きまぐれ日誌 960302



ベティーズのリエちゃんに「問題少年」という唄のリフを演奏してもらおうと思い立ち、お茶の水に楽器を買い出しへ。イシバシ楽器にて、ソプラノ・リコーダー、アルト・リコーダー、ピアニカを購入。

ついでに、いずれ自分でレコーディングをする際に欲しいなと思っているミキサーとレコーディングの仕組みを見物する。Rolandのハードディスク・レコーディング・システムが売れ線だと。定価15万円で8チャネル。あとは、ZIPディスクユニットをバンドルするパターンだ。これで20万円くらい。品薄で予約が必要とのこと。YAMAHAはまだこのようなところには参戦していないようだから、このスペックならもう少し下がりそう。今すぐは無理だが、夏、冬には買い物リストに加わることだろう。

打ち込みをやるつもりはないのだが、生の声を重ねたり、多少楽器を重ねたりなんてことをいずれはやりたい。今、Home Pageで唄の詞ができるとすぐに公開しているのだが、音にまでこれを拡げたい。その際に必要な仕組みである。

お茶の水の三省堂書店本店に出かける。私の書評の成果か?(そんなわけ絶対ないですね(^^))「変える世界」は1階の新刊コーナーをはじめ店内数フロアにて1〜2列の平積み状態。これはすごい。勢いを感じる。村井さんの本と並んでいる。

執筆、編集のプロセスをメーリング・リストとWWWで公開していた佐藤信正さん編の「インターネット伝説」(光栄)も購入してしまう。わが住みかに「インターネット」というタイトルのついた書物はますます増える。それぞれにInspireされるのでそれでいいのだ。

神保町でリエちゃんの研究のための参考文献を買い、神保町のdisk unionへ。白く白くそびえていたのは、the Velvet UndergroundのBox.CD5枚で9000円だから。買わなかったことを後悔しそうだったので購入。店でイギー・ポップの新曲がかかっていたので衝動買い衝動に拍車がかかったもの。ずいぶんときわもののデモテープのバージョンも入っているので、お買い得と思いましょう。

それから、シーサーズ。大熊亘プロデュース、木村真哉が参加。というだけで、これは買い。絶対に買い。中身がどうだろうが買い。だと思ったのですが、帰宅して聴いたら、良かった。沖縄音楽はいい。たぶん、近代化以降、日本列島において心理的に抑圧しようとしてきたビートなんだ。これは。このビートが蔓延すると、日本人は勤勉になれない。日本人は近代化できない。ということで抑圧されてきたであろうすごみのある音楽世界の扉を開いてくれる1枚だと思う。

その後、キッチン南海でカレー。さぼうるで喫茶。15年くらい前に木村真哉氏に教えてもらった飲食関係の店をリエちゃんに説明しながら回って帰宅。

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