた橋桁が突然崩落し、
百人を超える死傷者を出したという大事故である。
新聞を検索してみても、数段の小さな扱いでしか報道されな
かったようだが、高い技術を誇るはずの日本企業が施工した建
造物がこのような大事故になっているとは全く知らなかった。
日本国民の税金で死亡事故を起こしていたのであれば、もう少
し大きく報道されていてもよかったのではないか。そして、
ODAのあり方についても再検討されるべきではなかったのか。

もしかして、俺が知らなかっただけで、大きく報道されたの?

--
つばめどん

===
標題: Re: これって常識?
---
>もしかして、俺が知らなかっただけで、大きく報道されたの?

大きく報道されていません。
この事故のニュースは当日〜翌々日あたりに3回ほど、小さい記事が載った程度です。建
設中の事故で原因の詳細まで報道されていません。
11月頃だったか、週刊誌(ポストか新潮だったような気がしますが)が、「報道されな
いODA事故」というようなタイトルで1/3ページ位の記事があった程度です。
元請は日本企業ですが、実際の工事はベトナム人作業員で死傷者も彼らだったことから、
日本では後追い報道はされないでしょうね。

                            五九郎

===
標題: Re: これって常識?
---
 昨年9月26日は、福田内閣が組閣された日です。そのせいもあってか、
橋の崩落については僅かに流れただけです。けど、事故の規模が大きい
ので(政治面が)少し落ち着けば特集でも組まれるかと思いきや、まるで
圧力がかかったかの如くに消えています。

 当時流されたニュースの中に近くに住むベトナム人の話が少しありま
したが、建設前から「あそこは危険だ」と皆が口にしていたそうです。
崩落少し前には橋げたに亀裂のようなものが入ったり隙間ができていて、
きしみ音のようなものがしていたと。それを無視し続けての建設で、中
には身の危険を感じて仕事を辞めた人もいたとか。
 あんな大事故が何故流れないか、私もずっと疑問に思ってる。

                             穂高


===
標題: Re: これって常識?
---
 つばめどんのところは大雪なんだ。
 東京は寒いけど、雪は降ってない。

 今日来た週刊ダイヤモンド2008/01/26号の当該記事「外務省がODA事業ごり
押し! 疑惑の「カンボジア橋梁建設」」を読みました。
 この橋が落ちた事故、全然知りませんでした。
 以前からしばしば問題視されるODAの闇ですね。
 ODAは、長大という会社とパシフィック・コンサルタンツ・インターナショ
ナル(PCI)という2社が問題視されてますね。中でもPCIは、「日本のODAを牛
耳る」会社で、不正請求なんぞもやっていて、東京地検の家宅捜索まで受けた
ことがあるんですね。

 橋が落ちたといえば
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/21/2449895
非線形科学、失敗学
で紹介した失敗学の世界ですね。

 それから全然、橋が落ちたことやODAの利権とは関係なく、この号の週刊ダ
イヤモンドは、個人的にうれしかった。
 巻頭にある福山庸治の連載1コマ漫画「F氏的日常」は、「はがきにもなる
宝くじよ、いかが」という1コマ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2535717
郵政民営化地獄とアメリカの陰謀?
で書いた、郵政は宝くじ販売会社になればいいというネタそのもの。
 もしも、ひょっとしてひょっとこ、あれが採用されたんだったら、うれしい
なあ。\(^O^)/

 あ、つばめどんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/tsubamedon/
に行ったら、
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200801181358
我々の現実は実は全て仮想現実、研究者が奇抜な論文発表
があった。
 ナイスタイミング。先週読み終わった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
の感想を書こうと思っていたから。それと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203956/showshotcorne-22/
伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)」
の感想。
 明日以降ね。今日はもう銭湯に行って寝ます。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: これって常識?
---
日経本紙国際面に三段写真付きで掲載されていたことは確認
しましたから、「報道されない」ということではないと思う
のですが、扱いが小さいのは経済紙だからではなかったので
すね。

--
つばめどん

===
標題: Re: これって常識?
---
どこからどこまで本当か裏付けは取れませんが、こんなページが
ありました。
http://cantho.cool.ne.jp/mekong/canthobridge/canthobridge.html

>  つばめどんのところはは大雪なんだ。
>  東京は寒いけど、雪は降ってない。

一緒一緒。10cm超えたらあとは一緒。どうせ歩道は除雪しやがら
ねえんだし。車道は除雪する癖によお。

>  今日来た週刊ダイヤモンド2008/01/26号の当該記事「外務省がODA事業ごり
> 押し! 疑惑の「カンボジア橋梁建設」」を読みました。
>  この橋が落ちた事故、全然知りませんでした。
>  以前からしばしば問題視されるODAの闇ですね。
>  ODAは、長大という会社とパシフィック・コンサルタンツ・インターナショ
> ナル(PCI)という2社が問題視されてますね。中でもPCIは、「日本のODAを牛
> 耳る」会社で、不正請求なんぞもやっていて、東京地検の家宅捜索まで受けた
> ことがあるんですね。

前があるのに受注できるんだからすごいよねえ。公共事業でさえ
指名停止を喰らうんじゃなかろうか。ODAってのはすごいねえ。

>  あ、つばめどんのブログ
> http://d.hatena.ne.jp/tsubamedon/
> に行ったら、
> http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200801181358
> 我々の現実は実は全て仮想現実、研究者が奇抜な論文発表
> があった。

粗忽長屋だね、どうも。
「研究されているのは確かに俺だが、研究している俺はいったい
誰だろう?」

>  明日以降ね。今日はもう銭湯に行って寝ます。\(^O^)/

こんな時間まで銭湯が営業しているのか。都会は違うのう。

--
つばめどん

===
標題: Re: これって常識?
---
>  昨年9月26日は、福田内閣が組閣された日です。そのせいもあってか、
> 橋の崩落については僅かに流れただけです。けど、事故の規模が大きい
> ので(政治面が)少し落ち着けば特集でも組まれるかと思いきや、まるで
> 圧力がかかったかの如くに消えています。

 ふむふむ。これから「福田落下橋内閣」と呼ぼう。

 ODAで「海外への経済援助」名目の金が、結局日本の企業に還流している
というのは、最早半ば常識となっているわけで、青年海外協力隊、つまり
ジャイカなんぞも場合によってはその尖兵となっている場合もあって、つ
まるところ、援助しているはずの金は、日本企業と相手国のエスタブリッ
シュメントと山分けしている、というのは知られている話。

 ODAの闇は果てしない。

-- 
たま@無精庵

=== 
標題: Re: これって常識?
---
これ新聞で読んだなぁ。
女房にも聞いたら憶えあり。
余り社会に関心ない娘も知ってたなぁ

だから、以外と知られてるのかも。
ただ、
扱いがちいさいのと、その後それをどうカバーして
日本の信用を取りもどそうとしてるのか
問題の原因はなになのか、 
といった続報が無いのはなんでや? と不思議だった。

結構国辱物だと思うのだが
                      mtv

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ラグビートップリーグ、東芝、NECに敗れる
---
 tvk(テレビ神奈川)の放送を観ましたが、前半3トライを挙げて東芝の楽勝
かと思ったら、後半NECが4トライを挙げて逆転。
 逆転につながったのが、2つの明らかなミスジャッジだったので、東芝の選
手としてはやりきれない思いでしょう。
 放送でもいってましたが、選手のスピードに主審、線審の走るスピードがつ
いていかない。^^;
 特に、逆転トライになったNECのトライは、東芝のベテラン松田がインゴー
ルで先にボールに追いついてダウンボールしたのに、NECのダウンボールでト
ライと判定されたのは、ひどかったですね。
 もう1つは、逆転への狼煙となったトライにつながったラインアウトになる
かどうかのボールの判定。ボールがタッチを割ったかどうか。東芝の広瀬だっ
たかな。外のボールをジャンプして意図的に取ってフィールド内に着地した、
それもはっきり内側に着地しているのに、タッチを割ったという判定。\(^O^)/
 気持ちを切り替えられなかった東芝は昨年に比べて甘いですが、でも、審判
もしっかりしてほしいものです。
 Nara Localさんが、Jリーグのレベルアップには審判のレベルアップが不可
欠。不可解な判定に泣かされているチームが多いという話がたびたび出ますが、
ラグビーも試合のレベルが上がるにつれ、審判のレベル向上も必須だというこ
とですね。

 なお、トップリーグは上位4チームでプレーオフを行なうことになっている
ので、それまでは首位でなくてもいいそうです。^^;
 我が府中市に本拠を置く東芝とサントリーは、現在3位と4位ですが、残り
がヤマハとトヨタという強豪なので、油断はできません。
 いまのところ確定?なのは、今シーズンいままで全勝の三洋電機だけですね。

http://www.top-league.jp/ranking/index702.html
順位と星取表

 審判の判定でいえば、ハンドボールのオリンピック予選はすごいですね。
 中東の王様による審判の買収そのものみたいなもんで。^^;
 なんとか、再試合になったものの、まだもめそうですよね。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ソニーは復活したか?
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558285
週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる
で紹介した週刊東洋経済の第2特集は、「ソニーの未来」と題したもの。
 劇的に業績が回復したソニー。それは果たして本物かというのを、ストリン
ガー会長、中鉢社長へのインタビューも交えて構成しています。
 ちょっと前までは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933793/showshotcorne-22/
宮崎琢磨著「技術空洞 Lost Technical Capabilities (光文社ペーパーバック
ス)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896919874/showshotcorne-22/
城島明彦著「ソニー病 (Yosensha Paperbacks)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488392517X/showshotcorne-22/
荻正道著「ソニーが危ない!―SONY10年の天国と地獄」
といった本が、いかにも旬だったけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で書いたように、これも全部オフサイド?\(^O^)/
 「ソニーが危ない!」は、煽り文句が予言的中だもんね。\(^O^)/
 いまなら、予言は的中せずだよね。旬が短いね。^^;

 ま、おれさまが
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/17/2516522
iPodよりウォークマン
で書いたように、iPodよりウォークマンを評価して買ってしまったので、ソニ
ーの復活とAppleの凋落は間違い。\(^O^)/
 さて、この発言、予言的中でしょうか。旬はどれくらいあるでしょうか。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
の続き。
 たまさんが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/16/2563845
Re: イスラム金融
で書いてくれた
--- ここから ---
 ところで、シティバンク・グループですが、連結決算には組み込まれない傘
下のノンバンクの損失が、先日公表された1兆円の少なくとも3倍以上はある
らしいと報じられています。オイルマネーの注入で本体のシティバンクは助か
っても、周辺に存在する傘下企業で破綻が起きそうで、何やら1980年代後半の
日本の姿を見ているような、どこかで見た光景が、アメリカで始まっていて、
これから貸し剥がしや貸し渋りが顕在化するんでしょうね。
--- ここまで ---
は、タイトルを変えて、この流れで引き継ぎます。
 シティはサブプライム関連の損失が2兆4000億円ですもんね。
 関連会社に損失を隠して、連結からはずすのは、「飛ばし」というんじゃな
かった?
 日興コーディアルもそういうことやって、粉飾決算しましたよね。ライブド
アの粉飾よりよほど悪質といわれたのに、ライブドアと違って、上場廃止にも
ならず、役員も逮捕されず、不公平、法の下の不平等だということになってま
すよね。
 ライブドア案件は、検察の国策捜査、検察の横暴、検察ファッショだといわ
れる原因にもなりました。
 ところで、日興はシティが傘下に入れる予定だったけど、シティがこんなに
だめになってご破算になるんですか? 株式交換は成立するらしいけど、すぐ
捨てたりして。^^;
 シティの後ろ盾がなくなると、日興は破綻するんですか? かつての山一證
券の再現になるんですか?
 検察は実は日興をやりたかったけど、政治家や官僚の圧力でやれなかったん
だったりしてね。
 となると、上場廃止や役員逮捕に圧力をかけた政治家、官僚連中が、金の切
れ目が縁の切れ目とばかり、シティなしの日興を見離せば、ライブドアに比べ、
不公平、法の下の平等がないと非難された汚名を返上するために検察が動いた
りして。
 なんによせ、日興コーディアルのコーディアルは、「誠実な」という意味だ
けど、まあ、日興コーディアルの場合は、どうみてもブラックジョークですね。\(^O^)/

 さて、本題。
 サブプライムローン問題で、欧米、中でもアメリカの金融業が総崩れになっ
た今となっては、アマゾンで「シティバンク」「シティグループ」「メリル」
などアメリカの金融機関の名前で検索して出てくる本のほとんどはお笑いにな
ってます。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061494384/showshotcorne-22/
財部誠一著「シティバンクとメリルリンチ (新書)」
の謳い文句は、
--- ここから ---
全米最大の不良債権を抱えたシティバンク、巨額の赤字を計上したメリルリン
チは、いかに苦境を乗り越え、世界のトップ企業となったか。日本の個人資産
1200兆円市場を狙う両社の経営戦略を徹底解剖。
--- ここまで ---
です。笑えますねえ。\(^O^)/
 メリルリンチも昨日1兆5000億円の損失を発表しましたからね。
 いかにも財部誠一らしい、チョウチン記事にみえます。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/07/514651
「噂の眞相」おかわりっ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/24/1044928
須田慎一郎著「下流喰い―消費者金融の実態」
で書いたように、おれは財部誠一をあまり信用する気になりません。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822242080/showshotcorne-22/
青沼丈二著「金融はリテールで復活する―シティバンクの戦略」
の謳い文句は、
--- ここから ---
21世紀を勝ち残る銀行業の方向性を示したのが、本書である。
--- ここまで ---
です。これも笑えますね。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4831490393/showshotcorne-22/
笹子勝哉著「住友銀行が恐れるシティバンクの世界戦略」
 この本の謳い文句は、
--- ここから ---
日本の大手銀行のトップが熱い視線を浴びせる、世界最大の多国籍銀行・シテ
ィバンク(シティコープ)の経営戦略、その高収益構造、金融商品開発力、そし
て驚異の未来戦略を明かす!
--- ここまで ---
ですよ。ほんと驚異の未来戦略だったね。\(^O^)/
 シティバンク本に限らず、昨年までに出た金融万歳本は、現状、全部、お笑
いの本になりました。\(^O^)/
 サッカーやラグビーでいえば、全部、オフサイド。\(^O^)/
 また、そのうち、流れが変わって、同工異曲の金融万歳本がブームになるん
でしょうけど。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462153
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論
で、金融工学は悪くないという反論はエコノミスト連中からはないのかと書い
たけど、週刊東洋経済2007/12/15号の巻頭「経済を見る眼」で、慶応大学経済
学部教授池尾和人が、「証券化技術に罪をかぶせるな」といって反論していま
す。
 近年の証券化は、劣後(エクイティ)部分を組成した金融機関が保有する構造
になっているから、そこを投資家がちゃんと注意すればいいのであって、問題
は投資家サイドの安易な投資姿勢だったというのね。
 これ、通用する?
 格付け会社だってだまされたんだし(格付け会社は所詮その程度のものとい
うことね)、神様扱いだったグリーンスパンだって煽ったんだし、何もわから
ない個人にも無理やり貸付けまくったんだし。現場、現実を知らない学者の空
論といわれれば、それまでじゃないの?
 もっといい反論できなかったんですかね。

 たびたび俎上にあげて恐縮だが、野口悠紀雄は、かつて貧しい国だったアイ
ルランドがITで復活して一人当たりのGDPでは日本を抜いたという話を書いて
いたけど、最近流れたニュースで、昨年の株価の騰落率では、日本は -6.55%
で下から2番目だったが、アイルランドは -19.62% で最下位でした。これ、
どういうことなの?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080107-00000113-mai-brf
<日本株>下落率高く世界で下から2番目 上位は新興国

 野口氏は、日本経済はモノ作りの産業構造で21世紀のグローバル時代では時
代遅れ。そんな産業構造だから株価もだめなんて書いていたが、アメリカだっ
てイギリスだってアイルランドだって、サブプライム一発で株価が大幅下落す
る程度の脆弱な産業構造ってことですよね。なんか、ダブルスタンダードで自
説に都合のいいとこだけピックアップして都合の悪いところは無視して情報操
作しているようにみえるけどね。
 メディアに登場する経済学者、エコノミスト、経済ジャーナリスト、経済誌
は、そういう手合いが多すぎませんか。
 アメリカはもう自動車産業は必要としない段階になったともいえるけど、逆
に自動車産業が立ち行かなくなって捨てざるを得ないという言い方もできるわ
けで、要は見方ひとつ、形容の方法ひとつで、どうとでもなる気がしますね。
 イギリスやアイルランドが金融やサービスに産業構造をシフトさせ復活した
と書いて日本の金融市場の開放を訴えた(これ自体はある程度必要と思う)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4831490393/showshotcorne-22/
野口悠紀雄著「資本開国論―新たなグローバル化時代の経済戦略」
も、現状、オフサイドでお笑い本の仲間入りでしょうか。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/18/2518057
野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228
Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2
で一部を指摘したように、ITでトンデモを書くのは専門外だからいいけど、本
職でトンデモになるような本だとまずいんじゃないでしょうかね。

 ほんと、日本の経済学者、エコノミスト、アナリスト、経済ジャーナリスト、
言ってることが日持ちがしませんね。消費期限、賞味期限とも今日か明日みた
いな本が多いんじゃないか。
 アマゾンの素人評では評判がよさげな、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532352452/showshotcorne-22/
水野和夫著「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492394826/showshotcorne-22/
武者陵司著「新帝国主義論―この繁栄はいつまで続くか」
も、いまとなって、どうなんでしょうか。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462153
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論
でも書いたように、やはり、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603485/showshotcorne-22/
東谷暁著「エコノミストは信用できるか」(文春新書)
のほうが、当たってる気がする。

 いまなら、ノーベル経済学賞のスティグリッツ教授の一連の反グローバリズ
ム本が旬に思えますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/スティグリッツ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198615195/showshotcorne-22/
ジョセフ・E. スティグリッツ著, 鈴木主税訳「世界を不幸にしたグローバリ
ズムの正体」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419862254X/showshotcorne-22/
ジョセフ・E. スティグリッツ著, 楡井浩一訳「世界に格差をバラ撒いたグロ
ーバリズムを正す」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000840/showshotcorne-22/
ジョセフ・E・スティグリッツ著, 藪下史郎監修, 藤井清美訳「スティグリッ
ツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032729/showshotcorne-22/
藪下史郎, 荒木一法著「スティグリッツ早稲田大学講義録 グローバリゼーシ
ョン再考 (光文社新書)」

 最初のは未購入かつ未読と思う。2つ目は買って積ん読のまま。^^; 3つ目
は、週刊ダイヤモンドの連載をまとめたもの。未購入だが連載は読んでいたか
ら未読じゃない。4つ目は、購入して読んだ。これらの中では早稲田での講演
録かつ新書だし、一番読みやすいでしょう。
 2つ目の「グローバリズムの正す」のオビには、榊原英資推薦とあるんだけ
ど、榊原さんに推薦させると、なんか軽くみられていやだな。\(^O^)/
 そういえば、スティグリッツ本のどれかだと思ったけど、リチャード・クー
が推薦しているのもあって、それもなんかいやだった。\(^O^)/
 でも、おれの見立てではリチャード・クーは、エコノミスト界の岡八郎。\(^O^)/
 なので、岡八郎師匠に敬意を表して、やっぱ、買わないとだめだったかな。
 岡八郎を知らない人がいたら、困るから説明するが、もうお亡くなりになり
ましたが、吉本新喜劇のかつての大エース。花紀京とともに小中学校時代のお
れのアイドル。
 そうか、八郎から八朗に変えたんだよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/岡八朗

