きまぐれ日誌 960128



朝から、Pink FloydのLearning to Flyのライブ盤を聴いた。この曲のサイド・ギターのフレーズが耳から離れない。こうやって、飽きずに何十回も聴くとこの類の音が自らのなかに確立する。昔風に言えば、「血となり肉となる」プロセスなのであろう。フォークやロックの類の音楽を聴くべくして聴きはじめて、20年になる。まあ、ずっとこんな聴き方ばかりしている。昔ならレコードが擦り切れたところだろう。

午後2時に、リエちゃんといっしょに、車でベティーズの練習に出かける。大久保通りでノンベを乗せて、上北沢のStudio Keyへ。はじめての場所であったので、録音の要領がよくわからず、ミキサーなどをいじっているうちに、30分ほどかかってしまう。(いつかは、スタジオのついた家がほしい・・・しかし、都区内だと今の勤め先からもらっているお金では不十分。宝くじをあてるか、ヒット曲が生まれるか、ベストセラーを書くか・・・)

今回は、曲順を変えて2ラウンド。

早すぎた晩年
天草四郎は南の島へ
ハンカマンカ
ポケットの中は夢でいっぱい
雨の降る確率10%の都市
テーゼ
血を流さず 海を隔てず
シティ・ボーイ
とりあえず

という順番にする。

これなら、起伏もあり、MCナシでも完結しそう。

2ラウンドめで、ギターの弦が切れてしまう。当日はバックアップが必要だ。ノンベがこの間買ったグレコのレスポールを今日使ってみたが、弦高が低いので弾きやすかった。当日はそれなりに手当しないと。

理恵子さんが身体の芯が冷えてしまっていると訴えていた。そこで、練習が終わってから荻窪「湯ーとぴあ」へ。荻窪駅徒歩1分なので、ここだけが目的だったら絶対に電車で行くべきなのだ。まあ、今日は練習なので車。サウナ、薬湯、ジェット・バス。ここは、タオルもウェアも使いたい放題。2200円はちと高いが、サウナで汗を流して薬湯につかると気分は極楽。休憩できるフロアが別にある。そこで、「サイ・レボ」の続きを読みふける。

ここは久しぶりになってしまったが、この類のところに月1回くらいは足を運びたいものだ。心と身体の洗濯とはよく言ったものである。

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(960128)




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