東洋工業の3輪トラックの歴史を締め括ったTシリーズは、国産オート3輪の最終進化形として市場で絶大な支持を集め、業界では超・メジャーな存在でありますが、一般にはマイナーな商用車カテゴリーに属するものであり、しかも、その登場がおよそ半世紀も前の事となると、現代に残されている製品情報は驚くほど少なく、旧車誌等に記された関連史実もごくごく限られたものとなります。
 このことが、私のTシリーズ研究を非常に取り組み甲斐のある(?)ものにしているわけですが、その過程では、極めて難解な問題にぶち当たったり、ときに驚愕のレア情報に行き当たったりと、波乱に満ちた活動を強いられています(笑)。

 ここでは、現在までの私の研究過程でハマり込んだ「ちょっと深い」領域について、一部(いや、大半?)に私個人の推測を交えながら紹介します。


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