 スティグリック先生の大まかな主張は、
・グローバリズム自体はいい面もあるけど、資本の奔放な出入りには適切な規
制をかけないと経済がでたらめになる。
・アジア通貨危機などアメリカ以外の危機のときは、IMFは強引な手法を使っ
たけど、今回サブプライムローン問題で自分たちが大変になったらかつての手
法は使わないとか、IMFはダブルスタンダード。
・IMFの手法は事態を悪化させてしまい、IMFに逆らった国は復活が早かった。
・IMFは結局ウォール街の傀儡なので、各国の国民の塗炭の苦しみなど考えず、
ウォール街が儲かるようにしか動かない。
といったところでしょうか。
 そういえば以前のルービン財務長官は、ウォール街のゴールドマンサックス
出身で、彼がいまの金融資本主義全盛の基礎を築いたそうですね。さすが、ゴ
ールドマンサックス。^^;
 南米諸国が、独自に地域銀行を設立するというニュースがありましたが、そ
れも上記のようなアメリカ主導のIMFと世界銀行の悪影響からの脱却を目指し
ているんですね。

http://mediajam.info/topic/321809
南米7カ国、新銀行創設へ 国際金融機関から脱却も

 いま、「グローバリズムの正す」を見つけ出して冒頭の「日本の読者へ」を
読んでみたら、面白いね。
--- ここから ---
 日本のような民主主義国家で「格差社会」が進行した場合、やがては社会的
不公平感に衝き動かされた「持たざる者」の不満を抑えようと、政治的リーダ
ーが彼らに実現不可能な公約をとりあえず提示するといった憂慮すべき事態を
招く。
--- ここまで ---
 2006年11月の出版だから、当時としては、小泉純一郎元首相の「公約なんて
大したことじゃない」などいう発言を思い出すが、いまなら、宙に浮いた年金
問題。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/12/1647280
年金問題そもそも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/30/1688821
年金、片山さつき「システムは数カ月でできる」\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/23/1674169
年金、田原総一朗、COBOLが悪い発言
で書いたように、専門家やおれらのような業界の人間は、無理だといってたの
に、選挙公約で今年の3月までにできるとかいって、いまになって舛添要一厚
生労働大臣ができないと言い出して、公約違反じゃないかと突っ込まれたら福
田康夫首相は、そんなこと言いました?だもんね。
 あと、竹中平蔵などがいってたトリクルダウン効果。貧富の差が一時的に拡
大しても成長によって得られた利益は、おこぼれ効果で最下層の貧困層まで滴
り落ちていくという効果。でも、スティグリッツ先生に本によれば、
--- ここから ---
経済学の研究は、すでにトリクルダウン理論を否定しており、このような信仰
だけがのこっているのは実に興味深い。
--- ここまで ---
だそうな。ほんとなの?
 だとすれば、マイナスイオン、右脳・左脳の話、ドロドロ血、サラサラ血、
「あるある」が捏造した納豆ダイエットやらの健康法みたいなもんなのか。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/08/319426
右脳、左脳は迷信。ドロドロ血、サラサラ血も迷信
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/10/479109
フードファディズム
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/20/1126347
発掘!あるある大事典、ついに捏造発覚
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/25/1136303
まだある「あるある」ネタ

 反グローバリズムのもう一人の大物は、ジョージ・ソロスでしょう。いまな
ら彼の本も旬でしょうね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョージ・ソロス

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270001534/showshotcorne-22/
ジョージ・ソロス著, 越智道雄訳「世界秩序の崩壊 「自分さえよければ社会」
への警鐘」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532147190/showshotcorne-22/
ジョージ・ソロス著, 大原進訳「グローバル資本主義の危機―「開かれた社会」
を求めて」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478200807/showshotcorne-22/
ジョージ・ソロス著, 榊原英資, 藤井清美訳「グローバル・オープン・ソサエ
ティ―市場原理主義を超えて」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447817055X/showshotcorne-22/
ジョージ・ソロス著, 寺島実郎, 藤井清美訳「ブッシュへの宣戦布告―アメリ
カ単独覇権主義の危険な過ち」

 イギリスのポンド危機で大儲けして、ファンドの帝王などと呼ばれて、資本
主義の権化だと思っていたら、何年も前に週刊ダイヤモンドに彼の論文(この
号はどこかに取ってあるはず)が出ていて、それを読んだら、すごいリベラル
な人なんですよね。
 公平・公正な社会を作るために、政府にだって喧嘩をしかけてがんがん金を
儲けてそれで慈善事業などをやるような人。あの論文で認識を新たにしました。
ブッシュ政権になってからは、ブッシュを叩き潰すことに情熱を傾けている感
じがします。
 おれは、2番目か3番目の本は、買って部分読みであと積ん読ですね。3番
目の本は、榊原英資がまた出てきているからどうかなと思ったけど。^^;
 4番目は未読ですが、タイトルからして打倒ブッシュそのままですね。\(^O^)/

 我々の業界で似ているといえば、ロータスの創業者で大儲けしてから引退し
て、公平・公正な電子社会を作るための財団EFFを作ったミッチ・ケイパーで
しょうかね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ミッチ・ケイパー
http://ja.wikipedia.org/wiki/電子フロンティア財団
http://www.eff.org/
EFF

 彼の逸話で、この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/05/17427
テレビ版噂の眞相「日本のタブー・検察ファシズムの闇 」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558286
マイ箸は環境保護になっているのか
で名前が出てきた古瀬幸広君から聞いた話。
 ミッチ・ケイパーが来日して、記者会見をしたときの話。会見が終わってミ
ッチ・ケイパーを日経BPの記者たちが5、6人で取り囲んで質問を始めた。
 これ、よくある光景で、日本の記者やライターは会見のときには質問せずに、
終わってからぶら下がって質問するのね。会見で時間がなくて質問するチャン
スがなかったのならまだしも、時間もあってほかに質問は?といわれて何もな
いから会見を終了したのに、後から群がって質問するわけ。公に質問する度胸
がないのか、こっそり質問をして答を独占したいのか知らないけど、まあ、み
っともない光景。
 それで、5分だか10分だか知らないけど、日経BPの連中が質問をしていた。
 古瀬君はその間、日経BPの連中の輪の後ろで待ってた。そしたら、ミッチ・
ケイパーが、日経BPの連中に、「君たちの時間はもう終わり。(古瀬君を指し
て)彼が待っているから」といって、古瀬君に同じだけ時間を割いてくれたと
いう。
 それで古瀬君は、さすがだねと感激していた。
 日本の政治家、官僚、経営者にはなかなかこういう人いないんだよね。大マ
スコミは丁重に扱うけど、個人のフリージャーナリストなんて虫けら扱いのよ
うな人が多いもん。
 その点、ミッチ・ケイパーは、大マスコミの組織だろうが個人のフリージャ
ーナリストだろうが公平に扱う。そこが、さすがだということですね。

乳の詫び状(2008/01/17)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: MacBook Air
---
 マックのノートでいいのが出たら買おうと思っていて、期待していたけど、
発表されたMacBook Airは、おれの感覚からするとちょっと違った。残念。
 おれの事情とは関係なく、写真をぱっとみて、MacBook Airはあまりに壊れ
やすそうにみえるけど、大丈夫なんですか? ぽっきり折れそうな気がする。
日本の満員電車でバッグに入れていたら潰れたりしてね。
 あと、毎度の不安は、煽って第1波はどどーんと注文が殺到して、生産追い
つかず。やっと生産が追いついたらセカンドインパクトなしで不良在庫。\(^O^)/
 Appleのパソコンはこの繰り返しだったもんね。
 マックのことは、会社では米木君に聞くの。彼は大昔(おそらく初代マック
あたり)からの筋金入りマック愛好家かつ優秀なプログラマだからね。
 あとは藤本ベさんか。おれもこうみえても、初代マックからのマックファン
だからね。通算2台しか買ってないけど。^^;
 初代マックの頃の話は、リクエストがあれば書きます。っていうか、どこか
で書いた気がしますけど。もう探す気にもならん。今日は早く寝ないと。^^;

 それで米木君に、「Air、どう?」ときいたら、ビミョーな雰囲気。いろい
ろ省略してあってかなりリスキーなモデルだから、見た目に惚れた奴がいっぱ
い出れば大ヒット。でも、あれこれがなくて使いにくい、すぐ壊れるなどとい
う話が出回れば、Appleではよくある「そんなモデルはなかったことにする」
モデルになるかもね。
 米木君の予想では、なかったことにする可能性が高いんじゃないか、このシ
リーズの後継機種が出るかどうか微妙でしょうねということだった。

 おれは公言している通り、ウォズニアックは好きだがジョブズは昔から嫌い
で、特に昔のジョブズは人間的にもひどい奴というのが刷り込まれているので、
いまだにそれがぬぐえないけど、売り込みは天才です。
 よく言えば、マーケティングの天才、悪く言えば天才詐欺師。\(^O^)/
 たとえば、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080116/291130/?ST=ittrend
【Macworld】メッセージは「光学ドライブは不要」,Jobs氏が世界最薄ノート
PC
とHD対応レンタル動画配信を発表
によれば、「光学ドライブは不要」とアピールしたそうだが、ほんとは光学ド
ライブを作れなかったんだよね。
 松下(あ、もうパナソニックといわないとね(笑))の光学ドライブでも厚さが
合わないというのでAppleは自分たちで作ろうとしたらしいんだけど、ハード
で松下が作れないものをAppleが作れるはずがない。\(^O^)/
 そんなこんなで搭載できなかったのに、それを、これからは光学ドライブは
不要だと主張するところが、ジョブズなんです。よく言えば、悪く言えば天才
詐欺師。\(^O^)/
 そういえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/24/1868473
坂村健著「ユビキタスとは何か―情報・技術・人間」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004310806/showshotcorne-22/
坂村健著「ユビキタスとは何か―情報・技術・人間」(岩波新書 新赤版 1080)
で、坂村健が、AppleのDRM(著作権管理システム)は弱いといわれていて、もう
破られているという噂もあるけど、破られたらジョブズはそれを逆手に取って、
Appleはユーザの皆様のことを考えてDRMを廃止しますと高らかに宣言するんじ
ゃないかなどということを書いていて、おれはそれはほんとにそうだろうと思
った。
 ジョブズ信者はそういう他愛のないトリックに簡単に引っかかっちゃうんだ
よね。

 昔、まともじゃない狂信的マックファンがけっこういて、いまはなきパソコ
ン通信の日経MIXでも、林伸夫とかいたわけ。
 彼がまたタコで、無知なくせにあまりにバカなことを書いてマックを贔屓の
引き倒しにするから、MIXのみんなが袋叩きにして突っ込んだことがあったの
よ。「タコは育てよ」がMIX会員のポリシーだったからね。
 そのおかげで林伸夫も少しはまともになったよね。日経パソコンを創刊して
初代編集長にもなったし、以後もマックで食っていくようになったわけだし、
林伸夫はMIXのみんなに感謝しなきゃね。

 ということで、現物を触ったら考えが変わるかもしれないけど、とりあえず、
パスっぽいかな。
 それにしても、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/09/2552512
布留川英一著「Adobe AIRプログラミングガイド」 
で紹介したAdobe AIRといい、Air続きですね。これは何かの予兆でしょうか。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558285
の続き。

===
標題: Re: 週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる
---
> 電子・電気系で韓国に追い上げられた要因の1つに、日本の大メーカーの技
>術者が、会社に内緒で週末だけ高い金をもらって韓国に飛んで韓国メーカーを
>指導していたという話もあるしね。それを売国奴というのは簡単だけど、安い
>給料でこき使ってきた報いだよ。

 それがわかってもきっと学習しないよ。上層部は下の者が日頃何を
思って何を言っているかなんて殆ど知ることないし、下も上に本音な
んてまず言わないし言えないもんね。姑息な手段で残業代を払わない、
給料上げない、こき使う、あげく首をちらつかせて萎縮させるなんて
のが蔓延っている。「下手なこと言わないようにしよう、黙っていよ
う」という風潮の出来上がり。ダイナミズムも失われ、ひたすら首に
ならないよう余計なことはせずマンネリズムに陥り、愛社精神なんぞ
持っていない人なんてゴマンといるのが当たり前だよ。

                             穂高

===
標題: Re: 週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる
---
 北欧モデルでは、社会保障が充実しているので、中高年でもクビになるのが
怖くない。
 失業中もお金はちゃんともらえるし、別分野に就職するためのスキルアップ
の費用も国が面倒をみてくれる。
 したがって労働力の流動性が高く、産業構造の変化に対応しやすい。
 ってな話。
 ただ、愛社精神はあまりないかも。転職しやすいから。
 それと手厚い社会保障にただ乗りしたがる奴、働かなくても食えるから働か
ない奴が出るという弊害はある。
 とはいえ、ダイナミズムは日本社会よりあるかもね。
 道州制でもっと小さな国のようになれば、国民がぼーっとしていればすぐ破
綻するので、必死になっていいかもね。なんだかんだいって、日本は平和だし
安全だしそこそこ食えてるしで、危機感は乏しい気はしますね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/01/16)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/16/2562904
イスラム金融
の続き。

===
標題: Re: イスラム金融
---
 認定機関はあります。様々なものをイスラム教に違反しないかどうかを確認し
認定する機関が存在していて、醤油などの日本の食品メーカーも、そうした認定
を受けている所があります。日本国内でもイスラム教徒向けの商品を扱う店など
で、それらの品物を購入できます。

 この認定する人物は、食品ならばその製造工程まで詳細にチェックし、更に製
造会社に綿密な製造工程表やら、原材料表、その他の資料を提出させ、それを見
た上で、更に現場チェックを行い、認定をします。どこかの国の「書類さえ整っ
ていれば、実態がどうであろうとOK」のような官僚の手抜き仕事とは大いに違い
ます。だから、認定を受ける側のメーカーも真剣。視察の際は緊張感が漂い、OK
が出て初めて和やかな雰囲気になります。

 こうした認定官は専門ごとに分かれているようで、今も世界を回っている認定
官が存在します。

 ところで、シティバンク・グループですが、連結決算には組み込まれない傘下
のノンバンクの損失が、先日公表された1兆円の少なくとも3倍以上はあるらし
いと報じられています。オイルマネーの注入で本体のシティバンクは助かって
も、周辺に存在する傘下企業で破綻が起きそうで、何やら1980年代後半の日本の
姿を見ているような、どこかで見た光景が、アメリカで始まっていて、これから
貸し剥がしや貸し渋りが顕在化するんでしょうね。
----
たま@無精庵

===
標題: Re: イスラム金融
---
週刊ダイヤモンドなら2007年3月24日号。
週刊東洋経済なら2007年7月28日号。
週刊エコノミストなら2006年10月31日号。

ただし、週刊ダイヤモンドは書籍紹介の形で「出版相次いだ
イスラム金融本で知る宗教とマネーの深い関係」を2008年
1月12日号に掲載していますから、年末との記憶であればこれ
でしょうね。

--
つばめどん

===
標題: Re: イスラム金融
---
 つばめどん、すげえ。
 人間グーグル?\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: イスラム金融
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559911
儒教、「義」による経営
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/16/2562892
Re: 儒教、「義」による経営
の次は、イスラム金融ですよ、あなた。\(^O^)/
 週刊ダイヤモンドか週刊東洋経済か週刊エコノミストかどれか忘れたけど、
昨年暮れくらいの号で、イスラム金融の話が出てました。
 なぜ、急に注目されるようになったかといえば、1つは原油高騰でイスラム
のオイルマネーの力が増していることと、もう1つ大きいのが、コーランの教
えによれば利子をとってはいけないので、イスラム金融は、ユダヤ・プロテス
タント金融で大問題になってるサブプライムローン問題の影響があまりないと
いうこと。
 昨年暮れに市ヶ谷の文教堂書店でも、イスラム金融本がどどーんと平積みに
なっていました。たとえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492443436/showshotcorne-22/
吉田悦章著「イスラム金融入門」
とか
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761264810/showshotcorne-22/
糠谷英輝著「世界を席巻するイスラム金融」
とか。

 利子を取っちゃいけないとはいえ、そこは人の世、抜け道というか実質的に
は利子を取るような仕組みもあるようです。名前をなんというのか忘れたけど。
 日本の銀行でも、シンガポールやマレーシアといったイスラム社会に出てい
るところは、コーランの教えに背かない金融商品を開発しているという話もあ
りますね。なんといったか忘れたけど、ちゃんと、あることがコーランに反し
てないかどうか判定する聖職者がいるんですよね。その人たちにお伺いを立て
て、開発するんだそうですね。

 破綻寸前の欧米の銀行は、中国やUAEやらアラブの国営ファンドから金を出
してもらって、いわば買われてしまうわけですよね。
 ユダヤやプロテスタントの資本主義世界の銀行が、共産主義やイスラム教の
支配下に置かれるというわけでしょう? なんか皮肉ですよね。
 ま、中国が共産主義だと思っているのは、一部の右翼だけかもしれないけど。
 あ、ゴールドマンサックスだけは、逆張りで今回のサブプライムローンで大
儲けしたそうだから、中国とイスラム社会の次のターゲットは、ゴールドマン
サックスをどう叩き潰すかになるんでしょうか。\(^O^)/
 でも、中国はあと10年くらいで人口がピークアウトして、非常な少子高齢
化社会に突入するわけで21世紀を支配できるかどうか怪しいかも。\(^O^)/
 その点、イスラムは宗教別の若年人口が一番多いそうだから、21世紀は、
やっぱりイスラム金融が世界を支配するんでしょうか。\(^O^)/
 いやいや最近のエネルギー争奪戦下における経済発展と科学技術や軍事力の
蓄積を考えると、アメリカに代わって21世紀を支配するのは、ロシアでしょ
う。\(^O^)/
 日本は?
 えっと、2020年に、アメリカ、中国、ロシアによって分割占領されます。\(^O^)/

 繰り返しになるけど、そんなこんなも、また5年か10年すればころっと変
わっちゃう話なんだろうなと思います。
 メディアに出てくるような経済学者もエコノミストもアナリストも経済ジャ
ーナリストも、テキトーなことばかりいってるし、そんなこんなで右往左往し
て、その右往左往で手数料を稼いでいるのがテレビ、新聞、雑誌や出版社であ
ったり。あぶくをすくったと思ったらはじけて、また次のあぶくを探してとい
う世界にみえて、なんかバカバカしい気分にもなりますね。
 こいつらが虚業じゃなくて、何が虚業なんだって気もしてきますね。
 理系って、特に自然科学系の人が、こういうのに興味をもたないのはわかる
気がする。
 自然が我々から隠している謎、秘めているトリック、突きつけている挑戦っ
て、もっと普遍的だからね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559911
儒教、「義」による経営
の続き。

===
標題: Re: 儒教、「義」による経営
---
 松下電器とかナショナルという名前がパナソニックに変わる松下グループの経
営はどうなんでしょうね。社員は家族という考え方は仁だろうけど、パナソニッ
クとなる事によって、西欧型=ユダヤ商人型に変わるのでしょうか。

