植林多いコースで鴻応山へ      

鴻応山  
牧バス停付近からの鴻応山 
■目的地:鴻応山(678.9m)<山域:北摂・大阪府豊能町・京都府亀岡市>
■2.5万図:法貴
■日にち:2001年1月15日(月)
■天気:晴れ 寒い
■同行者:嫁さん
■コースタイム:     アクセス;自宅 発(10:50)=R423=寺田 着(11:30)
  
  寺田[約435m] 発(11:40)〜林道〜峠[約550m](12:00)〜山頂(12:35-12:55)〜
  峠(13:15)〜寺田 着(13:30)

【山】 歌垣山から望んだ姿に引き寄せられてまた来てしまいました。
4年前の前回もそうでした。山頂は西側と北側が植林、その他は雑木林のため展望なし。
昨日から寒波で寒いが、嫁さんが外に行ってみたいというので比較的お手軽なところ。
それでいて、静かな山の雰囲気を満喫できそうな鴻応山に決定。

【里】 オオタカの生息が報じられた森もあり、開発の波寄る谷が続くR423を北上する。
牧バス停付近で前方に日を浴びた冬枯れの山が横たわって見える。これが鴻応山。
バス停先の信号を右折して、寺田方面へ向かう。地図の神社マークの二股に少しスペースが
あったので駐車させていただく。

【道】 身支度して目の前の神社にお参り。立派な構えもある民家の中を歩く。
谷間に広がる棚田はお休み中。静かでのんびりとした風景がいい。
林道になると植林の中となり日陰、足下は地道で霜柱をザクザクと踏んで行く。
林道  
林道 (二股の先にて)
【峠】 右手の植林越しに堰堤が見えるとすぐ二股に出会う。道なりに行くと小さな
コンクリート橋だが、ここは左に行く。橋の先では丘の上で山仕事をされていた。
前方がトンネルのように見える切り開きは張りつめた冬の空気を透いて日が差す。空は青。
再び植林の間をくねりと上ると見覚えのある峠についた。明るい。峠の左手前から
薄暗い植林の中へえぐれた道が延びているのでここを行く。

【林】 一段と暗くなり、うっすらと雪が残る。こぶを巻いてササの茂る鞍部に着く。
ここからは右手は植林だが左手が雑木林となり明るい。しばらく登れば左にピンクの
ビニル紐が括られてヤブっぽい道が水平についている。前回はここに気づかず今日も
同じようにまっすぐ行ってみた。倒木があって道がえぐられ途切れる。山側に回って
さらにいくと雪が多くなりヤブっぽい。日陰の寒そうな道なのでさっきの紐の道へ
引き返す。紐の道は水平に続くかと思っていたが、すぐに右折し葉の落ちた明るい
雑木林の斜面を上っている。枯葉が折り重なる急登は滑って登りにくい。
山頂  
三角点に日が差す
【頂】 青空の下、枝を伸ばす木々。愛宕山や亀岡の街が見えてきた。
いい感じの雑木林から短い尾根を歩くと快適。右にヒノキ植林が出てきたなと
思って尾根をひと登り、あっけなく山頂に着いてしまった。
南側の雑木林が少し切り払ってあり、麓が見え隠れする。魔法瓶のお湯でうどんを作るが、
少し芯が固かった。野鳥の声が響く。コゲラが飛んできてしきりに枝をつついていた。
お湯を沸かして紅茶をとバーナーも持ってきていたが、寒いし枯葉ばかりなのでパス。
南西にも明瞭な道が伸びている。また今度行ってみよう。

【枝】 雑木林に名残を惜しみつつ下りる。ポンポン山方面が枝越しに並んでいる。
途中右手(南)へ明瞭な分かれ道あり。紐の道への急坂では葉っぱで滑ってしまった。
林道は嫁さんと子育ての話しなぞしながらぶらりと歩く。ふたり、里の風景にほっとして
帰路に就く。妙見山の野間峠はまだ雪が残っていた。

  鴻応山ついて   

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2001.01.22. BY M.KANE