秋の浪近づく丹波・三岳      

三岳  北側の県道から仰いだ三岳  
 
■目的地:三岳(793m)<篠山市>
■日にち:1999年10月22日(金)
■天気:曇り後晴れ
■同行者:嫁さん
■コースタイム:

  大たわ(10:25)〜石室(11:05-11:35)〜山頂(11:40)〜大たわ(12:25)

【丹波へ】 休みが取れたので夫婦で山へ。嫁さんに合わせてお手軽山歩+温泉と
いうことで、丹波・篠山の三岳と草山温泉。子供達を学校へ送り出し、家の用事が
済んだら出発。
 車の窓から見ると、猪名川界隈もなんだか山が少し色づいてきた。篠山に入ると
枝豆が売りに出ている。そうかぁ、今晩は丹波路・秋の味覚三昧もいいねと言いなが
ら火打岩へ向かう。
階段  階段の登り
【登り】 火打岩から県道を大たわへ。いつの間にか黄葉が直ぐそこまで来ている。
峠には1台駐車。駐車場から見上げる山頂方面は、黄色に変わりかけたかろうじての
緑の盛り上がり。
 登りはじめてすぐ、南の谷が覗く岩があった。ここからの景色も秋の浪を感じる。
道脇の草はあんまり繁っていないなと思っていたら、来た来た、ササが張り出している。
そしてすぐに階段の急登。蜘蛛の巣も少しあるので、先客1台の人は小金ヶ岳へ向かっ
たのかと思っていたら前方で鈴。少し年上のご夫婦が早々と下りてきた。
 そろそろか、そろそろかと思ってやっと辿り着いた東の展望岩は小金ヶ岳が絶景。
すでに背中に汗がにじむ。
北の山並み  石室から北を眺める
【眺め】 展望岩から石室へはすぐ。山頂より眺めがよい岩の上で昼食にする。静か。
南北に山が広がる。南は朝霧残る篠山盆地と北摂の山々、北に丹波の山から日本海も
見えるかという山並み。こちらの谷あいも薄白く朝靄が残っている。昼食のあと
ミカンを食べていたら、おじさんがひとり到着。あいさつして山頂に行かれた。
 また戻ってこられたので、せっかく登った三岳はここが絶好地だから、譲らないと
いけないかなと声をかけ、今度は我々が山頂へ行ってみる。
 山頂はやはり展望なし。でも一等三角点。西ヶ岳の方は展望があったろうかと少し
覗いてみたが、林の中の下りなので深追いせず引き返す。

【下り】 石室ではおじさんが何やらメモの最中。「気をつけて。」と頂いて
大たわへの径を行く。帰りの坂道から覗く小金ヶ岳が誘うようで実に良い。形といい、
色合いといい。あそこへも行ってみるかと嫁を誘うが今日はパス。ササの生い茂る道と
少し黄葉しかけの葉の雑木林。
 草山温泉は、「観音湯」が情報通り定休日。「にしき荘」に行ってみると、今大勢
入られたところなのであと30分ほどしたらゆっくりできますよ、とのこと。残念だが
子供達の帰宅までには戻りたいので、今度にする。帰り道、枝豆と松茸と栗を買い込む。
 最近の冷え込みで、山の色づきも早くなってきているように感じました。
小金ヶ岳  小金ヶ岳を眺める


  三岳ついて   

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1999.10.22. BY M.KANE