 イスラエル成立まで国を持たなかった流浪のユダヤ人の多くは、各国に根を
張ってその国の経済を握るような立場にまで成り上がったわけですが、その信奉
する経済の世界が弱肉強食を称揚するだけのグローバルスタンダードという事に
なると、困ったことになります。

 どこぞの基本ソフトを売る会社のように、他者のアイデアを金にあかせて買い
取り、それを平然と「自社開発」などと称して売りつけ、それで巨利を得る。他
者のアイデアを買い取る金のない企業には無理な話ですが、金があれば何でもで
きる。

 アラン・ケイが考え、スティーブ・ウォズニアクが実現しようとしたコン
ピュータ利用による理想の情報共有社会などは雲散霧消するわけで、今や哲学な
き金儲けだけが横行している。金儲けと正義は両立する、という図式は、儲ける
側が「どう世の中と関わるか」という問題でもあるわけですが、それは企業外の
社会との関係の作り方、という問題でもあるわけです。ここに「義」がなけれ
ば、その企業は暴力団の経営する企業舎弟と基本的に変わらないという事になり
ます。

 企業は、その企業が社会にとって役立つものを製造・販売・提供しているから
こそ成立が許されるものであり、それが収奪や搾取などのマシンになる事は、消
費者そのものを削減する行為となり、結局は企業自身の存立を危うくするわけで
す。アメリカではある程度ピーク時の企業が突然売りに出されたりするわけです
が、これはその企業である儲けを得た人達が、その企業の社会的存立意義がピー
クになったため、その後の下降線を見通して売り抜け、個人的な巨利を得るため
である場合が多く、企業そのものも切り捨てられる対象となる冷徹な資本の原理
が背景にあります。そこにある資本の論理は、社会的責任というモノをまったく
顧みない利己的なものだと言えるでしょう。

 そして、そうした利己的な利益が動機となる説得力皆無の戦争すら起き、それ
が社会的には恵まれず兵役で食いつなぐしかないような貧困家庭出身の若者が兵
士となって、その屍を他国の地に大量に生み出しているわけです。当面の利益が
全てで、将来の優良な消費者となるであろう存在すらスポイルし、目先の利益が
大きければ後は野となれ山となれの世界。未来を構築すべき政治が、そうした利
己的近視眼的な資本の論理に左右され、コントロールされている。本来はコント
ロールしなければならぬ側が、コントロールされているというのが、実はグロー
バルスタンダードの真の姿なのではないか、と思うわけです。そこにある社会の
姿は、様々な形で社会の安定を保つために作られてきた先人の知恵でもある社会
保障制度などは隅に追いやられたものでしかありません。

 言っておきますが、儲けるのが悪いと言っているのではありません。儲けるこ
とは結構です。しかしそこには社会との関係を資本の側がしっかりと捉え、経営
する側が社会に対する責任を全うするという姿勢が必要であり、企業の持ち主た
る株主は、社会に対する企業の責任を経営者とともに負う義務がある、という事
です。実はそこがスッポリと抜け落ちているのではないか、という事なのです。
---
たま@無精庵

===
標題: Re: 儒教、「義」による経営
---
 富への欲望が、ユダヤ教の教義の中でどう位置づけられているのかは知りま
せんが、プロテスタントの場合は、マックス・ウェーバーが有名な
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003420934/showshotcorne-22/
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫) (文庫) 
マックス ヴェーバー著, 大塚久雄訳
で主張した、プロテスタントの教えが資本主義の勃興をうながしたという説が
ありますね。
 訳者の大塚久雄は、大塚史観で有名ですね。
 禁欲的であるがゆえに、ついには、暴走してしまうという逆説でしょうね。^^;

 儒教の復権って、ウェーバー信奉者がいってたことを考えると不思議に感じ
ます。
 東アジアは儒教文化圏なので封建的。西洋と違ってウェーバーがいうような
ものがないから、近代社会、近代資本主義が育たないってなこと言ってたと記
憶しているんですけど。
 特に日本は、戦前の天皇制やら家父長制度やらの封建的世界は、全部、儒教
のせいにされていたような気がするのね。
 それが、東アジアの発展は儒教抜きに考えられない。西洋人も、儒教に学べ
だもんね。
 番組では字幕には出てなかったけど、俺様は英語が堪能なので(爆)、アメリ
カかイギリスか忘れたけど大学教授が、儒教の否定的な側面ばかりをみてきた
けど、肯定的な側面をもっとみるべきだといってました。

 まあ、そんなこんなも、ぼくは、後付けの理屈、かつ、また5年か10年す
ればころっと変わっちゃう話なんだろうなと思います。

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: これはドラマ化は無理だね
---
2ちゃんねる発のドラマ、電車男が今週末テレビで放送される
らしい。参加もしてないし、共感もあんまりできないけど。
これも2ちゃんねるなんだと思うけど、これは笑えない。
http://s03.2log.net/home/programmer/archives/blog20050409.html
これがドラマ化できる技術があったら、プロジェクトを一本ま
かせてみたかったりして。

--
つばめどん

===
標題: Re: これはドラマ化は無理だね
---
 無理。\(^O^)/
 これじゃ、タコツボ内のタコツボネタで面白くないから、大幅に手を入れな
いと。
 っていうか、エッセンスだけ取って、ゼロから書き直したほうがまともにな
るね。
 となると、骨格としてはどのジャンル、どの職場でもある話なので、わざわ
ざ携帯の組み込みソフトの世界で展開する話なのかということにもなるね。^^;
 あとは、情報性ですかね。一般視聴者が知らない世界という。

中村(show)

乳の詫び状(2008/01/14)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/30/2536450
NHK 仕事の流儀、古澤明、植村比呂志
で書いたDVDを返しに行って、このシリーズの別のものを思って棚を見ても、
全然ない。全部、出払っているようだ。
 それであれこれ見ていたら、マジックのDVDがあった。ほとんど期待せずに、
スピリット百瀬という人のレクチャービデオ全4巻をまとめて借りてきた。や
っとこの連休で観たけど、感動した。
 ちなみ、おれ、マジックに興味はあっても、一度も練習も人前で演じたこと
もない、ど素人です。
 忘年会などの宴会でちょろっとやってみせるようなマジック集かと思ったら、
全然そうではなく、基本的な技法からかなり練習を要する高度な技法、そして
それらを巧みに組み合わせて1つのストーリー(シーケンス)にすることで、ど
うマジックを構成するかという話まであって、予想以上の発見。

 特にカード編とコイン編。おれでも知っているような基本的な技から、そん
な技があるのかと驚いた技まで、いろいろ出ている。でも、相当練習しないと、
不器用なおれではきれいにはできないと思った。
 百瀬さんは、自然な動き、かつ、お客様が美しいと感じる動きでないといい
マジックにはならないということを、ソフトな語り口ながら、折りに触れ、力
説している。
 特に感動したのは、石田天海という日本マジック界の大先輩が編み出し、世
界のマジックの歴史にその名が残ったと百瀬さんが解説した天海パームを使っ
た天海チェンジ。
 ああ、あのマジックはそういうことだったのかと。それにしても、鮮やかな
トリック。自然すぎる。あわてて、DVDを1/8秒や1/16秒スローで再生して初め
てわかった。なるほど、あそこでああなってるわ。\(^O^)/
 それとカードでは、パスはすごいと思った。ああいうコントロールするんだ
ね。これ、1/8秒スローで再生しても知ってないとわからないと思った。そん
な大胆なことがそんな瞬間で行なわれているとは。\(^O^)/
 クロースアップマジックで前田知洋さんがテレビでも有名になったけど、彼
がやる指を鳴らすと下に入れたはずのカードが一番上に浮かんでくるマジック。
あれもこのDVDで紹介されている技+紹介されてない技で成立してるんでしょ
うね。ひょっとしたら、ここで紹介されている技だけで構成されているのかも
しれず、ただ前田さんはあまりに正確かつスピーディかつ優雅にやるので気づ
かないだけかもしれない。
 コインもすごいね。天海ドロップというのもあったし、ハンピンチェンムー
ブはすごいね。これもスローでも知ってないとわからない。そんなことでそん
なことやっちゃうんですね。人間は、実験でわかってるのは、0.3秒くらいだ
っけ。それ以下の短時間でやられることって認識できないそうですね。そんな
こんなも使ってるんだなあと思いました。
 日用品編では、おなじみのスプーン曲げもあったし、ロープ編では、人間の
錯覚など心理的なトリックをうまく使ってるし、波や結び目の性質をうまく使
うんですね。

 4巻を一気に観たので、とにかく、「はうあ!」の連続だった。
 もう、タネがわかったとかそういうレベルじゃない。タネがわかっても、そ
ういうタネを生み出す想像力と演じてみせるテクニックと、それを可能にして
いる修行を想像して感動した。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FGFZTK/showshotcorne-22/
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ(カード編)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FGFZTU/showshotcorne-22/
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ(ロープ編)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FGFZU4/showshotcorne-22/
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ(コイン編)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FGFZUE/showshotcorne-22/
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ(日用品編)

 ああ、コインマジックは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4490205619/showshotcorne-22/
というのも評判がいいのか。

 よっしゃ、これらのDVDで修行して、歌舞伎町と中洲とススキノのお姉ちゃ
んにモテモテだぁ。\(^O^)/

===
標題: Re: スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ
---
>  よっしゃ、これらのDVDで修行して、歌舞伎町と中洲とススキノのお姉ちゃ
> んにモテモテだぁ。\(^O^)/

 これ、健全だなぁ。
 某作家は「薔薇という字が書ける」とか「檸檬とうい字が書ける」などと言っ
て、飲み屋のオネエチャンの歓心を買おうとしていたらしいけど、それよりは相
手を楽しませて口説こうとするこの手法の方が正しく健全で厭味がない。
 この某作家、何でも最近は同じ苗字を芸名にしている元落語家で雑学王と呼ば
れる太ったタレントが居るらしい。
----
たま@無精庵

===
標題: Re: スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ
---
「醤油って字書ける?」「あたし書けるんだよ」
というキッコーマンのCMがありましたな。

匿名希望

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ホップ、ステップ、肉離れ\(^O^)/
---
 民主党を形容した言葉。

 ホップ、ステップ、肉離れ。

 うまいこというねえ。座布団10枚。
 もう先々週号? 週刊ダイヤモンド2008/1/12号、鈴木棟一の連載「新・永
田町の暗闘」のラスト。
--- ここから ---
 しかも民主党は好調のとき、こけるジンクスがある。06年の偽メール問題。
参院選のあとの小沢代表の辞任と撤回劇。野田佳彦氏の造語「ホップ、ステッ
プ、肉離れ」の再現が心配である。
--- ここまで ---
 野田佳彦氏とは、民主党幹部の野田佳彦衆議院議員のこと。
 おれは、ホップ、ステップ、ギックリ腰だもんなあ。\(^O^)/

===
標題: Re: ホップ、ステップ、肉離れ\(^O^)/
---
産経新聞は「ブーメラン政党」と呼んでましたね。なにか
自民党のスキャンダルを攻撃すると、そっくり民主党にか
えってくるという。
揮発油税の暫定税率廃止もいいけど、なぜ暫定税率なのか、
どうしていままでは維持してきたのか。ご説明も必要じゃ
ありませんかねえ。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: スーパー職人大集合!〜技能五輪に挑んだ若者たち〜
---
 さっき、書いた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559911
儒教、「義」による経営
を関係するかもしれないけど、いま、NHKで、
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-01-14&ch=21&eid=9047&p=1
スーパー職人大集合!〜技能五輪に挑んだ若者たち〜
というのをやっていますね。
 昨年11月に行なわれたこの技能五輪で、日本は、金メダルを16個も取っ
て、世界ナンバー1モノ作り大国であることを証明したという話で、この大会
に挑んだ若者たちをスタジオに招いてやってますね。
 なんか、サブプライムローンで金融がだめという話になったら、あまりに急
激にがんばれモノ作り日本や日本はやっぱりモノ作りがすごいぞという論調に
なった気がしているんだけど、気のせい?

 そんなものはどうでもよくて、みんな若くてもすごい職人だね。さすが金メ
ダリスト。
 いまその超絶技巧を紹介されている畑選手は、機械の目盛りにある100分の
1ミリを超えて1000分の1ミリの精度で加工できるんですね。
 板金の水野選手もすごいなあ。毎日4時間、槌を叩きまくって腕の筋肉をつ
けたんだね。長時間寸分もぶれない精度を出すために。すごい修練だね。
 こういう若者には高い給料払わないとね。そうしないと、やる奴いなくなる
よ。

 半導体のリードフレームで有名な三井ハイテックは、新入社員には営業だろ
うが経理だろうが、ヤスリがけをやらせるんですよね。
http://www.jmtba.or.jp/02syoukai_11.html
にちょっと話がありますね。あ、新入社員だけじゃなくて全社員なのか。すご
い。

===
標題: Re: スーパー職人大集合!〜技能五輪に挑んだ若者たち〜
---
いやあ、職人さんの技術ってのはすごいよね。触感だけで
千分の一ミリを区別し、正確に仕上げるなんて、まあ驚き
の世界だね。

実家にも旋盤やボール盤があったけど、危ないからって触
らせてもらえなかったもの。そもそも自宅にそんなものが
あるほうが不思議なんだけど。自動カンナ盤も、圧縮機も、
溶接機も、なんだかわからないものまである。ありゃあ、
仕事じゃなくって、趣味だね。職人さんはいい仕事ができ
ると満足してしまって、原価とか利益はどーでもよかった
のが、家族から見た不満かな。

--
つばめどん

===
標題: Re: スーパー職人大集合!〜技能五輪に挑んだ若者たち〜
---
>職人さんはいい仕事ができると満足してしまって、原価とか利益はどーでも
よかったのが、家族から見た不満かな。

 これ、あるよね。職人は金のことなんかいうなってのが。金のことをいうの
は卑しいとかね。
 それに落語じゃないけど、宵越しの金を持たないのがいい職人とか。
 酒と女も修行とか。あれ? これ、ちょっと違う?\(^O^)/
 ま、でも、技に対する正当な報酬は要求しないと、買い叩かれるばっかりだ
もんね。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 儒教、「義」による経営
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2542126
また、ねとった
で書いたNHK BS1の「2500年儒教の旅」(正確には再放送)のこと。
 その前に、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2542126
また、ねとった
を再読して気づいたことを簡単に。
「テレ朝地球危機2008なんて番組が、1/4にありますが、前からいってるよう
に、番組名からしてバカ」と書きましたが、タイトルとは違って番組内容はけ
っこうまともでしたね。タイトルからして、マスコミ、それもテレビがよくや
る、また、温暖化でホッキョクグマが絶滅しそうだからなんとかしようなどと
いう安いヒューマニズムに訴える番組内容を想像していたら、そんなことはな
くてよかったです。

 さて、儒教の番組のこと。制作は儒教の国である韓国のKBS。2007年の制作
です。
 見たのは第2回の「義」による経営のことなんですが、内容をまとめようと
思ったら、すでにちゃんとまとまっていたのでそれを紹介。

<シリーズ 2500年 儒教の旅>
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071202a.html
第1回 「仁」 愛の旅路
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071202b.html
第2回 「義」 狭いが 早き道
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071209a.html
第3回 「礼」 神秘の力
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071209b.html
最終回 「智」 世のための修養
をどうぞ。

 もっと詳しい説明は、
http://www.nhk.or.jp/omoban/k/1202_16.html
BS世界のドキュメンタリー シリーズ 2500年 儒教の旅 (4回シリー
ズ)
第1回 「“仁”愛の旅路」 第2回 「“義”狭いが 早き道」
http://www.nhk.or.jp/omoban/k/1209_11.html
BS世界のドキュメンタリー シリーズ 2500年 儒教の旅 (4回シリー
ズ)
第3回 「“礼”神秘の力」 最終回 「“智”世のための修養」
をどうぞ。

 第2回は簡単にいうと、儒教ではお金や儲けを考えるのはいけないとしてい
ると思っている人が多い。多くの日本人もそんな感じね。でもそれは誤解で、
孔子は、政治の役割は民を豊かにすることだとして、経済の重要性を唱えてい
たし、弟子の子貢は大商人だし、儲けることは奨励していたと。
 ただし、義をないがしろにして利益を貪ることはだめだと。それは社会をだ
めにすると。
 誠実さ、お客や社会との信義を重んじて、お客様にいい商品なりサービスを
提供すれば、自然と儲かるし、それはいいことなんだと。ときに自分の利益を
犠牲にして、義をもって社会の利益を考える、それがまた次の利益につながっ
ていくと。
 義を忘れた利益追求だけはやってはならないと。

 韓国で制作された番組ですが、韓国だけじゃなく、香港、台湾、中国、日本
でも取材し、義による経営で大成功している企業や経営者にインタビューして
いました。
 我々の業界と関係あるところでは、中国の連想集団、そうIBMからPC事業と
ThinkPadブランドを買ったレノボ(Lenovo)が出ていました。レノボは義による
経営で世界的なグローバル企業になったと。
 脱線するけど、レノボはIBMブランドからの移行が予想より順調なので、IBM
とは5年間ThinkPadブランドを使える約束だったけど前倒しでやめるかもしれ
ないんだってね。
 つーことは、そろそろThinkPadをまた買わないと、ThinkPadのロゴが付いた
ノートパソコンがなくなっちゃうかもね。もちろん、すでにLenovoロゴですが。

注:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559911#c2561353
で、Kotobukiさんから指摘がありましたが、5年間で消えるのは、IBMロゴの
ほうで、ThinkPadは使い続けるそうです。たとえば、
http://www.atmarkit.co.jp/news/200711/02/lenovo.html
をどうぞ。
 ということは、焦ってThinkPad買わなくていいのね。^^;

 日本では、義による経営をしている京都と大阪の商人たちの伝統を紹介して
いました。義による経営を京都・大阪で広めたのは、石田梅岩であり、士農工
商の社会で劣等感を感じていた商人に対して、金儲けは恥ずかしいことではな
いし、商人は立派なことをやっている、孔子の教えにも背いていない、正義と
利益は相反するものではなく整合すると唱えて、日本における義による経営の
基盤を気づいたと。

番組では何百年も続く京都の老舗という紹介でしたが、「半兵衛麩(はんべい
ふ)」なんだね。おれ、好きなんですよ、あの麩。
 今度、京都に行くから、買ってこよう。
 「半兵衛麩」は、商品もそうだけど接客が素晴らしいから、リピーターが多
いという話が出ていました。「半兵衛麩」の人が、モノ作りでは、技も重要だ
が、それ以上に心が重要だといってました。
 いま、お客様に喜ばれる感動のサービスといえば、六本木ミッドタウンにで
きたリッツ・カールトンが評判で、リッツ・カールトンに学べというので、リ
ッツ・カールトンのサービス絶賛本や研究本まで出ています。アマゾンで「リ
ッツ・カールトン」で検索すれば、そんな本が何冊も出ます。
 でも、そんなのに学ぶ前に、儒教と石田梅岩に学べってことですね。\(^O^)/
 実際、番組でも紹介していましたが、経営者たちが石田梅岩の思想を学ぶ会
を京都か大阪でやってました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/石田梅岩
http://www.joho-kyoto.or.jp/~retail/akinai/senjin/ishida.html
石田梅岩と石門心学

 おれの持論でもあるけど、ビジネス書に書いてあることなんて、論語や孫子
の兵法やらといった古今の名著や伝承に伝わるメタな知識など、とっくの昔に
先人がまとめたものがあるんですよね。そっちを学んだほうが本質であって応
用も利くんだけど、古臭いもの、時代に合わないものだと誤解して、安易に、
そして歪んだ解釈も多い入門書や通俗解説書、さらにはもっと出来の悪い、す
なわち四書五経みたいに何百年、何千年ももつ話じゃなくて、数年でだめにな
るようなビジネス書に飛びついちゃうんですよね。
 かくいうおれも四書五経も仏教経典も一冊も全部は読んでいません。\(^O^)/
 もっぱら通俗的解説書ばかりで。\(^O^)/
 だから、だめなんだよね。

 アメリカやイギリスの経済学者?たちのインタビューもあって、儒教の義に
よる経営を理解しないと、東アジアの経済発展は理解できない、市場原理主義
で欲望に振り回されて社会がおかしくなった欧米社会は、持続的成長を達成す
る社会にするために儒教を学べなんて論調でした。\(^O^)/
 サブプライムローン問題で市場原理主義、金融資本主義がガタガタになった
いま、ドンピシャの番組でしたが(笑)、ほんとにまあ、よくも、これだけ論調
が変わるもんだという気がします。^^;

 経済学者野口悠紀雄をはじめ、日本はもうモノづくりはやめて構造改革して
金融立国をといってたエコノミストやジャーナリストと称する人たち、なんか、
反論ないんですかね。黙りこくってるもんね。なんか、ずるいよね。
 ま、所詮はその程度の代物といえばそれまでだし、なにも孔子のような大思
想を彼らに期待しているわけじゃないけど、それにしてもなんだかなあと思う
ね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558286
マイ箸は環境保護になっているのか
の続き。

===
標題: Re: マイ箸は環境保護になっているのか
---
 知人で北海道の割り箸工場の経営者の息子がいます。今は価格面で中国に押さ
れてしまい、廃業の羽目に陥りましたが、ひと頃はその知人はブラジルに割り箸
制作の技術指導者として赴いていました。
 割り箸は山の間伐材を使いますが、こうした木々の間引きは重要で、それをマ
トモにしないと、群馬県や栃木県などの北関東一円の山林のように、上空から見
ると緑の山々も、下から見ると木々が密集しているために下生えも生えぬ緑の沙
漠となります。
 北海道では農業以外にも林業が盛んだったのですが、今は細々とした状態とな
り、国有林などを管理する営林署も次々と「合理化」のため閉鎖され、山間部の
荒廃は目を覆うばかりの状態となっています。
 特に植林が行われた人工林は、現在では惨憺たる有様で、それがもとで羆や鹿
などが里に下りてきて人的な被害が生じる、という事態に至っています。札幌市
内の住宅街に羆や鹿が出没するという所にまで至っています。住宅街ですから、
実際には猟友会なども発砲が出来ませんので、駆除も不能という事になるわけで
す。原生林ならいざ知らず、人工林の放擲は、自然災害の温床となるだけではな
く、存在していた生態系にも被害を与える事となります。

 私が子供の頃には、まだ駅のそばにある国鉄の貨物基地に丸太がうずたかく積
まれ、貨物列車が60輌以上の編成で、しかもその半数が、そうした木々を運ん
で行ったものですが、今ではそうした姿も見かけなくなりました。それに伴い、
盛業だった木工所も次々と廃業し、地場産業そのものが地盤沈下をしているとい
う状態になっています。割り箸工場の息子だけではなく、知人の中にはそうした
木工所の息子もいました。
 これらの産業が、実は山林の保全を行っていたわけでもあります。
 経済効率だけを考える事が、環境に過剰な負荷を与える。その環境負荷を軽減
すると称して、様々な環境企業が助成金などを受け取る一方で、最も環境産業の
基本である一次産業が衰退に追い込まれる。そこに長年蓄積されてきた山林の保
全のための知恵が失われる。酷いマッチポンプではあります。
---
たま@無精庵

===
標題: Re: マイ箸は環境保護になっているのか&大規模山火事森林火災
---
 森林つながりで、表面的な常識と違うんだなあと思ったことが、ほかにもあ
りました。
 日経サイエンスで、山火事の記事がありました。大規模森林火災の予測をや
る話。
 アメリカは国土も広いし、すべての山火事に対応するのは現実的には無理。
したがって、ほんとに手に負えない危なそうな山火事に発展しそうなものだけ
消しに行かないといけないんだそうです。そのために、火災が起きたときにど
う燃え広がっていくかコンピュータで予測するモデルなども作られているとい
うことでした。
 その中で、森林火災の専門家がいってるのがちょっと一般の人が思う常識と
違うなと。
 それは、ある程度の山火事は放置して燃やすべし、燃やさないとかえって森
に燃料として可燃物がたまってしまい、あるときに手に負えないような大火災
になるということ。
 ところがアメリカでも、どんな山火事でもすぐ消化せよというのが政治の方
針らしくて、それを変更しないと大規模火災を防げないという話でした。火災
を放置なんていうと、無責任だと追求されそうで、選挙が近い政治家は怖がる
し(笑)、政治的に人気がないのでなかなか方針転換が難しいようです。

 探したら、ありました。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0711/200711_072.html
森林火災を予測する
 要約にも、
「火事によって堆積物が一掃されれば広範囲にわたって蓄積した可燃物がなく
なるので,消火活動が不可能となるような,極めて大規模で強力な山火事はか
えって起こりにくくなる」
「森林火災は生態系を正常に保つ上でも重要だ」
という話もありますね。
 この号のあとで、アメリカ西海岸の大規模森林火災があったので、とうとう、
そうなったかと思いました。

中村(show)


===
標題: Re: マイ箸は環境保護になっているのか
---
> 割り箸は山の間伐材を使いますが、こうした木々の間引きは重要で、それを
>マトモにしないと、群馬県や栃木県などの北関東一円の山林のように、上空
>から見ると緑の山々も、下から見ると木々が密集しているために下生えも生
>えぬ緑の沙漠となります。

 山ってちゃんと伐採や下刈りなんかして手入れしないと駄目になって
しまうね。そういうことを知らない人が、十派一絡げで伐採は自然破壊
だの何だのと叫ぶからなぁ。キノコ類だって山の手入れをしないまま放
置しておくとすぐに生えなくなることが沢山ある。ギフチョウも人の手
が入っているような所でないと生息できず絶滅してしまう。自然とろく
に接することなく、端折られた本やテレビの世界から得た知識から計算
の世界だけで完結させようとすると現実とのギャップが大きく生じるだ。

                              穂高

===
標題: Re: マイ箸は環境保護になっているのか
---
山林を私有するということは、それだけの責任と費用が
必要だということが理解されていない。一部の都道府県
では森林環境税なるものを徴収し始めているが、私有財
産に税金を投入するのはごくまれな場合にしか許されな
いと思うのだが。

匿名希望

乳の詫び状(2008/01/13)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ラグビー東芝、マクラウド選手、ホルテン選手を見た\(^O^)/
---
 今日、京王線の電車で、ラグビー東芝ブレイブルーパスの大黒柱であるマク
ラウド選手、ホルテン選手(コーチ兼任)を見ました。明大前から府中まで同じ
車両でした。
 一瞬、握手したいなと思いましたが、畏れ多いので我慢しました。^^;
 ホルテン選手は大きい感じがしたけど、マクラウド選手は思ったより大きい
感じがしなかった。マクラウド選手の声はけっこう低い声ですね。
 ともかく、日本一3連覇や3冠の立役者のお二人と10分程度の時間ながら
同じ空気を吸えたのですごくうれしかったです。
 マクラウド選手とホルテン選手のプロフィールは
http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/member/center.htm#01
http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/member/staff.htm#02
をどうぞ。
 村田選手や松田選手や大野選手を府中駅で見たときのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/02/22/263793
東芝府中、早稲田を激粉砕!
に書いてます。
 3冠達成のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/02/26/269708
東芝府中、3冠達成!\(^O^)/
http://www.rugby-japan.jp/national/japan/2006/id2285.html
日本選手権決勝 会見リポート(東芝府中6-6 NEC)
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: マイ箸は環境保護になっているのか
---
 最近、割り箸をやめようと、自分の箸を持ち歩くマイ箸が森林保護、ひいて
は地球環境保護になるというので、また流行っているそうだ。
 「また」と書いたのは、15年ほど前にもブームがあったから。
 当時、久米宏がやっていたテレ朝のニュースステーションに女性が出てきて、
マイ箸を持ち歩く話をしていて、久米さんもそうだそうだという感じだった。
 ところが、これ、まったく森林保護に役立たないどころか森林保護を阻害す
る行動だという反論が大きくなって、すぐしぼんだ。
 この辺に、後の所沢ダイオキン大誤報につながる素地があったんだろうね。

 なぜ、マイ箸が森林保護につながらないかというと、当時、割り箸は森林を
保護するためにやる間伐で出た間伐材、いわばゴミを有効利用したエコなサイ
クルだったから。マイ箸運動はそのサイクルを壊すことになるから。伐採され
る木の多くは建設用に使われていて、割り箸に回る量なんて大した割合じゃな
いという話もあった。
 この辺の話、マスコミで反論が出てくる前に、おれは古瀬幸広君から聞いた。
彼は当時、ワープロの評論家だったし、ムックも編集していたが、その後、大
学の先生になったという話も聞いていたけど。いま、どうしているんだろう。
 あ、あった。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~furuse/profile.html
古瀬幸広のプロフィール
をみると、会社の社長をやってますね。
http://www.my-cosmos.jp/mypage/weblog/portal
My Cosmos
なんてのも運営しているのか。ブログは、
http://www.my-cosmos.jp/mypage/weblog/blog/1
にあるね。もう10年以上会って話をしてないなあ。会いたいなあ。
 ま、それはともかく、彼は吉野杉で有名な奈良県の吉野の出身なので、森の
ことは詳しくて、それでマイ箸ブームはおかしいといってすぐ前述のようなこ
とをいっていた。

 今回のブームはどうなんだろう。あれから条件が変わって、マイ箸がほんと
に森林保護になっているんだろうかと思っていたら、テレビ東京系の情報番組
「トコトンハテナ」で先週やってくれた。
http://www.tv-tokyo.co.jp/tokoton/backnumber.html
にある「平成20年1月6日放送分「割りばしは今どうなっているの?」」ですね。
 いまは中国産が90%以上で日本産はほんのわずか。吉野の割り箸業者も多
くがコスト競争に負けて廃業したんだって。ウェブには出てないけど、その中
国産の割り箸、中国が切り倒している森林の0.何パーセントという説明があった。
だから、割り箸をやめても、中国の森林が救えるわけじゃない。ほとんどは建
設やらの産業用途で切られているわけです。
 番組では、それでも割り箸3膳でA4用紙1枚に再生できるので、無駄遣い
はやめましょうという感じで終わったけどね。
 ことほど左様に、環境問題って表面的な話じゃないから難しいよね。
 おれなんか、地球の気候変動が本格的になってくるなら、身近なところから
エコなんて、ふにゃふにゃなやり方じゃ、とてもじゃないが生き残るのは無理
だと思ってるけどね。
 持続可能な成長の社会って実現可能なのかな。生活レベルを大幅に落とすし
かなさそうに思うんだけど。でも、みんな、生活レベルを落としたくないでし
ょ。
 でもでも、このままじゃ、原油高に象徴されるエネルギー争奪戦、食料・水
争奪戦に日本は徐々に負けていくから、生活レベルが落ちるからバッチグー
(死語)か。\(^O^)/
 で、もって、温暖化で北の国が暖かくなるから、北欧に移住すればバッチグ
ーか。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる
---
 もう先週号か先々週号になる週刊東洋経済は、格差なき経済成長は可能であ
る。それを実現している北欧を取材した特集「「北欧」はここまでやる」だっ
た。
 目次は、
http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2008/0112/index.html
週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる

 変われば変わるもんだね。つい、この前、小さな政府、市場原理主義、格差
があっても努力した人が報われて上位が引っ張る国にするといって、小泉・竹
中改革を国民の多くが支持していたし、経済雑誌も煽ってたのにね。
 おれは構造改革派のほうに分類されそうなんだけど、一番最近では、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/30/1474274
「つっこみ力」「スピー力(すぴーりょく)」
に書いたように、ああいう改革やそれを支持する国民ってなんだろうねと思う
ね。
 それにしてもこのブレ方はなんだ。また、一方の極に突っ走って、挙句、ま
たUターンか。やあっちふらふらこっちふらふらの教育論議や自分探しの連中
と一緒だね。今、置かれた状況で踏ん張って戦う以外に自分なんて出来てこな
いのに、どこかに自分の理想が落ちているか売ってるかみたいに思ってるのか
な。

 北欧各国の規模は人口やGDPなど、日本よりずっと小さいので参考にならな
いという意見には、北欧各国がいろんな政策的実験を繰り返すのが可能なのは、
国の規模が小さくて小回りがきくということだから、だからこそ、日本は道州
制に移行すべきという話になっていた。

 では、日本が北欧的な高い税金の高福祉高負担社会になっていい方向に向く
といえば、とてもそうは思えない。
 本特集に示唆的なランキングがあった。
 民主主義の高度化を示すランキングとして、「公的部分の不正・腐敗が最も
少ない」国のランキングでは、1位デンマーク、2位フィンランド、4位スウ
ェーデン、9位ノルウェーで、日本は17位。
 個人的になかなか衝撃的だったのが、「報道の自由が守られている」国のラ
ンキングでは、1位ノルウェー、5位にフィンランドとスウェーデン、8位に
デンマークで、日本はなんと37位。\(^O^)/ アメリカもベスト10には
名前がない。^^;
 つまり、厚生労働省、社会保険庁、国土交通省、農林水産省なんかの不祥事
が続出するような官僚と政治家がいる国、報道タブーが多くて、真実を報道で
きないような日本みたいな国で、大きな政府をやると腐敗がひどくなるだけっ
てことね。
 要は政官業マスコミの癒着を徹底解体して透明性を高めないと、税金なんか
そんな連中に預けられないし、満足度が高い高福祉高負担社会になれないって
ことね。
 特殊法人改革や特別会計改革も、簡単に官僚とそれとつるんだ政治家(最近
だと町村官房長官だね)に骨抜きにされる国じゃ、とても無理だね。^^;

 ほかにも興味深い話がごろごろしていて、政策実験国家群の面目躍如。
 ノルウェーは、上場企業の役員は、女性の比率4割以上を強制とか、育児休
暇も男性が取らないといけない率が決まっているとか(北欧は手厚い社会保障
と男女平等制度で女性の社会進出は日本よりはるかに多い)。
 スウェーデンでは新車には酒気帯び検査装置義務付け。
 末期ガンになった親しい人を看取る「親しい人を看取る休暇」。
 ストックホルム市の市会議員101人のうち、100%の給与をもらってい
るフルタイム政治家はわずかに8人。議員の大半は無給。\(^O^)/

 我々の業界に関係あるところでは、世界最大の携帯電話メーカー、ノキアは
ポリシーが立派ね。そのポリシーに則って、高コストであってもモノ作りは国
内でやってるのね。研究開発は完全に国内だし、工場はフィンランド国内にも
多いのね。その代わり、人材は世界各国からかき集めている。
 水平分業がいいんだという話が出回っているが、ノキアの内製率は75%。
 成功したときは、垂直統合のほうが利益を丸ごと享受できるから、いいんだ
よね。ノウハウ、付加価値が外に流れないしね。
 この前、書いた? Googleはモバイルに進出するのにネットワークをもって
いる会社と提携するか買収するかと思ったら、自分らでやるといって周波数オ
ークションに何兆円かしらんけど、大金を突っ込む腹ですよね。うまくいけば、
自分で全部コントロールできて丸儲けだから。
 電子・電気系で韓国に追い上げられた要因の1つに、日本の大メーカーの技
術者が、会社に内緒で週末だけ高い金をもらって韓国に飛んで韓国メーカーを
指導していたという話もあるしね。それを売国奴というのは簡単だけど、安い
給料でこき使ってきた報いだよ。韓国メーカーが提示する金なんかはした金だ
と思える給料を日本メーカーが技術者に払ってたら、ノウハウや技術の流出は
ずいぶん少なかったんじゃないか。
 AppleはiPodの成功で水平分業だから成功したみたいな話があるけど、ノウ
ハウや技術流出にはすごい神経使ってるし、コアの部分は当然内製だよ。要は
垂直統合と水平分業のミックスのバランスですよね。


===
標題: Re: 週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる
---
> 電子・電気系で韓国に追い上げられた要因の1つに、日本の大メーカーの技
>術者が、会社に内緒で週末だけ高い金をもらって韓国に飛んで韓国メーカーを
>指導していたという話もあるしね。それを売国奴というのは簡単だけど、安い
>給料でこき使ってきた報いだよ。

 それがわかってもきっと学習しないよ。上層部は下の者が日頃何を
思って何を言っているかなんて殆ど知ることないし、下も上に本音な
んてまず言わないし言えないもんね。姑息な手段で残業代を払わない、
給料上げない、こき使う、あげく首をちらつかせて萎縮させるなんて
のが蔓延っている。「下手なこと言わないようにしよう、黙っていよ
う」という風潮の出来上がり。ダイナミズムも失われ、ひたすら首に
ならないよう余計なことはせずマンネリズムに陥り、愛社精神なんぞ
持っていない人なんてゴマンといるのが当たり前だよ。

                             穂高

===
標題: Re: 週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる
---
 北欧モデルでは、社会保障が充実しているので、中高年でもクビになるのが
怖くない。
 失業中もお金はちゃんともらえるし、別分野に就職するためのスキルアップ
の費用も国が面倒をみてくれる。
 したがって労働力の流動性が高く、産業構造の変化に対応しやすい。
 ってな話。
 ただ、愛社精神はあまりないかも。転職しやすいから。
 それと手厚い社会保障にただ乗りしたがる奴、働かなくても食えるから働か
ない奴が出るという弊害はある。
 とはいえ、ダイナミズムは日本社会よりあるかもね。
 道州制でもっと小さな国のようになれば、国民がぼーっとしていればすぐ破
綻するので、必死になっていいかもね。なんだかんだいって、日本は平和だし
安全だしそこそこ食えてるしで、危機感は乏しい気はしますね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/01/12)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: セキュリティネタ
---
 リアルの新型インフルエンザも超怖いけど、ネット上の攻撃もどんどん進化
していますね。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071225/290187/
中国・ロシアのハッカー最新事情
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070705/276804/
MPack:大量ハッキング・ツールの変わった例
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070806/279176/
SEO対策を逆手に,ボットがターゲットを自動検出
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071225/290213/
Webメール狙うサイド・ジャッキング

 Web2.0はセキュリティ的には非常に危ないことがわかるし、攻撃者にとって
Googleが実に便利な代物であることもわかりますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: NHKの新型インフルエンザ特集
---
 今日と明日の夜、NHKは、新型インフルエンザ特集をやりますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/16/2515937
母四十九日。ちょー寒い。大丈夫か鳥インフルエンザ
で、心配を書いたけど、つい、数日前、中国は人から人へ鳥インフルエンザが
感染したことを発表しましたね。
 いよいよ来たかという感じ。パンデミック(感染爆発)は間近じゃないでしょ
うか。
 日本は、ガイドラインやらは作ってるけど、具体的な行動はまだまだなんで
すってね。ワクチンの製造・備蓄、医師の確保、対処法の広報・訓練やらも含
めて。
 マジ、大丈夫なのか。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080112.html
シリーズ 最強ウイルス
第1夜 ドラマ 感染爆発〜パンデミック・フルー
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080113.html
シリーズ 最強ウイルス
第2夜 調査報告 新型インフルエンザの恐怖

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 今度は、Adobintel?
---
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080109/290669/
【CES2008】「Adobe AIRでOSを問わない開発が実現する」と「Intel」のCEOが
宣言
によると、IntelはAdobe AIRを強力にプッシュしたそうですね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/09/2552512
布留川英一著「Adobe AIRプログラミングガイド」
で、AIRだといった途端に、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/10/2554830
はじめてのJavaFX その2
で、やっぱAIRよりJavaFXにしようとかいったけど、やっぱ、AIRか。^^;
 廃れて久しいWintel(ウィンテル)の次は、Abobintel(アドビンテル)になる
のか。\(^O^)/
 それとも、Inteladobe(インテラドビ)か。\(^O^)/

 Vistaが全然ダメで、
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20364549,00.htm
インテルCEO、Vistaについて不機嫌にノーコメント
という状況では、Adobeとくっつきたくもなるんでしょうね。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/28/2533081
洋書Lua本あれこれ
の続き。

===
標題: Re: 洋書Lua本あれこれ
---
Nakamura Shouzaburou さんは書きました:
> をみると、日本語への翻訳が進んでいるのは、「Lua 5.1 Reference Manual」
> じゃなくて「Programming in Lua」の方なんですね。「Lua 5.1 Reference 
> Manual」の方かと思っていました。

Programming in Lua は洋書では既に2nd Editionになってて、1st Edition
はオンラインで読めます。
Editionの違いは、言語のバージョン。
・1st Edition -- 5.0ベース
・2nd Edition -- 5.1ベース
許諾が出るのは1st Editionとのことなので、ちょっと残念な感じです。

--
dogatana

===
標題: Re: 洋書Lua本あれこれ
---
 なるほど、1つ前のバージョンは無料でいいけど、最新版は有料ということ
ですね。
 妥当な線だと思います。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/27/2531916
上野豊著「入門Luaプログラミング」
の続き。

===
標題: Re: 上野豊著「入門Luaプログラミング」
---
Nakamura Shouzaburou さんは書きました:
> http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797342722/showshotcorne-22/
> 上野豊著「入門Luaプログラミング」
> が、出荷されてますね。

正月休みでざっと読みました。
関数が複数の値を返せたりするところが面白いですね。
x, y = y, x
で値を交換できたりするし。

テキスト処理には結構使えそうに思います。
あと、ビット演算がうまく扱えると、個人的には嬉しいんですが。

今、仕事でJavaScriptを使うことになってRhino本を読み始めてますが、
LuaとJavaScript、よく似てると思います。

> http://shop.sbcr.jp/bm_detail.asp?sku=4797342727
> にありましたが、個人的に興味があるのは、やはり第3部
> ■第3部 Luaをカスタマイズ 
> 第9章 Luaを拡張してみる 
> 第10章 Luaのモダンな機能 
> 第11章 C言語との連携 
> 第12章 Luaの組込み
> でしょうかね。

このあたり、この本だけで使いこなすのは難しそうです。

--
dogatana

===
標題: Re: 上野豊著「入門Luaプログラミング」
---
 おれの場合、よく似てていてちょっと違うと混乱しちゃいます。
 Lispくらい全然違うと頭が切り替わりますが。
 あ、でも、Common LispとSchemeで混乱する罠。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/04/2545095
Re: サンクコスト効果
のさらに続き。

===
標題: Re: サンクコスト効果
---
トップだけが理解していても、なんとかなるわけではない
のだな。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20071221/143788/?P=1

もっとも、彼のやり方で必ず成功するかと問われれば、
それは私にはわかりません。

--
つばめどん

===
標題: Re: サンクコスト効果
---
 読みました。
 農水省の捨て台詞、「覚えていろよ」。
 これ、農水省に限らず霞ヶ関の役所はどこもこうなんでしょうね。
 ヤクザ顔負けであり、国のガンですね。^^;
 いや、ヤクザより質が悪いよね。ヤクザは自分たちが非合法であることを自
覚した上で、世の中の歪を利用するけど、官僚は政治家とつるんで、法律や条
令を作って、自分たちを合法化するからね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/01/11)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 渡辺明「頭脳勝負」
---
 竜王4連覇祝いで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063927/showshotcorne-22/
渡辺明著「頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)」
を買ってきた。
 非常によい。将棋ファンはもとより、将棋を知らない人にこそ読んでもらい
たいし、読めば将棋の魅力がよくわかる。
 将棋の楽しみ方には、将棋が弱くても(おれのこと、おれのこと)、プロの将
棋を鑑賞するという楽しみもある。そのために、これくらいは知っておくとい
いという話をいろいろとしてある。付録には全く将棋を知らない人向けに、将
棋のルール解説もある。
 さらに、将棋界の制度や、いくらどうやって稼いでいるかというお金の話も
出てくるし、改善していかないといけないさまざま問題についても提言してい
る。
 囲碁界に比べて、将棋界は国際性が乏しいのと、女性の地位が低いせいもあ
って、いろいろ遅れてますよ。
 若くても、超一流の人は、やっぱり、ちゃんとしっかりしてますね。考え方
や言動が本筋だもの。だから、将棋界の大タイトル竜王を名乗れるまでになれ
たんだろうし、また、竜王という地位がますます彼を磨いているのがわかる。
 棋士の生活や勝負での駆け引きの部分も面白いしね。
 特に第4章「激闘」は棋譜も出し、心理を詳しく描写している。
 歴史的激闘となった佐藤棋聖との2006年第19期竜王戦。渡辺竜王としては
最強の挑戦者を相手にする防衛戦。その第3局の解説は、極限状況に追い込ま
れてからの勝負の話だから、すごい迫力。
 そして、2007年の棋聖戦第4局、佐藤棋聖が指した驚愕の5四歩からの話は
特に「すごいなあ、この世界」と思いました。

 おまけとして、趣向を凝らした詰将棋が4つ、最後の最後にあります。いず
れも3手詰めなんですが、おれ、これ、解くのに15分もかかった。しかも、
1つは不正解(泣)。\(^O^)/
 やっぱ、鑑賞に回ることにします。\(^O^)/

 閑話休題。この本のオビに、ウェブ進化論の梅田望夫が推薦の言葉を寄せて
います。梅田望夫は羽生さんとも親交があるし、将棋は強いんでしょうか。ア
マ何段くらいなんだろう。
 これまで何度か指摘したように(上部の検索窓で梅田望夫で検索すれば出て
きます)、彼が書いたもの、発言は、中身は浅くて狭くて薄っぺらなもので、
とても読みが入っているとは思えないけど、将棋のときは読みがいいんでしょ
うか。

乳の詫び状(2008/01/10)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: はじめてのJavaFX その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/18/1858453
はじめてのJavaFX
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777513076/showshotcorne-22/
清水美樹著「はじめてのJavaFX―最新スクリトプト言語の基礎を徹底解説!」
を買って読んでみました。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/09/2552512
布留川英一著「Adobe AIRプログラミングガイド」
で、Adobe AIRのことを書いたけど、ほかにMSのSilverlight, GoogleのGoolge
 Gearの名前を出していながら、JavaFXを書いてなかった。^^;
 AIRは、IDEはEclipseなんですよ、プラグインがあるのが。
 おれ、Eclipse、なんか、イマイチ、フィーリングが合わない。
 それまでBorland JBuilderを使っていたけど、Borlandが開発ツール部隊は
CodeGear社にしちゃったし、先行きがどうなのかなと思っていて、Eclipseも
3年ほど前?から眺めてたけど、実際に仕事では使ってなかった。

http://www.codegear.com/jp/products/jbuilder
CodeGear(以前の扱いはBorland)のJBuilder

 NetBeansも少しは眺めていたんだけど、まだJBuilderから乗り換えるほどじ
ゃないかなと思っていた。それが、NetBeans 5.0くらいから、これはいけそう
かなと思い出して、NetBeans 5.5で本格的に新しい仕事に使い出した。
 ってなわけで、NetBeansで開発ができるRIAがいいわけです。

http://ja.netbeans.org/
NetBeans

 で、調べたら、ころっと忘れていたJavaFXを再発見したと(爆笑)。
 そうそう、JavaFX Scriptのほうが宣言的な記述で、AIRのActionScriptより
本来のおれの好みなんだよ。やっぱ、AIRやめてJavaFXにしよう。\(^O^)/
 JavaFXの安心感は、Javaの安心感があるから。膨大なJavaのクラスライブラ
リは、けっこうこなれているし、それをJavaFXから使えるし。まあ、Flashを
操作するライブラリは標準ではないみたいけど、探すか買うかすればあるだろ
うし。^^;

 JavaFXについては、何より
https://openjfx.dev.java.net/ja/
に行ってください。

 「初めてのJavaFX」の目次は、
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1307-9
をどうぞ。
 読んでみて、けっこう早い時期に出したのに、意外と記述は丁寧だと思いま
した。
 きっと、著者の清水美樹さんは自分で引っかかったところを丁寧にメモして
いたんでしょうね。
 ;(セミコロン)をつける、つけないは、たしかに悩ましいね。
 それと、配列が面白いね。構文がほとんどSQLですよ。\(^O^)/
 select ... from ... where ...なんてのがある。\(^O^)/

 洋書だと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590599454/showshotcorne-22/
James L. Weaver著「JavaFX Script: Dynamic Java Scripting for Rich 
Internet/Client-Side Applications」
がありますね。でも、200ページだもんね。「はじめてのJavaFX」は300ページ
以上あるし、前述のように早めに出した割りに丁寧な感じがするから、洋書よ
りいいかもね。

 「JavaFX Script: Dynamic Java Scripting for Rich Internet/Client-
Side Applications」のレビューは、
http://java.sun.com/developer/Books/javafx/weaver/
にありますね。

 少しだけ関連するけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590598814/showshotcorne-22/
Ola Bini著「Practical JRuby on Rails Web 2.0 Projects: Bringing Ruby 
on Rails to the Java Platform 」
なる本がありますね。これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
と同じシリーズです。
 Java + Ruby = JRubyに、Ruby on Railsという流行をてんこ盛りして、
Practicalシリーズだから、きっと、売れているんでしょうね。
 APressのサイトに行くと、似たようなのがいろいろあって、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590595807/showshotcorne-22/
Jonas Jacobi, John R. Fallows著「Pro JSF and Ajax: Building Rich 
Internet Components」
というのもありますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/07/2549390
理系搾取使い捨て社会、日本
の続き。

====
標題: Re: 理系搾取使い捨て社会、日本
---
 官僚は自分を「最高の知性」だと思っているから、自分が理解できぬ事をやる
人を妬み、嫉妬から不作為の妨害をするわけです。ドリームチームを作るための
予算なんぞも真っ当に配分しないし、人的な交流も「何をしているか理解でき
ぬ」ために積極的な支援をするとは言えない。
 本来なら再生医療ビジネスとして、日本の基幹産業となりうる可能性があるの
に、そうした事すら理解しない。1兆円レベルの投資を国家規模で行うことで、
実は大きな産業化の目が出てくるのに、そうした産業が育つという想像力も構想
も無い。その割に官僚の保身のために存在する独立行政法人なんぞの改革には消
極的なわけ。
 だから官僚の言いなり政治家の典型とも思える我が国の現首相は、特に何もし
ないわけです。科学的素養が皆無の政治家の想像力も越えた話だから。
----
たま@無精庵

===
標題: Re: 理系搾取使い捨て社会、日本
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/07/2549390
理系搾取使い捨て社会、日本
にコメントがついていました。
http://rentaiblog.rikoukei.com/
理系の連帯ブログ
を拝見しました。
 理系の深刻なネタいっぱいですね。^^;
 それにしても、rikoukei.comというのは、すごいなあ。こういうの取れたん
ですね。日本語ドメインで、理工系.comも取ってらっしゃるのかな。\(^O^)/
 そこからリンクされている
http://take4-photograph.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_6567.html
アメリカの理系は好待遇
は、ほんとそうなんでしょうね。

中村(show)

===
標題: Re: 理系搾取使い捨て社会、日本
---
 何年か前に高校生だった娘と話していたら「理系だと将来不利じゃない?」
と聞かれたことがある。当時、理数科に行っていて理系が好きだったけど、
文系に進んだ方が後々有利じゃないかという気持ちを抱いていたようで。高
校生でもそう思うんだよね。

 "お勉強ができるただの馬鹿"の官僚が多すぎるし、当然採用する奴自体に
も問題がある。机上だけですべてを見通せる天才だとでも思ってんじゃない
のかな。行政が○○コンサルタントなどのでっち上げデータを鵜呑みにして、
箱物を作って結果的に莫大な借財を作るようなことばかりしてる。勉強がで
きる人なんて世間には一杯いるけど、天才は官僚や閣僚になんぞまずならん
だろ。仮に天才が官僚の中にいても能力を発揮できるような所じゃないだろ
うし。
 JR東海がリニアで自主建設に踏み切るのは正解だと思う。財力があるなら
国にあーだのこーだの言われて時間を費やすより自前でやった方がいい。国
なんか待ってたら宝の持ち腐れになるもんね。
 先進国なんて言いながら、官僚閣僚の頭の中は貪欲までに自分の腹を満た
すことばかりを考えて原始を彷徨ってるだけで進化しない。光ファイバーの
二の舞を何度踏めば気が済むのかねい。

                                穂高

乳の詫び状(2008/01/09)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 布留川英一著「Adobe AIRプログラミングガイド」
---
  Rich Internet Applications (RIAs)といわれるリッチなクライアント技術
として、AdobeのAIR, MSのSilverlight, GoogleのGoolge Gearが注目を集めて
いるが、やはり、AIRが一番ウケそうな感じ。
 なんといっても、Flashの大成功が大きい。Flashのアニメーションはネット
にあふれかえっており、You Tubeのニコニコ動画もFlashビデオだし、ネット
上はFlashだらけ。
 それだけFlashのノウハウが全世界的に蓄積されているのを踏み台にして、
AIRは離陸しようとしているわけだから。
 そんな、AIRの解説書が出ていた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839926077/showshotcorne-22/
布留川英一著「Adobe AIRプログラミングガイド」
である。
 ざっと見て、日本語で書かれたものとしては現時点でベストだね。
 構成は最初のガイド本としてはオーソドックス。AIRとは何か、その意義や
らの説明があり、AIRプログラミングに必要なものの入手とインストールの話
があり、APIやらパターン化された各種仕様の解説が羅列してあるというもの。
 それでも、最後には、AIRでゲームやツールを作るという実例まで、もちろ
ん、ソースコード付きで解説してある。

http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-2607-6/978-4-8399-2607-6.shtml
には目次がありますね。

 ほかにAIR本としては、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150322/showshotcorne-22/
アスキー書籍編集部編「Adobe AIR完全解説 (アスキームック)」
もあったが、これは、内容がというより、まず、物理的に薄っぺらい。ざっと
見たが、完全解説には程遠いのではないか。「Adobe AIRプログラミングガイ
ド」が440ページなのに、「Adobe AIR完全解説」はたったの152ページ。^^;
 同じ趣向のムックとして、MSのSilverlightのものがあった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150330/showshotcorne-22/
アスキー書籍編集部編著, NRIネットワークコミュニケーションズ株式会社/松
岡清一監修「Microsoft Silverlight完全解説 (アスキームック)」
 ただ、これは、ビニール包装になっていて中身が見られなかった。
 懐かしのビニ本かっつーの。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777513343/showshotcorne-22/
AIRプログラミング入門
というのも、これから出るみたいだが、果たしてどんなものか。

 本家www.amazon.comで「Adobe AIR」で検索したら、すでにAIR本が10冊くら
いあるね。
 AIRのコードネームだったApolloの名前で出ている本もありますね。
 あ、ほとんど出版予定で、まだ出てないものばっかりですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0596515197/showshotcorne-22/
Mike Chambers, Daniel Dura, Kevin Hoyt著「Adobe Integrated Runtime, 
(AIR) for Javascript Developers: Pocket Reference」
と
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0596513917/showshotcorne-22/
Mike Chambers, Robert L. Dixon, Jeff Swartz著「Apollo for Adobe Flex 
Developers: Pocket Guide (Pocket Guide)」
だけじゃん、もう出てるの。
 この2冊、Mike Chambersが親玉で、似たようなものを2冊さっと作った感
じですね。両方ともポケットガイドだもんね。
 ほかの本格的ものは、これからなんだね。
 出版予定順に並べてみると(なお、日本のアマゾンと本家のamazonでは予定
が違うことがありますが、とりあえず、日本のアマゾンのデータで)。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0470229047/showshotcorne-22/
Rich Tretola著「Beginning AIR: Building Applications for the Adobe 
Integrated Runtime」
は、出版予定が2008年2月。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321524616/showshotcorne-22/
Larry Ullman著「Adobe AIR: Visual Quickpro Guide」
は、出版予定が2008年3月。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0470170212/showshotcorne-22/
Charles Freedman, Keith Peters, Clint Modien, Ben Lucyk, Ryan Manning
著
「Professional AIR」
は、出版予定が2008年4月。
 なお、日本のアマゾンのデータでは、書名が「Professional Apollo」とな
っているが、表紙のイメージは、「Professional AIR」ですね。^^;

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0470182075/showshotcorne-22/
Marc Luchner, Todd A. Anderson, Matthew Wright著「Adobe Apollo Instant
 Results」
は、出版予定が2008年4月。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1933988487/showshotcorne-22/
Joseph Lott, Kathryn Rotondo, Samuel Ahn, Ashley Atkins, Designstudio 
Press著「Adobe Air in Action」
は、出版予定が2008年4月。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590599373/showshotcorne-22/
Zach Stepek著「Foundation AIR: Creating Desktop Applications With the 
Adobe Integrated Runtime」
は、出版予定が2008年5月。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0672329719/showshotcorne-22/
Stacy Tyler Young著「Adobe Integrated Runtime (AIR) Programming 
Unleashed」
は、出版予定が2008年5月。

 日本のアマゾンには、
http://www.amazon.com/Breaking-Out-Web-Browser-Adobe/dp/0321503562/
ref=pd_bbs_sr_8?ie=UTF8&s=books&qid=1199801562&sr=8-8
がないですね。^^;

 何にせよ、5月とかいったら、まだだいぶ先だね。仕事に間に合わん。\(^O^)/
 「Adobe AIRプログラミングガイド」でざっくりつかんで、仕事かな。^^;

 あ、そうそう、本家のamazon.comで、「Adobe AIR」で検索したとき気づい
たが、
http://www.amazon.com/Adobe-Mobile-Evaporative-Cooler-ADO-MMF36/
dp/B000V6GCAA/ref=sr_1_15?ie=UTF8&s=hi&qid=1199833639&sr=8-15
のように、Adobe Air Coolerという、クーラーのシリーズがあるんですね。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: iPhoneは、未熟な傑作マシン
---
 iPhoneは、まだまだだめなようですね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070706/276901/?P=3&ST=keitai
“未熟な傑作マシン”だった「iPhone」,使ってみて初めて分かった実像
をどうぞ。

 おれは、iPhoneにすごく期待していたけど、iPod touchを実際に触って、こ
れはおれにはだめと思った。大きすぎる、重すぎる。体質に合わない。\(^O^)/
 この辺は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/17/2516522
iPodよりウォークマン
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/17/2516525
Advanced/W-ZERO3[es](アドエス) 
に書いた。
 それで、それ以来、iPhoneもだめだろうと思うことにしたが、実際の使用感
でも、ぱっとしないようですね。

 信じられないのが、

--- ここから ---
 ようやく発売後4日目の7月2日になって,「バッテリー交換プログラム」が
発表された。それによると2年の保障期間が終わった後のバッテリー交換は79
ドル+送料の費用がかかり,3営業日を要するという。iPodならまだしも,必
需品となった携帯電話の電池交換のためにメーカーへの製品送付を要求するの
は少々いただけない。
--- ここまで ---

 日本では、少々いただけないどころか、論外でしょう。
 いかにも、ダメなAppleそのものですね。こういうところは全然直ってない
ですね。
 こんな状態が続くなら、iPodブームもそろそろ終わって、またAppleは倒産
の危機に突入かもね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: DTM Magazine
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ZJ1ZBO/showshotcorne-22/
DTM-MAGAZINE2008年01月号
を買ってくださった人がいて、思い出した。
 ボーカロイド初音ミクの大ブームで、DTM Magazineも大ブレークなのね。
 初音ミクの増刊
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000YKXQTI/showshotcorne-22/
DTM MAGAZINE 増刊 CV (キャラクターボーカル) 01 初音ミク 2008年 01月号
が、レコード屋、CD屋、楽器屋じゃなくて、府中の啓文堂という中規模の普
通の本屋でもどどーんといいところに平積みになっていた。ところで、いまど
きレコード屋という言い方はもうしない?^^;
 今月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010YS7BE/showshotcorne-22/
DTM-MAGAZINE2008年02月号
は、リズムの打ち込みが特集だったから、ざっと眺めたけど、さっぱりわから
ん。\(^O^)/

 あ、eMacさん、ぼくがDTMに興味を持ち始めたということで、初音ミクネタ
の記事があれば知らせてくださっていますが、ぼくは、初音ミクをはじめボー
カロイドには全然興味がないんです。
 生演奏とMIDIとの融合で自分で1曲演奏するほうに興味がありますので。
 ということで、初音ミクネタの通知は不要ですので、すみません。

 それから、DTM Magazineは、てっきり、インプレスが出しているかと思った
ら違うのね。
 この出版社、寺島情報企画となってるけど、IDGと関係あるのかなあ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: コピーフリーの地デジ受信機「フリーオ」の続報
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/20/2520955
コピーフリーの地デジ受信機「フリーオ」
の続報。
 つばめどんが、上記で書いていたように、JASRACとかひどいよね。
 あの辺の著作権がらみの団体は、文部科学省の天下り先で腐った役人や政治
家の使い放題の財布だもんね。
 作家もミュージシャンもいいようにカモられているんでしょう。

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/17/77907
音楽を食い物にする腐れジャスラック(JASRAC) 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/18/79313
Re: 音楽を食い物にする腐れジャスラック(JASRAC) 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/22/82716
JASRACネタの続き

===
標題: Re: コピーフリーの地デジ受信機「フリーオ」の続報
---
この話題、相当気になるんでしょうね。今日、うちにもものすごい
アクセスがありました。名だたる企業から、よく知らない企業まで、
もちろん大学からも。

--
つばめどん

乳の詫び状(2008/01/08)

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ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 全国高校ラグビー、東福岡が悲願の初優勝\(^O^)/
---
 東福岡が悲願の初優勝ですね。
 ノーシードからベスト4に入った長崎北陽台は、ぼく、ほんのちょっぴり縁
があるんです。
 優勝候補の常連、伏見工には通用しませんでしたが、よくベスト4になった
と思います。褒め称えたい健闘でした。

 その伏見工を東福岡が破りました。
 東福岡はこれまでもいいときはいいけど、負けるときは粘りがないというか
淡白な気がしていたんですが、今回は、伏見工の猛攻を耐えて耐えて耐えてし
のぎ切りました。

http://www.sanspo.com/rugby/top/rg200801/rg2008010800.html
天国の戦友と掴んだ初V!東福岡“4度目の正直”で悲願達成
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080107/oth0801072023014-n1.htm
【人】初優勝した東福岡高校ラグビー部監督、谷崎重幸さん
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080107/oth0801072037015-n1.htm
一丸で危機乗り越え栄冠 高校ラグビー優勝の東福岡
を読むと、大会直前にメンバーの広木淳さん(3年)が踏み切り事故で亡くなっ
てるんですね。
 小倉北区大門のJR日豊線踏切は知ってるけど、ラグビー部の練習は福岡じ
ゃなくて小倉でやってたんでしょうかね。

乳の詫び状(2008/01/07)

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ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 理系搾取使い捨て社会、日本
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/03/2542866
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス
で書いた、日本という理系搾取使い捨て社会の続き。
 そこでは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010VFVZC/showshotcorne-22/
日経サイエンス2008年2月号
の塩谷喜雄の連載「いまどき科学世評」は、「何をいまさら子どもの理系離れ」
を紹介したが、今回は、同じ号の編集後記「セミコロン」で琢磨さんが書いた
ものを引用。
--- ここから ---
 いささか古い話ですが、ヒトゲノム解読終了を宣言したのは、当時の米クリ
ントン大統領と英ブレア首相でした。最近では、中国の月探査機「嫦娥1号」
が撮影した月面写真を温家宝主将が自ら公表しました。iPS細胞とそれに似た
細胞を作ったウィスコンシン大学の成果についてもブッシュ大統領はコメント
を発表。
 「かぐや」はもっと鮮明な月の写真を撮ったのに! iPS細胞は日本発なの
に! うちの首相はなぜ何も言わないのだろう!
--- ここまで ---

 ほんとですよね。

 そういう首相、
 そういう首相を選ぶそういう政治家、
 そういう首相を選ぶそういう政治家を選ぶ国民、
 そういう首相を選ぶそういう政治家を操るそういう官僚、
 そういう首相を選ぶそういう政治家を操るそういう官僚の責任を追及しない
そういう国民、
 そういう首相を選ぶそういう政治家を選ぶ国民と、そういう首相を選ぶそう
いう政治家を操るそういう官僚の責任を追及しないそういう国民を都合よく培
養するそういう社会、

ということですね。

 ところで、iPS細胞の今後について、この細胞を作った京都大学再生医科学
研究所の山中伸弥教授は、ドリームチームを作ってやらないとだめになってし
まう、それくらい競争が激しいと言ってますね。いわば、サッカーや野球みた
いに、組織を超えてスーパー研究者を集めて日本代表を作らないとだめだそう
です。
 それとiPS細胞については、期待が先行しすぎているという懸念もいろいろ
出てますね。ほんとに実用化するには、安全性やらやることはいっぱいあるわ
けで、そのためにもドリームチームがほしいということでしょうね。
 アメリカでは、今後10年間でカリフォルニア州が3000億円、マサチュ
ーセッツ州が1200億円という具合に、1000億円単位で資金を集中投入
するのに、日本は来年度22億円、その後5年間で100億円単位ですね。こ
れで勝負しろというのが無茶でしょう。
 勝負どころは一気に勝負をかけないとだめなのに、勝負どころを知らない、
機敏に動けない、責任を追及されたくないから決断できないバカ文系が牛耳る
理系搾取使い捨て日本社会の弊害でしょう。

参考:
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/education/113271/
iPS細胞でコンソーシアムを 山中・京大教授
http://mainichi.jp/select/science/news/20071226k0000m040139000c.html
iPS細胞:京都でシンポ 山中教授が研究者の団結訴え

 理系白書の単行本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062117118/showshotcorne-22/
毎日新聞社科学環境部「理系白書 この国を静かに支える人たち」
 文庫本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062754355/showshotcorne-22/
毎日新聞社科学環境部「理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫)」
ですが、もう1つある文庫本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062759268/showshotcorne-22/
毎日新聞科学環境部「「理系」という生き方―理系白書2 (講談社文庫 ま 56-
2)」
は、単行本を上下にわけた下巻?それとも続編として別物なんでしょうか。
 あ、講談社で、
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2759268
をみると、文庫オリジナルですね。
 理系白書に関連して、これをまとめたリーダーの元村有希子のエッセイ集
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/462031837X/showshotcorne-22/
元村有希子著「理系思考」
は、アマゾンの素人評では酷評されていますね。^^;
 目次をみると、それなり面白そうにみえますが。。。
 それより、すごそうな本だなと思ったのが、関連して出てくる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334034233/showshotcorne-22/
水月昭道著「高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 
(光文社新書)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334034195/showshotcorne-22/
石渡嶺司著「最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文
社新書 318)」

 光文社新書のタイトルは、強烈、斬新でインパクトの強いものが多いですね。^^;
 「最高学府はバカだらけ」より「「フリーター生産工場」としての大学院」
のほうがインパクトはありますね。

===
標題: Re: 理系搾取使い捨て社会、日本
---
 官僚は自分を「最高の知性」だと思っているから、自分が理解できぬ事をやる
人を妬み、嫉妬から不作為の妨害をするわけです。ドリームチームを作るための
予算なんぞも真っ当に配分しないし、人的な交流も「何をしているか理解でき
ぬ」ために積極的な支援をするとは言えない。
 本来なら再生医療ビジネスとして、日本の基幹産業となりうる可能性があるの
に、そうした事すら理解しない。1兆円レベルの投資を国家規模で行うことで、
実は大きな産業化の目が出てくるのに、そうした産業が育つという想像力も構想
も無い。その割に官僚の保身のために存在する独立行政法人なんぞの改革には消
極的なわけ。
 だから官僚の言いなり政治家の典型とも思える我が国の現首相は、特に何もし
ないわけです。科学的素養が皆無の政治家の想像力も越えた話だから。
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たま@無精庵

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 漫画ミュージアム、関門タコ、伊勢丹撤退、スターフライヤー
---
 北九州ネタです。
 漫画ミュージアムが、小倉のチャチャタウンにできるそうです。詳しくは、
http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2008010401000360.html
北九州に漫画ミュージアム 09年度オープン目指す
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/culture/20071212/20071212_001.shtml
(仮称)漫画ミュージアム、基本コンセプト検討委が報告書 北九州市

 畑中純「まんだら屋の良太」は、初めて北九州弁を全面に出した漫画だと思いますね。

http://www.asahi.com/food/news/TKY200712130155.html
すし職人、すし屋をやめて「関門タコ」バーガー店
 関門タコは、前に帰ったときも門司港でも一生懸命アピールしていました。

http://kanmontuusin.morrie.biz/item/867
小倉伊勢丹が撤退 井筒屋が手中に収める

 伊勢丹の撤退はどうでもいいけど(笑)、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/10/1901921
喜久屋書店
で紹介した喜久屋書店は、撤退しないでほしいですね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/27/381918
スタフラ、いいわあ
で紹介したスターフライヤーはどうなるんでしょうか。
http://kanmontuusin.morrie.biz/item/866
スターフライヤーが第15次増資 全日空出資

 スターフライヤーといえば、大学同期の兵頭君からメールが来ていた。もう
去年のクリスマスイブだけど。^^;
--- ここから ---
中村さま

ホットコーナーに何も書かないけど、もしかしてこのニュース知らない?

http://www.asahi.com/life/update/1218/SEB200712180015.html
飛行中も携帯通話OK スターフライヤー、09年春にも

スターフライヤーなんかどうせ利用しないから関係ないけど...
(北九州空港から前原まで帰るのは大変だった)
--- ここまで ---

 飛行中、携帯電話も使えるし、ひょっとしてインターネットも使えるように
なるかもしれないのですね。
 親が両方死んじゃって見舞いにも行く必要がなくなったので、そう頻繁には
北九州に戻らないかもしれませんが。

乳の詫び状(2008/01/06)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: さよなら、さっちゃん。ほんとに、ありがとう
---
 最初に就職した管理工学研究所でお世話になった山田幸子さん(現在の姓は
柳平さん)が、2008の元旦にお亡くなりになりました。56歳(満55歳)です。
 昨日の朝聞きましたが、ショックで、もう、全然、やる気、生きる気、なく
なりましたね。何をやっても、紙を食ってるような虚しさ。

 さっちゃんは、明るくて楽しくて優しい女性でした。
 佐賀出身のさっちゃんは、就職で九州から上京したばかり、右も左もわから
ぬぼくの面倒をあれこれ見てくださいました。
 もう25年前ですね。4月1日の最初の正式出社日。午前9時に管理工学研
究所の西麻布分室があった西麻布のTSハウスに行ったら、あなた。1階の玄
関が閉まったまま。
 新入社員のぼくは、まだ鍵も持ってない。
 あれ? 日付を間違えたかと思って、呆然としていたら、さっちゃんが
「あらー、新入社員の中村さん? ごめーん。遅れて、すみませーん」
などと言いつつやってきて、玄関を開けてくれた。
 ぼくもさっちゃんも8Fに席があり、二人で8Fに上がったが、以後、誰も
出社して来ない。\(^O^)/
 とんでもないところに就職したなあと思いつつ、さっちゃんと雑談などもし
ながら時間をつぶしていたら、お昼ごろになってどやどや人がやって来た。
 聞くところによると、スキーに行っていて最後は会社で解散ということで、
会社へのおみやげやら置いたら、「お疲れー」などと言って、みんな、帰っち
ゃった。\(^O^)/
 以後、また、8Fは二人きり。
 ほんとに、とんでもないところに就職したなあと思いました。\(^O^)/
 以後、管理工学研究所のしきたり?などは、さっちゃんがいろいろと折りに
触れて教えてくださいました。

 そうそう、ちょうど4月1日の雑談のときかな。京王線聖蹟桜ヶ丘駅直結か
つ下の階がショッピングセンターになっているスクエアというマンションの売
り出し折り込み広告があって、ぼくは特急で隣の府中に住んでいたので、さっ
ちゃんが、
「ねえ、正ちゃん、正ちゃん。正ちゃん、このマンション、買えばいいのに」
など言って、
「そんな金ないよ」
などと答えた記憶がある。
 あ、そうじゃねえや。結婚するまでの1年弱、中野弥生町にいたんだもん。
きっと、府中に引っ越してからの会話だな。どっちにしろ、聖蹟桜ヶ丘のスク
エアはもう25年近く経つのね。

 あと、忘れようとしても思い出せない(Copyright (c) 鳳啓介)のが、麻布十
番商店街へのお使い。
 管理工学研究所では、おやつの買出しは新入社員の役目だった。西麻布から
麻布十番の商店街に買出しに行くのだ。
 目当ては、いまや超有名になって簡単に買えなくなった浪花屋の鯛焼きと、
豆源の揚げおかき(調べたら塩味は、塩おかきだね。もっぱら買っていたのは、
塩おかきのほうです。いまでは豆源もあちこちに出店しているが、当時は麻布
十番の本店しかなかったと思う。何より、その場で揚げたアツアツのおかきを
買えるのは、いまでも本店しかない)。
 西麻布から麻布十番商店街への道も店も知らないから、おれにとっては幼児
の初めてのお使いと一緒。\(^O^)/
 さっちゃんはおれにお金を渡すだけじゃなくて、簡単な地図やメモも書いて
くれて、それを頼りに、てくてく歩いて買いに行ったんだよね。
 そしたら、浪花屋も豆源も休み。\(^O^)/
 携帯電話などない時代だから、さっちゃんに電話して代わりに何か買って帰
るかどうか聞けるわけじゃないし、浪花屋や豆源だけではなく、商店街全体が
定休日模様。\(^O^)/
 日付は覚えてないけれど、曜日はいまでも覚えている。火曜日だったんだよ。
 おれ、出かける前に、さっちゃんに確認したんだよ。
「まさか、定休日ってことはないよね」
「ないない。大丈夫よ、正ちゃん。男ならドーンと行け」
 それで行ったら、休みだもんね。\(^O^)/

 初めて麻布十番商店街に来て、何も買って帰らないのはくやしいから、定休
日でシャッターを下ろした商店の前にあった露店で売っていた、プラスチック
製のハンマーで、頭の部分がジャバラになっていて叩くとピコピコ鳴るものを
買って帰った。
 あれ以来しばらく、仕事で行き詰ると、アイデアが出ないかなと思って、ピ
コピコ、自分の頭叩いていたもんね。

 おやつを買えずに帰ってきて、さっちゃんに
「さっちゃんの嘘つき。休みだったよ」
と文句を言ったら、さっちゃん、あわてず、騒がず、
「えーっ、そうだった? ごめーん、正ちゃん。ごめんねー、悪かったわね。
でも、まあ、そういうこともあるわよ。男がそんなことイチイチ気にしてたら、
大成しないよー。男ならドーンと構えてろって」\(^O^)/

 ぼくが管理工学研究所を辞めてからは、1度か2度スキーか何かの集まりで
お会いしたかどうかくらいで、すっかり疎遠になってしまったが、いま、思い
出しても、さすが、さっちゃんだなあと思う。
 佐賀のがばいばあちゃんと同じタイプだったのかも。

 そんなこんなも、もう、すべていい思い出。
 もう、二度と作れない思い出。
 あの頃、さっちゃんの明るさ、元気にどれほど救われ、励まされたことか。
 さっちゃん、ありがとう。
 ほんとにありがとうございました。
 ほんとくやしいよ。ほんとさびしいよ。
 闘病生活も長かったと聞いた。ぼくは一度もお見舞いに行かずじまい。ごめ
んね、さっちゃん。
 今回、通夜、告別式も欠席させてもらった。
 亡くなったと聞いたとき、なんか訳がわからなくなってもう行こうという気
がなくなっちゃった。なにより、さっちゃんの死に顔なんか見たくない。もう、
あの頃のままでいてほしい。
 ごめんね、さっちゃん。許してね。
 さよなら、さっちゃん。
 どうか、安らかに。

乳の詫び状(2008/01/04)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: スペースワールド
---
 北九州市のスペースワールドで年末ジェットコースターの事故が起きたわけで
すが、ビックリしたのは北九州市のこの施設、運営している株式会社スペース
ワールドは何と北海道の会社のグループ会社なんですね。加森観光。
 スペースワールドのサイトの一番下にある「加森観光リゾートネットワーク情
報」という箇所をクリックすると、一気に九州から北海道へリンクが飛びます。
いつ傘下に収めたのだろう。
---
たま@無精庵

===
標題: Re: スペースワールド
---
http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/525239/2005%C7%AF%A4%CE%B7%D0%BA%D1/detail.html?mode=3
2005年の経済
をみると、2005年4月に営業譲渡していますね。
 ちょうどライブドア騒動のころ。そして、AdobeがMacromediaを買収するの
を発表した直後ですね。

 ところで、2chの
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1079968814/301-400
【道州制】新しい東九州・山口を考える【新機軸】
で、
--- ここから ---
304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/15(金) 23:32:17 ID:tZhH8jFs
別府と北九州はなにかと縁が多いがまたしても一つ。
スペースワールドが杉乃井ホテルと同じ加森観光傘下へ。
スペースワールドで遊んで杉乃井ホテルで温泉にどうぞという旅行プランが増
えるね。早く東九州道ができないと困るなあ。
--- ここまで ---
というのが引っかかったが、もっとすごいのがいろいろあるね。
--- ここから ---
335 :☆愛郷無罪☆堅パン長門探題 ◆AIKYOUsaGM :2005/06/12(日) 20:59:
13 ID:???
「福岡県」による「北九州市発展妨害工作」 
1.河合塾、代々木ゼミナール北九州進出設置免許不交付工作、裁判沙汰まで
に発展
2.テレビ東京系列本県進出に北九州市が本局設置を希望、福岡政財界・県が
グルになり結局北九州は副スタジオ扱い 
3.JR九州、門司から強制的に福岡に本社移転、移転しないという「永山裁
定」を無視して行政の横暴が顕著に 
4.新北九州空港滑走路3000mから2500mに縮小、県は浮いた予算で
「新福岡空港調査費」にまわす 
5.そして今回「県による北九州市と苅田町合併妨害工作」、中間市との合併
時も県が難色「政令市の肥大化はいかがなものか?」 

336 :☆愛郷無罪☆堅パン長門探題 ◆AIKYOUsaGM :2005/06/12(日) 23:55:
31 ID:???
北九州都市高速4号線の内部留保で建設を進めた福岡都市高速 
にもかかわらず県道路公社は北九州の都市高速の路線延長を「拒否」 
北九州市は独自に「北九州市道路公社」を立ち上げ 
北九州からの恩を忘れ福岡ばかりに都市高速の肩入れを続ける福岡県は逝って
よし 

337 :☆愛郷無罪☆堅パン長門探題 ◆AIKYOUsaGM :2005/06/13(月) 00:24:
09 ID:???
「トヨタエンジン工場」は福岡県政にとって「失政」 
本当は麻生渡は「福岡市周辺に誘致したかった」しかしトヨタ側は「工業都市
として実績のない福岡市近郊よりものづくりのノウハウが豊富で人材も優秀な
北九州市周辺で」と言い出した。 
しかし絶対に「北九州市内に誘致させてなるものか」と精一杯妥協した結果が
苅田町だった。
だがまだ「北九州市とのせめぎ合い」は終わっていない。
そして北九州市との合併で「福岡県の誘致したトヨタからの税収」が盗られる
のを防ぐため急ごしらえで「京都トンネル貫通」「JR苅田駅建て替え」を進
めた。これで「失政からの挽回」はできたものと自負している麻生渡だった。

338 :☆愛郷無罪☆堅パン長門探題 ◆AIKYOUsaGM :2005/06/13(月) 00:28:
40 ID:???
そして「北九州市周辺で」自動車産業が集積していますとは言わずに「北部九
州にて…」と福岡市も含むニュアンスで世間に伝える糞在福マスコミと県広報
部

いちお福岡市にも恩恵があったものも… 
「たった年二万台の自動車輸出拠点」 
「たった従業員二人のドイツ自動車デザイン設計会社の事務所」だったかw
--- ここまで ---

 すごいな、これ。\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
 他の部分も読むと、いろいろ面白い。ま、北九州・山口の人しか実感のない
話が多いとは思うが。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/27/2531909
サンクコスト効果
の続き。

標題: Re: サンクコスト効果
---
読まずにコメントするのも卑怯なので、買ってからコメント。
と思ったら、先々週号だから、普通の本屋にはもう売ってない
のね。年末に入手して、読んでから、コメントしたいと思いま
す。三省堂の本店は過去5週分は在庫があるはずだから。
大学生のころは東洋経済派だったんだけど、併読期を挟んで、
すっかりダイヤモンド派になっちゃったものなあ。立ち読みし
ようにも本屋がない。スーパーの雑誌コーナーには東洋経済は
おいてないものなあ。ダイヤモンドもないけど。

--
つばめどん

===
標題: Re: サンクコスト効果
---
買うだけは買った。読むのはこれから。
よほど評判がよかったのか、ここで宣伝した効果が
あったのか、過去5週在庫店でもこの号だけが売り切
れ続出。まあ、手に入れましたけどね。

--
つばめどん

===
標題: Re: サンクコスト効果
---
読みました読みました。いわゆる「コンコルドの誤謬」というヤツですね。
経済学とは、人間は儲かると思う方法を選択するという、ある意味ではわか
りやすい学問なわけです。
これまでにいくら投資をしたかを投資判断の材料としてはいけない、という
のがコンコルドの誤謬(サンクコスト効果)でありますから、周波数帯取得
のために要した費用の大きさを今後の設備投資の判断材料としてはいけない
のです。利益を過大に見積もって周波数帯を購入してしまったことが判明し
たとしても、その金額を回収できるかどうかではなく、今後追加投資を行っ
た場合にその投資を上回る収入が確保できるかどうかで現時点の追加投資は
判断されるべきである、ということです。スイミングクラブの例、革靴の例
は誤った判断をしてしまった例であり、携帯電話の例は(現時点における)
正しい判断をした例ということでしかありません。
競争的な通常の市場において、過大な投資をしたからといって、それを料金
に転嫁することはできません。非合理的な価格決定がなされる場合、たとえ
ば談合が行われれば話は別ですが、それは競争的な市場とは呼びません。市
場においては、価格は限界費用(生産量をわずかだけ増加させたときに増加
する費用)と限界収益(生産量をわずかだけ増加させたときに増加する利益)
が一致するところに落ち着くことになりますから、それでもサービスをする
かどうかはそれぞれの携帯電話会社の判断になります。
今回の記事において、サンクコスト効果は非合理的な経済判断の例として出
されているわけであり、携帯電話の例はあまり適切ではないように思われま
す。おそらく、携帯電話の周波数オークションにおいて、入札して周波数を
押さえてサービスを開始しないということは前提条件として許されていない
はずであり、参入するつもりがないなら入札しなければいいだけのことでし
かありません。入札した企業がサービスを維持できず左前になってしまった
ら、その企業は倒産するなり買収されるなりするだけのことです。周波数
オークションは市場の競争を活性化させる点においても有用であり、どこか
の国のように恣意的に無償で配分されるのは特定の企業に補助金を出してい
るようなものでしかないと思います。
今回の記事は、サンクコスト効果とはどのようなもので、コンコルドや公共
事業を例として出せば十分。余計な例を出して読者を混乱させただけのこと
ではないのだろうかと感じました。私が編集者なら、真ん中をばさっと切り
落として2段の記事にします。

※お前のような素人に批判される覚えはないと友野さんも編集者も言いたい
かもしれませんが。

--
つばめどん

===
標題: Re: サンクコスト効果
---
 つばめどん。わざわざあちこち出向いてバックナンバーを探して購入してま
でコメントしてくださってありがとうございます。
 ブログの
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/27/2531909
サンクコスト効果
のほうでも、hamanakoさんから同様のコメントがついていました。hamanakoさ
ん、ありがとう。
 やっぱ、だめじゃん、あの解説。
 これだから、日本の経済学者のいうこと、信用できないんだよ。\(^O^)/
 おれみたいに、経済学素人で、独学でスティグリッツの教科書読んだりして
いるようなレベルだと、ああいうのがあると、がくっと来るんだよね。
 やっぱ、藪下が雑だったのと同様に友野も雑だってことね。おれの学生のレ
ポートだったら、大減点。\(^O^)/
 というか、理系だったら、どの先生からでも怒られると思うよ。
 昔、パソコン雑誌の編集レベルやライターのレベルがすごく低くて、田中亘
や山田祥平を代表格として、ウソばっかり書いてたから、けっこう問題視して
あれこれ書いたけど、実は経済雑誌の編集レベルや書いてる連中のレベルもあ
んまり高いということ?
 それでいい?\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: サンクコスト効果
---
学問でメシを食っているはずの大学教授に喧嘩を売るつもり
はありませんが、原稿を書いたり、テレビに出たりするぐら
いなら、読者層・視聴者層にレベルをあわせた解説を書く能
力は必要だろうなあと。しかも、今回は「経済学」を謳った
特集なわけでしょ。「発掘!あるある大辞典」みたいに最新
の学説を噛みくだいたような謳い文句で、実は嘘八百、じゃ
あ困るわけです。
公共事業が途中で止められない理由はほかにもあって、事業
を行うことよりも税金で投資を行うこと自体が目的となって
いる事業が存在するとか、政治家や高級官僚が公共事業を私
物化していることがある(最近だと防衛省とかね)とか、理
論ですべてが説明できるわけではないと思うわけです。市場
とは完全競争・完全情報が大前提として理論が組み立てられ
ているわけですが、そのような理想的な市場だけが現実では
ないことは説明するまでもないことでしょう。
理論ですべて説明できるのであれば、サブプライムローン問
題なんて起きなかったと思うわけです。

--
つばめどん

乳の詫び状(2008/01/03)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス
---
 偶然見つけましたが、これはかなりのもんではないでしょうか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490401300X/showshotcorne-22/
Tim Bell/Ian H.Witten/Mike Fellows著, Matt Powellイラスト, 正田良、鎌
田敏之、紅林秀治訳、兼宗進監訳「コンピュータを使わない情報教育 アンプ
ラグドコンピュータサイエンス」

 音楽では、エリック・プラクトンが、アンプラグドでブームを起こしました
が、コンピュータサイエンスでも、アンプラグドブームになっているんでしょ
うか。全然無知で知りませんでした。

 内容紹介は、出版社のイーテキスト研究所のウェブ
http://www.etext.jp/unplugged.html
にあります。
 この内容、すごいですよ。内容的には軽く大学教養部くらいはありますね。
情報工学やコンピュータサイエンスを専攻する学生の入門としても、非常に優
れているようにみえますね。実際に本を手に取ったわけじゃないので、直感で
すが。
 探索、整列はおろか有限オートマトンとかもやるんだもんね。それもコンピ
ュータを使わずに手や体を動かして学ぶんだもんね。
 やっぱり、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/22/151472
Lisp特別イベントその2
で書いた「Lisp猿」の世界をやるべきですね。\(^O^)/

 こういうのが、本来、ゆとり教育が目指していたものじゃないでしょうかね。
読売の辛坊さんなんか、ズームインでゆとり教育が悪いと強調していたように、
いま、ゆとり教育が学力低下の悪者になってるけど、また受験向け知識偏重詰
め込みに戻るなら、意味ないと思うんだけどね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/16/1188058
図工とゆとり教育と社会の残酷さの話
で書いたような親なら、どうしようもないと思うよ。

 OECDの学力調査で日本の順位が下がったといって騒いでいるけど、NHKの教
育テレビか放送大学でやってたけど、OECDの調査って、知識偏重の詰め込みじ
ゃ、点が取れないんだってね。基礎的部分の深い理解とその応用力をみるんだ
そうです。
 ゆとり教育は、対応できる教師がいなくて、教師の質が悪かったという話も
あるけど、OECDの調査で好成績のフィンランドは、生徒一人当たりの教師の数
が日本より圧倒的に多いそうですね。量がないと質も保てないということでし
ょうかね。

 関連して調べてみたら、
GEMS(Great Explorations in Math and Science)というのがあって、
http://www.jeef.or.jp/GEMS/gems.html
ジャパンGEMSセンター
というのがありますね。
 ここには、
http://blogs.itmedia.co.jp/projectdx/2007/10/post_0d02.html
アンプラグド〜コンピュータを使わない情報教育
からたどり着きましたが、MITのメディアラボ発案の100ドルラップトップPCで
あるOLPCや、オブジェクト指向を本格的に実装して世に広めたSmalltalkの現
代版であるSqueak(スクイーク)の話も出てますね。

 OLPCには、MS(マイクロソフト)がケチつけたりしてるんですよね。Linuxを
使うから。MSは、ほんとわかりやすい。人類が滅びようが自分がよければいい
という、京都議定書に逆らうアメリカみたいな会社です。\(^O^)/ ま、そ
れも強者の論理としては合理的ではありますけどね。

 もう1つ関連して、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010VFVZC/showshotcorne-22/
日経サイエンス2008年2月号
 塩谷喜雄の連載「いまどき科学世評」は、「何をいまさら子どもの理系離れ」
。
 これもOECDの調査における日本の学力低下を話題にしていますが、それも当
然という話。なぜなら、日本社会はバカな文系が威張って、真面目でおとなし
い理系を搾取しまくっていて、理系に進むのがバカバカしい社会になっている
から。
--- ここから ---
 科学者や技術者を軽んじ、待遇も社会的尊敬も、世界的にみれば極めて不十
分なまま、使い捨てにしてきたことの報いが、ここにきてはっきり表れてきた
というべきだろう。欧米では研究職の平均報酬は一般事務職のそれに比べて2
倍以上だが、日本は1.1倍程度でしかない。数字が明確に、科学者・技術者軽
視の社会構造を物語っている。
--- ここまで ---

 薬害エイズ事件のこと、青色発光ダイオードのことにも触れていますが、薬
害エイズの部分は引用したい。
--- ここから ---
 薬害エイズ事件では、有効な対策を講じなかった行政の不作為で罪を問われ
た官僚は、当時の厚生省の生物製剤課長ただ1人だった。直接の上司である薬
務局長も事務方の最高責任者である事務次官も、刑事責任は問われていない。
 その理由の1つが、局長も次官も官僚の区分では「事務官」で、専門知識が
なく、判断能力を持っていなかったからだとされる。ここでもまた、笑止千万
な理屈がまかり通っている。知識も能力もない人間が上司として君臨して出世
の階段を駆け足で上がる一方で、専門知識を持つ「技官」はトカゲの尻尾切り
のように責めを負わされる。奇っ怪な構図だ。薬害エイズで責任を問われた課
長は医師免許を持つ「医系技官」である。
--- ここまで ---

 こんな社会で、技術立国が滅んでいくのは当たり前ということ。そういう本
質的な問題を新聞もテレビも文部科学省も論じない。文系が牛耳っていて、自
分たちの利権、地位が危うくなるからね。
 日本みたいな資源のない国で技術がなくなり人材がいなくなると、経済的に
も下がっていくし、これからは食料や水やエネルギーも買えなくなって、あっ
という間に国民生活破綻への道でしょうね。

 ほんと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062754355/showshotcorne-22/
毎日新聞社科学環境部編「理系白書 この国を静かに支える人たち」
の世界です。
 理系は、文系、特に法学部や経済学部の連中が搾取していることに文句を言
いつつ、とっとと海外に脱出して、親兄弟も呼んで日本の崩壊を加速させるぞ
と脅さないとだめなんでしょうね。\(^O^)/

参考:
http://laptop.org/index.jp.html
One Laptop per Child, 100ドルラップトップ
http://mts-j.hiho.jp/
Squeak
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200412070167.html
日本は数学6位、読解力14位に転落 OECD学力調査
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/27276231.html
国際学力テストで日本続落、韓国との学力差はどうして生じたのか(上)
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/27353401.html
国際学力テストで日本続落、韓国との学力差はどうして生じたのか(中)
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/folder/144162.html?m=l
で一覧をとっても、まだ(下)はないですね。^^;
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/07/1379047
はやぶさ、ついに地球へ
 その他、理系白書について書いたことは、上部検索窓に「理系白書」を入れ
て検索してください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論 (ゼロから学ぶシリーズ)」
---
 竹内さん、また、書いてますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061546813/showshotcorne-22/
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論 (ゼロから学ぶシリーズ)」

 竹内本、超ひも本は、なるべく集めるようにしていますし(笑)、竹内本かつ
超ひも本だから、きっと買うんだろうけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/29/1613301
出たぁ。リサ・ランドール「ワープする宇宙」\(^O^)/
の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
が、いまのところ、とどめだと思うので、買うかどうかビミョー。
 本屋に行って内容を確かめてから。
 お年玉が空から降ってこなかったからなあ。\(^O^)/
 そういえば、昨年の正月は、母が孫たちにお年玉をやるというので、冗談で、
おれも長らくお年玉をもらってないのでほしいとねだったら、母はくれたんで
す。
 けっこう元気だったので、まさかあんなにあっさり死んでしまうとは思って
なかった。
 大人になって、母からもらった最初で最後のお年玉になりましたね。
 いまでも、袋ごと、仏壇に飾ってあります。
 おれが死んだら、三途の川の渡り賃にするので、袋ごと棺桶に入れてほしい
ですね。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/01/02)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 森村宗冬著「日本史偉人「健康長寿法」(講談社+α新書 347-1C)」
---
 まだ買ってませんが、たまたま見つけたもの。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062724367/showshotcorne-22/
森村宗冬著「日本史偉人「健康長寿法」(講談社+α新書 347-1C)」

 この目次を
http://shinshomap.info/book/4062724367.html
でみると、偉人ってけっこう長生きな人多いのね。昔の人だから、大体50歳か
60歳で死んでるようなイメージがあったけど、案外長生きですね。
 究極の「御下風」健康法 天海(百八歳)というのは、本当なんですかね。徳川
家康の相談役というか、あの天海僧正でしょう? 謎の多い人物ですよね。

 おれもあと30分で49歳、40代最後です。
 まだ人生最後の年にはなりたくないなあ。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: また、ねとった
---
jouwa/salon #14287で、大晦日
--- ここから ---
標題: ねとった
---
11時くらいからうとうとして、いま、起きた。\(^O^)/
--- ここまで ---
で、午前2時過ぎに起きたように、昨夜、毛利さんが出ていた地球気候変動の
スペシャル番組観ながら、寝てしまった。起きたら、午前1時半。\(^O^)/
 テレ朝地球危機2008なんて番組が、1/4にありますが、前からいってるよう
に、番組名からしてバカ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/01/1360323
地球温暖化。不都合な真実、バイオ燃料、海洋酸性化、植物からメタン
で書いたり、jouwa/salon #14280の
--- ここから ---
標題: >NHKスペシャル「地球大進化」
---
このシリーズというかその前作というか、20年近く前に
地球ができたときのシリーズがあって、あれも好きだった。
それまでのばらばらに知っていた事柄を一つにつなげることができて。

こんどの「地球大進化」は所どころ見ることができて、
メタンハイドライドが噴出して暑くなったとか
シベリヤあたりでマグマが大噴出して大火事になって冷えたとか
大凍結もみたかな
すごいせかいだなぁ、と 
この200年で地球を暖めすぎて人間が住めなくなったとしたって
地球にしてみれば大したことの無い変化なのだなぁ
と
癌細胞の一つは思ったのでした。

全部はみそこなったので、このあいだの中村さんの書き込みで
手近の図書館検索しまくったけどなし。
あまぞんするかなぁ

今回のシリーズでおどろいたのは、なんかいもくっついたりはなれたり
してる大陸の様子をよくいまたどれるものかと。、。。

まぁ、嘘言ったってだれもわからないけどね。 (笑)
                                             mtv
--- ここまで ---
で、mtvさんがいうように、地球の危機なんてないんだって。人類の危機と言
え。
 NHKのほうは、デュカプリオだって、我々の生命の問題だといってましたよ。
よっぽど正しい認識。

 そういえば、訂正というか、現実の動きの違いがあります。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/01/1360323
地球温暖化。不都合な真実、バイオ燃料、海洋酸性化、植物からメタン
で、
--- ここから ---
 えっ、じゃ、ブッシュ大統領が一般教書演説でエタノールにどんどんシフト
するといったけど、そんなの意味ないじゃん。やっぱ、嘘つきブッシュだなあ
と思ったが、これ、おれが浅はか。 
 地球環境産業技術研究機構(RITE)の微生物研究グループの湯川英明さんが解
説を書いてますが、トウロモロシでも、でんぷんではなくセルロースから作る
セルロースエタノールだといいそうです。そしてブッシュがいったのは、こっ
ちへのシフトだそうです。セルロースエタノールだとガソリンに比べて、CO2
の排出で9割削減できるそうです。
--- ここまで ---
と書いたが、この前、NHKのドキュメントを観てたら、現実にアメリカで起こ
っていることは、食料として重要なでんぷんをエタノールに変えることなのね。
セルロースじゃなくて。
 ファンドの投機資金ががんがん流れ込んで、すごいバイオエタノール工場が
どんどんできていて、食料としてトウモロコシを集めているところにはほとん
どトラックが来ない。でも、バイオエタノール工場にはどんどん入っていく。
もう何をやってるんだか。人類の滅亡を早めている気がしますね。
 その状況で、日本は食糧を買い負けてます。^^;
 あ、アメリカは、戦略的に、日本の滅亡を早めているのか。\(^O^)/
 いや、もう、ほんと、食料、エネルギー、水の争奪戦になってきましたね。
このまま続くと、いま原油高騰で物価が上がり始めたなんて話じゃなくなって
くるんでしょうね。

 ところで、
>今回のシリーズでおどろいたのは、なんかいもくっついたりはなれたりして
る大陸の様子をよくいまたどれるものかと。、。。

 これは、地磁気の向きとかで調べるんでしたっけ?

 毛利さんの番組、このあと、NHK BS1で22:10から再放送がありますね。
 その前の21:10から、「2500年儒教の旅」というのがありますね。これも録
画しておくか。

中村(show)

===
標題: Re: また、ねとった
---
>標題: >NHKスペシャル「地球大進化」
>---
>このシリーズというかその前作というか、20年近く前に

「地球大紀行」ですな。

つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

2008年元旦02:14に書いたもの。

===
標題: ねとった
---
11時くらいからうとうとして、いま、起きた。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: >寝盗った
---

やるなぁ とおもったら 寝とったか なんだ

紅白が始まったら寝床に潜って、2340のフィナーレのさわぎで起き出して
除夜の鐘を撞いて来ました。
大晦日は天気はよいものの冷たい風が強く、耐えがたい寒さだったのに
風が止んでおだやかでよかった。

今朝は犬におこされて、何年ぶりかで初日の出をみてきました。
                                                     mtv

===
標題: Re: >寝盗った
---
 寝てたら知らぬ間に年が明けていた。夜中に除夜の鐘ならず花火の
音がポンポンしてたけど、あれが年明けだったのかな。
 目が覚めた頃に年賀状が来た。ああ、また今年も一通も出していな
い、買ってもいない、まだ来るなぁ、どうしようなぁ、やばいなぁ、
寒中見舞いかサクラメールか暑中見舞いか残暑見舞いか来年の年賀状
で返そう、と思っては何も出さないままに一年終わるのが常。出すの
は転居があった時か。

                 おせち作ってまた腰痛 穂高

===
標題: Re: >寝盗った
---
サクラやってんの?すげえや。何歳ってことにしてるんだろう:-)

匿名希望

===
標題: Re: >寝盗った
---
>何歳ってことにしてるんだろう:-)

 今年24〜25歳くらいか。だいたいそんなもんだろ。(^o^)

                          穂高

===
標題: Re: >寝盗った
---
年齢偽装か。20か月は過ぎてるから、輸入は可能だな。

匿名希望

===
標題: 年賀状は昨年から 止め と決定したのにまだ今年も来ているなぁ
---
2年の我慢とわきまえてるので、来年がどうなるか。

サクラメールってgoogleで調べてしまった。
あのサクラかぁ。
穂高アルバイト? 一通いくらだろう。
                               mtv

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 賞味期限本
---
 宝島別冊の食品のカラクリシリーズは、5くらいまでは買って読んだかな。
でも、まだどんどん出ますね。今度は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796661158/showshotcorne-22/
食品のカラクリ9 賞味期限のヒミツ
だそうです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796660984/showshotcorne-22/
徳江千代子(監修)「賞味期限がわかる本―冷蔵庫の中の「まだ食べられる?」
を完全解決!」
のほうが、よさげな気はしますが、宝島別冊のほうが、シリーズモノの強みで
売れそうかな。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Oz/Mozart, CTMの補足
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
で書くといった補足。
 プログラミング言語Ozについては、
http://ja.wikipedia.org/wiki/Oz_(プログラミング言語)
http://en.wikipedia.org/wiki/Oz_programming_language
をどうぞ。日本語は英語の翻訳みたいですね。英語のほうがコードも少し載っ
てます。
 Ozの実装Mozartについては、これもたびたび紹介しているけど、
http://www.mozart-oz.org/
The Mozart Programming System
をどうぞ。
 CTMこと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
の補足については、今回探したら、CTMの超超超ダイジェストのような資料が
ありました。
http://www.info.ucl.ac.be/Enseignement/Cours/INGI1131/Scripts/ircamTalk2006.pdf
How to say a lot with few words
をどうぞ。
 その他CTMのことは、ウェブやブログにつけている検索窓に CTM を入れて検
索してください。

 さて、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
で書いたのは、単一化の話でしたが、ほかにも面白い機能があります。

L = [1 2 X]

と書くと、フツーのプログラミング言語だと、Xが未束縛で値が決まっていな
いと、これはエラーになります。でも、Ozではエラーではありません。
 これは、部分値というもので、Ozでは値が完全に決まってない値が扱えるよ
うになっています。
 なぜ、そんなことを許すかというと、Ozのもつ並列・並行機能と関係があり
ます。
 Erlangは並列・並行プログラミングがやりやすいように、粒度の細かい、軽
量スレッドがありますが、Ozにもあります。そしてErlangとは違って、データ
フロー変数というものによって、非常に簡単にスレッド間の同期が取れるよう
になっているのです。
 Ozの変数はデータフロー変数でもあって、この例の場合、Xがデータフロー
変数になっています。
 [1 2 X]で、Xに値が入ってないという不完全な状態が部分値ですが、他のス
レッドがXに値を入れればいいので、L = [1 2 X]をエラーにしないのです。そ
して、Xに値が入るまでこれを実行したスレッドは待ち状態になって、値が入
ったら実行を再開するということで、同期が取れるようになっています。
 たとえば、Ozの実装実行環境であるMozartで

declare L X in
thread {Delay 10000} X=99 end
{Browse start}
L = [1 2 X]
{Browse L}

とやると、Oz Browserという画面には、まず、startという文字列が表示され、
その次に、最初はLの値として、{1 2 X]が表示されます。そして、10秒後
(10000ミリ秒後)に、Lの値が[1 2 99]と変わります。
 この例では、Xに値が入るまで、メインのスレッドは待ち状態になります。
そして、thread文によって生成された別のスレッドが10秒後にX=99を実行する
と同期が取れて、待ち状態が解除されます。
 こういうことができるように、L = [1 2 X]という不完全な値(部分値)の代
入を許しているわけです。

 言語がサポートするかライブラリがいいかという話を前もしましたが、これ
も言語がサポートすることで、非常に書きやすいものになっている例です。
 関連して、プログラミング言語Dの資料に、
http://www.kmonos.net/alang/d/builtin.html
言語の機能 vs ライブラリによる実装
というのがありました。ご参考までに。

 余談。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/08/1100922
Rubyネタ
を読んでわかったことですが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/03/2470954
柏原正三著「プログラミング言語Erlang入門」その2
で、書いた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/01/389616#c693756
にある「かすた」さんのコメントへのコメントを、「Rubyネタ」でもうとっく
に書いていたんですね。^^;
 ずっと一言書いてあげないとなと思っていたから、書いてないかと思ってい
た。
 もうどんどん忘れていくね。\(^O^)/
 ま、書いたことを忘れても、まだ、書かないといけないと意識していたとい
うことは、それだけ重要だと無意識に思っていることだったんだね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
---
 Erlangのこと、あれこれやってたから、弾さんのコメントがあった。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50832431.html
そろそろerlangについて一言いっとくか
で、
--- ここから ---
変数束縛が
Variable = Value.

なのに、関数定義が
function(Aargument) -> blah, blah, blah.

てのはどうよ?
--- ここまで ---
と書いているが、弾さん、こんなのさ、どうよ?と挑発されたら、「お前がバ
カ」の一言で終わり。\(^O^)/
 = が単なる変数束縛だと思っているところが、もう、アウト!\(^O^)/
 これ、ココロは、Prologの単一化(ユニフィケーション, unification)なん
だよ。だから、関数定義とは別の記号を使っているんだと思うけどね。
 ま、個人的には同じ記号だろうが別の記号だろうが、どうでもいいことだけ
ど、変数の束縛は単一化の特殊ケースだということは、知っておいていいと思
う。
 HaskellやOCamlなどもそう思うし、Erlang, Oz/Mozart(MozartはOzの実装)
もそうだけど、Prolog以後のヨーロッパの言語って、Prolog的なものをうまく
入れてるなと思う。これらの言語にあるパターンマッチは、おれには全部
Prologの単一化の簡略版に思えるからね。

 HaskellもOCamlもErlangもそうだけど、このパターンマッチは、Prologとは
違って、片方向なんだよね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435600X/showshotcorne-22/
Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」
では、= の動作は、Prologの単一化でバックトラックがないものくらいに考え
てくれなんて脚注があるが、片方向だと、フツー、単一化とは言いがたいので、
それでパターンマッチだといってるんだろうね。言葉も一般向けだし。
 他の言語の = が片方向なのに比べ、Ozの = は双方向になっている。どうい
う意味かといえば、Ozで、X, Z, Bが宣言はされているが、未束縛だとすると、

[X 'b' Z] = ['a' B 'c']

と書いたら、Xは'a'、Zは'c'、Bは'b'になる。
 ちゃんとした単一化だから。= の左辺と右辺の両方を書き換えてマッチさせ
ようとしているわけ。Oz言語の仕様を実装したMozartでやると実際そうなる。
プログラミングスタイルとしては、推奨されないようだが。
 この辺のことは、たびたび紹介しているCTM、つまり、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
でアルゴリズムも含めて詳しく書いてある。その他ぼくが書いたCTMのことは、
ウェブやブログにつけている検索窓に CTM を入れて検索してもらえば。
 Oz/Mozart, CTMの補足については、このあと別に書く。

 で、ふと、思ったのが、いま、日本では関数型言語が注目されているなどと
いうが、最近、関数型言語に触れた人は、Prologや単一化や論理型プログラミ
ングや制約プログラミングなど、全然、知らないんじゃないかと。
 弾さんですら、あんなこと書いているくらいだし。\(^O^)/
 おれも、ほとんど知らないけどさ。\(^O^)/
 知らないけど、知ったことにして、人に薦めて焚きつけてしまうのがおれの
すごいところ。\(^O^)/
 そこで、我が情報省は、緊急アンケートをした。\(^O^)/
 関数型言語をかじった人、1000人に聞きました。
 おい、日本にかじった奴、1000人もいないと思うぞ。
 そ、そうか。^^; じゃ、100人に聞きました。あなたは、Prologや単一化や
論理型プログラミングを知っていますか?
 そしたら、あなた、100人中3.5人しか知りませんでした。\(^O^)/
 ほんとかよ、そのアンケート。
 まあ、そういうことにしないと後の話につながらないので、テキトーよ。こ
れ、広告屋やマーケ屋がやってるのと同じね。\(^O^)/
 それはいいとして、3.5人の0.5人って何だよ。
 あ、それは、答えてくれたのが、まだ、胎児だったんです。\(^O^)/
 超天才だろ、その子。国家で保護して日本の救世主にしろ。\(^O^)/

 ってなわけで、大学やらどこでもいいけど、コンピュータサイエンス、計算
機科学、情報科学、情報工学なんでもいいけど、そういうところで、まっとう
なカリキュラムを持ってるところだと、関数型を教えて論理型を教えないなん
て、おれの常識からは、考えられない。関数型言語ブームで論理型がさっぱり
忘れ去られているとすれば、バランスを欠いていると思えるのね。
 なんたって、あなた、1980年代AIブームのときは、第5世代コンピュータプ
ロジェクトもあって、日本は世界最高の論理型プログラミング王国、Prolog王
国だったんだから。それが、20年足らずでこのテイタラク。
 世界最高水準だったコンパイラ技術を捨て、プロセッサ技術を捨て、論理型
プログラミング技術を捨て、ああ、日本はどうなってしまうんだ(爆)。\(^O^)/
 大体ね、関数型を知ってて、論理型を知らないなんて、ドラエモンは知って
るのに、サザエさんを知らないみたいなもんだろ。
 ワケがわからん。
 じゃ、ポケモンは知ってるのに、ゴルゴ13を知らないみたいなもんだ。
 やっぱりわからんけど、少しはニュアンスは伝わるかな。\(^O^)/

 ヨーロッパは、Prolog的なものを以後の言語に入れているし、AIブーム時に
Lispが主流だったアメリカでもLispの中に入れている。
 FranzのAllegro Common Lispには最初から入っているね。
http://jp.franz.com/index.html
Allegro Common Lispの日本語サイト
http://www.franz.com/products/prolog/index.lhtml
Allegro Prolog

 まっとうなLisper/Schemerなら、みんなPrologをよく知ってるから、Lispで
Prologを書くのは定番化している。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/31/1082233
AIプログラミング
や、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1558601910/showshotcorne-22/
Peter Norvig著「Paradigms of Artificial Intelligence Programming: Case
 Studies in Common Lisp」 
でも、PrologをLispで書いているし(これがAllegro Prologのベース)、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/23/1337051
うぉぉ、「On Lisp」日本語版が来たぁぁ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
で、出版を喜んだ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066371/showshotcorne-22/
Paul Graham著、野田開訳「On Lisp」
でも、Prologを書いているし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/11/1107622
全文検索とSBCによるサムネイル化デモ
で一番の掘り出し物だと紹介した
--- ここから ---
 今回、一番掘り出し物だと思ったのが、神戸大学のLispマシンとPrologマシ
ンの話。 
 高水準言語マシンを知らない人は、ご一読を。 
http://www.ipsj.or.jp/katsudou/museum/paper/magazine/IPSJ-MGN430205.pdf
神戸大 LISP マシン、PROLOG マシン
--- ここまで ---
とかもあったのよね。

 なぜ欧米(日本以外では?)では、Prologや論理型プログラミングが脈々と受
け継がれているかといえば、計算モデルとして重要だし、面白いということも
あるし、制約プログラミングの話もあるし、Prologの非決定性の探索は魅力的
だし、現実の応用でも問い合わせ言語に使われたりしてきたから。
 上記の本でも、AI的な探索手法の解説で、Prolog的な探索を実装しているわ
け。前述のCTMの中でも、当然、Prologを紹介して論理型プログラミングを解
説してある。
 さっき紹介したAllegroは、RDFやオントロジーの検索にProlog的なものを使
っている。
 それくらい、この辺の話は、重要なのよ。だから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
で書いた
--- ここから ---
 AI的なプログラミング技法は、データマイニング、テキストマイニングなど
知的な検索やら、自然言語解析やら、言語、画像、音声などの各種認識やら、
いまますます重要になっていますし、今後もますます重要になります。したが
って、AI的なことを知っておくのは、これからの技術者には非常に重要なこと
だと思っています。
--- ここまで ---
というのは、ほんとの気持ち。

 今回、Prologや単一化のことを検索したら、面白いものがあった。非常にす
ばらしいと思ったので紹介する。
http://www2.biglobe.ne.jp/~optimist/computing/prolog.html
Prolog
と
http://www2.biglobe.ne.jp/~optimist/computing/unification.html
単一化(unification)
をどうぞ。ささいな間違いがあったので、作者の古田さんに連絡したら、ソッ
コーで修正してくださった。ありがとうございます。
 前者は、簡単なPrologのプログラムがブラウザから直接実行できる。なんと
JavaScriptでPrologを書いてあるのね。\(^O^)/
 後者は、単一化の解説。数学的な記述なので、受け付けない人もいるかもし
れないけれど、単一化とはどういうことかきちんと書いてある、わかりやすい
解説。さっき出てきたOzの = は、この解説でいう単一化代入。Ozの場合は、
データフロー変数や部分値があるから、もうひとひねりあるけれどね。

 Prologの入門として、今回発見したのが、
http://www.fujita.soft.iwate-pu.ac.jp/prof_dir/kure/Lecture/Prolog/
岩手県立大学の平成14年度「知能システム学」Prolog編
という講義資料。
 岩手県立大学は、できて2、3年のときにお邪魔したことがある。非常にき
れいなキャンパスだった。
 これを書いた槫松(くれまつ)先生の講義のページ
http://www.fujita.soft.iwate-pu.ac.jp/prof_dir/kure/lectures.html
をみると、過去の資料扱いになっているから、もう、直接はPrologは教えてな
いかもしれないね。でも、ちゃんと
http://www.fujita.soft.iwate-pu.ac.jp/prof_dir/kure/Lecture/Lisp/lisptop.html
に、Lispもある。
 関数型Lispと論理型Prologの両方を教えている! これがまっとうなカリキ
ュラムだよ。\(^O^)/
 いまは自然言語処理のほうの授業に力を入れているようだが、そういう方面
をやると、LispやProlog的なものはやらざるを得ないから、その過程で独習さ
せているのかもしれない。

 どんどん脱線するが、槫松先生の属する藤田ハミド先生の研究室のウェブ
http://www.fujita.soft.iwate-pu.ac.jp/index.html
をみると、「宮沢賢治プロジェクト」なるものをやってるね。さすが宮沢賢治
の地元!
 プロジェクトの目標は、「宮沢賢治自身をコンピュータ上に再現する!」
 すごーい。気宇壮大でいい。\(^O^)/
 こういうの、どんどんやってほしいね。

 地元、お膝元といえば、ヨーロッパではお膝元ということもあって、Prolog
は実用に使われているし、実装はいまでも改良されている。
 Prologの実装一覧は、
http://lang.x0.com/logic/prolog/proc.htm
Prologリンク集:処理系
がよさげ。
 その上のレベル
http://lang.x0.com/logic/index.html
論理型言語リンク集
をみると、Prolog以外にもいくつかある。Mercuryは、CTMでも出てくるが、
Goedelなんてのもあるのね。
 Prologの処理系に戻ると、日本でも、
http://www.kprolog.com/
で、K-Prologという処理系を作って売ってる
http://www.kprolog.com/KLS/
株式会社KLS研究所
という会社があるのね。
http://www.ifcomputer.com/IFProlog/home_jp.html
のほうは、日本支店か代理店っぽいけれど。
 SICStus PrologとQuintus Prologは、両方ともスウェーデンの組織が配って
るね。Erlangもスウェーデンだし、Prologの血脈だし、いま世界一のProlog王
国はスウェーデンなのだろうか。
 このリストにはないけど、Javaで書かれた
http://www.ugosweb.com/jiprolog/index.aspx
JIProlog - Java Internet Prolog
というのもある。
 これもリストにはないけど、KL1は、第五世代コンピュータプロジェクトで
作られたPrologを大幅拡張した言語。
 第五世代コンピュータプロジェクトの総括は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/10/479111
第五世代コンピュータプロジェクトは死なず!\(^O^)/
で紹介したので、暇なら読んでみて。KL1は、いま、KLICとして存在している
けれど、ICOTで開発した高水準言語マシンは、稼動するものが現存しているの
だろうか。ちゃんと文化財として保存しておいてほしいんだけどね。
 その他、第五世代コンピュータについては、
http://ja.wikipedia.org/wiki/第五世代コンピュータ
を参照。

 おれさまが2008年の最初に論理型プログラミングのことを書いたから、今年
は論理型プログラミングの当たり年になるぞ。\(^O^)/

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